超能力者の狩られる世界で

葉月

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【超能力】
常識ではありえない力、科学では説明できない力のことを指す。能力とも呼ばれることもあるが、一般的な能力(身体能力など)と混同されることがあるので、基本的には超能力と呼ばれる。

【超能力者】
超能力を持つ人を指す。1人1つしか持てないとされている。
先天的にも後天的にもなることがある。能力者なると遺伝子検査で分かるが、例外もある(沙月がその例外)。例外があることは知られていない。
少し略して能力者とも呼ばれる。
紅の月の影響で超能力者=犯罪者というイメージがついた。そのため、差別の対象であり、無条件で絶対悪となっている。超能力者は人として扱われない。就職や就学などには大抵、能力者ではないことを検査をして証明する必要がある。

【群青隊】
紅の月と捕獲部隊の中立的な立ち位置にある。超能力者でも無能力者でも入ることができる。
紅の月によるテロや犯罪の防止や被害の削減、捕獲部隊による超能力者の捕獲を阻止し、超能力者を保護するなどの活動を行う。
保護した能力者は群青隊に入ることができるが、拒否した場合は超能力者が暮らしている異空間で暮らすのが基本的である。これは超能力者を捕獲部隊から守るという目的と超能力者による犯罪から人々を守るため。群青隊の同行があれば外に出ることも可能。異空間での生活は人の感じ方にもよるが、一般人からすれば快適。
犯罪などを行なっていない場合、拒否すれば外で普通の生活を送ることができる。
3つの組織では最も新しくでき、最も人数が少なく、最も知名度が低い。約2年前にでき、隊員は約200人。
群青隊の存在はその活動や世間の目を考えて、おおやけにはされていない。

【紅の月】
超能力者だけで構成された犯罪集団。ただ犯罪をしたいだけの人、居場所が無くて所属する人、目的があって所属している人と様々である。
様々な考察ができるが、今のところ紅の月が作られた明確な理由は不明。
3つの組織の中では最も古い。いつ作られたかは不明だが、テロなどの活動を始めたのは約5年前からだとされている。
所属している人数も推測はできるが、幅が大きいため詳しくは不明。

【捕獲部隊】
表向きの名称は超能力者対策部隊。
国際軍の中の1つの部隊だが、その中でも世界中から精鋭中の精鋭が集められている。最近では部隊員を育成するための学校もある。
その目的は超能力者を捕獲することだが、超能力者がその後どうなるかは不明。超能力者の中では実験を行なっているのではないかという噂もある。
給料が高く、捕獲部隊に所属した人からは超能力者が出ていないため、危険ではあるが非常に人気。
捕獲部隊のための特殊な武器を作る部署もある。そちらからも超能力者は出ておらず、戦闘員ほどではないが給料が高いのもあって人気。その武器の設計などは極秘となっている。

【財閥】
現在はこちらの世界の財閥の意味とは若干異なり、一般的には大企業を経営する金持ちの一族を指す。周りからそう呼ばれているだけの名称。
独占的出資なども行なっていない。そもそも、現在は法律で禁止されている。
以前はこちらの世界と同意の財閥が存在した。
様々な業種の会社を複数経営していることが多い。

【小日向財閥】
世界的に有名な財閥で、たった1代で財閥と呼ばれるようになった。
沙月は小日向財閥の2代目社長。とは言うものの学生であったり、研究や群青隊の活動の忙しさ、経営についての知識は一般人以上とはいえ、経営学は全く勉強していないために形だけのことが多い。そのため、実質的な経営は副社長である伯父が務めている。
教育、医療、福祉、美容、ホテル、芸能、販売、飲食など、様々な業種の会社を経営している。
初代社長は沙月の父親。父親の遺言により、社長は沙月に継がれた。
とある出来事が原因で小日向財閥は一度消滅しているが、沙月たちにより復活した。

【マイヤ】
北の方にある国の1つ。3年以上もの間、国土の約3分の2が氷漬けとなっている。中心部は約-273℃を観測した。中心部には誰も近づくことができず、観測は無人で行なわれている。国外でもその影響は受けており、一部地域では夏でも常に雪が降る。
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