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マリーベル編〜楽しく長生きしたい私
デビュタント 4
シリル様に連れられて行くと、王族専用のテーブルに案内される。他のテーブルよりも、高い位置にあるバルコニー席のようで、会場全体がよく見える。すでに王太子殿下と妃殿下が椅子に座り、休憩しているようであった。テーブルには、美味しそうなフルーツやケーキ、サンドウィッチに、飲み物が並んでいた。
「マリーベル、ずっと踊って疲れているでしょうから、ここに座って休憩しなさいな。マディソン殿も、お座りになって。」
妃殿下が優しく声を掛けてくれる。何だろう?妃殿下の声は安心する。しかし、この王族専用のテーブルは目立つわね。他の貴族達がチラチラとこっちを見ているようだし。
「ありがとうございます。失礼致します。」
「シリルは、珍しく怒ってる?」
「殿下、気のせいでしょう。」
やっぱり、目が怖いと思ったのよ。私、また何かしちゃった?とりあえず、さっきは助けてもらったから、お礼は伝えた方がいいよね?
「シリル様、先程はありがとうございました。」
「マリーベル嬢は、何も気にしなくて大丈夫だ。」
シリル様の表情が優しくなった。大丈夫かな?
「マリーベルは、シールド公爵と知り合いなの?」
殿下から、シールド公爵と言われても誰だか知らない私。
「シールド公爵様?いえ、存じませんわ。どのような方でしょう?」
公爵家は、あまり知らないのよ。関わりたくないし。生徒会長は、まともそうだから例外として。
「くっくっ。マリーは知らない人と踊ってたんだね。くっ。」
殿下は何故か笑っている。妃殿下も、目が笑ってますよね?今日、踊った中で知らない人は、さっきの騎士様ね。ん?あの人って公爵なの?やっぱり危険人物だったのね!!
「もしかして、先程、私がダンスをした方でしょうか?授業でお世話になっている、王都騎士団長様からの紹介で、ダンスをさせて頂いたのですが。」
「あ、そういうことだったのか。王都騎士団長も上手くやるねぇ。シリルも頑張ってね。」
「言われなくても、最善を尽くしますよ。ただ、最近忙し過ぎて、何も出来ないのが不満ですがね。」
「それは悪かったね。次の休みは取れるようにするから、怒らないでね。」
「マリーベル、さっきの公爵とのダンスは、あまり乗り気じゃないように見えたけど、貴女はダンスに誘われても、無理に踊らなくていいのよ。断っても平気な身分なのだから。」
こんなに離れた場所からも見えていたのか!しかも、乗り気じゃないことまでバレているとは。悪い事は出来ないわね。
「妃殿下、ご心配ありがとうございます。さっきの公爵様とのダンスは、公爵様自身も乗り気で無かったようですし、そのような機会はもう無いかと思いますわ。」
「くっ、くっ。…だといいけどね。ああ、マリーベル、何か飲み物を飲むかい?」
「はい。頂いてもよろしいでしょうか?」
殿下は、近くの給仕を呼び何か指示を出している。少しすると、飲み物が運ばれてきた。あっ、これは炭酸水ね。ダンスの後だから、甘いものより、さっぱりしたのが飲みたかったのよ。親切にレモンまで添えてある。アラサー杏奈の時は、レモンの炭酸水は毎日飲んでいたから懐かしいわ。この国では、炭酸水は珍しいみたいで、なかなか飲む機会がなかったけど、さすが殿下!
炭酸水の入ったグラスにレモンを絞って、頂く。美味しいわね。…ん?3人が炭酸水を飲む私をじっと見ている気がする。
「殿下、とても美味しいですわ。ありがとうございます。」
「それは良かった。マリーベル、ケーキも食べる?」
「はい。頂きます。」
お腹も空いてきたから、遠慮しない私。すると殿下は、テーブルにならんだプチケーキのなかから、ガトーショコラと、チーズケーキを取ってくれる。さすが殿下ね!私の好みを調べていてくれたのかしら。
「マリーベル、はいどうぞ。」
「ありがとうございます。」
王宮のケーキは美味しかった。思わず、笑みが溢れる。
「王宮のケーキは、お口に合いまして?」
「妃殿下、とても美味しいですわ。ガトーショコラもチーズケーキも大好きですし。ありがとうございます。」
「まぁ、それは良かったわ。沢山食べていきなさい。」
妃殿下は何故か嬉しそうだ。優しい人なのね。
3人は、私が食べる様子をじっと見ている。動物園のパンダにでもなった気分ね。
プチケーキを食べ終えると、殿下が、
「甘い物の後は、口直しに、塩っぱい物が欲しくなるんだよね?」
「はい!」
殿下は、そこまで分かってらっしゃるの?そして、ハムと胡瓜のサンドウィッチを取ってくれた。凄いサービスね。殿下は尊敬に値するわ。
サンドウィッチも最高に美味しかった。
「マリーベル嬢は、今はスペンサー家に住んでいるのか?」
シリル様って、色々知っているのね。
「はい。おじ様とおば様と、従兄妹のお兄様にお世話になっていますわ。」
「マリーベルがスペンサー家に行ってしまって、アルベルトが寂しがってるみたいだけど。」
「義兄ですか?今日、義兄とは仲直りというか、和解出来ましたので大丈夫ですわ。」
「和解って?喧嘩でもしたのか?」
真顔のシリル様は、迫力あるわね。
「喧嘩と言うか、ただの気持ちのすれ違いですわ。義兄は、過保護なので。でも義兄は、もし私が殺されたり、断罪されそうになっても、絶対に守ってくれると約束してくれたのです。根は優しい人なのですよね。」
ただのシスコンではなく、愛情深い、優しい義兄だと宣伝しておこう。しかし…
「マリーベル、殺されたり、断罪されたりって、どういうことかしら?詳しく教えてくれる?」
あれっ?ただの義兄の優しい話をしているだけなのに。妃殿下の顔が引き攣っているような?何か誤解されてない?
「昔から、誰かに殺される怖い夢を見ることがあって、そのことが不安だと話したら、義兄は、絶対に死なせないし、みんなを敵にまわしても断罪させないし、守ると言ってくれたのです。過保護ですが、優しいところもある義兄なんです。」
何だか、義兄との惚気のようになってしまっている気もしなくもないが、仲良し兄妹のいいアピールになったよね?
しかし、3人は険しい顔をしている。えっ?仲良し兄妹の話に聞こえなかったかな?
「マリーベル嬢、それは君の義兄上だけでなくて、私も君を守りたいと思うよ。」
「そうだね。何かあれば、もっとシリルや私達を頼っていいんだ。」
「そうですわ。もっと頼りなさい。マリーベルは、私達の妹みたいなものなのですからね。そういえば、私のことは、妃殿下ではなくて、お姉様と呼びなさい。分かりましたわね?」
妃殿下の圧がすごい!でも、妃殿下なりに可愛がってくれているのかな。
「ハイ。お姉様。でも、私的な場でのみそう呼ばせて頂きたく思います。」
「マリーベルのことも、マリーって呼ぶわね。」
「ハイ。お姉様。」
でも、私に何かあれば、義兄だけでなく、ここにいるビックな3人も助けてくれるってこと?それって、ラッキーじゃないの。やったー!
すると、従者がやってきて、次の曲がラストダンスだと知らせてくれる。
ふふっ!これでデビュタントも終わるのね。無事に終わりそうで良かったわ。そういえば、フィル兄様は女の戦いに巻き込まれてないかしら?バトルが見たかったのに、ダンスで忙し過ぎて見れなかったのが、心残りね。
会場を見渡していると、
「マリーベル嬢、ラストダンスを一緒に踊って頂けますか?」
シリル様が跪いてダンスを誘ってくれる。ああ、この人は今日もかっこいいわね。
「はい。喜んで。」
周りからの視線をやたら感じるが、シリル様は目立つ人だから、しょうがないわね。こんなに見られていても、安心して踊ることが出来るのは、シリル様だからだと思う。リードも上手いし、優しい目で見守ってくれているのが伝わってくるし。ラストダンスがこの方で良かったな…。
シリル様は、ダンスを終えると、お母様達のいる所までエスコートしてくれた。お母様の目がキラキラしていたのが、気になるけどね。
デビュタント、無事に終了かな?
「マリーベル、ずっと踊って疲れているでしょうから、ここに座って休憩しなさいな。マディソン殿も、お座りになって。」
妃殿下が優しく声を掛けてくれる。何だろう?妃殿下の声は安心する。しかし、この王族専用のテーブルは目立つわね。他の貴族達がチラチラとこっちを見ているようだし。
「ありがとうございます。失礼致します。」
「シリルは、珍しく怒ってる?」
「殿下、気のせいでしょう。」
やっぱり、目が怖いと思ったのよ。私、また何かしちゃった?とりあえず、さっきは助けてもらったから、お礼は伝えた方がいいよね?
「シリル様、先程はありがとうございました。」
「マリーベル嬢は、何も気にしなくて大丈夫だ。」
シリル様の表情が優しくなった。大丈夫かな?
「マリーベルは、シールド公爵と知り合いなの?」
殿下から、シールド公爵と言われても誰だか知らない私。
「シールド公爵様?いえ、存じませんわ。どのような方でしょう?」
公爵家は、あまり知らないのよ。関わりたくないし。生徒会長は、まともそうだから例外として。
「くっくっ。マリーは知らない人と踊ってたんだね。くっ。」
殿下は何故か笑っている。妃殿下も、目が笑ってますよね?今日、踊った中で知らない人は、さっきの騎士様ね。ん?あの人って公爵なの?やっぱり危険人物だったのね!!
「もしかして、先程、私がダンスをした方でしょうか?授業でお世話になっている、王都騎士団長様からの紹介で、ダンスをさせて頂いたのですが。」
「あ、そういうことだったのか。王都騎士団長も上手くやるねぇ。シリルも頑張ってね。」
「言われなくても、最善を尽くしますよ。ただ、最近忙し過ぎて、何も出来ないのが不満ですがね。」
「それは悪かったね。次の休みは取れるようにするから、怒らないでね。」
「マリーベル、さっきの公爵とのダンスは、あまり乗り気じゃないように見えたけど、貴女はダンスに誘われても、無理に踊らなくていいのよ。断っても平気な身分なのだから。」
こんなに離れた場所からも見えていたのか!しかも、乗り気じゃないことまでバレているとは。悪い事は出来ないわね。
「妃殿下、ご心配ありがとうございます。さっきの公爵様とのダンスは、公爵様自身も乗り気で無かったようですし、そのような機会はもう無いかと思いますわ。」
「くっ、くっ。…だといいけどね。ああ、マリーベル、何か飲み物を飲むかい?」
「はい。頂いてもよろしいでしょうか?」
殿下は、近くの給仕を呼び何か指示を出している。少しすると、飲み物が運ばれてきた。あっ、これは炭酸水ね。ダンスの後だから、甘いものより、さっぱりしたのが飲みたかったのよ。親切にレモンまで添えてある。アラサー杏奈の時は、レモンの炭酸水は毎日飲んでいたから懐かしいわ。この国では、炭酸水は珍しいみたいで、なかなか飲む機会がなかったけど、さすが殿下!
炭酸水の入ったグラスにレモンを絞って、頂く。美味しいわね。…ん?3人が炭酸水を飲む私をじっと見ている気がする。
「殿下、とても美味しいですわ。ありがとうございます。」
「それは良かった。マリーベル、ケーキも食べる?」
「はい。頂きます。」
お腹も空いてきたから、遠慮しない私。すると殿下は、テーブルにならんだプチケーキのなかから、ガトーショコラと、チーズケーキを取ってくれる。さすが殿下ね!私の好みを調べていてくれたのかしら。
「マリーベル、はいどうぞ。」
「ありがとうございます。」
王宮のケーキは美味しかった。思わず、笑みが溢れる。
「王宮のケーキは、お口に合いまして?」
「妃殿下、とても美味しいですわ。ガトーショコラもチーズケーキも大好きですし。ありがとうございます。」
「まぁ、それは良かったわ。沢山食べていきなさい。」
妃殿下は何故か嬉しそうだ。優しい人なのね。
3人は、私が食べる様子をじっと見ている。動物園のパンダにでもなった気分ね。
プチケーキを食べ終えると、殿下が、
「甘い物の後は、口直しに、塩っぱい物が欲しくなるんだよね?」
「はい!」
殿下は、そこまで分かってらっしゃるの?そして、ハムと胡瓜のサンドウィッチを取ってくれた。凄いサービスね。殿下は尊敬に値するわ。
サンドウィッチも最高に美味しかった。
「マリーベル嬢は、今はスペンサー家に住んでいるのか?」
シリル様って、色々知っているのね。
「はい。おじ様とおば様と、従兄妹のお兄様にお世話になっていますわ。」
「マリーベルがスペンサー家に行ってしまって、アルベルトが寂しがってるみたいだけど。」
「義兄ですか?今日、義兄とは仲直りというか、和解出来ましたので大丈夫ですわ。」
「和解って?喧嘩でもしたのか?」
真顔のシリル様は、迫力あるわね。
「喧嘩と言うか、ただの気持ちのすれ違いですわ。義兄は、過保護なので。でも義兄は、もし私が殺されたり、断罪されそうになっても、絶対に守ってくれると約束してくれたのです。根は優しい人なのですよね。」
ただのシスコンではなく、愛情深い、優しい義兄だと宣伝しておこう。しかし…
「マリーベル、殺されたり、断罪されたりって、どういうことかしら?詳しく教えてくれる?」
あれっ?ただの義兄の優しい話をしているだけなのに。妃殿下の顔が引き攣っているような?何か誤解されてない?
「昔から、誰かに殺される怖い夢を見ることがあって、そのことが不安だと話したら、義兄は、絶対に死なせないし、みんなを敵にまわしても断罪させないし、守ると言ってくれたのです。過保護ですが、優しいところもある義兄なんです。」
何だか、義兄との惚気のようになってしまっている気もしなくもないが、仲良し兄妹のいいアピールになったよね?
しかし、3人は険しい顔をしている。えっ?仲良し兄妹の話に聞こえなかったかな?
「マリーベル嬢、それは君の義兄上だけでなくて、私も君を守りたいと思うよ。」
「そうだね。何かあれば、もっとシリルや私達を頼っていいんだ。」
「そうですわ。もっと頼りなさい。マリーベルは、私達の妹みたいなものなのですからね。そういえば、私のことは、妃殿下ではなくて、お姉様と呼びなさい。分かりましたわね?」
妃殿下の圧がすごい!でも、妃殿下なりに可愛がってくれているのかな。
「ハイ。お姉様。でも、私的な場でのみそう呼ばせて頂きたく思います。」
「マリーベルのことも、マリーって呼ぶわね。」
「ハイ。お姉様。」
でも、私に何かあれば、義兄だけでなく、ここにいるビックな3人も助けてくれるってこと?それって、ラッキーじゃないの。やったー!
すると、従者がやってきて、次の曲がラストダンスだと知らせてくれる。
ふふっ!これでデビュタントも終わるのね。無事に終わりそうで良かったわ。そういえば、フィル兄様は女の戦いに巻き込まれてないかしら?バトルが見たかったのに、ダンスで忙し過ぎて見れなかったのが、心残りね。
会場を見渡していると、
「マリーベル嬢、ラストダンスを一緒に踊って頂けますか?」
シリル様が跪いてダンスを誘ってくれる。ああ、この人は今日もかっこいいわね。
「はい。喜んで。」
周りからの視線をやたら感じるが、シリル様は目立つ人だから、しょうがないわね。こんなに見られていても、安心して踊ることが出来るのは、シリル様だからだと思う。リードも上手いし、優しい目で見守ってくれているのが伝わってくるし。ラストダンスがこの方で良かったな…。
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