凡人ニートと異世界能力 〜ユニークな仲間達〜

紅・ロエム

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凡人ニートとユニーク生活

変態仲間と媚薬の湯

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オワタ。
女性陣(じょせいじん)がこっちに近づいてきた。殺される…!
「ま、まてここは混浴(こんよく)だ!男の俺が入っても問題ないはずだ!
それと入ってきたのはお前らだろ!?」
そんな俺の言葉は届かず俺の方へ近づいて来た。
死んだ…。ーーーえ?
俺に近づいて来た仲間達は手を掴(つか)み豊(ゆた)かな胸に手を押し付けられた。
はぁぁぁぁ!?
「リク~。一緒に入りましょうよ~。」
セシリアは俺を引(ひ)っ張(ぱ)り温泉(おんせん)の方へ連れていかれそうになった。
なにしてんだコイツら!酔(よ)ってんのか!?
だが勿論酒(もちろんさけ)の臭いはしない。俺は温泉の近くにある看板が目に入った。
『媚薬(びやく)の湯(ゆ)。この温泉に浸かると女性は興奮状態(こうふんじょうたい)になり、男女は結(むす)ばれます。』
はぁ!?だからカップルに人気なのか!?
とにかくここから逃げないと。いくら何でも仲間と一線(いっせん)を越えるのは駄目(だめ)だ!
「はーなーせー!ここから出るから~!」
勿論みんなは手を話す気配は無い。
「何でよ~まだ夜は始まったばかりよ~?」
「そうですよ~」
「そうだぞ~」
こいつら…。スキルを使って逃げるしか…。
「ちょっと夢弓とアリスラ。リクは私と一緒に入るのよ?」
入らねーよ!夢弓とアリスラは頬を膨らませた。
「リクは私のですよ!今回の旅でも良い感じになりましたし。」
夢弓が良い感じになった、と言っている。良い感じになったのか?
と言うかこれ以上喧嘩をさせたら駄目だろ。
「おい、お前ら…」
「「「ねぇ…」」」
三人は俺に向かって言ってきた。腕を掴んだままで。
どうした?怖いんだけど。
「「「私たちの誰と入るの!?」」」
うわ~。恋愛二次元(れんあいにじげん)あるあるだ…。あのときの主人公って、[皆!]とか言ってきた
しばかれてたよな。俺は悩んだ…。悩んだ末に。
「誰とも入らん。」
…。
三人は襲いかかってきた!
「ちょっ!止めろって!」
俺達は浴場で走り回っていた。
俺達は走りに走った。すると三人は急に止まった。
諦めたのか…?三人は急に顔を赤くした。
「何してるんだろ私!?」
「本当に何しているんでしょう!?」
「本当に何をしてるんだ!?」
三人は正気に戻ったらようだ。
「俺を裸で襲って来た。」
…。
三人は脱衣場に走って戻った。
何だったんだろ。
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