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6.楽園での休日
14.小悪魔の実力……
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「一本目、パトリシア嬢の勝利。続いて、二本目を開始しますが宜しいですか?」
ユイの言葉に、レナータさんもパトリシアさんもうなずいて開始線の上に戻ります。レナータさんの笑みが深まっているのは、ある意味非常に怖いですね。
開始の合図とともに、レナータさんの攻撃が始まります。柄を長く持った槍の攻撃は、槍の長さを最も生かし、相手の間合いの外から突き・斬り・払い等の多彩な攻撃を、慣性を活かした最大火力で放てます。
さすがに二度目は通じないとみて、パトリシアさんも左右にソードブレイカーを持った状態で構えた姿勢から、槍の攻撃をきっちりと見切っているように見えます。
「……ソードブレイカーといえど、槍の柄自体を折る事はできまい。ヘルガ嬢といったか、彼女が使うレイピアなどの細剣を折る事はできてもな」
同じ人魚族のフランシスカさんがつぶやきます。そう言うフランシスカさんは、槍を使ったコリーヌさんを打ち負かしていたはずです。
「やっぱり、間合いの差は大きいんですか? フランシスカさんは、コリーヌさんを簡単に倒していた様にみえましたが」
僕の問いかけに、フランシスカさんは肩をすくめて答えてくれました。
「陸者としてはコリーヌといったか。彼女の技量は、かなりの熟達者になるんだろうな。だが、人魚族は長命なのでな。レナータの相手を百年もしてれば、陸者の使う槍など脅威とはいえんよ」
……人魚族の皆さんは皆さん美人揃いなので忘れがちですが、長命な種族ということではエルフ族と一緒なんですね。人族が十年二十年の歳月をかけて武技を磨いたとしても、人魚族やエルフ族とは、それこそ武技を磨くために積み重ねた年月が違うってことですね。
ついついフランシスカさんの年齢を聞いてみたくなりましたが、とんでもなく大きな地雷になりそうなので、あえて口をつぐみます。命あっての物種ですね……
レナータさんが繰り出す突きは、一戦目よりも鋭く速見えます。大技を使うわけでもありませんが、パトリシアさんの身体の上下左右をきっちりと、狙いを定めて突かれるので、パトリシアさんも回避が間に合わずに、左右のソードブレイカーで突かれる方向をそらしています。
ですが、初戦と比べると明らかに鋭く重い突きは、片手のソードブレイカーでそらすにはきつい一撃のようですね。一戦目は余裕があった回避を見せていたパトリシアさんですが、両手持ちで繰り出される一撃を何度も受けていれば、ダメージがたまります。
余裕があったパトリシアさんは、表情はにこやかな笑顔を浮かべたままですが、額や頬にうっすらと汗を浮かべていますし、特に左腕に痺れなどのダメージがみられて、わずかに反応の遅れが見られますね。
結局二戦目の勝負の方は、疲労が見え始めたパトリシアさんが、突き込まれた槍を右手の剣で受け流して、左の剣をレナータさんに向けて投てきした事をきっかけに勝負がつきました。
投てきされた剣を、槍の中ほどに持ち手を変えたレナータさんが、槍を回転させて石突側で上に弾き、反す穂先でパトリシアさんに突きを放ちます。
パトリシアさんは弾かれた左の剣を、右の剣と繋いだ鋼線を引いて手元に引き戻しますが、レナータさんはそれを読んでいたようで、突き込む穂先を高速回転させて、三又で鋼線をからめとりつつ、パトリシアさんの胴に突き込みました。
パトリシアさんもとっさに右剣で防御しようとしましたが、鋼線をからめとられたせいで、右剣も強引に奪われる結果となり、レナータさんの突きの直撃をうけて二メートルほど後方に突き飛ばされて倒れます。
「うふふ、陸者にしては楽しませてくれたじゃない。油断していたとはいえ、陸者にあたしの槍をさばかれたのは、百五十年ぶりよ」
そういうと、穂先に絡んだソードブレイカーを、槍を引く動作と同時に外してしまい、石突側でパトリシアさんに打ち返します。ゆるゆると立ち上がったパトリシアさんの足元に、突き刺さる二本のソードブレイカーを見て、パトリシアさんは苦笑いをして両手を降参するように上げました。
「二本目、レナータ嬢の勝利。パトリシアさん、降参ですか?」
ユイの言葉にパトリシアさんがうなずきます。
「では、3本目の勝負はパトリシア嬢の棄権ということで、第一試合の勝者はレナータ嬢に決定します」
ユイの発表に、観客から二人に惜しみない拍手が送られます。二人は拍手に送られながら、僕のところにやってきました。
「虚を突いて一本とるのがやっとなんてね。少し鈍ったかしら……」
パトリシアさんがそう言いますが、飛び入りである以上強い人と当てないと、不公平になりますからね。どんな武器を使うのかすらわからないのでは、普通に参加した方々が手の内を知られている分、不利になりますからね。最初にレナータさんとの組み合わせにしたのも、他の対戦者の手の内を見ているパトリシアさんが、一方的に有利にならないようにする為でもありましたからね。
手の内がばれたとはいえ、パトリシアさんの回避能力は相当高いのは見て取れましたが、恐らくフランシスカさんにも、パトリシアさんの技は通用しないでしょう。
レナータさんは三又の槍の形状から、チャンバラごっこを初期状態の棒状に戻すと、パトリシアさんに歩み寄ります。そして、懐から何かを取り出してパトリシアさんに差し出しました。
「このアタシから一本をとったご褒美をあげるわ」
パトリシアさんの掌の上には、大きな純白の真珠が鎮座しています。目を見開くパトリシアさんですが、レナータさんは平然としていますね。
「レナータは意地が悪いが、正しい評価はくだすヤツだ。安心して受け取っていいぞ」
フランシスカさんがそう言いますが、レナータさんが意地が悪いっていうのは誰の事よと噛みついていますね。自覚症状は無いようですね……
「ちなみに、フランシスカさんとレナータさんではどちらが強いんです? やはり、間合いが長い分レナータさんが有利なんですか?」
僕の問いに、フランシスカさんは少し考えて答えてくれました。
「あいにく、我々も陸の上で、魔法を使わぬ状況での勝負はしたことが無いのでね。障害物のない場所では、残念ながらレナータに及ばぬだろうな。水中での模擬戦では、6:4でレナータが私に勝利しているのは事実だしな」
という事は、フランシスカさんも相当な強さですね。とすると、パトリシアさんはフランシスカさんに勝利することは難しく、コリーヌさんとヘルガさんの両名とはいい勝負になりそうですね。
「では十分の休憩の後に、二戦目を行います。二戦目はパトリシアさんと、フランシスカさんの戦いです」
ユイの発表に、皆さん多少の驚きの声をあげています。休憩をはさむとはいっても、連戦になりますからね。気のせいか、パトリシアさんの笑顔も引きつっているように見えます。
僕は収納から一本のガラス製の容器を取り出して、パトリシアさんに差し出しました。
「こちらをどうぞ。これは僕特製のヒーリングポーションです。怪我の治療だけじゃなく、魔力や体力も回復しますよ」
差し出したのは錬金術を駆使して製造されたポーションです。薬草などの天然素材から抽出した成分に、僕の魔力を加えながら錬成した一品です。
「えっ、魔力も回復するんですか? そんな薬品、聞いたこともありませんよ」
あ~、そういえば身内にしか供給してないですね。本来魔力は外部から人体に取り込むことはできません。ですが、アレキサンドリア共和国では二年前から、本人の魔力を使用した魔力回復ポーションを生産することが可能となっています。
人によって魔力の色が異なるために、生成された魔力回復ポーションは、個人ごとに独特な色を持ち、本人にしか使用が出来ないのですが、本人の魔力に合うように調整される為、費用もそれなりに高く、回復量も限定されているんですよね。
でも、僕の特製ポーションは、治癒や体力の回復、魔力の回復を全て行ったうえで、余剰分は体表面を覆うシールドに変質する優れものです。液体は僕の魔力を示すように、無色透明ですが、飲むと使用者の魔力波長に染まる万能タイプなんですよね。
もちろん、軍事転用が可能ですのでレシピは僕とイリスさん、アレクシアさんリリーさんしか知りません。
「あ~、事前に言っておきますが、販売はしませんし、開封すると効果はあっという間に消滅します。分析などは出来ませんから、諦めて飲んじゃってください」
とても惜しそうに見ていたパトリシアさんですが、さすがに諦めて開栓して一気に飲み干しました。そして、ため息を付きます。
「これは、すごい効果ですね。痛みがあっという間に引いただけじゃなく、本当に疲れも取れましたよ。身体強化で減ったはずの魔力も、回復したように感じます。
これって副作用はないんですか?」
パトリシアさんの質問は、当然のことですね。個人ごとに魔力の上限値がありますので、ある程度の容量しか回復しないようになっていますが、上限を超えると身体の表面を覆う物理障壁となり、時間の経過で効果は落ちるようになっています。
説明を聞いたパトリシアさんは、ギルドに納品してほしい事をいってきますが、僕はやんわりとそれを拒絶します。軍事品に転用可能な薬品は、アレキサンドリア以外に流通させる気はないので……
ユイの言葉に、レナータさんもパトリシアさんもうなずいて開始線の上に戻ります。レナータさんの笑みが深まっているのは、ある意味非常に怖いですね。
開始の合図とともに、レナータさんの攻撃が始まります。柄を長く持った槍の攻撃は、槍の長さを最も生かし、相手の間合いの外から突き・斬り・払い等の多彩な攻撃を、慣性を活かした最大火力で放てます。
さすがに二度目は通じないとみて、パトリシアさんも左右にソードブレイカーを持った状態で構えた姿勢から、槍の攻撃をきっちりと見切っているように見えます。
「……ソードブレイカーといえど、槍の柄自体を折る事はできまい。ヘルガ嬢といったか、彼女が使うレイピアなどの細剣を折る事はできてもな」
同じ人魚族のフランシスカさんがつぶやきます。そう言うフランシスカさんは、槍を使ったコリーヌさんを打ち負かしていたはずです。
「やっぱり、間合いの差は大きいんですか? フランシスカさんは、コリーヌさんを簡単に倒していた様にみえましたが」
僕の問いかけに、フランシスカさんは肩をすくめて答えてくれました。
「陸者としてはコリーヌといったか。彼女の技量は、かなりの熟達者になるんだろうな。だが、人魚族は長命なのでな。レナータの相手を百年もしてれば、陸者の使う槍など脅威とはいえんよ」
……人魚族の皆さんは皆さん美人揃いなので忘れがちですが、長命な種族ということではエルフ族と一緒なんですね。人族が十年二十年の歳月をかけて武技を磨いたとしても、人魚族やエルフ族とは、それこそ武技を磨くために積み重ねた年月が違うってことですね。
ついついフランシスカさんの年齢を聞いてみたくなりましたが、とんでもなく大きな地雷になりそうなので、あえて口をつぐみます。命あっての物種ですね……
レナータさんが繰り出す突きは、一戦目よりも鋭く速見えます。大技を使うわけでもありませんが、パトリシアさんの身体の上下左右をきっちりと、狙いを定めて突かれるので、パトリシアさんも回避が間に合わずに、左右のソードブレイカーで突かれる方向をそらしています。
ですが、初戦と比べると明らかに鋭く重い突きは、片手のソードブレイカーでそらすにはきつい一撃のようですね。一戦目は余裕があった回避を見せていたパトリシアさんですが、両手持ちで繰り出される一撃を何度も受けていれば、ダメージがたまります。
余裕があったパトリシアさんは、表情はにこやかな笑顔を浮かべたままですが、額や頬にうっすらと汗を浮かべていますし、特に左腕に痺れなどのダメージがみられて、わずかに反応の遅れが見られますね。
結局二戦目の勝負の方は、疲労が見え始めたパトリシアさんが、突き込まれた槍を右手の剣で受け流して、左の剣をレナータさんに向けて投てきした事をきっかけに勝負がつきました。
投てきされた剣を、槍の中ほどに持ち手を変えたレナータさんが、槍を回転させて石突側で上に弾き、反す穂先でパトリシアさんに突きを放ちます。
パトリシアさんは弾かれた左の剣を、右の剣と繋いだ鋼線を引いて手元に引き戻しますが、レナータさんはそれを読んでいたようで、突き込む穂先を高速回転させて、三又で鋼線をからめとりつつ、パトリシアさんの胴に突き込みました。
パトリシアさんもとっさに右剣で防御しようとしましたが、鋼線をからめとられたせいで、右剣も強引に奪われる結果となり、レナータさんの突きの直撃をうけて二メートルほど後方に突き飛ばされて倒れます。
「うふふ、陸者にしては楽しませてくれたじゃない。油断していたとはいえ、陸者にあたしの槍をさばかれたのは、百五十年ぶりよ」
そういうと、穂先に絡んだソードブレイカーを、槍を引く動作と同時に外してしまい、石突側でパトリシアさんに打ち返します。ゆるゆると立ち上がったパトリシアさんの足元に、突き刺さる二本のソードブレイカーを見て、パトリシアさんは苦笑いをして両手を降参するように上げました。
「二本目、レナータ嬢の勝利。パトリシアさん、降参ですか?」
ユイの言葉にパトリシアさんがうなずきます。
「では、3本目の勝負はパトリシア嬢の棄権ということで、第一試合の勝者はレナータ嬢に決定します」
ユイの発表に、観客から二人に惜しみない拍手が送られます。二人は拍手に送られながら、僕のところにやってきました。
「虚を突いて一本とるのがやっとなんてね。少し鈍ったかしら……」
パトリシアさんがそう言いますが、飛び入りである以上強い人と当てないと、不公平になりますからね。どんな武器を使うのかすらわからないのでは、普通に参加した方々が手の内を知られている分、不利になりますからね。最初にレナータさんとの組み合わせにしたのも、他の対戦者の手の内を見ているパトリシアさんが、一方的に有利にならないようにする為でもありましたからね。
手の内がばれたとはいえ、パトリシアさんの回避能力は相当高いのは見て取れましたが、恐らくフランシスカさんにも、パトリシアさんの技は通用しないでしょう。
レナータさんは三又の槍の形状から、チャンバラごっこを初期状態の棒状に戻すと、パトリシアさんに歩み寄ります。そして、懐から何かを取り出してパトリシアさんに差し出しました。
「このアタシから一本をとったご褒美をあげるわ」
パトリシアさんの掌の上には、大きな純白の真珠が鎮座しています。目を見開くパトリシアさんですが、レナータさんは平然としていますね。
「レナータは意地が悪いが、正しい評価はくだすヤツだ。安心して受け取っていいぞ」
フランシスカさんがそう言いますが、レナータさんが意地が悪いっていうのは誰の事よと噛みついていますね。自覚症状は無いようですね……
「ちなみに、フランシスカさんとレナータさんではどちらが強いんです? やはり、間合いが長い分レナータさんが有利なんですか?」
僕の問いに、フランシスカさんは少し考えて答えてくれました。
「あいにく、我々も陸の上で、魔法を使わぬ状況での勝負はしたことが無いのでね。障害物のない場所では、残念ながらレナータに及ばぬだろうな。水中での模擬戦では、6:4でレナータが私に勝利しているのは事実だしな」
という事は、フランシスカさんも相当な強さですね。とすると、パトリシアさんはフランシスカさんに勝利することは難しく、コリーヌさんとヘルガさんの両名とはいい勝負になりそうですね。
「では十分の休憩の後に、二戦目を行います。二戦目はパトリシアさんと、フランシスカさんの戦いです」
ユイの発表に、皆さん多少の驚きの声をあげています。休憩をはさむとはいっても、連戦になりますからね。気のせいか、パトリシアさんの笑顔も引きつっているように見えます。
僕は収納から一本のガラス製の容器を取り出して、パトリシアさんに差し出しました。
「こちらをどうぞ。これは僕特製のヒーリングポーションです。怪我の治療だけじゃなく、魔力や体力も回復しますよ」
差し出したのは錬金術を駆使して製造されたポーションです。薬草などの天然素材から抽出した成分に、僕の魔力を加えながら錬成した一品です。
「えっ、魔力も回復するんですか? そんな薬品、聞いたこともありませんよ」
あ~、そういえば身内にしか供給してないですね。本来魔力は外部から人体に取り込むことはできません。ですが、アレキサンドリア共和国では二年前から、本人の魔力を使用した魔力回復ポーションを生産することが可能となっています。
人によって魔力の色が異なるために、生成された魔力回復ポーションは、個人ごとに独特な色を持ち、本人にしか使用が出来ないのですが、本人の魔力に合うように調整される為、費用もそれなりに高く、回復量も限定されているんですよね。
でも、僕の特製ポーションは、治癒や体力の回復、魔力の回復を全て行ったうえで、余剰分は体表面を覆うシールドに変質する優れものです。液体は僕の魔力を示すように、無色透明ですが、飲むと使用者の魔力波長に染まる万能タイプなんですよね。
もちろん、軍事転用が可能ですのでレシピは僕とイリスさん、アレクシアさんリリーさんしか知りません。
「あ~、事前に言っておきますが、販売はしませんし、開封すると効果はあっという間に消滅します。分析などは出来ませんから、諦めて飲んじゃってください」
とても惜しそうに見ていたパトリシアさんですが、さすがに諦めて開栓して一気に飲み干しました。そして、ため息を付きます。
「これは、すごい効果ですね。痛みがあっという間に引いただけじゃなく、本当に疲れも取れましたよ。身体強化で減ったはずの魔力も、回復したように感じます。
これって副作用はないんですか?」
パトリシアさんの質問は、当然のことですね。個人ごとに魔力の上限値がありますので、ある程度の容量しか回復しないようになっていますが、上限を超えると身体の表面を覆う物理障壁となり、時間の経過で効果は落ちるようになっています。
説明を聞いたパトリシアさんは、ギルドに納品してほしい事をいってきますが、僕はやんわりとそれを拒絶します。軍事品に転用可能な薬品は、アレキサンドリア以外に流通させる気はないので……
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