102 / 235
第4章
第25話 ステータス確認。
しおりを挟む
「はぁ、あんたさ全部暴露されたいんだな?自分で勝手に俺の前で土下座したのに……」
「あら、そうなの?この人貴方に何かしたの?貴方家を買ったのよね?」
「ああ、そうだぜ?しかも依頼のシーサーペントも狩って、町に貢献したんだが…?余計なお世話、だったらしくてな?俺に嫌がらせをしてきたんだよ!あんたの旦那はさっ!」
「……この人が貴方に、一体何をしたの?」
「町長の次男坊に俺の情報を漏らして、その次男が昨日家に来て、文句を言ってきたよ?ここは俺が住む予定だったとか何とか?それで暴力を奮ってきたな」
「まぁ、貴方に……怪我は?」
「いや、大丈夫だがな?今後もそう言うことがあると困るんだよ。俺には小さな弟が居るからね」
「あら、ご家族がいるの?」
「ええ、10才になる弟がね」
「まあ、貴方だって未だ子供よね?」
「子供では無いが…18になる」
「まぁ、18才で貴族で家を?」
「まあ事情があってね?」
「そうなの?それなのにこの、ボンクラが貴方に迷惑を?」
「……まぁ、そうなるね?で、しでかした責任をというか…。勝手に動いた、後始末をどうするのか聞いてるところだよ」
「………はぁ貴方また人に迷惑掛けたのね?」
「い、いや……この餓鬼……いや、兄ちゃんが生意気だったから。俺が大人のルールーをな?」
「…………呆れて物も言えないわね…私考えようかしら?」
「か、母ちゃんな、なにを…考えてる?」
「……ちょっと黙って!」
「は、はい……」
なんだこいつら、俺の話しは未だ終わってねぇぞ!
「おい!痴話喧嘩はよそでやれよ!で、ギルマス大人のルールが、あれなんだな…。凄いルールだな。あんたみたいな大人が、道徳のない大人を吹っ掛けて?俺に嫌がらせかよ、それが大人のルール?」
ざけんのも大概にしろよ!
それで良くギルドマスターなんて出来てるな。
そういやこいつの鑑定って、してないか。
鑑定 ステータス。
名前 バッシュ 家名なし
年齢 37才
職業 ロストール支部 サブマスター。
Lv 40
HP 150
MP 40
体力 170
魔力 25
剣術 Lv 20
魔術 Lv 7
武術 Lv 9
魔術
生活魔法 火魔法
スキル
なし
加護なし
追記
ギルドマスター ダン・バレット。行方不明。
…………なんと言うか、すっげぇ屑だった。
てかサブマスじゃんかよ!こいつ。
追記の……ギルマス行方不明ってなに?
「あら、そうなの?この人貴方に何かしたの?貴方家を買ったのよね?」
「ああ、そうだぜ?しかも依頼のシーサーペントも狩って、町に貢献したんだが…?余計なお世話、だったらしくてな?俺に嫌がらせをしてきたんだよ!あんたの旦那はさっ!」
「……この人が貴方に、一体何をしたの?」
「町長の次男坊に俺の情報を漏らして、その次男が昨日家に来て、文句を言ってきたよ?ここは俺が住む予定だったとか何とか?それで暴力を奮ってきたな」
「まぁ、貴方に……怪我は?」
「いや、大丈夫だがな?今後もそう言うことがあると困るんだよ。俺には小さな弟が居るからね」
「あら、ご家族がいるの?」
「ええ、10才になる弟がね」
「まあ、貴方だって未だ子供よね?」
「子供では無いが…18になる」
「まぁ、18才で貴族で家を?」
「まあ事情があってね?」
「そうなの?それなのにこの、ボンクラが貴方に迷惑を?」
「……まぁ、そうなるね?で、しでかした責任をというか…。勝手に動いた、後始末をどうするのか聞いてるところだよ」
「………はぁ貴方また人に迷惑掛けたのね?」
「い、いや……この餓鬼……いや、兄ちゃんが生意気だったから。俺が大人のルールーをな?」
「…………呆れて物も言えないわね…私考えようかしら?」
「か、母ちゃんな、なにを…考えてる?」
「……ちょっと黙って!」
「は、はい……」
なんだこいつら、俺の話しは未だ終わってねぇぞ!
「おい!痴話喧嘩はよそでやれよ!で、ギルマス大人のルールが、あれなんだな…。凄いルールだな。あんたみたいな大人が、道徳のない大人を吹っ掛けて?俺に嫌がらせかよ、それが大人のルール?」
ざけんのも大概にしろよ!
それで良くギルドマスターなんて出来てるな。
そういやこいつの鑑定って、してないか。
鑑定 ステータス。
名前 バッシュ 家名なし
年齢 37才
職業 ロストール支部 サブマスター。
Lv 40
HP 150
MP 40
体力 170
魔力 25
剣術 Lv 20
魔術 Lv 7
武術 Lv 9
魔術
生活魔法 火魔法
スキル
なし
加護なし
追記
ギルドマスター ダン・バレット。行方不明。
…………なんと言うか、すっげぇ屑だった。
てかサブマスじゃんかよ!こいつ。
追記の……ギルマス行方不明ってなに?
44
あなたにおすすめの小説
三歳で婚約破棄された貧乏伯爵家の三男坊そのショックで現世の記憶が蘇る
マメシバ
ファンタジー
貧乏伯爵家の三男坊のアラン令息
三歳で婚約破棄され
そのショックで前世の記憶が蘇る
前世でも貧乏だったのなんの問題なし
なによりも魔法の世界
ワクワクが止まらない三歳児の
波瀾万丈
なんだって? 俺を追放したSS級パーティーが落ちぶれたと思ったら、拾ってくれたパーティーが超有名になったって?
名無し
ファンタジー
「ラウル、追放だ。今すぐ出ていけ!」
「えっ? ちょっと待ってくれ。理由を教えてくれないか?」
「それは貴様が無能だからだ!」
「そ、そんな。俺が無能だなんて。こんなに頑張ってるのに」
「黙れ、とっととここから消えるがいい!」
それは突然の出来事だった。
SSパーティーから総スカンに遭い、追放されてしまった治癒使いのラウル。
そんな彼だったが、とあるパーティーに拾われ、そこで認められることになる。
「治癒魔法でモンスターの群れを殲滅だと!?」
「え、嘘!? こんなものまで回復できるの!?」
「この男を追放したパーティー、いくらなんでも見る目がなさすぎだろう!」
ラウルの神がかった治癒力に驚愕するパーティーの面々。
その凄さに気が付かないのは本人のみなのであった。
「えっ? 俺の治癒魔法が凄いって? おいおい、冗談だろ。こんなの普段から当たり前にやってることなのに……」
お前は家から追放する?構いませんが、この家の全権力を持っているのは私ですよ?
水垣するめ
恋愛
「アリス、お前をこのアトキンソン伯爵家から追放する」
「はぁ?」
静かな食堂の間。
主人公アリス・アトキンソンの父アランはアリスに向かって突然追放すると告げた。
同じく席に座っている母や兄、そして妹も父に同意したように頷いている。
いきなり食堂に集められたかと思えば、思いも寄らない追放宣言にアリスは戸惑いよりも心底呆れた。
「はぁ、何を言っているんですか、この領地を経営しているのは私ですよ?」
「ああ、その経営も最近軌道に乗ってきたのでな、お前はもう用済みになったから追放する」
父のあまりに無茶苦茶な言い分にアリスは辟易する。
「いいでしょう。そんなに出ていって欲しいなら出ていってあげます」
アリスは家から一度出る決心をする。
それを聞いて両親や兄弟は大喜びした。
アリスはそれを哀れみの目で見ながら家を出る。
彼らがこれから地獄を見ることを知っていたからだ。
「大方、私が今まで稼いだお金や開発した資源を全て自分のものにしたかったんでしょうね。……でもそんなことがまかり通るわけないじゃないですか」
アリスはため息をつく。
「──だって、この家の全権力を持っているのは私なのに」
後悔したところでもう遅い。
兄がやらかしてくれました 何をやってくれてんの!?
志位斗 茂家波
ファンタジー
モッチ王国の第2王子であった僕は、将来の国王は兄になると思って、王弟となるための勉学に励んでいた。
そんなある日、兄の卒業式があり、祝うために家族の枠で出席したのだが‥‥‥婚約破棄?
え、なにをやってんの兄よ!?
…‥‥月に1度ぐらいでやりたくなる婚約破棄物。
今回は悪役令嬢でも、ヒロインでもない視点です。
※ご指摘により、少々追加ですが、名前の呼び方などの決まりはゆるめです。そのあたりは稚拙な部分もあるので、どうかご理解いただけるようにお願いしマス。
元おっさんの俺、公爵家嫡男に転生~普通にしてるだけなのに、次々と問題が降りかかってくる~
おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
アルカディア王国の公爵家嫡男であるアレク(十六歳)はある日突然、前触れもなく前世の記憶を蘇らせる。
どうやら、それまでの自分はグータラ生活を送っていて、ろくでもない評判のようだ。
そんな中、アラフォー社畜だった前世の記憶が蘇り混乱しつつも、今の生活に慣れようとするが……。
その行動は以前とは違く見え、色々と勘違いをされる羽目に。
その結果、様々な女性に迫られることになる。
元婚約者にしてツンデレ王女、専属メイドのお調子者エルフ、決闘を仕掛けてくるクーデレ竜人姫、世話をすることなったドジっ子犬耳娘など……。
「ハーレムは嫌だァァァァ! どうしてこうなった!?」
今日も、そんな彼の悲鳴が響き渡る。
おっさん武闘家、幼女の教え子達と十年後に再会、実はそれぞれ炎・氷・雷の精霊の王女だった彼女達に言い寄られつつ世界を救い英雄になってしまう
お餅ミトコンドリア
ファンタジー
パーチ、三十五歳。五歳の時から三十年間修行してきた武闘家。
だが、全くの無名。
彼は、とある村で武闘家の道場を経営しており、〝拳を使った戦い方〟を弟子たちに教えている。
若い時には「冒険者になって、有名になるんだ!」などと大きな夢を持っていたものだが、自分の道場に来る若者たちが全員〝天才〟で、自分との才能の差を感じて、もう諦めてしまった。
弟子たちとの、のんびりとした穏やかな日々。
独身の彼は、そんな彼ら彼女らのことを〝家族〟のように感じており、「こんな毎日も悪くない」と思っていた。
が、ある日。
「お久しぶりです、師匠!」
絶世の美少女が家を訪れた。
彼女は、十年前に、他の二人の幼い少女と一緒に山の中で獣(とパーチは思い込んでいるが、実はモンスター)に襲われていたところをパーチが助けて、その場で数時間ほど稽古をつけて、自分たちだけで戦える力をつけさせた、という女の子だった。
「私は今、アイスブラット王国の〝守護精霊〟をやっていまして」
精霊を自称する彼女は、「ちょ、ちょっと待ってくれ」と混乱するパーチに構わず、ニッコリ笑いながら畳み掛ける。
「そこで師匠には、私たちと一緒に〝魔王〟を倒して欲しいんです!」
これは、〝弟子たちがあっと言う間に強くなるのは、師匠である自分の特殊な力ゆえ〟であることに気付かず、〝実は最強の実力を持っている〟ことにも全く気付いていない男が、〝実は精霊だった美少女たち〟と再会し、言い寄られ、弟子たちに愛され、弟子以外の者たちからも尊敬され、世界を救って英雄になってしまう物語。
(※第18回ファンタジー小説大賞に参加しています。
もし宜しければ【お気に入り登録】で応援して頂けましたら嬉しいです!
何卒宜しくお願いいたします!)
料理の上手さを見込まれてモフモフ聖獣に育てられた俺は、剣も魔法も使えず、一人ではドラゴンくらいしか倒せないのに、聖女や剣聖たちから溺愛される
向原 行人
ファンタジー
母を早くに亡くし、男だらけの五人兄弟で家事の全てを任されていた長男の俺は、気付いたら異世界に転生していた。
アルフレッドという名の子供になっていたのだが、山奥に一人ぼっち。
普通に考えて、親に捨てられ死を待つだけという、とんでもないハードモード転生だったのだが、偶然通りかかった人の言葉を話す聖獣――白虎が現れ、俺を育ててくれた。
白虎は食べ物の獲り方を教えてくれたので、俺は前世で培った家事の腕を振るい、調理という形で恩を返す。
そんな毎日が十数年続き、俺がもうすぐ十六歳になるという所で、白虎からそろそろ人間の社会で生きる様にと言われてしまった。
剣も魔法も使えない俺は、少しだけ使える聖獣の力と家事能力しか取り柄が無いので、とりあえず異世界の定番である冒険者を目指す事に。
だが、この世界では職業学校を卒業しないと冒険者になれないのだとか。
おまけに聖獣の力を人前で使うと、恐れられて嫌われる……と。
俺は聖獣の力を使わずに、冒険者となる事が出来るのだろうか。
※第○話:主人公視点
挿話○:タイトルに書かれたキャラの視点
となります。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる