母親に家を追い出されたので、勝手に生きる!!(泣きついて来ても、助けてやらない)

いくみ

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第4章

第29話 馬車が嫌いな理由が分かった!今かよ!

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 それから……。
 キャンピングカーを運転してノロノロと走る。
 が、30㎞位は走ってるけどガソリンが減らない。
 て、事は電気?
 あ!魔石かな?よく分からん。
 何か考えたら負けな気がする。

 カイトは助手席で、ワクワクしっぱなしだ!
 でも、馬車だとこんなに騒がなかったよな?
 何でだ?

「カイト、気持ち悪くないの?」
「え?なに、兄ちゃん」
「気持ち悪くないのかってんだよ!」

 運転しながらカイトの頭を揺らす。

「痛い!痛いからやめろぉ~!」
「ハハハ、で?何で平気なんだ?」
「分かんないよ!でも、これは揺れないね?馬車って、ガタガタするでしょ?それに、馬の臭いもしないからかな?」

 あれ本当に無理なんだよねぇ…と言うカイトだ!

「まあ、そうだなぁ~尻も痛いしな」
「うん、お尻痛いし座ってられないし。臭い!だから嫌なんだ」

 ………ん?何だと。

「ちょっと待て?カイト。お前、馬車嫌いなのって揺れる、けつが痛いを除いても…。馬が臭うってなんだ?」
「ええ……臭いじゃん!馬ってさ。なぁレツ、レオ?」
「「……」」

 いつの間にかカイトの膝にレツ達が乗って寝てる……。
 君ら器用だな。

「…だから嫌だったんだな?」

 そう言えば、気持ち悪いって言って酔ってたけど、揺れプラス臭いもあったのか。

「早く言えよ、そう言う事は」
「良いじゃんもう。この乗り物があれば僕、気持ち悪くないもん!」
「もん!じゃねぇ。が……仕方ないな?馬車も買わずにすんでるし、馬も世話が大変だしな?」
「僕、馬嫌いだもん」
「わかった、さて?カイト腹減らないか?」
「………へった!ね?レツ、レオ!お腹すいたよね?」
「「……にっ」にゃん」
「なら、車止めて飯にするか?」
「うん!」

 じゃあ、少し道から外れてと…てか、道なんて無いがな。

 車を止めて食事の支度だな。
 外でコンロ出して、串焼きにでもするかな?

「兄ちゃん、ごはんなににする?」
「ん~火を起こして串焼きだ」
「お肉?」
「串焼きだから、野菜と肉だな」
「やった!肉、肉、肉くぅ!」
「あ~分かった、分かったから!支度手伝えよ。それと、レツ達にも飯にやってな?」
「うん!にく、にく、にく!肉なのだぁ~!」

 …………カイトが壊れた?
 そんなに肉を食べたかったのか?
 まるで俺が、何も食べさせてないみたいじゃないか。
 傷つくわぁ~!

「カイト煩い!」
「へへへ、ごめん。でも、楽しみに何だもん!」
「ハイハイ。なら直ぐに飯にしょうな?」
「うん!」


 ここは草原のど真ん中!
 車の回りに結界と、認識阻害を掛けてカイトと美味しい食事をしたのだった。


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