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新たな町へ
22話 この人怖いよ!ナビ! 改稿
しおりを挟む騎士に連れられ詰所まで来た。
俺を脅したおっさんは別の場所に連れていかれた。
で、俺はというと「ここだ入れ」と騎士さんに言われて部屋に入る。
……随分横柄だなおい!俺は何もしてないぞ!
ここだと、言われて入った部屋はこの町に入った時に門番と話した部屋と、同じ感じの狭い部屋に机と椅子があるだけの殺風景な部屋だ。
「悪いが、そこに座ってくれ」
「失礼します………」
椅子を引き座る。むぅ………不本意!
「さて、まず。悪いんだがなぁ~その外套を取ってくれゃ?」
「へっ?あぁ………はい」
忘れてたよ!騎士に言われて慌てて外套を取る。
『ナビさん、素顔ヤバイかな?』
《神に任せましょう?》
『なにそれ、神任せって』(笑)
思わずナビと話して、ニヤリとわらってしまったようで。
「なに笑っるんだ?可笑しなやつだ」
笑い顔見られたよ。(恥)
「あっ!すみません何でも無いです」
ごまかせたかな?
「しかし君、外套の下の素顔は何と言うか…」
「何ですか?」何かあるのかな?
思わず自分の顔を触って確かめる。
ペタペタと、自分の顔をさわっていると。
「あ~すまん。悪い意味ではないよ、気を悪くしたら悪いなその………何だ……」
騎士は、顔をの頬をポリポリと指で掻く。
何だか分からないけど、早く話し進めてくれないかなと、首を傾げる。
「何か?」
「い、嫌!何だ随分可愛い顔をしているのでな。ポッ」
「はい?」
『なっ、ナビさん!この人ヤバイ?ねぇ。ヤバイ?ポッ!ってなにねえ!!』
《主落ち着いて、大丈夫ですから》
『ほっ、本当に?!』
「あの、騎士さま?なに言ってますか?理解が出来ないのですがわたしは男ですよ?」
「あっ、ハハッハ。き、気にしないでくれ。分かってる、分かってよ(なに言ってるんだ俺は、ブツブツ)。」
こ、怖いんだけどなにぃぃ……………!
お願い、一度この世界のルールや歴史を教えて。
ナビは全然教えてくれないんだ。
何がナビなのかな?
独り適当に生きるのも大変なんだよ?
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