ある日仕事帰りに神様の手違いがあったが無事に転移させて貰いました。

いくみ

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新たな町へ

29話 情報を  改稿

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 階段を登り二階に上がり部屋を探す。そして、部屋の前に来ると部屋の鍵を開けて中に入る。  部屋の中は中々広いね、これは8畳くらいだろうか?
 部屋には、ベッド、机、椅子、とクローゼットにトイレがあった。
 …おっ、トイレがある!ここは綺麗にはしてあるようだね……。でも使わないけどね。怖いし。そもそも使い方がわからん。
 だって、紙がなくてなんか坪の中に水と柄杓があるだけなんだぞ!これをどうしろっうんだよ。

《主、必要ないでしょ。いちいち怒らないで、ください。喧しい》

『は、はい。失礼しました』

 でも、これは当たりかなぁ~。部屋は綺麗だしね。風呂場は無かったけど、そのうち風呂に入りたいなぁ~。

 部屋を一通り見てベッドに座る。
 ふぅ~ようやく一息就けるかな?

 まだ時間あるな、そういえば商人ギルドってあるのかな?

『ナビさん、この町のありそう?』

《はい、商人ギルドありますね。あと錬金術ギルド、鍛冶ギルド、大工ギルドも、あります。が、マップ見てください》

『そっか、あと図書館と学校みたいなのはある?』

《それも……はぁ図書館と、学園になりますが。ある様ですね》

 図書館行きたいな。学園は微妙だな。

《主、学園に行きたいのですか?》

『いや、別に行きたいとか。じゃなくて、一通りの義務教育に、ちゃんと大学まで行ってるから。今さら、学生はやりたくない。外観どんなかなと、思ってね』

《そうですか。では、図書館はどうしてですか?》

『魔物の情報と、薬草とかも知識必要かな?と?』

《私が居るのにですか?》

『いっいや、ナビさんで十分だけどもう少し。あっ!あと、魔法の知識が欲しいです(何で俺焦ってるんだ?)』

 だって、ナビ、詳しく教えてくれないじゃんか!

《魔法………》

 ねっ、なに?なに考えてるの~!!

『それと、まっ、魔物の絵があったらみたいな~何て思ったり?』

《魔物の絵ですか?》

『そうそう、ボア見たときもほら俺。猪?って聞いたでしょ?だから、多少は知ってないとね?それに、どんな魔物がいるのか分からないと困る』

《ま、まぁそう言う事なら》

『ほっ!じゃ、じゃあ図書館行こうか?あと神殿もね?』

 いちいちナビに気を使う俺ってなに?

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