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新たな町へ
閑話 神殿にて 1 改稿
しおりを挟むん~宿屋の子の第一印象は、一応は可愛い子だったけど……なんかね?だ。
後は何も感想はない。
宿をでて、マップ広げ神殿と図書館の場所を検索する。以外と近いどっちもどっちもね。なら先ずは…そう神殿かな。
マップで場所を確認しながら歩く。取り敢えず辺りは、警戒してますよぉ~。
さっき見たいに、掏りに合うなんてごめんだからね。
てくてく歩いて、神殿に着く。
神殿の中に入ると、シスターが話しかけてきた。
「こんにちは。今日は如何致しましたか?」
「こんにちは。すみません、お祈りに来たのですが、良いですか?」
「ええ、構いません。どうぞこちらでお祈り下さい」
親切なシスターは、わざわざ祭壇まで案内してくれた。
「どうも、ありがとうございます」
礼を言うと、シスターが微笑んで側から離れてくれたので祭壇前で膝を折り手を組み祈る。
『ええと……アルシャ様。暁彦です!聞こえます?』
すると目を閉じた筈なのに、目の前が明るくなる。
「やあ、暁彦君。さっき振り?君、色々面白そうだね?」
『さっきでは、無いですが。それに面白くもないですよ』
「まっ、そうだね?で、何かな?」
『あっ、そうそう、聞きたいのですがね?俺の頭に?ナビさんが居るのは何故?』
「あぁ……それは、単純に暁彦君のサポートする子だよ」
『こ………?』
思わずひらがなで、答えちゃった。…へっ?子とは?なんだ?
「そう『子』だよ……?」
『そっ!そうですかぁ…………返品は?』
「何その、間は!それに、そんな可哀想な事をするのかい?君は」
なんか、プレッシャー掛けられてるこっ!これが威圧か!!なんか感動だぁ~!
「なんか違う事で、感動してるみたいだけど。返品なんて、可哀想な事は出来ないからね?」
ぷん!
プ、プンって……分かってたよ!分かってますがね?あぁもう良いや!
『次ですが……アルシャ様に会うときは、お礼をと?思ったのですが………何をしたら良いか、思い当たらず直接聞きたいなと』
「お礼ですか?そうですね……。では、暁彦君のネットで美味しい物を、お取り寄せしてください。そしてお供えして頂ければ」
神様?
お礼にお取り寄せですか?何ですかそれ?
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