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新たな町へ
世界神アルシャ and ナビ side 1 改稿
しおりを挟むこれは、暁彦が寝てからの話です。
さて、ナビさんの決断は?
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主が就寝したようですね。何だかまた、とんでもなく色々やらかしてますが…今回はわたしは知りませんよ。
どうやら私は、返品!されるそうですから。
私は唯のSYSTEMナビゲーターですしね。
では、アルシャ様から少しお話を伺いましょう。あと、今後の事も。
SYSTEMと云って消去はされたくありませんけど。
私がアルシャ様………と、呼びかければ念話での通信が繋がる。
「ん? なんだ…だれ? ああ、ナビゲーターかいフフフ、誰かと思ったよ。突然どうしたんだんだい? 暁彦君とは仲良くやってるかな」
わざとらしい…ですねアルシャ様は……。
《主から聞いてるのでしょ?惚けないで下さい。白々しいですよ》
「おや?なんだったか……ああ!返品がどうのだっけ?」
《そうですが?》
「君は淡白だねぇ~。そんなんじゃ、本当に成宮君に嫌われるよぉ~」
世界神なのにこんなに、こんな脳天な返事でいいのでしょうか?呆れてものも言えませんが。
「そんなだから、返品なんだよ?ナビゲーター」
《はい? 仰ってる意味が分かりません》
「はぁ~で、どうする?」
《と、言いますと?》
「このまま成宮君のナビは、辞めるかい? 違う、SYSTEMに代わるのかい? 本当にそれでいいのかい?」
《え?アルシャ様からその、言葉が出てくるのですね………?》
すぐに変えるからねと!言われるのだとてっきり思っていました。
それにわたしも……
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