ある日仕事帰りに神様の手違いがあったが無事に転移させて貰いました。

いくみ

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新たな町へ

189話 依頼達成

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 さて、帰ろうと気がつけば結構森の奥まで来ていたらしい。

『ナビさん、奥まで来ちゃったねぇ』

《そうですね?またゴブにでも合うと面倒ですよ?早々に帰りましょう?》

『そ、だねぇ………でも……ナビさん遅いかもよ?』

《はぁ?》

 マップを見ると、目の前の茂みの向こうにゴブさん15匹いらっしゃる様です。

「はぁ~このまま帰るのも、気が引けるよね?」

 仕方ない一狩りしますかね、昨日買った剣も試したいしね?
 そうと決まれば、ゴブさん退治です。

 そぉ~っと、茂みから小枝を退けて覗くとゴブリンさん達まったりしてた。
 よし、これなら簡単に狩れるよ!

「エリアスリープ」

 するとバタバタとゴブが倒れた。

「じゃ、相変わらず卑怯だけど討伐だ!」

 ゴブの側まで行きライトニードルで串刺しにて 殲滅した……あ!剣使わなかった。
 ……さて、これどうしょう?
 依頼ボードにゴブの依頼あったけど……。

 まぁ、持っていって聞くかな?良し!お仕事終わり。

 王都の門の辺りまでフライで戻り、ギルドに入って受付を見ると、女性の前が空いたのでその場所の前に立った。

「あの、すみません。依頼の薬草持って来ました」

「あら?そうなの?なら、ギルドカードと薬草を、出してくれないかしら?」

「えっと………はい、これです」

 薬草50本と、ギルドカードをカウンターにだす。

「はい、確認しますね?ちょっと待ってて下さい」

 と言って確認をし出した。

 ………待つこと数秒。

「はい確認出来ました。ありがとう。報酬の大銀貨3枚よ?」

「ありがとうございます。あと、ゴブリンを倒したのですが……依頼受けて無いですが……買取りとか出来ます?」

「ええ、出来ますよ?確かゴブリン3体で大銀貨7枚よ?何体あるの?」

「えっと……全部で15匹分です」

「え?15って?貴方一人で?」

「ええ、そうですが?何か」

 問題あるの?

「ま、まぁ良いわ。でブイは?」

「えっと……何処を出せばいいのか分からないのだが……?」

「右の耳を出してくれないかしら?」

『ナビさん、ブイは出る?』

《はい大丈夫です》

「えっとバラで出しても良いのかな?」

「え?袋とかは?」

「生憎持ち合わせが………」

「わかったわ!着いて来てくれる?」

「わかりました」


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