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新たな町へ
191話 全部買うぞ!
しおりを挟む『何だろうか?何処に行ってもデジャブが……』
《そうですね?私にも理解が出来ないです》
『そうなの?』
《無理言わないで下さい》
『あら?ごめんあそばせ?ナビ』
ナビさんと遊んでると、冷静になったギルマスが話掛けてくる。
「お、すまんな。アキヒコ君!で?何処にある?」
「だ、だから何処にだしますか?って聞いてますが?」馬鹿なのだろうか?
「す、すまんな。ここに出してくれ!」
言われた場所を見ると、大きな作業台を指定して来たのでアイテム鞄から一頭のベアを出した。
「よっと!はい!これですお願いします」
「「おお!」」
ギルマスと、知らないアンちゃんが(ノルン)感心する。
「お、おい!兄さんベアこれ何処で?」
「え?あぁ。この王都に来る途中の森の中ですね。群れで居たので狩ったのですが?」
場所なんて、聞かれても困る。
何せ森で、キャンプしてたし!空飛んでたしな?アハハ!!
「群れでだと!」
「そうですね………」
「て、ことは?何頭持ってる!」
「アハハ!何頭でしたかねぇ?」
不味い、不味い!つい口が滑った。ラー○のように滑った。(古!)
「兄さん、笑って惚けてないで出せ!」
「ええ?逆に何頭欲しいのですか?」
「持ってるだけだ!」
「ええぇ!そんなに大丈夫ですか?今出したのを入れて後、9頭居ますよ?」
「「「9、9頭であれを入れて10頭かぁ……」……だ、駄目!」すっげぇ~。全部だ!全部買い取る!」
ご意見がバラバラだよ……?
どれかに、統一してくれないかな?
「で?驚ている見たいですが?確認しますけど?何頭ですか?」
「わ、悪い。ノルン何頭いる?」
「全部に決まってんだろう~。当たり前だ!素材が足りないんだから!」
「だ、そうだ」
「なら、残りの9頭だしますね?」
そう言って床にベア9頭を出す。頭と胴体は繋がってないが出していいよね?そう思って全部出す。
「「「…………」」幻じゃないのか?」
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