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新たな町へ
215話 朝です!
しおりを挟むふぅ~やっと、ゆっくり出来る!
今日は、疲れた………。
全く朝から色々あり過ぎて長かったこと!
腹もへったし!
先にこの部屋を綺麗にして……クリーン!
これで、綺麗に成ったな!
部屋も綺麗に成ったし、とりあえず飯食うかね?
先ずはラグ出して、それからテーブルを出して 椅子も居るな……。ソファーで良いか?
ソファーに座って………面倒だ、またにはカツプ麺とおにぎり、烏龍茶でいいか!手軽だしな?
テーブルの上にミニコンロを出してヤカンでお湯を沸かす。
お湯を沸かしてる間に、腹が減りすぎてるのでおにぎりを一つ食べ始める。
「頂きますかね?」
パクリとおにぎりにかじりつく。
旨い……お、お湯も沸いたね…………。
カツプ麺出来ました……頂きます。
………もくもく、ズルズルと食べ進める。
質素な夕飯に、日本で働いていた頃自分の部屋で同じものを食べて居たのを思い出す…………。
ここで………こんなもの食べるんじゃなかったかなぁ~。ハハハ。
………何処にいても一人なのは来るねぇ~。
あ!いかん、此だと落ちるな…………。
やめやめ!暗い話はやめだ、風呂に入って寝る!ごちそう様でした!
次の日、朝早くに目が覚める。
「ふぁ~!よく寝た!」
何時ですかね?時計を見るとまだ6時………。
早いんだか、遅いんだか分からん。
まぁ、いいや。テーブルに、朝飯出して食べて片付けたらメルさんに鍵を返して、屋敷に向かうかな?
朝だから軽くて良いか?
カップスープに、作り置きのサンドウィッチ。
ゆっくりと、いつもの朝食をたべて借りた部屋を綺麗にして部屋を出る。
「忘れ物は無いな……。鍵を掛けてと、メルさんに鍵を返しに行きますか」
階段を下りて、ギルドの中に入り中を見回すとメルさんが居たので声を掛ける。
「おはようございます。メルさん、お借りした鍵を返しに来ましたよ?はい、鍵です」
「あら、おはよう?早いわね?確かに返して貰ったわ!」
「では、私はこれで、ありがとうございました」
「あら、もう行くの?」
「えぇ、掃除が待ってますので、あ、後人を雇うにはどうしたら?」
「あら、雇うの?ならば……奴隷が一番手っ取り早いわよ?」
「奴隷……ですか?」
「そう!下手に人を雇うよりも口が固いわよ?何せ縛りがあるからね」
「ああ、そう言う………事か、教えて頂きありがとう。少し考えますよ?それには、稼がないといけませんね?」
「そうねぇ、何かと物入りに成るわね?依頼なら彼処にあるからね、気が向いたら仕事をしてくれると助かるわ!」
「ハハハ、では、彼処が綺麗になったら考えますよ。では、また」
「ええ、頑張ってね?綺麗になったらお邪魔するわ?」
「え?ああ、そのうちに……ご招待しますよ」
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