ある日仕事帰りに神様の手違いがあったが無事に転移させて貰いました。

いくみ

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新たな町へ

335話 ランクアップ……

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「ほら、早くギルドに行くよ?」

 今日の昼一つにギルドマスターと、約束をしているので。早めの昼食を取り出かける準備をしてる。

「だ、旦那。今日は馬車で行かないんですかい?」

「え、馬車では行かないよ。外は未だに人が居るしね?」

 だけど……赤い点はなくなったね……?
 ギルマス何かしたのかな?

「な、ならどうやって行くんだ?」

「あぁ、カシュー以外は知らないんだっけ」

「何をですか……旦那様」

「ハハハ!俺は経験してるからな。こ、怖くないぞ!」

「なにそれは、カシュー怖かったの?」

「い、いえ、そんなことは無いですよ!アハハ」

 ああ、怖かったのね……。《当たりですよ。フッ》

「あっそ!なら行くよ、カシュー肩に捕まってな。皆も俺の何処かに掴まれよ~」

「「「はい!」」」

「よし!掴んだかい?ならいくよ!(ワープ)」

 シュッ!と屋敷のサロンから。5人が消えて居なくなった。

 そして、次に目に入ったのは閑散とした椅子と机しかない、唯の部屋の中に立っていた。

「だ、旦那ここは?」

「ここ?ギルドだけど?なに。ほら着いたからギルマスの部屋に行くよ」

「「「「…………」」」はぁ?」

 部屋を出ると、ギルマスの部屋の扉をノックする。
 すると、中にいた人物からに入室の許可の返事がすぐに返って来る。

「誰だ!」

「俺ですよ!」

「…………中に入れ」

「失礼します。ギルマス来たけど?」

「おう、アキヒコ。中に入って……お前、人が増えてるじゃねぇかよ!」

「え?あぁ、この二人ね。えっと……」

「ま、いい。先ずはそこ座れよ!」

「なら失礼しますね?」

 座れと進められたので遠慮なく、マスターの対面に座り話しを始める。

「で?ギルマスなにかな?」

「取り敢えずだな、昨日の報酬を渡して置くぞ!ほれ!」

 小さな朝袋を、テーブル置くとカシャリと小さな音がした。

「これって……?」

「なに?詳細聞きたいのか?」

「一応ね?」

「ったく!面倒だな。それにお前、昨日のクマとゴブだけじゃなく!ワイバーンまで置いて行きやがって、聞いた俺が驚いたぞ!」

「え!だって、ノルンさんが…怖かったんだもん」

「もん!じゃねえよ。で!詳細だがな、まずゴブ20匹分が大銀貨7枚。ま、これは少ないな。後のクマ三頭は、金貨6枚ワイバーンは大金貨1枚と金貨4枚だ。それを併せて大金貨2枚に大銀貨7枚だ」

 ほ、ほう……これって多いの?少ないのかな?
 前に出したときは……あ!詳細聞いて無かったね~。

《多いです》

『あ……そう』

「そうなんだね……ありがとう」

 そう言って懐に金を入れる。

「で、カシュー達を呼んだのは?」

「その二人は前に冒険者だったのが分かったからな。その時のランクは…Dランクだったろ?」

「そうなの?」

「ええ、まぁ……」

「そうです」

「でだ、お前らがアキヒコのパーティーメンバーに成るんだったら、少しランクが低いんだよな?でもほら、昨日の魔物を持ち込んでるだろ。だからよ、ランクを上げるぞ。お前ら二人はCランクだ。これでパーティーメンバーのランクはBランク成るからな、Aランク迄の依頼を受けられるぞ」

「ちょっと待ってくれるかな、ギルマス」

「なんだ、アキヒコ?」

「ええっと、昨日のは、一人連連れてなかったけどもう一人このゲイルも、ゴブやらの場に居たんだよ」

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