ある日仕事帰りに神様の手違いがあったが無事に転移させて貰いました。

いくみ

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新たな町へ

474 椅子の追加

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 グレド達の部屋を作りそれが終わると一端リビングに戻って、部に少し戻ると告げて自分の部屋に戻る。
 そして、忘れては為らない薬草で回復薬の作成です。

 作るのは初級と中級の回復薬の作成……それと、自分用に何本かと、滋養強壮薬を作る。

 調子こいてポンポン薬を作ってると、ナビに止められる。

《主、作り過ぎでは?》

『ん………あぁ、できたねぇ……。でも、良いんじゃねえの?毎回毎回早く作ってくれだの、納品を早めてくれだのと、色々と注文が来るからな。在庫があれば対応も出来るよ』

《まあ、そうですが…。何ですか、その滋養強壮というのは?主はいらない…。いえ、必要ありませんが?》

『要らなくはないやい!要は心の持ち用だからな!』

《良く分かりませんが……?》

『分からなくて良いぞ?そこはさ!人間はこれを疲れた時に飲むんだよ!』

《………そうですか…人間…ですか…?》

 よし、これで出来たら仕舞ってと……。
 あそうだ、子供達って遊ぶもの要るかな?
 それと勉強するなら……算数のドリルか。
 字は…正直…あ、魔法で作れるんじゃねえのか!

 要は書き取りの、練習が出来ればいいしな?
 この世界の本で、あ!図書館に行けてないよ!俺……これは誤算でした。

 図書館…近い内に行ってこようかな?

 仕方ない、ノートと筆記具だけを渡しておくかな?
 ニングスが居る間は勉強を見て貰うかな?

 後は人を通いで雇うかな……その方が早そうだよね。

 そんなことを考えてると部屋のインターフォンが鳴った。

「はい?」

 なんですかね?

「旦那様、お夕食の時間ですが?」

「おや、もうそんな時間か…グレド達は?」

「もう仕事をしてますよ。夕食も、彼がタウルス達を上手く指導してます」

「ふぅ~ん、トラブルに為らなくて良かったな」

「そうですね、私も安心しました。所で旦那様、お夕食ですが?」

「おっと、そうでした今行くよ。そう言えば子供が増えたんだっけ。席って…」

「広いテーブルですから…ですが椅子の方が…」

「わかった直ぐに行くよ」

「宜しくお願い致します」

 急いで薬草や他の物をアイテムボックスに仕舞うと食堂に向かう。

 食堂に入ると子供達三人はゲイルとマイナの席に座ってるね?あと一人は…ラルフ君は立ってるのか……あっ!そこ年が近いから仲良く為るのも早いかな?

 ってそれどころではないね。

「すまないね。みんな待たせてさっ、子供達の席だよね……さてどうするかな…」

「旦那様?」

「なに?ニングス」

「椅子だけで、後はテーブルも広いですから。一人づつの間隔を、少し詰めれば子供三人位は座れますよ」

「そう……狭くない?」

「大丈夫です!」

「わかったよ、なら、椅子だけね?」

 座ってる子供を見れば、子供用じゃなくても良さそうだね。

 なら、同じデザインの、椅子をネットで選んで……鞄から出せば……。

「よっと……はい!三人分だ。グレドの側でいいか?」

「それ、俺が運びます!」

 出した椅子を運ぼうとしたら、俺が運びますと珍しくモルマンが名乗り出てくれた。
 ありがたいがどうしたの?

「お。おう、なら頼むね……」

 それからサクッと、椅子のセッティングが終わると今度は皆で自分の椅子の間隔を詰めてる……。
 俺はそれを眺めるだけだな…。
 皆、ありがとう。サクサク進んで有難い。

「さて、これで終わりかな?」

「ええ、そうですね?ゲイルはルネル君を、マイナは、ルメド君をグレドの席の側に移動させてあげてください」

「うん、分かった。ルネル君こっちだって」

「うん!」

「なら、ルメド君は、お父さんの隣だね。それと私の隣だね。よろしく…ぶぃ」

「フフ…!お姉さん面白いね?」

「えぇ~そうかな?ほら座ろうか?」

「うん!」

 ん~なんか今までにない…ふんわり空間に為ったね。

 子供って居ると……まぁ、幼くはないんだけど…。
 場が和むんだ……。

「お!全員揃ってるな?」

「ああ、グレドなんか悪いね。戻ったばかりなのに、食事の支度なんてさせて」

「なに言ってんだよ!俺はここの料理人だぜ!さて今日も腕に寄を掛けて作った飯を食ってくれよ」

 ワゴンに乗った料理を見て一言。

「「おお!旨そうだ!」だ!」

 ん…誰……ああゲイル君ね…きみ、いつ隣に来たかね?

「さ、さてメイドさん達配膳を頼むね」

「「はい!お任せ!」…」

 マイナ…きみのキャラも独特に為って来たね。

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