ある日仕事帰りに神様の手違いがあったが無事に転移させて貰いました。

いくみ

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新たな町へ

476話 付けて来たのは何処の誰? 改稿

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 土地購入の検討ねぇ……。

「だけどさ、買っても役にたたなければ……」

 あっ、そういえば……。屋敷の使用人が多く為ったから庭が狭いのか?

 それに畑も広げるかな?店はもう諦めてそうしようかな?

 グレドの子供達も居るから…もう少し。
 ん~それだと作り直すのが面倒だな…。

「ん~やっぱり要らない!ギルマス今回はパス!」

「そんな事を言うなよ!あそこが空き家だと不安だろ?アキヒコよ!」

「ん…煩いなぁ……。分かったよ、なら、少し考えるよ。だけど今夜はもう帰るよ。またな?ギルマス!」

「分かった、またな?だが、また来月薬を頼むな?今日と同じ数で良いからよ!」

「てかさ、薬草代は?今回もそうだけど!」

 わざわざ採りに行くのも面倒なんだけど?

「は、入ってその値段だよ!」

「あっそう、なら良いよ。じゃあなお休みギルマス!」

「おう、またな」

 ギルドを出て、4人で歩く。
 だが、今夜は少し屋敷に戻るのに遅くなったかな?

「カシュー」

「はい?なんでしょうか?」

 後ろから堅めの返事がかえってくる。

 相変わらずぶれるないねぇ~。
 まぁ、嫌いじゃないがね。
 ほんと便りに為りますよ、カナルが軽いから余計にカシューの堅さが目立つのか?

 いや…カシューも雰囲気は柔らかい…のか?

「旦那様?どうか」

「しっ!ニングス少し黙ろう」

「えっええ」

とニングスを黙らせる。

「で、カシュー?」

「ハイハイちゃんと分かってますよなっ、ゲイル」

「うん」

「お、ゲイル君。ゲイルはニングスを守っててね?」

「………分かった」

「え?何か」

「ニングスほんとに少し黙ろうな…?」

「は、はぁ…」

「で、どうしましょう?」

「そうだねぇ……取りあえず、向こうが何もしてこないならこのまま。あっ!認識阻害は忘れずにねぇ?」

「「「了解です」」」

 よしお利口です。

「取りあえず、あの角曲がったら全員でワープするから離れないようにな?」

「分かりました。でも良いんですか?」

「別に今は被害がないし、何もしてこないなら見逃すけど?」

「……まっ、そうですね?ここで騒ぎに為ってもこちらが不利ですか?」

「そういう事だよ、何処の誰だか知らないけど、暴漢の類いだろうしね?ほら、急ぐよ!」

 そして、急いで店の角を曲がると直ぐにワープで屋敷のエントランスに戻った。
 全く……ゆっくり散歩も出来ないじゃないかよ!
 エントランスに戻り、全員で屋敷に入るとそこで今日は解散というとニングス以外の二人は部屋に戻っていった。


 それから俺はニングスと少し話す時間を作る。

「ニングス、御疲れ。悪かったね、付き合わせて」

「いえ、夜の運動だと思えば…。それに私も、出掛けないと為らないですからね?体力は付けておかないと」

「……そう?なら良いけどさ。それで…話だけど」

「その前に?隣の土地は、お買いに為らないのですか?」

「お隣ねぇ……買っても良いけど。今の所広さとか見てないからわからないし。何にするかな?って感じで迷ってる…ってか思い付かない」

「先日は、店がとか仰って居りませんでしたか?」

「ん~言ってだけど…何の店を開く?それに人を集めるのか?それも何だか面倒に為ってきたしなぁ~」

 なんか最近忙しくて…色々面倒に為って来た。

《御疲れの様ですね?》

『まぁねぇ……』


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