ある日仕事帰りに神様の手違いがあったが無事に転移させて貰いました。

いくみ

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新たな町へ

523話 今夜は歓迎パーティーだ! 1

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 ケイルスにグレドを呼びに行って貰って、少し待つとグレドとケイルスが戻って来た。
 何処に居たんだ…厨房かな?

「旦那、屋敷に戻ってたのかい?なんか新人がやらかしたとは聞いてたが」

「ああ、それは片付いたよ。それで呼んだのはな、今夜の飯は決まってるのか?」

「いや、未だだせ?今夜は旦那と相談してと思ってたからよ」

「そうか?それならよかった!なら今日は外で、BBQパーティーにするぞ!新人の歓迎会だ」

「やった!焼き肉だ。カシュー喜べよやった!」

 カナルが子供のように喜んでるねぇ…。

 そんなに嬉しいのか?
 ああ、肉がたらふく食えるもんな。

「なに、カナル嬉しそうだね?」

「そりゃそうですよ!皆と庭で食べるの、旨じゃないですか!それと酒は出ますか?」

 酒…そっちかい!

「酒ね……飲みたいの?」

「そりゃ!呑みたい!…です!」

「そうか…だったら出すかな」

「やった!旦那様が出す酒は旨いですからね!な!カシュー」

「そ、そうだな…あれは旨いが…呑みすぎ禁止だ!」

「ええ、堅いこというなよ!」

 カナルこいつ……まあ良いかな結構こいつには助けられてるしね。
 邸のムードメーカーなのは認めてるし、皆を纏めるのも上手いからね。

「カナル……お前呑みすぎたら明日の仕事にならんだろ?朝も早いんだ!起きれなかったら罰金だし」

「…………了解…呑みすぎは注意するよ」

「しかし、外での食事は久しぶりですね?旦那様」

「ん?ああ、ニングスか、そうだったけ?」

「そうですよ!俺らと外に出た時以来じゃ無いですか?」

「……ん~そうか?」

 カナルそんなに前だったかな?

「と、所で庭で始めるなら色々仕度をほら旦那!」

「ああ、そうだったな?グレド行くぞ。ところで子供達は?」

「子供らなら、寮の遊戯室で遊んでますよ?」

「誰か付いて見てるのか?」

「それならマイナが見てくれるはずですよ」

「そうなの?」

「ええ、マイナは色々気が利いてて助かりますよ。最初は言葉も少なくて、なにを考えてるのか、さっぱり分かりませんでしたがね」

「今でもそうじゃない?不思議発現多いよね?フフフ」

 でもあの子は当たりだったね。
 あっ!この子嵩では無いぞ!
 ニングス、グレド、カナル、カシュー、ケイト、ゲイル、タウルス、モルマン、ベントン、ヘンリルこの人達は皆当たりでした。
 当たりなんて言ったら失礼だけどな。
 本当に助かってます。

 それから、今度新しく来た三人の新人……皆に馴染むと良いなぁ~。

「旦那、なに笑ってんです?気持ち悪い!ほら、早く夕飯の仕度をしますから!」

「お、おう、任せろ肉は俺が出す!」

「へへそう来なくっちゃ!頼みますぜ旦那!」

 それから、庭にBBQコンロを三台出して肉をだした。
 ついでにケイトに頼んで野菜を取って来て貰う。
 野菜はキャベツ、人参、トマト?ああプチトマトね。
 それとサラダ用にキュウリに、レタス。

 ネットからは、とうもろこしに、ハムにウインナーとチーズを出したそれと酒類だ。
 何気にビールが大好評だ!冷たいエールはこの世界ではない物だもんね。

 後はウイスキーにワイン。
 子供達にはジュースかな?

 そうして歓迎パーティーが始まった。
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