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いよいよ本格的な復讐へ
74.昔は飛べた翼
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晴天の朝。運動着に着替えてピィとアカツキと庭に出た。
……それにしてもジャージみたいな着心地だな。ぱっと見はシンプルなTシャツとズボンなのに、一体何で出来てるんだ?
庭に出てやりたい事は二つ。まずは鈍った体を動かす事。それから翼で飛ぶ練習だ。
軽くストレッチをしてからだだっ広い庭の一部の更地で軽く走った。それから木刀を持って素振りと軽い打ち込み。
こっちの世界に来てからナイフは習ってたけど剣は扱いがまた違って難しいな。体が鈍ってたからもあるだろうけど、たまに剣に振られてバランスを崩す。
「おーっし、休憩なー」
「つっっっかれた…!」
木陰の茂みに移って剣を置き、ピィが持ってきてくれた水筒の水を飲んだ。炎天下で動いた後の水は格別だ…。
そう、炎天下。天気が良すぎる。
「アカツキ…この強い日差しなんとか出来ないか?」
「残念ながら天気は操れないなぁ。いくら太陽神って呼ばれてても俺、神じゃねぇもん」
そうだったのか、じゃあ群衆が勝手に太陽神だと思ってるだけの別の何かなんだな。そういえばアンリも『太陽の化身』って言ってたっけ。
結局、俺たちって何なんだろう。いろんな話を聞いたけど、どれが正しい事なんだ?
「さ、休憩は終わりだ」
「えー…、そうだアカツキ。お前の神器ってあるのか?」
休憩を伸ばしたいがために適当な話題を振ってみた。でも咄嗟の思いつきにしてはいい質問をした気がする。普通に興味のある話題だ。
「あるぜ。『日食のアックス』『紅炎の大剣』『日暈の御杖』の三つ」
「うわごっつ」
斧に大剣って…俺の弓とレイピアとは対極的だな。見せて貰おうかとも思ったけど、なんか名前から熱そうだから止めておこう。
ジリジリと皮膚を焼かれながらも、空を飛べるよう練習するために翼を出した。翼、真っ黒だから陽の光ですぐ熱くなるな。
アカツキも元から熱そうな翼を出して、俺に飛び方を教えてくれた。
「付け根の筋肉を動かし慣れるとこからだな。飛べなくていいからとにかく翼を動かしてみろ」
なんとか重たい翼をバッタバッタと動かした。一回はためかせるだけで体がふわりと宙に浮く。だ、ダメだ、バランスが取れない…!小さい頃に傘を差してたら強風に煽られて飛んでいきそうになった時みたいだ。
初めて翼を出した夜、よく気合と根性だけで飛べたなと自分でも思う。
そのままバランスをとりながら一定のリズムで翼を動かせるように何度も挑戦した。けどやっぱり空中でバランスが崩れる。ただでさえ今日は暑くてクラクラするのに、案外飛ぶ時のスタミナ消費が激しくて疲れるな。
とりあえず真っ直ぐじゃないものの飛べるようにはなった。フラフラはするけど開けた場所での飛行なら出来そうだ。
「うんうん、だいぶ良くなったな!」
「そ、そりゃあ良かった……」
「あとは滑空と空中待機、それから離着陸と微調整だな」
ひっ………終わりが遠い……。
今日だけでも背中が筋肉痛になりそうなほど羽ばたいたのに、翼って思ってた以上に不自由というか…操作の難易度が高いな。
正直めっちゃ舐めてました、ハイ。最初なんて『えっ、翼!?もしかして飛べる!?よっしゃ自由だー!』的なノリでした。鳥って大変なんだな。
日が沈み始めて少しずつ体力が回復してきた。やっぱり炎天下に黒い翼は暑過ぎたな。冷たい風がすっごく気持ちいい。
動かし過ぎて余計に重たい翼をもう一度だけ動かした。まだグラつくけど目的地には辿り着けるようになったな。重心のコントロールが出来るようになったおかげで、あっという間に屋上まで来れた。
「だいぶ良くなったんじゃないか?」
ふわりと軽やかに俺のいるとこまで飛んできたアカツキ。分かっていたけどやっぱり俺と比べると自由自在に飛んでるように見える。
アカツキは俺の隣、屋上の端に腰掛けて、そのまま沈んでいく夕日を眺めた。
「この島も高いところに浮いてるが、やっぱり空はいいな」
「それはお前が『太陽』だから?」
「んー、関係無く空が好きかも」
翼をしまい後ろに倒れたアカツキはそのまま空を眺めながら優しく微笑んだ。
「ははっ」
「急に笑ってどうした?」
「お前も見れば分かるさ」
アカツキを真似て翼をしまい後ろに倒れる。重たい翼の負荷が無くなったから余計に背中が痛いな。明日は筋肉痛か。
何か見えるのかと空を眺めていると、沈む太陽とは反対に月が昇っていた。細い三日月。もう朔の日が近いのか。
「いいな、この時間は。太陽と月が同時に存在してる」
確かに。俺達はどれだけ近くにいても太陽と月は遠く離れている。そんな当たり前のことを忘れていた。
アカツキと共にいると常識が全て上書きされる。月が太陽の隣にいると錯覚する。『本当は遠いのに』近くに感じる。なんでだろう。距離を感じるよりも近くに感じる方がいいはずなのに、なんだか寂しく感じる。
体を起こしてアカツキを見ると、アカツキはぼんやりと空を眺め続けていた。ただ、焦点が合ってないような……?それに、よく見るとすごい汗で体も真っ赤だ。
もう日は落ちて涼しくなったのにどう見ても暑そう。これって、もしかしてアカツキも俺と同じようなことが起こるのか?
新月の日に俺の体温が下がるように、アカツキも日差しの強い日は体温が上がる…とか?今日は俺も暑さで汗をたくさん流したし、何度か眩暈も起こすほどにキツかった。
「おい、アカツキ?」
「んー?」
「体調が良くなさそうだ。戻った方がいいんじゃないか?」
「ははっ、ちょっと体温が下がらないだけだ。今は冷たい風に当たってた方がラクでいい」
ラクったって、汗の量が尋常じゃないぞ…。
こうなったら強硬手段だ。俺の時とは反対にとにかく体温を下げればいいんだな?
もう一度翼を出し、アカツキを俵持ちで持ち上げた。
「えっ、おい!?」
驚く声を無視して、そのまま記憶を頼りにとある場所に向かって飛んだ。
●●●
流石に人を持ち上げて飛ぶのは難しいな。でも、目的地までそんなに遠く無いからこれなら………。
「おっ、おいヨル!?どこに…って落ちる!落ちてるッ!!」
そのまま一気に下まで落ち……降りて、水の中に突っ込んだ。バシャンと音を立てて大きな水飛沫を上げ、とりあえず目的地に到着した。
ここは島の端の方にある湖だ。とは言え屋敷からはそこまで離れていない。
「ここなら体温下げられるんじゃないか?」
「いやだからって水に飛び込む奴がいるかよ………まぁ、助かるけど」
見るからに顔色が良くなった。さっきまでは茹でられてるみたいに真っ赤だったからな。
アカツキは何かを思いついたように俺から少し離れると、水を両手で勢い良く掬い俺に掛けてきた。いや、子供の遊びか?それに俺はちょっと寒いぞ?
「アーカーツーキー?」
「ははっ、水も滴るイイ男!」
「同じ顔だろ!」
悪ノリに乗るようにアカツキの元へ行き、胸ぐらを掴んで俺諸共沈んだ。俺は少し沈んですぐに出るつもりだったが、アカツキはそのまま俺の頭をそっと引き寄せ水中でそっとキスをしてきた。
「ぷはっ、おい……」
「シー……そう怒るなよ。これくらいのイタズラはいいだろ?」
「はぁ………」
これで許す俺も大概甘いよな。でも俺に恋人が出来てからたまに寂しそうにしてるもんだから放っておけない。
湖の端に避け、そのまま俺達は抱き合った。アカツキの体温はずっと熱いままで、俺に伝わってきて温まる。
「体、冷たいな」
「そう言うお前は夜の湖の中にいるのに熱いな」
そのまましばらく続く沈黙。少し気不味いか?と思ってたけど、アカツキが抱きしめる力を少しずつ強めていることに気がついた。
濡れて肌に張り付く服と、一切の隙間も無く触れ合う体。俺はただこの感覚に複雑な幸せを感じている。けどきっとアカツキは違う。コイツは…安堵している、気がする。
俺が眠り『宵』が消えた傷が無いはずが無い。でも、俺が記憶を取り戻さない限りアカツキの傷はきっと癒えない。
あぁ、ヤだな…俺が『夜人』じゃなくて『宵』だったらいいのに、なんて昔の自分に嫉妬してる。
でも昔の自分を取り戻したらその後は?もし、今の俺が無くなって、グルーやヴィンスを自分で突き放しでもしたら……。そう考えると今の俺は怖く感じる。
なら、俺は誰でいれば………
……それにしてもジャージみたいな着心地だな。ぱっと見はシンプルなTシャツとズボンなのに、一体何で出来てるんだ?
庭に出てやりたい事は二つ。まずは鈍った体を動かす事。それから翼で飛ぶ練習だ。
軽くストレッチをしてからだだっ広い庭の一部の更地で軽く走った。それから木刀を持って素振りと軽い打ち込み。
こっちの世界に来てからナイフは習ってたけど剣は扱いがまた違って難しいな。体が鈍ってたからもあるだろうけど、たまに剣に振られてバランスを崩す。
「おーっし、休憩なー」
「つっっっかれた…!」
木陰の茂みに移って剣を置き、ピィが持ってきてくれた水筒の水を飲んだ。炎天下で動いた後の水は格別だ…。
そう、炎天下。天気が良すぎる。
「アカツキ…この強い日差しなんとか出来ないか?」
「残念ながら天気は操れないなぁ。いくら太陽神って呼ばれてても俺、神じゃねぇもん」
そうだったのか、じゃあ群衆が勝手に太陽神だと思ってるだけの別の何かなんだな。そういえばアンリも『太陽の化身』って言ってたっけ。
結局、俺たちって何なんだろう。いろんな話を聞いたけど、どれが正しい事なんだ?
「さ、休憩は終わりだ」
「えー…、そうだアカツキ。お前の神器ってあるのか?」
休憩を伸ばしたいがために適当な話題を振ってみた。でも咄嗟の思いつきにしてはいい質問をした気がする。普通に興味のある話題だ。
「あるぜ。『日食のアックス』『紅炎の大剣』『日暈の御杖』の三つ」
「うわごっつ」
斧に大剣って…俺の弓とレイピアとは対極的だな。見せて貰おうかとも思ったけど、なんか名前から熱そうだから止めておこう。
ジリジリと皮膚を焼かれながらも、空を飛べるよう練習するために翼を出した。翼、真っ黒だから陽の光ですぐ熱くなるな。
アカツキも元から熱そうな翼を出して、俺に飛び方を教えてくれた。
「付け根の筋肉を動かし慣れるとこからだな。飛べなくていいからとにかく翼を動かしてみろ」
なんとか重たい翼をバッタバッタと動かした。一回はためかせるだけで体がふわりと宙に浮く。だ、ダメだ、バランスが取れない…!小さい頃に傘を差してたら強風に煽られて飛んでいきそうになった時みたいだ。
初めて翼を出した夜、よく気合と根性だけで飛べたなと自分でも思う。
そのままバランスをとりながら一定のリズムで翼を動かせるように何度も挑戦した。けどやっぱり空中でバランスが崩れる。ただでさえ今日は暑くてクラクラするのに、案外飛ぶ時のスタミナ消費が激しくて疲れるな。
とりあえず真っ直ぐじゃないものの飛べるようにはなった。フラフラはするけど開けた場所での飛行なら出来そうだ。
「うんうん、だいぶ良くなったな!」
「そ、そりゃあ良かった……」
「あとは滑空と空中待機、それから離着陸と微調整だな」
ひっ………終わりが遠い……。
今日だけでも背中が筋肉痛になりそうなほど羽ばたいたのに、翼って思ってた以上に不自由というか…操作の難易度が高いな。
正直めっちゃ舐めてました、ハイ。最初なんて『えっ、翼!?もしかして飛べる!?よっしゃ自由だー!』的なノリでした。鳥って大変なんだな。
日が沈み始めて少しずつ体力が回復してきた。やっぱり炎天下に黒い翼は暑過ぎたな。冷たい風がすっごく気持ちいい。
動かし過ぎて余計に重たい翼をもう一度だけ動かした。まだグラつくけど目的地には辿り着けるようになったな。重心のコントロールが出来るようになったおかげで、あっという間に屋上まで来れた。
「だいぶ良くなったんじゃないか?」
ふわりと軽やかに俺のいるとこまで飛んできたアカツキ。分かっていたけどやっぱり俺と比べると自由自在に飛んでるように見える。
アカツキは俺の隣、屋上の端に腰掛けて、そのまま沈んでいく夕日を眺めた。
「この島も高いところに浮いてるが、やっぱり空はいいな」
「それはお前が『太陽』だから?」
「んー、関係無く空が好きかも」
翼をしまい後ろに倒れたアカツキはそのまま空を眺めながら優しく微笑んだ。
「ははっ」
「急に笑ってどうした?」
「お前も見れば分かるさ」
アカツキを真似て翼をしまい後ろに倒れる。重たい翼の負荷が無くなったから余計に背中が痛いな。明日は筋肉痛か。
何か見えるのかと空を眺めていると、沈む太陽とは反対に月が昇っていた。細い三日月。もう朔の日が近いのか。
「いいな、この時間は。太陽と月が同時に存在してる」
確かに。俺達はどれだけ近くにいても太陽と月は遠く離れている。そんな当たり前のことを忘れていた。
アカツキと共にいると常識が全て上書きされる。月が太陽の隣にいると錯覚する。『本当は遠いのに』近くに感じる。なんでだろう。距離を感じるよりも近くに感じる方がいいはずなのに、なんだか寂しく感じる。
体を起こしてアカツキを見ると、アカツキはぼんやりと空を眺め続けていた。ただ、焦点が合ってないような……?それに、よく見るとすごい汗で体も真っ赤だ。
もう日は落ちて涼しくなったのにどう見ても暑そう。これって、もしかしてアカツキも俺と同じようなことが起こるのか?
新月の日に俺の体温が下がるように、アカツキも日差しの強い日は体温が上がる…とか?今日は俺も暑さで汗をたくさん流したし、何度か眩暈も起こすほどにキツかった。
「おい、アカツキ?」
「んー?」
「体調が良くなさそうだ。戻った方がいいんじゃないか?」
「ははっ、ちょっと体温が下がらないだけだ。今は冷たい風に当たってた方がラクでいい」
ラクったって、汗の量が尋常じゃないぞ…。
こうなったら強硬手段だ。俺の時とは反対にとにかく体温を下げればいいんだな?
もう一度翼を出し、アカツキを俵持ちで持ち上げた。
「えっ、おい!?」
驚く声を無視して、そのまま記憶を頼りにとある場所に向かって飛んだ。
●●●
流石に人を持ち上げて飛ぶのは難しいな。でも、目的地までそんなに遠く無いからこれなら………。
「おっ、おいヨル!?どこに…って落ちる!落ちてるッ!!」
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ここは島の端の方にある湖だ。とは言え屋敷からはそこまで離れていない。
「ここなら体温下げられるんじゃないか?」
「いやだからって水に飛び込む奴がいるかよ………まぁ、助かるけど」
見るからに顔色が良くなった。さっきまでは茹でられてるみたいに真っ赤だったからな。
アカツキは何かを思いついたように俺から少し離れると、水を両手で勢い良く掬い俺に掛けてきた。いや、子供の遊びか?それに俺はちょっと寒いぞ?
「アーカーツーキー?」
「ははっ、水も滴るイイ男!」
「同じ顔だろ!」
悪ノリに乗るようにアカツキの元へ行き、胸ぐらを掴んで俺諸共沈んだ。俺は少し沈んですぐに出るつもりだったが、アカツキはそのまま俺の頭をそっと引き寄せ水中でそっとキスをしてきた。
「ぷはっ、おい……」
「シー……そう怒るなよ。これくらいのイタズラはいいだろ?」
「はぁ………」
これで許す俺も大概甘いよな。でも俺に恋人が出来てからたまに寂しそうにしてるもんだから放っておけない。
湖の端に避け、そのまま俺達は抱き合った。アカツキの体温はずっと熱いままで、俺に伝わってきて温まる。
「体、冷たいな」
「そう言うお前は夜の湖の中にいるのに熱いな」
そのまましばらく続く沈黙。少し気不味いか?と思ってたけど、アカツキが抱きしめる力を少しずつ強めていることに気がついた。
濡れて肌に張り付く服と、一切の隙間も無く触れ合う体。俺はただこの感覚に複雑な幸せを感じている。けどきっとアカツキは違う。コイツは…安堵している、気がする。
俺が眠り『宵』が消えた傷が無いはずが無い。でも、俺が記憶を取り戻さない限りアカツキの傷はきっと癒えない。
あぁ、ヤだな…俺が『夜人』じゃなくて『宵』だったらいいのに、なんて昔の自分に嫉妬してる。
でも昔の自分を取り戻したらその後は?もし、今の俺が無くなって、グルーやヴィンスを自分で突き放しでもしたら……。そう考えると今の俺は怖く感じる。
なら、俺は誰でいれば………
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