天然天使にご用心♡

七々虹海

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「天使って、その、性別あるの?」
「一応あるよ!両性じゃなくて、ちゃんと男の子!そうだ!愛の行為をする時の為に拡げたんだから、見て確かめてくれない?上から見てた時と実際は大きさ違うかもだから、挿いらなそうだったら僕もうちょっと頑張ってくるから!」

 そう言いながら白のパンツと下着とを一気にストンと脱ぎ捨て…って、待ってよ、天使って恥ずかしいって気持ちないの?!!!

「ちょっと待って!隠そう!」
ルヒエルくんが脱ぎ捨てたパンツを股間に当てるように隠すようにしながら飛び付く。

 あっ…。これは事故だ。

 わぁわぁわぁわぁ、涼くんのお口が僕のお口にくっついた!これも愛する者同士の行為って読んだよ。涼くん…恋人になろうってつもりで、ここに連れてきてくれたんだ。幸せな気持ちになる。
 離れちゃった……もう一度してくれないかな。確か目を閉じて、涼くんの方に、上向きに顔を向けて…。


 事故だったはず。
 なんでルヒエルくんキス待ち顔でこっち向いてるんだよ。天使は純粋だから、普通に恋人同士のキスと勘違いして、もう一回ってしてる可能性もある。でも今のはどう見ても事故でしょ。
 事故と同時に離れたから股間丸見えじゃん。
 色白なルヒエルくんはちんこも薄い色なんだ。
 男性器のはずなのに、綺麗なものに見えるの不思議。天使だからかな。勃起もしてない立ち膝でたまに揺れるちんこが神聖なものに見えてくる。



 涼くんまぁだ?お口来ないなおかしいなって薄目を開けると、僕のちんちんをガン見してる。涼くん?
 準備したのはそっちじゃないのに、何か勘違いしたのかな。

「涼くん、用意したのこっちだよ?」
クルっと後ろ向きに四つん這いになって、呆然としてる涼くんの指を取って、お尻に中指だけ入れさせる。

「えっ、えぇぇぇ?」
「どうかな?ちゃんと時間かけて拡げたから大丈夫かなと思うんだけど」
「そういう問題じゃなくて、急にお尻確認してって言われても、付き合ってるわけじゃないし、お尻って、抵抗あったんだけど、何これ絞めつけてくるけど、ふわふわあったかいんだ……」
「やん♡涼くんもうちょっとちんちん側の膨らみ触って?」
「これ?」

 お尻の中ってこうなってるんだって好奇心が勝ってしまって指を抜けない。その上
「やっ、あん、出ちゃう~、もっとおちてぇ♡」
 目の前の天使って生き物が思いの外エッチで、気づいたら自分でちんこしこりながら腰振ってるし! 
「やぁぁん♡もうキスしたから恋人なんだよね、え~ん、きもちぃよぉ、涼くんの指ならもっときもちぃって、あん♡思ってた通り」
 手の動きを早めたルヒエルくんはあんあんヨガリながら、イってしまい、ぐったり前のめりに潰れた。
 あぁ、天使も精子は白いんだな。
 ん?さっき恋人とか言ってなかったか?


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