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従兄弟殿は困ってます
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「そこは苦渋の決断の末だよ。確かにジロも一緒に社員として働けば、同じ部署にするなんて簡単だし、ちょっと倉庫に荷物取りに付き合わせて、あれっ、閉じ込められたぞ、からの、総ちゃんここ寒いね……、ジロ、俺が暖めてあげるよ、からのエロい展開にもっていく。それも捨てがたい!けれども!会社に連れてきたらライバルが増える危険も起こり得る!それを天秤にかけた時、あぁ、寂しいけれどジロには家で待っていてもらおう。離れてる時間が二人の愛を育むんだ……そう思うだろ?」
「そうですね」
全くこの従兄弟様は。仕事は出来るんですよ?
そして人当たりもいい。見た目もいい。中の上どころじゃなく上の中、もしくは上の上!くっきり二重の目元に長めの睫毛、通った鼻筋で横から見ると彫刻のよう、社内にはファンクラブもあるんですよね。
が、残念なことに次郎さんに女装させた写真を持ち歩いてるんですよ。『親同士か決めた許嫁なんですよ、でも、そんなこと関係なく、お互い想いあってます』なんてにこやかに言われちゃ、小鳥遊さまは家柄の良いお嬢様とお付き合いされてるのね、敵わないわぁお幸せにとなり、女性社員の中にこの話は一気に広まった。ファンクラブは総一郎様の純愛を見守る会になったとかなんとか…。
なのに一変、次郎さんのこととなると…好きが転じて変態に…。
次郎さん、御愁傷様です。
今度あなたのその可愛いメイド姿を拝みに…、いえ、愚痴を聞き、励ましに伺います。
しかしこんな会話をしているのに『従兄弟様同士尊い……』とか言ってる女性社員たちは、会話内容は耳に入ってこない都合の良い耳をしているようですね。
「おーい誠、聞いてた?」
「はい、聞いてましたよ、次郎さんが可愛いっていう話ですよね」
「そうだよ~、お前聞いてないような顔して、聞いてたんだな!さすが従兄弟だ!これからもジロ話で盛り上がろう!」
いや、盛り上がってるのあなただけですから…。
興奮してイスから立ち上がり、握手求めてくるって…ほら、周りの社員が仲の良い従兄弟同士ねってまた沸いてるじゃないですか。
「帰りにジロの下着を一緒に選ぼう!」
「残念ながら用事があるので」
はっ!?行くわけないでしょ!そんな可愛い男性もの下着コーナーだか女性もの下着コーナーだか知りませんけど、堂々と入っていけるのあなたぐらいですよ!
「そうですね」
全くこの従兄弟様は。仕事は出来るんですよ?
そして人当たりもいい。見た目もいい。中の上どころじゃなく上の中、もしくは上の上!くっきり二重の目元に長めの睫毛、通った鼻筋で横から見ると彫刻のよう、社内にはファンクラブもあるんですよね。
が、残念なことに次郎さんに女装させた写真を持ち歩いてるんですよ。『親同士か決めた許嫁なんですよ、でも、そんなこと関係なく、お互い想いあってます』なんてにこやかに言われちゃ、小鳥遊さまは家柄の良いお嬢様とお付き合いされてるのね、敵わないわぁお幸せにとなり、女性社員の中にこの話は一気に広まった。ファンクラブは総一郎様の純愛を見守る会になったとかなんとか…。
なのに一変、次郎さんのこととなると…好きが転じて変態に…。
次郎さん、御愁傷様です。
今度あなたのその可愛いメイド姿を拝みに…、いえ、愚痴を聞き、励ましに伺います。
しかしこんな会話をしているのに『従兄弟様同士尊い……』とか言ってる女性社員たちは、会話内容は耳に入ってこない都合の良い耳をしているようですね。
「おーい誠、聞いてた?」
「はい、聞いてましたよ、次郎さんが可愛いっていう話ですよね」
「そうだよ~、お前聞いてないような顔して、聞いてたんだな!さすが従兄弟だ!これからもジロ話で盛り上がろう!」
いや、盛り上がってるのあなただけですから…。
興奮してイスから立ち上がり、握手求めてくるって…ほら、周りの社員が仲の良い従兄弟同士ねってまた沸いてるじゃないですか。
「帰りにジロの下着を一緒に選ぼう!」
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はっ!?行くわけないでしょ!そんな可愛い男性もの下着コーナーだか女性もの下着コーナーだか知りませんけど、堂々と入っていけるのあなたぐらいですよ!
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