オムライス食べたい ~ゲーム漫画アニメの感想、それからオカルトや都市伝説について思ったこと書く意識の低いエッセイ~

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俺的ホットワード2025【ゲーム(ソシャゲ)】編1

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 ◎ソシャゲ

〇Fate/Grand Order

・二部終章

 2025年のFGOといえばなんといっても、これに尽きるだろう。
 配信が年末で、文章でのネタバレは特に運営から釘は刺されていないがネタバレしてしまうのが躊躇われるほどの大きな感動、そして正しく「喪失感が宝物になるんだよ」(奈須きのこ氏からコンセプトを伝えられて二部終章主題歌の楽曲制作をされた坂本真綾氏の談。FGO年末放送)という長い旅にエンドマークを打つ名作だった。
 ゆえに、筆者も多くは語らない。
 引退勢、長期ログインしてない勢、興味を持った未プレイ勢も今からでもいいから同じ時代を生きる人類として、この壮大な物語と、宝物たりうる喪失感を共有して欲しい。

・冠位戴冠戦

 終章に向けてノウム・カルデアの冠位グランドサーヴァントを選出し、決戦兵器とするためのキャンペーン。
 七騎士のクラスだけかに思えたが、エクストラ1・2のグランドも選定が可能となったのは興奮した。
 レベル100、サーヴァントごとの3つの基本スキルをすべてレベル10にするという条件を果たせば、どんなサーヴァントでも対応するクラスのグランドにできる。
 対象クラスの消費無償期間を除いては、ストームポッドを消費して周回ができる。
 オーディール・コールのフリークエストよりも絆効率やアイテムドロップがいいということで、デイリーの3回クエストはほとんどのマスターがこちらに乗り換えただろう。
 剣→狂→槍→エクストラ1・2→騎→殺→弓→術というスケジュールが発表され、キャスターが最後であることから冠位戴冠戦の敵として立ちはだかるグランドキャスターはあいつしかいない、と多くのマスターは予想し、期待したことだろう(結果としてその通りだった)。
 一方、神話的な格は十二分にあるとはいえゲーム的には直前のイベントで実装されたぽっと出のサーヴァントであるランサーのインドラ(冠位戴冠戦で出現するのはインドラ・マガヴァーン)は、不評の声が聞かれた。個人的にもスカサハなどの方がより納得がいったと思う。
 単純にインドラが強く、また従えたヴァジュラを倒さないとダメージが通りにくいギミックがあって(≒初の全体宝具用の冠位戴冠戦)周回が辛かったのもある。
 クラススコアで宝具威力アップを解放するのに必要な極星のトーチの関係で、筆者はランサーのクラススコア解放を遅らせる決断をしていたこともあって非常に苦戦した。
 ライダーのノア(ノア・ゾーハル)とキャスターの偽典ソロモンはイベントから冠位戴冠戦実装という形を取り、サーヴァントに認めてもらうための戦いという格好だった。
 ノア・ゾーハルはエネミーを従えて6体で出現するのだが、「激戦区」と呼ばれていたライダーだが筆者の手持ちでは層が薄く、「ノアを引け(ノアは全体宝具)」という無言の圧力を感じた。
 あまりにもキリスト教に肯定的なサーヴァントは、食指が動かないんだよなぁ。
(それはそれとして、イベントテキスト内でのノアは聖書のエピソードの酔って息子にいたずらされた親父の属性をしっかり引き継いでいて笑った。イケメンが台無しである)
 フレンドの皆さんの冠位ノアにはとてもお世話になりました。
 偽典ソロモンはクリスマスイベントの代わりとばかりに、ボックスガチャイベントを兼ねていた。
 期間も短く、素材も古参マスターのモチベをあまり刺激せず(※個人の感想です)、また終章のレイドにリンゴを温存したい気持ちもあったため、筆者はあまり周回しなかった。50箱は開けたと思うが100は開けなかったと思う。すまない、記憶がおぼろげですまない。
 アサシンの蒼きアズライールには「誰!?」となったマスターの声がSNSで聞かれた。筆者も同様の感想を抱いたが、若き日の山の翁だろうということで納得はした。
 ターン開始時のこちらの行動前に即死を付与&ガッツ発動に対しては強力なやけどを付与してくるという、厄介なギミックに推しを潰されたマスターも多かっただろう。即死を弾ければ攻撃バフに変わるのだが、なんと山の翁はクラススキル「境界にて A」で即死が無効なため実質特攻サーヴァント待遇であった。
 スキル強化こそ入っているがクラシックなサーヴァントで、宝具効果もシンプルだがこういうところで活躍の機会をくれた運営は粋であると言って良いだろう。
 宝具でアサシンからバーサーカーにクラスチェンジできるジキル/ハイドで戦ってる人もいて、愛を感じられたのもよかった。アサシンには光のコヤンスカヤもいるし、今なら十分活躍できるのだろう。サポーターが諸葛孔明(エルメロイⅡ世)しかいなかった一部リアルタイムのとき、筆者もジキルの運用を試みたが支援が困難で早々に断念してしまった。そのことを思い出して、ちょっとエモかった。
 アーチャーのギルガメッシュ・ネイキッドは……冠位を得たエウリュアレでバタバタと狩られていたように思う。男性特攻、刺さるときは覿面刺さるんだよなぁ。
 ……FGOは低レアキャラでも活躍できる、奥の深いデザインのゲームです!
 推しとともに、人理を取り戻そう!
 セイバー新免武蔵守藤原玄信は、セイバークラス以外からの攻撃を無効化する無敵バフを引っ提げているが……そもそもセイバーしか挑めないはずでは?
 最初に実装したからこそのミスか、クラス固定出撃の仕様が固まっていなかったのか。
 バーサーカーのヘラクレス・イーコールは、アガルタで遭遇したメガロスじゃないんだ、となった。
 古参型月厨でもないのに、静稀草十郎を120まで鍛え上げて冠位にして戦った。
 記事執筆時点(2026年1月1日)では年末の全鯖ピックアップや年始の福袋で金時やリリスの宝具が上がっているが、クエスト実装時は三大単体バーサーカーの宝具が1か0だったので他に適任が思いつかなかった。
 エクストラ1・2はどちらもU・プラネットオルガマリーが登場。1・2それぞれに、単体と全体のクエストの両方が設置された。さらに、これまで開催された4つのオルガマリークエストをクリアしていれば、何に使うかわからなかった戦利品が合体してU・メダルが入手できる。
 これがあればエクストラ2において、なんとビースト/アンビーストを冠位戴冠させることができる。
 人理を取り戻す戦いでええんか、それは笑
 終章に向かう、とのことでいつものストーリーイベントの数が少なめで、ずっと冠位戴冠戦してたイメージだった。
 上述の通り終章のクォリティが高かったし、そうはいっても奏章Ⅳトリニティ・メタトロニオスも実装されたので良い一年だったように思う。

・奏章Ⅳ人類裁決法廷トリニティ・メタトロニオス/シールダー・パラディーン/ダンテ・アリギエーリ

 ダ・ヴィンチ(ライダー)の「もうちょっとだけ続くんじゃ」的なセリフから始まり、’24年の夏イベから突発的にⅢが生えてきた奏章の最後の章がいよいよ実装された。
 CBCイベントで実装されたばかりの、ダンテ・アリギエーリ(プリテンダー)。
 たしかイベントの彼と同一ではなかったと思うが、ともかくダンテが聖杯の力で最愛のベアトリーチェを召喚しようとしたら、その霊基をメタトロン(唯一神の代行者と目される超高位天使)に横取りされたことを機に出現した特異点。ダンテの『神曲』の世界観をベースにしたルーラー特異点は、カルデアのマスターを裁くための裁判所と化した。
 メタトロン・ジャンヌという霊基で降臨したメタトロンに挑むカルデアのマスターは、ジェームズ・モリアーティ(ルーラー)とダンテを弁護士として雇用。
 マシュを嫌う謎の女、ルーラーの資格があるだろうにランサーのアショカ王、下宿屋でしかないベースキャンプでのカドックとマシュと本来の目的を忘れて楽しく過ごした日々、本来の目的を思い出すよう忠告しては「次は法廷で会おう」と不敵に笑って去る言峰神父。
 そして「お前もルーラーになれ」とマシュに迫る、メタトロン・ジャンヌ。
 人間くささに欠ける善性を評価するメタトロン・ジャンヌと、それゆえにマシュを嫌う謎の女ことリリス。
 オルテナウスとして戦うことで傷ついた肉体をギャラハッドの霊基で補っていたマシュを待つ、最期。
 それは生きた人間のまま英霊となること。
 そうなれば英霊の座には登録されず、マシュが英霊として活躍した時間────2016までの一年間を意識と記憶を保持したまま永劫に繰り返し、やがて現象に成り果てること。
 しかし、マシュが自分の存在意義を獲得してギャラハッドの霊基と訣別、マシュとして新たな霊基を獲得したことでこれを逃れた。
 一方。
 大令呪に命を吸われ、南極まで命が持たないと知っていたカドック。
 カルデアのマスターだけでなく、彼も裁判で罪を追及されてしまった。カルデア襲撃の罪だ。
 カドックが無罪ならカルデアは襲撃されてもしょうがない悪の組織、カドックが有罪なら虐殺者として死刑に処される。言峰神父あらため検事によってカドックが自ら罪を認めることも困難な状況で、カドックは大令呪の行使を決意。カルデア襲撃とロシア異聞帯で彼に帯同したサーヴァント、あの時と同一のアナスタシアを召喚する。
 アナスタシアの証言により、カドックは自らの罪を確定させた。
 大令呪の行使はカドックの命を使い切ることと同義であり、カドックは処刑を待たず法廷の外でアショカ王に見守られながら永遠の眠りに就いた。
 メタトロン・ジャンヌによる裁きを跳ねのけたカルデアのマスターを待っていた、最後の戦い。
 それはリリスを従えた英霊ギャラハッドとの戦いだった。
 シールダー・パラディーンとして覚醒したマシュとともに、カルデアのマスターはこれを下すのだった。
 だいたいこんな感じだったと思うが、未プレイの人は自分でやってください。
 カドックの最期の自己犠牲、マシュの成長と覚醒は終章に負けず劣らずの感動だったと思う。
 それとメタトロン・ジャンヌの神の代行者としてのライン超えの言動に、言峰検事が言峰神父としてブチギレたのもこの章の見所だった。
 リリスはNP50獲得持ち秩序善特攻魅了特攻の単体クイックバーサーカーで、これで単体三色星5大量NP獲得バーサーカーが揃ったと沸いたが……この先に魅了の効かないエネミーが多く待っているとは当時は誰も思わなかったのではないか。
 メタジャン? メタジャンは第二が可愛い。

・育て!マイ・リトル・ドラゴン/チビーネ/おみぃさん/アジ・ダハーカ

 ビショーネと黒姫が実装されたイベント。
 巳年だからとばかりに蛇/ドラゴンをフィーチャーしたイベント。
 新入社員キャラのビショーネと、彼女の未熟さの体現のような小さなドラゴン「チビーネ」と旅をする。
 アジ・ダハーカの支配する微小特異点で、その暴政と虐殺を打ち倒す。
 関所のような場所を超えるためにチビーネの強化が必要で、強化の方向性でバトル時に様々なボーナスを得られるようになる。大奥の印籠には劣るとはいえかなりチビーネのバフは有用で、カルデアにチビーネ持ち帰りたかった。
 またNPCのおみぃさんは目の上と唇が青い、人妻感のあるむちむちボディ美女だったためにSNSで人気が大爆発。
 ずっとその幻影に脳を焼かれ、二次創作を投下し続けるアカウントまで現れる。大変眼福なので探してみてね。
 おみぃさんほどではないが、敵のアジ・ダハーカも一部で人気を博した。筆者も個人的に別ゲーで馴染みがあったし、名前がかっこいいので嫌いではない。メガテンのナンバリングでは、たしかプレイアブルになったことがなかったと思う。ボス敵としての登場だけで。

・インドラ

 おみぃさんが男性人気を集めたキャラクターとすれば、女性人気を集めたのはこちらか?
 SNSに二次創作が溢れた。
 夏にボックスイベントが開催されるも時限解放でストーリーが開放されるという、鬼畜仕様。
 立っている方の立ち絵の感じが、どうにも「おいそこのお前! レモン1個に含まれるビタミンCはレモン1個分だぜ」のミームの外国人と重なって個人的にツボっていた。
 宝具演出が、攻撃の後に雷の閃きによってインドラのカットインが入るものになっており、それがかっこいいと話題だった。

・わえちゃん/ヴィシュバルーパ

「インドラの大試練」で登場した、霊基を分かたれて子供の姿になったヴリトラ。彼女の一人称に因んで「わえちゃん」と呼ばれた親しまれた。
 ヴィシュバルーパは、インドラに奉仕する女として登場するが実際は黒幕でインドラを馬鹿にしている。
 ヴリトラがわえちゃんの姿になっていたのは、彼女に霊基の一部を割譲し、インドラを貶める作戦を進めていたため。
 神話的にはインド神話の工匠神トヴァシュトリの息子で、三頭の魔物。
 名前の意味に「あらゆる形(態)を持つ者」がある点に着目すれば、インド神話ベースのクトゥルー神話TRPGでニャルラトテップのカモフラージュとして使えるかもしれない。
 ちなみに彼女の姿は、インドラの好みの女性の要素全部盛りという設定らしい。
 いや、こんなんみんな好きやて。
 君はおみぃさんとヴィシュバルーパ、どっちが好きかな!?


・U・オルガマリー/水着クリームヒルト/水着美遊/イリヤ付与/水着呼延灼/ワイルド・ガンマン

 異星の神として立ちはだかったかに思えた、地球大統領。
 ミクトラン突入前に戦闘し、その後、記憶を失った状態で再会。
 言峰もろとも行動を共にすることになる。その際、何度かクエストに味方として参加してくれたことで「これいつか実装するやつやん」とたくさんのユーザーを沸かせた。
 いよいよ、節目にして二部終章を迎える10周年で実装となった。
 クラスはアンビースト。ビーストはみんな相性が違うので、こういうよくわからないこともできるわな。
 その強さは、宝具をしっかり重ねてレベル120まで鍛えればまさに強力無比。
 NPを最大までチャージすることもできれば、コマンドカードをすべて自分のものにもできるし、確定クリティカルが可能なスターを産出することもできる。宝具を使ってもよし、バスタークリティカルを使ってもよし。
 あまりに強いから、レイドなんか来たらすぐ絆15になってしまう。
 一方、夏イベント「カルデアU・サマーアイランド 大統領は夏の夢を見るか?」では星5よりも星4鯖の方が注目された。項目として挙げたのは、その一部だ。
 ジュネスクレーンはジェネリックロウヒとの呼び声も高く、性能も強かったが個人的には他三騎にわずかに話題で劣るかな~。イベントストーリーには深く関わったんだけどね。
 斎藤一の霊衣「渚のヘラヘラ男」名前だけで優勝できそうだが、まあ筆者的にはそれほど、という感じ。
 水着クリームヒルトは、まったく日差しの似合わないゴシックな装いに蒼白な肌なのに、丸出しの下乳が太陽よりも眩しい。再臨すれば打って変わって、サメパーカー姿に衣装チェンジ。ストーリーで悪役令嬢もののアトラクションを楽しみ、星5セイバーで実装された水着パッションリップとしのぎを削っていたことが関係している。
 サメ騎士なる円卓の騎士由来の名をもじったNPC(例:アーサメ、サメスロットなど)がクリームヒルトに仕えており、宝具も彼らが敵に襲い掛かるものとなっている。
 レア演出でサメの被り物で顔を隠したジークフリートが稀に登場し、それに気付いたクリームヒルトが嬉しそうな悲鳴を上げるのが可愛い。クリームヒルトは可愛い。いいね?
 イリヤ、クロエに続き、ついに美遊にも水着霊基が実装。
 因習の村でのホラーミステリ体験型アトラクションで、強力な巫女を演じていた。
「あの祠を壊したんか」ミームの流行を承けて取り込んだようなイベントテキストは面白く、またいかにもな童謡を歌う子供が登場するなど、雰囲気が出てキマりにキマっていた。
 美遊といえばイリヤに並々ならぬ執着を抱くクレイジーサイコレズだが、今回はすべてをイリヤにするという狂気をスキルに昇華している。
 敵味方にイリヤ特性を付与することが可能なこれが、様々な二次創作を生んだ。
 主に男性サーヴァントに美遊のスキルでイリヤ特性を付与し、あのイリヤ(キャスター)の魔法少女衣装を着せられた男たちには枚挙にいとまがない。’24年、衣装が似てるとBBドバイの服を着せられたドゥリーヨダナどころの被害ではない。まさにミーム汚染。
 秋には「ぐだぐだ新選組ジ・エンド」イベントで新選組特性を付与できるスキル持ちの近藤勇が実装され、「ファイナル・ハロウィン2025」イベントではエリザベート特性を付与できるスキル持ちのエリザベート・バートリーが実装されたことで、更なるカオスが招来された。
 ローマで梁山泊でイリヤで新選組でエリザベートという、もはや何者なのかわからない英霊を作り出すことが(仕組み上)可能となったのだから。
 ちなみにフレンドの力を借りてW水着美遊を実現させれば、美遊もイリヤにすることができる。
 もう、何がなんやら。
 ゲームが成熟したからか、ヤケクソのようなクイック全体バーサーカーとして配布されたのは水着呼延灼。
 馬がなければで自らが分身して連環馬となればいい、と敵を轢き倒し「マスター大好き~っ!」と宝具演出の最後に画面いっぱいにピースして好意を叫ぶ、どうかしているサーヴァントだ。
 水着になって露出度が上がり、惜しみなく乳とふとももを揺らしてのそれだ。こちらも好きにならないわけがない。
 好きなんだけど、クエストはU・オルガマリーがすべてを蹂躙するからあんまり出番はなかった。
 士郎。誰かで周回するということは、誰かで周回しないということなんだ。
 原典では男性だが女性鯖を(過剰に)増やすために性転換されている鯖は星の数ほどいるが、呼延灼もその一人である。元々の星5アサシンの呼延灼が実装された頃から、「こいつめっちゃ可愛い陰キャ女子だけど、本来はむくつけきヒゲ男なんだよな」と他の女体化鯖に比べて強く感じてしまい、なんか苦手だった。
 実際、夢魔エンプーサの面が強烈に出ているので、ゴッホとほぼ同じカテゴリなのだがなぜか素直に好きになれなかった。
 しかし、水着姿で「マスター大好き~!」と言われているうちに徐々に「呼延灼という名のエンプーサ」である実感がだいぶ湧いて来たので、我ながら単純である。
 さて、筆者はアステカ神話が好きなので、テスカトリポカの実装にはかなりアガったものであるが彼も水着霊衣を獲得できるほどに時間が経った。
 ’25年の夏イベでお披露目されたのは、軽装のガンマン姿。
 クソエイムなのになぜ銃にこだわる、などと言ってはいけないぞ?
 夏のリアルイベントでは、声優を務めていただいている三上 哲氏が霊衣にちなんだ姿で登壇された。
「彼はこの姿で海に飛び込むわけ?」という男性水着霊衣についてみんなが思っている疑問を、素直に零されていた場面は面白かった。
 ジークフリートはスーツで海に飛び込むのか、と過去の「水着剣豪」イベントの時に筆者も思ったものだ。
 もう「そういうもの」と受け容れていたので、当たり前の視点を思い出せた。
 イベントでのテスカトリポカは、商人としてアトラクションで儲けようとしていていたが、そんなことより不気味でかつおかしみのある笑顔の差分が注目された。

・河上彦斎げんさい/近藤勇/松永弾正

「ぐだぐだ新選組ジ・エンド」にて河上彦斎、近藤勇と藤堂平助が実装、原田左之助が配布された。
 奈須きのこ氏のシナリオとは方向性は異なるが経験値氏のシナリオは人気が高く、筆者もわりと楽しみにしている。人によっては、メインストーリーよりもぐだぐだイベントを楽しみにしているなんてこともあるのではないか。
 河上彦斎は『るろうに剣心』の緋村剣心のモデルとされる人物でもある、幕末三大人切りの一人である。大人気サーヴァントのイゾーさんもその一人だ。ちなみに『FGO』での河上彦斎は美少女だ。
 イベントでの河上彦斎は違う世界からやってきたと発言し、カルデアのマスターを自分のマスターに似ていると話していた。終章の後のシナリオか、新規コンシューマ向けのFate作品に縁があるのではないかと思われる。
 メイド抜刀という浪漫を形にしたかったのか、和メイド姿の再臨がある。
 露出が特別あるわけではないが、なんか可愛いし、宝具の際に見せる人切りらしい表情が良いので好きなサーヴァントだ。ただ、同じくぐだぐだサーヴァントの上杉謙信(ルーラー)と酷似したデザインな点が、福袋の画像などで見分けが付きにくいのは難点か。この似すぎなデザイン、何か狙いがあるのだろうか。
 近藤勇は女体化松永弾正の配下として召喚された第一再臨の姿が、往年のV系シンガーのような姿でかなり斬新なデザインとなっている。他作品の影響で「近藤さんなのにシュッとしている/太っていない」「勝海舟(NPC)の方が近藤さんに見える」と散々言われていたのは、笑った。
 上で述べた通り、新選組特性を付与できる。俺も!ここも!新ッ選ッッッ組だあああああああっ!!
 これまで浅葱の法被姿がなかった土方歳三にも、ついに新選組霊衣が配布された。
 近藤勇の宝具は誠の旗の下に、実装済みの新選組サーヴァントが勢ぞろいして突撃するものとなっている。規模感では比べるまでもないが、イスカンダルの宝具めいたロマンがある。
 NPCにしてイベントの元凶として登場した松永弾正は、髪色が紅白に分かれたメスガキモチーフらしい姿で登場。
 文字通り爆死したことで有名な武将であるがゆえに、サーヴァントになる際にいっちょ女になってみるかバ美肉しみてみっかという軽いノリでこの姿を獲得したと語っていた。
 松永弾正が捕らえた織田信長(アベンジャー)に「中身がおっさんの美少女なんか気持ち悪いだけ」と評されていたが……これがブーメランになるのはメタというやつですかね。
 涙を噴出させて相手を馬鹿にして笑う差分と個性的なセリフが印象に残っている。

・ファイナル・ハロウィン2025/終わりのエリザベート

 ぐだぐだ新選組は「ジ・エンド」、ハロウィンは「ファイナル」。
 終章に向かう中、シリーズもののイベントも終わってしまうのかと思わせるタイトルである。
 なお、かつて「ファイナル本能寺」などと銘打ったイベントがあったので、なんの参考にもならないと思われる。
 今度のハロウィンは……これユニヴァースだよね?
 終わりのエリザベートに助けを求められ、カルデアのマスターは火星へと誘われる。
 ロケットエンジン点火! 
 チェイテピラミッド姫路城、宇宙ソラを往く────────。
 マスターがチェイテピラミッド姫路城ごと飛んで行くのを、ハロウィンの城下町から見てマシュは卒倒、ダ・ヴィンチも打つ手なし。
 火星でマスターを待っていたのは、しばらくハロウィンがない間に先行して火星へと誘われていたエリちゃん本人だった。
 火星に迫る危機、三つ首の大怪獣キングエリザを倒し、カルデアのマスターはエリちゃんとともに地球へ帰還できるのか。
 終わりのエリザベート(アベンジャー)配布、星5エリザベート・バートリー(ランサー)実装。
 エリちゃんにパンクではなく讃美歌を歌わせようとしていた、保護者的なキャラである終わりのエリザベート。
 これまでのママサーヴァントで一番マトモと言われているのは……残念ながら当然の結果と言わざるを得ない。
 宝具こそ全体攻撃だが、本質は高いサポート性能にある。
 まずスキルによるバフが優秀なのだが、スキルのデメリットでHPが1になり、ターン終了時に仕様を無視してHPを0にするやけど状態を自らに付与。
 これにより、スムーズに後続との交代を実現する。
 配布星4キャラでやたら数を増やして来たエリザベートに、ついに星5のものが実装。
 オリジナルの星4と違って単体宝具だが、味方全体のエリザベート特性のNPを増やすことができる。
 エリザベート特性はそのものずばり「エリザ粒子」という名の第三スキルで味方に付与が可能。
 彼女のスキルには横バフを撒きながら自分にはさらに特別な有利効果をもたらす、という設計を見出すことができる。
 パンクロッカーが聴衆を煽り、コール&レスポンスで自分はさらにアガっていくイメージだろうか。
(※パンク自体は本来、荒々しさなどなく淡々と(政治的?)メッセージを歌うのだ、と学生時代、音楽に詳しい人から聞いた気がする)

・聖晶石1000個配布/ソロモン配布

 FGO夏フェスにて、カノウヨシキ氏から発表された「2025年12月20日のメンテまでに奏章Ⅳクリアで聖晶石1000個配布」の報せ。
 当然、クリア済みの筆者はすぐさまこの報酬を獲得できた。実にありがたいものだった。
 実際には期間が延長され、12月31日23:59まで?になっていた模様。受け取れたマスターが増えたのは、よかったと思う。
(空想樹レイドで石をガッポリ稼いだものの、ロード・ログレスは宝具2にしかならなかった)
 ありがたいといえば、あの衝撃のサーヴァントの配布も忘れてはならない。
 ストーリーを進めさえすれば無償でマシュを超絶強化してくれるだけでなく、なんと年末には1部ラスボスのゲーティア=レフ・ライノール・フラウロスこと偽典ソロモンを配布してくれるという、太っ腹。
 ソロモンは、星5のプリテンダーである。
 配布だから宝具5にできる! 
 U・オルガマリーすら圧倒する空前絶後の強さ、などはないがやはりロマンに溢れている施策。
 憎たらしくも懐かしい宝具を、プレイヤーが自由自在に行使させることができる。
 差分でラスボスの頃の悪い顔も出るので、宝具を撃ちまくってその目で確かめてほしい。
 マイルームにセリフはあるけれど、バレンタインデーのお返しストーリーや礼装はないとのアナウンスがされているのでその点は注意。


〇余談

 ロードトゥ終章的な生放送は全然見なかったので、年末放送で「FGOに実装されるようにがんばりたい」的な抱負を語るグレート・O・カーン氏の面白さにやられてしまった。
 これまでの旅に想いを馳せ、関係者へのインタビューを聞いているまったりした雰囲気の中で、あの発言はいきなりハイカロリーすぎる笑
 生放送を見ていれば、身構えることもできたかもしれないが……。
 世界を救った程度ではもう現代人は英霊の座に登録されない、という話を聞いたことがあるので氏の絶大な活躍に期待したいところ。
 身も蓋もない話をすれば、コラボの打診ですよね。
 真偽不明だが、大臣の中にもFGOのマスターがいるそうなので本当にすごいところまで来たなぁ、としみじみしてしまう筆者なのである。
 というかFGOだけで1万字オーバーなのでソシャゲ編自体も区切ることにします。
 つづく!!
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