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サムライレムナントの話(ネタバレ注意)と都市伝説(歴史・神話考察系)の人たちの話
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ネタバレ注意です。
◎サムライレムナント二章のネタバレありの話
「第二章 逆巻く怒涛」。
セイバーことヤマトタケルの宝具が解禁されますね~。
ですが、今回話したいのはアサシンとライダーの話です。
筆者の進行度はまだ「第四章 修羅の道行」に入ったばかりで、アサシンの真名は知りません。
ライダーは、セイバー同様に「FGO」に実装されて真名バレ済み……丑御前ですね。
アサシンですが、妖蛇や大おろちを召喚するヘビに関連する神性持ちサーヴァントの模様。
ヘビ、そしてアサシン=忍者っぽい造形から真名を大蛇丸(※「NARUTO」も歌舞伎の演目からあの三人のキャラクターの名前を取っています)だと予想しているのですが、神性持ちっぽいというドロテアのつぶやきでわけがわからなくなってしまいました。
アサシンの大おろちの頭上にライダーが「乗る」ことで支配権を簒奪した描写には驚きました。
ライダーって、騎乗スキルってそんなことできるんだ!?って。
さて本題の前に、トーテムをご存知だろうか。
「Wikipedia トーテム」
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%83%BC%E3%83%86%E3%83%A0
色々小難しく書いてあるが、筆者的な解釈では八咫烏と同一とされる「賀茂健角身命」のトーテムが八咫烏であるとか、同じくサッカー日本代表のトーテムが八咫烏であるといった解釈です。
「仮面ライダー」のショッカーなら鷲、「ハリー・ポッター」シリーズの各寮に対応するライオン、ワシ、アナグマ、ヘビなんかもトーテムだと考えています。
敵対することの多いグリフィンドールとスリザリンのトーテムがそれぞれ「ライオン」と「ヘビ」であることも、実に興味深い。J.K.ローリングさんはわかってやっていると思います。
本題に入りましょう。
「ヘビ」を召喚するアサシンと、「丑」御前。
ヘビとウシ、それぞれをトーテムとする神様がいるのです。
それが、古代メソポタミア神話に登場するエンキとエンリルです。
エンキのトーテムはヘビでエンリルのトーテムがウシです。
この二神は兄弟で、世界中の神話で敵対関係にある存在として描かれるヘビのトーテムとウシのトーテムの神的存在のモデルとなっています。
例を挙げると、テュフォンとゼウス、ヤマタノオロチとスサノヲ、サタンとヤハウェ(もしくはミカエル)などです。
エンリルに次いで至高神の位を得たものたちは、「ベールの称号」を得ました。
(Wikipedia エンリル)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%83%AA%E3%83%AB
このベールこそが「バアル」でありベルゼブブの「ベル」だったり、ベールがゼウスに転化していく様などは本エッセイでもたびたび紹介させてもらった「考え方の学校 Yoshi Sun TV」様の動画をご覧ください。
(https://www.youtube.com/@yoshisuntv7502/videos)
どれを?
いや、全部かなぁ。
丑御前の名前は動画に直接登場しませんが、雷属性の丑御前がエンリルの系譜でありトーテムがウシで共通していることはご納得いただけるはずです。
「FGO」の源頼光の宝具時セリフにも牛頭天王の名が出るものがあるあたり、まず間違いないかと。
「サムライレムナント」において、ライダーがアサシンの大おろちを騎乗スキルで乗っ取った描写もエンリルを崇拝する都市がエンキを崇拝する都市に勝った歴史を反映しているのかもしれません。
「ハリー・ポッター」シリーズに触れた際に「ライオン」に触れた件を回収させてもらいますと、それはヘビとウシ以外にもこの二神を「ライオンと一角獣」のトーテムで表す場合もあるからです。
どこでそれが使われているかは、今回は触れませんが都市伝説の好きな方なら絶対知っていると思います。
いやはや。
エンキとエンリルを意味するトーテムを持つサーヴァントが登場するとなれば、主人公・宮本伊織のサーヴァント・セイバーが「ヤマトタケル」なことにも意味があるような気がしてきますね。
ヤマトタケル。日本武尊。命ぜられるまま、あらゆる敵を切り伏せてきた英雄。
「Fate/stay night」「Fate/Zero」の主人公は正義の味方になりたかった人たち。
メッセージを感じてしまいますねぇ。
◎都市伝説(歴史・神話考察系)の人たちの話
「竹内文書」以外にも「日本こそが世界の大元である」とする話がたくさんあることがわかってきています。
これを解説するYoutuberたちは「日本人が一番エラいんだ」で止まってくれるな、そんなのレイシズムだと同時に警鐘も鳴らしている。
そんな誇るべき日本人であるならば、世界を平和にする使命と誇りを持つべきだ。
それくらいの壮大なことを彼らは言ってのける。
また、中には世界の〇〇族の伝承などからも日本人がしっかりしなければ世界が滅ぶ、なんて話を聞き伝える人たちもいる。
村を作り、1万年以上争いのなかった縄文時代の思想に立ち返ろうよ、と様々なコラボ相手の話も踏まえて訴える。
聞いていると非常に素晴らしいように聞こえるのだが、さて現実はどうだ。
長いこと島国で暮らしてきた我々が、世界の人々と融和できるだろうか。
筆者は多文化共生は無理だと思う。
埼玉県川口市の問題、軽はずみな朝日新聞社員の嘘に乗っかっていつまでも謝罪と賠償を引き出そうとする半島政権、神社で「ここに神はいない」と叫んで荒らす迷惑一神教信徒、我が国を食い荒らすキリスト教をベースとした半島由来のカルト、キリスト教的価値観を押し付け性表現規制を企む国連・カード会社・半島由来のカルト・フェミニスト、日本への帰化を拒否して外国人参政権を主張する怪しい連中、どこの国のために政治をしているのかわからない政治結社、危険極まりない共産主義、エトセトラエトセトラ。
どんないい話をしようと、どんな神話や歴史の本当の姿を語ろうと、聞く耳持つような人たちか?
「所有の概念を手放そう、自然はみんなのものだ」なんて言ったらどうなるか。
そんなの火を見るよりも明らかだろう。
定説と違った歴史や神話を学べるのは楽しいので、筆者は彼らの動画をこれからも見るだろう。
けれど、彼らの目標とするあまりに意識高い系がすぎるものについては、正直まったく共感できない。
もし、本当にそれが可能だとしても────────今よりいい世界なのか、はなはだ疑問だ。
◎サムライレムナント二章のネタバレありの話
「第二章 逆巻く怒涛」。
セイバーことヤマトタケルの宝具が解禁されますね~。
ですが、今回話したいのはアサシンとライダーの話です。
筆者の進行度はまだ「第四章 修羅の道行」に入ったばかりで、アサシンの真名は知りません。
ライダーは、セイバー同様に「FGO」に実装されて真名バレ済み……丑御前ですね。
アサシンですが、妖蛇や大おろちを召喚するヘビに関連する神性持ちサーヴァントの模様。
ヘビ、そしてアサシン=忍者っぽい造形から真名を大蛇丸(※「NARUTO」も歌舞伎の演目からあの三人のキャラクターの名前を取っています)だと予想しているのですが、神性持ちっぽいというドロテアのつぶやきでわけがわからなくなってしまいました。
アサシンの大おろちの頭上にライダーが「乗る」ことで支配権を簒奪した描写には驚きました。
ライダーって、騎乗スキルってそんなことできるんだ!?って。
さて本題の前に、トーテムをご存知だろうか。
「Wikipedia トーテム」
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%83%BC%E3%83%86%E3%83%A0
色々小難しく書いてあるが、筆者的な解釈では八咫烏と同一とされる「賀茂健角身命」のトーテムが八咫烏であるとか、同じくサッカー日本代表のトーテムが八咫烏であるといった解釈です。
「仮面ライダー」のショッカーなら鷲、「ハリー・ポッター」シリーズの各寮に対応するライオン、ワシ、アナグマ、ヘビなんかもトーテムだと考えています。
敵対することの多いグリフィンドールとスリザリンのトーテムがそれぞれ「ライオン」と「ヘビ」であることも、実に興味深い。J.K.ローリングさんはわかってやっていると思います。
本題に入りましょう。
「ヘビ」を召喚するアサシンと、「丑」御前。
ヘビとウシ、それぞれをトーテムとする神様がいるのです。
それが、古代メソポタミア神話に登場するエンキとエンリルです。
エンキのトーテムはヘビでエンリルのトーテムがウシです。
この二神は兄弟で、世界中の神話で敵対関係にある存在として描かれるヘビのトーテムとウシのトーテムの神的存在のモデルとなっています。
例を挙げると、テュフォンとゼウス、ヤマタノオロチとスサノヲ、サタンとヤハウェ(もしくはミカエル)などです。
エンリルに次いで至高神の位を得たものたちは、「ベールの称号」を得ました。
(Wikipedia エンリル)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%83%AA%E3%83%AB
このベールこそが「バアル」でありベルゼブブの「ベル」だったり、ベールがゼウスに転化していく様などは本エッセイでもたびたび紹介させてもらった「考え方の学校 Yoshi Sun TV」様の動画をご覧ください。
(https://www.youtube.com/@yoshisuntv7502/videos)
どれを?
いや、全部かなぁ。
丑御前の名前は動画に直接登場しませんが、雷属性の丑御前がエンリルの系譜でありトーテムがウシで共通していることはご納得いただけるはずです。
「FGO」の源頼光の宝具時セリフにも牛頭天王の名が出るものがあるあたり、まず間違いないかと。
「サムライレムナント」において、ライダーがアサシンの大おろちを騎乗スキルで乗っ取った描写もエンリルを崇拝する都市がエンキを崇拝する都市に勝った歴史を反映しているのかもしれません。
「ハリー・ポッター」シリーズに触れた際に「ライオン」に触れた件を回収させてもらいますと、それはヘビとウシ以外にもこの二神を「ライオンと一角獣」のトーテムで表す場合もあるからです。
どこでそれが使われているかは、今回は触れませんが都市伝説の好きな方なら絶対知っていると思います。
いやはや。
エンキとエンリルを意味するトーテムを持つサーヴァントが登場するとなれば、主人公・宮本伊織のサーヴァント・セイバーが「ヤマトタケル」なことにも意味があるような気がしてきますね。
ヤマトタケル。日本武尊。命ぜられるまま、あらゆる敵を切り伏せてきた英雄。
「Fate/stay night」「Fate/Zero」の主人公は正義の味方になりたかった人たち。
メッセージを感じてしまいますねぇ。
◎都市伝説(歴史・神話考察系)の人たちの話
「竹内文書」以外にも「日本こそが世界の大元である」とする話がたくさんあることがわかってきています。
これを解説するYoutuberたちは「日本人が一番エラいんだ」で止まってくれるな、そんなのレイシズムだと同時に警鐘も鳴らしている。
そんな誇るべき日本人であるならば、世界を平和にする使命と誇りを持つべきだ。
それくらいの壮大なことを彼らは言ってのける。
また、中には世界の〇〇族の伝承などからも日本人がしっかりしなければ世界が滅ぶ、なんて話を聞き伝える人たちもいる。
村を作り、1万年以上争いのなかった縄文時代の思想に立ち返ろうよ、と様々なコラボ相手の話も踏まえて訴える。
聞いていると非常に素晴らしいように聞こえるのだが、さて現実はどうだ。
長いこと島国で暮らしてきた我々が、世界の人々と融和できるだろうか。
筆者は多文化共生は無理だと思う。
埼玉県川口市の問題、軽はずみな朝日新聞社員の嘘に乗っかっていつまでも謝罪と賠償を引き出そうとする半島政権、神社で「ここに神はいない」と叫んで荒らす迷惑一神教信徒、我が国を食い荒らすキリスト教をベースとした半島由来のカルト、キリスト教的価値観を押し付け性表現規制を企む国連・カード会社・半島由来のカルト・フェミニスト、日本への帰化を拒否して外国人参政権を主張する怪しい連中、どこの国のために政治をしているのかわからない政治結社、危険極まりない共産主義、エトセトラエトセトラ。
どんないい話をしようと、どんな神話や歴史の本当の姿を語ろうと、聞く耳持つような人たちか?
「所有の概念を手放そう、自然はみんなのものだ」なんて言ったらどうなるか。
そんなの火を見るよりも明らかだろう。
定説と違った歴史や神話を学べるのは楽しいので、筆者は彼らの動画をこれからも見るだろう。
けれど、彼らの目標とするあまりに意識高い系がすぎるものについては、正直まったく共感できない。
もし、本当にそれが可能だとしても────────今よりいい世界なのか、はなはだ疑問だ。
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