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【重大なネタバレ注意】「奏章Ⅱ不可逆廃棄孔イド」感想【クリアしてからお読みください】
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本稿は「イド」のネタバレを多大に含むものです。
未クリアの方はブラウザバック推奨です。
イドとはなんじゃと検索した。
ざっくり、本能的な衝動、性的欲求だの敵意だのとかなんとか。
カルデアのマスターに欠けてるやつじゃん。
だからあいつ、人間味を感じないんだよなぁ。
メガテンだとカオス勢力が重視してるやつ。
藤丸はそういうのをアヴェンジャーに押し付けて、あまつさえエドモンにイドに相当する都合の悪い悪性感情を焼かせていた。
エドモンが限界に達しているのもあって、特異点が廃棄孔に発生。
2015年の贋作東京特異点にレムレムレイシフトしてしまう、と。
学友の姿がサーヴァントの姿になって登場する。
折田さん(ジャンヌ・オルタ)、音楽教師サリエリ先生(サリエリ)。
刑部姫子とかいうそのまんまのやつ、本家よりかわいい。学生服似合うなぁ。
安藤、リカルド……?
母親がでっかいダ・ヴィンチで妹がちんまいダ・ヴィンチ。
お隣のキリエ後輩とは幼馴染かな。
監獄塔の再現で七つの試練と戦えとのことで、色んなアヴェンジャーと戦わされる。
第一の試練でブリトマート・オルタに襲われた際、街から人が消えて時が止まるのを確認。
しかし、折田さんとサリエリ先生、そしてキリエはいる。
追い詰められたときにカルデアのジャンヌ・オルタが折田さんに、サリエリ先生にサリエリが憑依。
窮地を脱すことに成功。しかし硬すぎてブリトマート・オルタを倒せない。
ピンチになったとき、影に潜むエドモン・ダンテスの影からアヴェンジャーの増援が出現。
平景清は相性がよく、ブリトマート・オルタを倒すことに成功。
そんな感じで進んでいく。
平景清は残ってくれるが、ニトクリス・オルタやゴルゴーンなんかは帰還してしまう。
果たして試練とは何のために行われるのか。
試練の果てに待つ者とは、いったい……!
この学生生活の中で異形の敵に襲われ、学生の仲間と協力してそれを倒すってやつ。
懐かしいよなぁ。
石鹸枠アニメ(※1)とかなろう系アニメの前、かろうじて謎部活モノの時代までは生き残っていたアニメとその原作であるライトノベルの雰囲気。
あの頃のライトノベルが、やっぱり面白かったよ。
主人公をギャルにしたあの頃のライトノベルみたいなのが、某賞から出てるけど筆者としてはその今風アレンジが一番邪魔だった。どうも百合ものはなぁ、イドがね、爆発力がないから面白くない。女の子のリアリティとか、繊細さとかいいから「キルラキル」の纏流子みたいなの出せよ。せめて主人公だけでもさ。
なくなってしまったから、筆者は「クレイジーさ」を感じるかどうかで時代のせいで変わってしまったライトノベルを選んできたので、だいたいあたりを引いているけどね。
石鹸枠全盛の頃、ハズレラノベばっか引いてるつってた人々は何を基準にラノベを読んでいたのか。
(※1)
石鹸枠も最近意味を知った言葉だが、要するに魔法や超能力のある世界でそういう能力者の学校が舞台の、ラブコメと能力バトルをするやつね。だいたい1話冒頭で主人公がラッキースケベしてヒロインから(これは)決闘(ではない。誅罰だ)を挑まれる。しかし、主人公が勝ってヒロインが惚れるみたいなやつ。
石鹼枠と呼ばれる理由は、検索しやがれください。
ジャンヌ・オルタとともに事件に挑む学生生活、羨ましすぎる!
とそんな古き良きライトノベルみたいな世界観で進んでいたら、急に「真・女神転生」になる。
鍋だから早く帰ってこいみたいな伝言をもらって、家に帰り着くと電気が消えている。
不審に思って進もうとして、発見するのは血まみれの惨殺死体。
それは母、妹、そして隣のキリエの死体だった。
一枚絵で描き下ろされるそれはショッキングで、モデルへの思い入れ的にキリエのそれはさすがにちょっと胸にくるものがあった。
別に母親が起き上がって悪魔に変身して襲い掛かってきたわけではないが、その後だ。
マスターが無事でよかった、と表面的な反応しかできないサリエリと、それにイラついて食って掛かるジャンヌ・オルタ、というくだりだ。
思い出すよね、アマノサクガミを倒した後に上っ面の言葉で慰めようとするロウ・ヒーローとそれを「そっとしておいてやれよ」と痛みを知るカオス・ヒーローが止める場面。
あぁ、復讐者の成り立ちを主人公に経験させようとして作った世界なんだな、とここで理解した。
担任のブーディカこと勝津女先生がアヴェンジャー化しそうになったけど、これは未然に阻止。
ブーディカアヴェンジャー、わりと実装期待してたんだけどこれはもう、ないな。
マリー・オルタがあり得たんだから、あってもいいじゃーんという気持ちになった。
メガテンっぽさと言えば、ニトクリス・オルタVSニトクリス・オルタのくだりもそう。
「真・女神転生ⅢNOCTURNE」のアーリマン戦では、毎ターンだったかで「汝、回復を禁ず」などとこちらの行動を束縛する指定をしてくる。それを破ると、たしか即死攻撃が飛んでくるんじゃなかったか。ともかく即死級のペナルティを負うんだよ、破ると。
ニトクリス・オルタは自前で誓いを自分で立てて、破らせると味方のニトクリス・オルタが即死する。
「似てる」の範疇だし、「剽窃だ!」などと言うつもりはまったくないけど「現代の東京」が舞台なだけに「ただでさえメガテンに似てるゲームなのに、重ねていくなぁ」とは思ったよね。
ワイルドハント・オルタ、ジェヴォーダンの獣は知ってるけど騎乗してるやつは知らん。
Fate世界ではジェヴォーダンの獣、エドモンが退治したことになってるのね。
ゴルゴーンとヘシアン・ロボが出てきて、大怪獣バトルになったのは面白かった。
残る第七の試練に挑むぞ、という段で次々に味方のアヴェンジャーが戦線離脱宣言をして抜けていく。
最後に残ったジャンヌ・オルタとはヴィーナスポートでデートする。
最高に楽しい思い出を作るも、やはりジャンヌ・オルタも行ってしまう。
言うてお前、どうせネズミ党の映画みたいに最後には帰ってくるんだろ、と高を括っていた。
重大なネタバレなのだが、本当に去る。
アヴェンジャーのサーヴァントとともにあることは、畢竟、マスター自らも復讐者となって血と炎の道を往くこと。
殺すために進むことを、旅の目的とすること。
エドモン・ダンテス、いやこの特異点を作った巌窟王モンテ・クリスト伯爵はそのために試練を通して仇の血の甘さ、復讐の快楽を教え込んだのだ。
その上で、そうではない道を進んでほしい。
そう願って作られた特異点だった。
モンテ・クリストを倒すと、彼はジャンヌ・オルタ、平景清、ニトクリス・オルタ、ゴルゴーン、ヘシアン・ロボを引き連れてカルデアを去ると宣言。
もちろん藤丸はゴネてジャンヌ・オルタを困らせに困らせるのだが、霊基グラフに影を置いていくのが精一杯の落としどころだとモンテ・クリストはそれ以上譲らない。
最後の試練でモンテ・クリストと戦ったとき、対粛清防御解除されて宝具でボコボコにされたんだけどさぁ。
防御強化状態解除とか、あいつ持ってたか?
カリオストロ戦で参戦してきたときに見たけど、そんな効果なかったと思うんだが。
クラススキルにでも書いてあるのか?
だとしたら確保必須級だろ。
藤丸は一度帰還して、しかし様子がおかしいことを感じ取ってもう一度廃棄孔へと戻る。
そこでカリオストロと最後の戦いを繰り広げる。
よかった~~~~!
最後の敵は毎度ジャンヌ・オルタと一緒に倒すことにしているのだが、モンテ・クリスト戦ではアヴェンジャー編成不可だったから、これがあってよかった!
物語的にはエドモンの宝具でトドメ刺して欲しかったんだろうけど、筆者はモンテ・クリスト→ジャンヌ・オルタの宝具で始末をつけた。
カリオストロ倒したら、本当に今度こそこれでお別れだとアヴェンジャーたちが縁のあるサーヴァントたちに別れの挨拶をして去って行った。
エドモンとジャンヌ・オルタに関しては、ボイスまで流れるからホントに……ホントに……。
ジャンヌ・ダルクに別れを告げて去っていくときの、ジャンヌ・オルタの横顔は本当に綺麗で。
この感情をどうしていいのか、わからなくなったよね。
マテリアルにも、去って行ったサーヴァントには「LINK LOST」と書かれていて、実感したよね。
宮本武蔵が消滅したとき以来だよ。
復讐者にならない道を選ぶ、という選択をさせたのがもう「人理の都合でアヴェンジャーを退去させるけど、復讐者にならない道を選んだんだから運営を怨まないでね☆ミ」みたいな意図を感じてイラッとした。
物語そのものはとても美しかったけど、ダ・ヴィンチたちとマシュの惨殺イラスト挟んだり、アヴェンジャー取り上げたことも怨まないでね☆ミに関しては反感は抱くわ。
問題はそういうプレイヤーの感情を逆なでするメッセージよりも、アヴェンジャーに仮託して藤丸のイドを封印したことだよ。
これでまた人間味のないおキレイな藤丸になっていくじゃん。
カーニバルファンタズムのFGO版とかマンわかとかの藤丸の方が、人間味があって好きなくらい善性が強すぎて意味わからんのよな。
この藤丸だから、ギルガメッシュはじめ気難しいサーヴァントに認めてもらっているみたいな描き方されてるけど、本当にそうか?
こいつのこと、好きになるか? 全然共感できないんだよなぁ。
共感できるのって、魔術王にマシュを消し飛ばされて怒りを剥き出しにした、みたいなときだけなんだよな。
それとも、もう都合の悪い悪性感情を焼いてくれるエドモンがいなくなって、これからは藤丸のイドが溢れて人間らしくなるのか?
さておき。
愛してるぞ、ジャンヌ・オルタ。
システムもできない、2016年にDLしたFGOで一緒に第一部オルレアンから駆け抜けてきた思い出。
周回向きじゃないから、最近ではラスボス戦以外ではほぼ出番はなかったけど。
たぶん、宝具5にもならないけど。
それでも、いちばんの推しはお前なんやで。
おやすみ、ジャンヌ・オルタ。
未クリアの方はブラウザバック推奨です。
イドとはなんじゃと検索した。
ざっくり、本能的な衝動、性的欲求だの敵意だのとかなんとか。
カルデアのマスターに欠けてるやつじゃん。
だからあいつ、人間味を感じないんだよなぁ。
メガテンだとカオス勢力が重視してるやつ。
藤丸はそういうのをアヴェンジャーに押し付けて、あまつさえエドモンにイドに相当する都合の悪い悪性感情を焼かせていた。
エドモンが限界に達しているのもあって、特異点が廃棄孔に発生。
2015年の贋作東京特異点にレムレムレイシフトしてしまう、と。
学友の姿がサーヴァントの姿になって登場する。
折田さん(ジャンヌ・オルタ)、音楽教師サリエリ先生(サリエリ)。
刑部姫子とかいうそのまんまのやつ、本家よりかわいい。学生服似合うなぁ。
安藤、リカルド……?
母親がでっかいダ・ヴィンチで妹がちんまいダ・ヴィンチ。
お隣のキリエ後輩とは幼馴染かな。
監獄塔の再現で七つの試練と戦えとのことで、色んなアヴェンジャーと戦わされる。
第一の試練でブリトマート・オルタに襲われた際、街から人が消えて時が止まるのを確認。
しかし、折田さんとサリエリ先生、そしてキリエはいる。
追い詰められたときにカルデアのジャンヌ・オルタが折田さんに、サリエリ先生にサリエリが憑依。
窮地を脱すことに成功。しかし硬すぎてブリトマート・オルタを倒せない。
ピンチになったとき、影に潜むエドモン・ダンテスの影からアヴェンジャーの増援が出現。
平景清は相性がよく、ブリトマート・オルタを倒すことに成功。
そんな感じで進んでいく。
平景清は残ってくれるが、ニトクリス・オルタやゴルゴーンなんかは帰還してしまう。
果たして試練とは何のために行われるのか。
試練の果てに待つ者とは、いったい……!
この学生生活の中で異形の敵に襲われ、学生の仲間と協力してそれを倒すってやつ。
懐かしいよなぁ。
石鹸枠アニメ(※1)とかなろう系アニメの前、かろうじて謎部活モノの時代までは生き残っていたアニメとその原作であるライトノベルの雰囲気。
あの頃のライトノベルが、やっぱり面白かったよ。
主人公をギャルにしたあの頃のライトノベルみたいなのが、某賞から出てるけど筆者としてはその今風アレンジが一番邪魔だった。どうも百合ものはなぁ、イドがね、爆発力がないから面白くない。女の子のリアリティとか、繊細さとかいいから「キルラキル」の纏流子みたいなの出せよ。せめて主人公だけでもさ。
なくなってしまったから、筆者は「クレイジーさ」を感じるかどうかで時代のせいで変わってしまったライトノベルを選んできたので、だいたいあたりを引いているけどね。
石鹸枠全盛の頃、ハズレラノベばっか引いてるつってた人々は何を基準にラノベを読んでいたのか。
(※1)
石鹸枠も最近意味を知った言葉だが、要するに魔法や超能力のある世界でそういう能力者の学校が舞台の、ラブコメと能力バトルをするやつね。だいたい1話冒頭で主人公がラッキースケベしてヒロインから(これは)決闘(ではない。誅罰だ)を挑まれる。しかし、主人公が勝ってヒロインが惚れるみたいなやつ。
石鹼枠と呼ばれる理由は、検索しやがれください。
ジャンヌ・オルタとともに事件に挑む学生生活、羨ましすぎる!
とそんな古き良きライトノベルみたいな世界観で進んでいたら、急に「真・女神転生」になる。
鍋だから早く帰ってこいみたいな伝言をもらって、家に帰り着くと電気が消えている。
不審に思って進もうとして、発見するのは血まみれの惨殺死体。
それは母、妹、そして隣のキリエの死体だった。
一枚絵で描き下ろされるそれはショッキングで、モデルへの思い入れ的にキリエのそれはさすがにちょっと胸にくるものがあった。
別に母親が起き上がって悪魔に変身して襲い掛かってきたわけではないが、その後だ。
マスターが無事でよかった、と表面的な反応しかできないサリエリと、それにイラついて食って掛かるジャンヌ・オルタ、というくだりだ。
思い出すよね、アマノサクガミを倒した後に上っ面の言葉で慰めようとするロウ・ヒーローとそれを「そっとしておいてやれよ」と痛みを知るカオス・ヒーローが止める場面。
あぁ、復讐者の成り立ちを主人公に経験させようとして作った世界なんだな、とここで理解した。
担任のブーディカこと勝津女先生がアヴェンジャー化しそうになったけど、これは未然に阻止。
ブーディカアヴェンジャー、わりと実装期待してたんだけどこれはもう、ないな。
マリー・オルタがあり得たんだから、あってもいいじゃーんという気持ちになった。
メガテンっぽさと言えば、ニトクリス・オルタVSニトクリス・オルタのくだりもそう。
「真・女神転生ⅢNOCTURNE」のアーリマン戦では、毎ターンだったかで「汝、回復を禁ず」などとこちらの行動を束縛する指定をしてくる。それを破ると、たしか即死攻撃が飛んでくるんじゃなかったか。ともかく即死級のペナルティを負うんだよ、破ると。
ニトクリス・オルタは自前で誓いを自分で立てて、破らせると味方のニトクリス・オルタが即死する。
「似てる」の範疇だし、「剽窃だ!」などと言うつもりはまったくないけど「現代の東京」が舞台なだけに「ただでさえメガテンに似てるゲームなのに、重ねていくなぁ」とは思ったよね。
ワイルドハント・オルタ、ジェヴォーダンの獣は知ってるけど騎乗してるやつは知らん。
Fate世界ではジェヴォーダンの獣、エドモンが退治したことになってるのね。
ゴルゴーンとヘシアン・ロボが出てきて、大怪獣バトルになったのは面白かった。
残る第七の試練に挑むぞ、という段で次々に味方のアヴェンジャーが戦線離脱宣言をして抜けていく。
最後に残ったジャンヌ・オルタとはヴィーナスポートでデートする。
最高に楽しい思い出を作るも、やはりジャンヌ・オルタも行ってしまう。
言うてお前、どうせネズミ党の映画みたいに最後には帰ってくるんだろ、と高を括っていた。
重大なネタバレなのだが、本当に去る。
アヴェンジャーのサーヴァントとともにあることは、畢竟、マスター自らも復讐者となって血と炎の道を往くこと。
殺すために進むことを、旅の目的とすること。
エドモン・ダンテス、いやこの特異点を作った巌窟王モンテ・クリスト伯爵はそのために試練を通して仇の血の甘さ、復讐の快楽を教え込んだのだ。
その上で、そうではない道を進んでほしい。
そう願って作られた特異点だった。
モンテ・クリストを倒すと、彼はジャンヌ・オルタ、平景清、ニトクリス・オルタ、ゴルゴーン、ヘシアン・ロボを引き連れてカルデアを去ると宣言。
もちろん藤丸はゴネてジャンヌ・オルタを困らせに困らせるのだが、霊基グラフに影を置いていくのが精一杯の落としどころだとモンテ・クリストはそれ以上譲らない。
最後の試練でモンテ・クリストと戦ったとき、対粛清防御解除されて宝具でボコボコにされたんだけどさぁ。
防御強化状態解除とか、あいつ持ってたか?
カリオストロ戦で参戦してきたときに見たけど、そんな効果なかったと思うんだが。
クラススキルにでも書いてあるのか?
だとしたら確保必須級だろ。
藤丸は一度帰還して、しかし様子がおかしいことを感じ取ってもう一度廃棄孔へと戻る。
そこでカリオストロと最後の戦いを繰り広げる。
よかった~~~~!
最後の敵は毎度ジャンヌ・オルタと一緒に倒すことにしているのだが、モンテ・クリスト戦ではアヴェンジャー編成不可だったから、これがあってよかった!
物語的にはエドモンの宝具でトドメ刺して欲しかったんだろうけど、筆者はモンテ・クリスト→ジャンヌ・オルタの宝具で始末をつけた。
カリオストロ倒したら、本当に今度こそこれでお別れだとアヴェンジャーたちが縁のあるサーヴァントたちに別れの挨拶をして去って行った。
エドモンとジャンヌ・オルタに関しては、ボイスまで流れるからホントに……ホントに……。
ジャンヌ・ダルクに別れを告げて去っていくときの、ジャンヌ・オルタの横顔は本当に綺麗で。
この感情をどうしていいのか、わからなくなったよね。
マテリアルにも、去って行ったサーヴァントには「LINK LOST」と書かれていて、実感したよね。
宮本武蔵が消滅したとき以来だよ。
復讐者にならない道を選ぶ、という選択をさせたのがもう「人理の都合でアヴェンジャーを退去させるけど、復讐者にならない道を選んだんだから運営を怨まないでね☆ミ」みたいな意図を感じてイラッとした。
物語そのものはとても美しかったけど、ダ・ヴィンチたちとマシュの惨殺イラスト挟んだり、アヴェンジャー取り上げたことも怨まないでね☆ミに関しては反感は抱くわ。
問題はそういうプレイヤーの感情を逆なでするメッセージよりも、アヴェンジャーに仮託して藤丸のイドを封印したことだよ。
これでまた人間味のないおキレイな藤丸になっていくじゃん。
カーニバルファンタズムのFGO版とかマンわかとかの藤丸の方が、人間味があって好きなくらい善性が強すぎて意味わからんのよな。
この藤丸だから、ギルガメッシュはじめ気難しいサーヴァントに認めてもらっているみたいな描き方されてるけど、本当にそうか?
こいつのこと、好きになるか? 全然共感できないんだよなぁ。
共感できるのって、魔術王にマシュを消し飛ばされて怒りを剥き出しにした、みたいなときだけなんだよな。
それとも、もう都合の悪い悪性感情を焼いてくれるエドモンがいなくなって、これからは藤丸のイドが溢れて人間らしくなるのか?
さておき。
愛してるぞ、ジャンヌ・オルタ。
システムもできない、2016年にDLしたFGOで一緒に第一部オルレアンから駆け抜けてきた思い出。
周回向きじゃないから、最近ではラスボス戦以外ではほぼ出番はなかったけど。
たぶん、宝具5にもならないけど。
それでも、いちばんの推しはお前なんやで。
おやすみ、ジャンヌ・オルタ。
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