オムライス食べたい ～ゲーム漫画アニメの感想、それからオカルトや都市伝説について思ったこと書く意識の低いエッセイ～

【批判的人種理論】「なんで大金持ちなのに、綺麗なお姉ちゃんと遊ばずに陰謀なんかしてんの？」【ブラウニーポイント】

◎「なんで大金持ちなのに、綺麗なお姉ちゃんと遊ばずに陰謀なんかしてんの？」

　以前にTwitterで「フードコートで陰謀論を話すおじさんとそれを聞かされるおじさん」がいたとして、その内容をツイートしたものがバズ……ではないけど伸びていた。
　元ツイートが見つけられなくなってしまい、「だいたいこんな内容だった」を元に展開する記事であることを先に断っておく。

　面白いのは陰謀論おじさんではなく、聞き手のおじさん。
　このおじさんがスゲーテキトーで

「その国どこにあんの？　酒うまいの？」

　みたいな調子で、陰謀論おじさんの話の腰を折っていたとのこと。

　まあ、シュメールの話をして「それどこにあんの？」みたいな返しをされるのは筆者も嫌だ。

（※１）ちなみにイラク南部だ。酒はイスラム教徒の多い国だから、ほとんどの地域で禁止されている。違う信仰の人たちが売買している地域はあるらしい。『FGO』の賢王が藤丸に呑ませようとしていたように、ビールもある。

　陰謀論おじさんは色々と危機を語ったようだが、聞き手おじさんが「今まで生きてこられたし、大丈夫でしょ」とまとめてしまったようだ。

　AIのシンギュラリティが起きてAIが人間を超越するとか、人間がクラウドにデータとしてアップロードされて『マトリックス』の世界が到来する、なんて言われているのが「今まで」同様に本当に大丈夫なのだろうか……？

　筆者もクラウドにデータとしてアップロードされて、生身を捨てることになるみたいな話はいまいちピンと来ていなかった。個人情報や思考パターンをデータとしてまとめても、それが筆者と同一存在のAIたり得るかと言われると首を傾げざるを得ない。

　しかし、ここで『FGO』に『奏章Ⅲ　新霊長後継戦アーキタイプ・インセプション』が実装される。
　このシナリオでは3017年の月面にドバイを模して造られた都市に暮らす人類は、（※２）実はAIだった……という世界観が展開される（※２の註は『奏章Ⅲ』のネタバレを多分に含む）。
　同一存在ではないが、同じような存在でもよく発達したAIの方が生身の人間より上手くやれてしまうのだ。
　生身を捨てる、というよりも、本物は下位互換なので廃棄されるといった方が近いだろう。


　さて、このマックの女子高生コピペみたいな話で聞き手おじさんの一番キャッチーな返しが、今回のタイトルである。


「なんで大金持ちなのに、綺麗なお姉ちゃんと遊ばずに陰謀なんかしてんの？」


　もっともな話である。
　しかし、考えてみてほしい。

　えっちなキャラクターのたくさん出てくるソシャゲをしていて、次々とそれらを引き当てるだけの金があるとしよう。
　そのゲームは始まったばかりで、あまりコンテンツがなかった。
　やることと言えばキャラを当てて、ストーリーをやるくらいだった。

　しかし、運営が次々にコンテンツを実装してきて、ランキングやレイド、そしてPVPが実装されたとき。
　あなたは、他のプレイヤーと競い、より上に行きたいと思うはずだ。

　つまり、「綺麗なお姉ちゃんと遊」ぶのが好きな大金持ちは、それはやっているのだ。

『悪徳の栄え』みたいな世界は、実際にあると筆者は考えている。

　やった上で、陰謀にも勤しんでいるのだ。

　人間の欲望には際限がないので、金、女、権力を手中にしてもまだまだ欲しくなる。

　そうでなくともゲームなら、他人と競いたくなるはずだ。

　世界の黒幕でない普通のおじさんにも

「ゲームはやらなくなったね。だって仕事とか人生がゲームの上位互換で面白いからさ」

　なんて言う人もいる……と聞いている（ある意味では都市伝説だ）。
　実際に陰謀論で語られる対象の人たちなら、何をかいわんや。


　筆者も都市伝説系Youtuberの動画で見てきた内容を元に、色々と理由を考察した。

　ハニートラップを仕掛けられて弱みを握られ、失脚するのを恐れているのではないか？
「多様性」で同性愛を推すのとも繋がるし、そもそも「綺麗なお姉ちゃんと遊」んでいないのでは？

　あるいは「庶民が苦しむのを見るのが、何よりも楽しい」から「綺麗なお姉ちゃんと遊」ぶのなんかどうでもいいのでは？
　実際、上り詰めた人間の共感性は著しく低いとか、サイコパスは経営者や政治家として成功しやすいといった話もある。

　単純に「このままでは地球がダメになるので、自分たちエリートと違ってゴミでしかない庶民をいっぱい間引いて、快適な地球で暮らしたい」から「綺麗なお姉ちゃんと遊」んでる余裕なんかない、とか。
　環境問題の解決策として提唱されるものは、受け入れたら経済に大打撃を受けるようなもの、庶民の暮らしが不便で苦しくなるものばかりだ。除草剤が地球温暖化を進めているという話がある。そして、稲作が地球温暖化に悪影響を与えていると国際会議で主張したのは……世界で禁止されて、日本に売るしかなくなった某除草剤の販売元の人間だ。読者諸兄も聞いたことのある除草剤だと思うが、あえて名前は伏せておこう。


　どれも間違いではないと思う。
　しかし、これはゲームでいうところの「レイドをがんばる」「アリーナをがんばる」みたいな個人の好みに依るものだと思う。

「大金持ち」という層に共通する、仲間同士で広く競えるテーマ。

　ソシャゲのSSRキャラ凸数とか、ポケモンの色違い集めとかみたいなやつ。

　力を入れるコンテンツが違っても、同じゲームのプレイヤーなら共通して一定の価値を認めるもの。


　それがブラウニーポイントなのではないか。



◎ブラウニーポイントと批判的人種理論


　開発に8年かけて2週間でサービス停止となった新作ゲーム「コンコード」のキャラクターデザインリーダーがやばすぎた・・思想強すぎて完全に答え合わせになってしまう！（プク太の世界時事ニュース様）
　https://youtu.be/ZiNW0jqC7Xc?si=5iljTNhvg00wQ2BF


　以下、上の動画より引用。

　“コンコードのリードキャラクターデザイナー
　ジョン・ワイズニュースキー氏は
　2020年に元バンジーのリードプログラマー
　ペタル・コテウスキ氏との話し合いの中で
　自分が意識の高い活動家であることを明らかにしているね
　あのコンコード
　キャラクターデザイナーのボスですよこれがですね
　相当ね意識の高い方のようなんですね

（中略）

　コテウスキはXに白人全員が無意識に人種差別だと考えるのは
　黒人全員が無意識に怠け者だと考えるのと同じだと投稿した

　そしてこれに対してコンコードのねキャラクターデザイナー
　どのように答えたかこれすごいですよ

　それは単純化しすぎです
　ここで表明されている感情は
　白人は自分たち特権的立場を認め
　平等のために積極的に働かなければならないということだ
　それは困難な仕事になるだろうが
　そうしなければ我々は共犯者になる
　そして共犯者は人種差別を存続させるのだということで

（中略）

　この人ね今何を言ったかと言いますと
　批判的人種理論の話をしているんですね
　白人というのは存在そのものが特権なので
　それを認めて白人自体が積極的にそれを是正しろと
　それをしない限りは人種差別の共犯者なんだと言っているわけです

（中略）

　アメリカのマルクス主義と言われるもので（中略）
　要約しますと先ほどの通りなんですが
　白人というのは特権的な立場にある
　だからこそ非難されて当たり前なんだという考え方なんですね
　そしていくら白人が自分は差別主義者ではないと言ったところで
　白人というだけで罪深いんだからそんな言い訳は許されないという考え方です

　特にね意識高い系の間では蔓延しておりまして
　当然ねこれを日本人に置き換えて
　日本にもこの考え方というのは入ってきています
　日本人なんだからどこそこの国の人たちを支えるのが当たり前だ
　このようなことですね

　つまりコンコードのあのキャラクターたちをデザインしたボスですね
　この人物は批判的人種理論の信奉者だったというわけです

（中略）

　ここを踏まえると
　なんであんなキャラクターデザインになってるのか想像つくでしょ

　別の投稿では彼はこう主張

　アメリカの白人は白人であるという理由だけで
　常に社会、経済、司法制度において優位に立ってきました
　何もせず私は人種差別主義者ではないと言っているだけでは
　人種差別は抑制されずに存続することになります
　私たちはこれまで得てきた優位性を認め
　それを利用して他の人々が平等と正義を追求できるようにする必要があるのです

　ということでほんとね
　批判的人種理論のWikipediaを読んでいるんじゃないかと思ってしまうような発言
　ここまでね典型的な人もそうそう見ないですが
　こういう思想を持った人があのキャラクターをデザインしていたというわけなんですね

　でね
　まあこういった考え方というのは先ほども言いましたが
　意識高い系の人たちの間で蔓延しています
　セレブとかの間でもね
　こういった考えというのがすごく蔓延してるんですね

　なんでセレブはこういった方向にいくのかというのは諸説あるんですが
　お金を手に入れてね
　やることがなくなってしまうと社会的地位が欲しいんで
　こういった方向に行くんじゃないかというのはよく言われますね

　つまりそういったコミュニティ
　そういった進歩的な人たちの間のコミュニティの中で
　白人自らがこういった自虐的なことを言う
　これによりですね賞賛されるんですよ
　あなたよく言いました
　素晴らしい人間性ですねと褒めてもらえるんですね

　これがブラウニーポイントです


　ブラウニーポイント
　善行をしたり他人の好意を得たりすることで獲得できる
　架空の社会的通貨（Wikipedia）


　そういったコミュニティの中で白人というのは特権階級なんだ
　もっともっとね黒人というのをフックアップして
　どんどんどんどん表に出していきましょう
　こういうことを言うと賞賛の眼差しを向けてくれるんです
　それがですね気持ちいいんですねこういう人たちは
　”

　引用終わり

　書き起こしてみてわかったこととしては、
　Youtubeの原稿って同じこと何回も言ってるんだなぁ、ってことだ。
　そりゃ、話が長くなるとリマインドしなきゃ視聴者は忘れちゃうもんな。

　ちなみに、ブラウニーポイントは、日本語版のWikipediaにはなかった。
　たぶん、妖精のブラウニーを由来とする言葉だろう。


　ブラウニー
　ブラウニーは主に住み着いた家で、家人のいない間に家事を済ませたり家畜の世話をするなど、人間の手助けをすると言われる。（Wikipedia）


　いいなこの表記。うしろに（Wikipedia）ってつけるの。
　要は『ハリー・ポッター』の屋敷しもべ妖精みたいなもんじゃろ。
　家人のいない間に家事や家畜の世話をする。こういうことをする（妖精ではなく）人を日本ではなんと呼びならわすか。

　点数稼ぎだ。

　我々がガチャの引きに一喜一憂したり、色違いポケモンの厳選をしたりする代わりに夢中になるのがそれって。

　そっとしておいてほしい同性愛者を無視して、恩着せがましく多様性トイレを導入。
　当然のように涌く、生物学的女性の盗撮を試みる不逞の輩。
　肩身が狭くなる同性愛者と、ヘイトを募らせる人々。
　んで、導入した側は現場を省みることもない。
　なぜなら、ご同輩からのブラウニーポイントをもらって自尊心をフル勃起させているからだ。

　実に空虚じゃありゃせんか。

　ちなみにブラウニーは『真・女神転生』に最序盤のエネミーとして出現するぞ。
　めっちゃ弱いし、邪教の館が解禁されたら即、合体材料になること請け合いだ。
　不人気なのか『Ⅱ』以降のナンバリング作品にも、登場していない。

　さておき。

　批判的人種理論。

　実に酷い考えなのに、残念ながらしょっちゅう聞こえてくる話だ。

　というか、『テコンダー朴』やないかい！

　パヨクやグローバリストの論調そのもの、唾棄すべき思想だ。
　ノブレス・オブリージュなんてのも、完全に批判的人種理論を中二病めいた言い回しにしただけだろう。
　褒めて欲しくてブラウニーポイントのためにそういうことをするのは、“高貴さ”とは程遠い。

「英雄って言うのはさ、英雄になろうとした瞬間に失格なのよ」（『仮面ライダー龍騎』北岡秀一）

　プク太様の動画では引用部分の後、過去にブラウニーポイント欲しさから不自然に黒人をゲームに器用する連中を一般人がどう思っているかを表すYoutuberの動画が引用されていた。
　もちろん揶揄しているのだが、どれだけブラウニーポイント稼ぎがみっともないと思われているかは是非動画を見て確かめてもらいたい。
　続いてプク太様は、弥助問題で炎上したトマス・ロックリーの「日本の封建時代に活躍した黒人」を称揚したのもブラウニーポイント欲しさが動機にある、と看破していた。
　何か企みあってのことだろうとは思っていたが、ブラウニーポイントという言葉によってその企みの正体が浮き彫りになったように思う。

　何かよくわからん怪異も、名前が付くと情報が集まる。
　情報が集まると他の怪異と切り分けられて、分類されて、弱点や対策法が明らかになる。
　すると、得体の知れない恐怖が一段落ちるものだ。
　名前を付ける、というのは本当に呪術的な行為だと思う。



◎DEI kills art.

　欧米のポリコレは所詮、批判的人種理論が根底にある白人と黒人の確執であって、根本的には日本人は関係がない。

　日本も無関係ではない、関心を持て、などとポリコレっている連中が宣ったりするが相手にしなくていい。
　企業を炎上させようとする女権活動家と同じだ。えせ同和問題の、卑劣なサルマネである。

　聞く耳をもってはならない。

　日本人だって白人から見れば差別される側だから、という論調も取り上げるに値しない。

　ポリコレに染まったコンテンツを見ればわかるが、日本人は無視されている。
　アジア代表の席は中国と決まっており、ポリコレは日本人を決して守らない。
　持ち手に毒のトゲの生えた盾は、盾ではない。
　それどころか批判的人種理論では、日本人は白人からも差別されるのに日本人というだけでなんちゃらせよと言われてしまう始末だ。

　だというのに、日本のバンナムは「世界で売るために」DEIを推進、社内に浸透させようとしていると発表。

　D多様性E公平性I包括性推進ポリコレゲーは世界中で嫌われている。
　上の引用でも名前の挙がった『コンコード』というゲームは、開発に8年もかかったのに発売からサービス終了までわずか10日。
　2週間も持たなかった（ブラッシュアップして帰ってくるつもりというアナウンスはあったが、絶望的だろう）。

　地域によって思想の左右の濃淡がある、という話を聞いたことがあるだろうか。
　その指標として言われるのが新聞の方針みたいに語られているが……それ言い出したら日本全国パヨクワールドにならんか？
　日本のメディアが情報源とする海外のニュースは、左翼メディアのそれだ。
　だから日本メディアが発信する、アメリカ大統領選に関するニュースは必ずトランプを敵視したものになる。


　バンダイナムコアメリカはカリフォルニアに拠点があるそうだが、カリフォルニアはかなり左巻きの地域なのだという。「コミフォルニア」などとあだ名されており、完全に共産圏扱いだ。
　悪いことには、コンテンツ関連の企業はすべてその「コミフォルニア」に集まっていると言われている。

　そこにバンナムの拠点ができた時点で海外ニキたちはかなり警戒していて……それで今回のDEIへの取り組み発表だ。

　バンナムはどんなゲームを作っているのか。公式ホームページを見てみたが、まあIPものが多い。
　基本的に筆者がやるゲームはない。
　ないのだが、ゲーム部門とは別の部門にもその影響が及んでいるのだろうか。

　つまり財団B、特撮ヒーロー番組のおもちゃ販売元としての株式会社バンダイに、だ。


　現在放送中の『ウルトラマンアーク』の第6話『あけぼの荘へようこそ』と第7話『満月の応え』は、視聴していてかなり不快だった。

『あけぼの荘へようこそ』は、地球での資源探索中に仲間に置き去りにされた宇宙人が人間に化けて旅館で働いていた話だ。
　帰還のためにスクラップで宇宙船を作っていたが、旅館近くに怪獣が出現。
　女将さんのピンチに、帰還のための宇宙船で特攻を仕掛ける。
　宇宙人は奇跡的に一命をとりとめたが、届け出なしで地球に隠れ住んでいたことから防衛隊に連行される。必ず旅館に帰ると、女将さんと約束をして……。
　幸いにも、かなり善良な宇宙人だったのだが見ていて引っかかったのは、宇宙人とは外国人の言い換えであるかのような描写だ。

　つまり、たまたまこの話の宇宙人は善良だったが、要は不法移民のメタファーだ。

　劇中には「かわいそう」と言うキャラクターだけでなく、警鐘を鳴らすキャラクターもいた。
　主人公サイドのキャラクターで、仲間を狡猾な宇宙人に殺された過去を持っているがゆえに、ただ一人この宇宙人に厳しい態度で接していた。
　それはリアルでいいのだがこの描写の影響で、全体的には不法移民を庇い立てするようなストーリーになっていたように思う。

　スイカにかける塩のようなものだ。


『満月の応え』は、出現するだけで気温が45度を超える怪獣が登場。
　しかもこの怪獣は、出産時に物語の舞台となる星元市をまるごと吹き飛ばすような爆発を伴うのだという。
　防衛隊が攻撃し、ウルトラマンアークも交戦する。

　しかし攻撃しようとすると、「やめて！」と少女の顔が怪獣の顔に重なってアークは攻撃をやめてしまう。
　そこから怪獣の反撃に遭って、アークは変身を解除する。

　少女は怪獣に伴って出現する精霊で、「ウルトラマンの力は、倒すためだけのものなの！？」とキツい口調で変身者を責める。
　精霊との問答でやっと変身者は怪獣の妊娠に気が付き、上述の被害想定を怪獣災害対策チームが試算する。
　ウルトラマンの新フォームが使った超能力で、出産時の爆発被害をほぼゼロにして問題を後の時代に先送りして終わる。

　この話は、ともかく精霊少女の態度がめちゃくちゃ横柄で高圧的なのが不快だった。

　テメェ、批判的人種理論信奉者かぁ？

　大人向けの仮面ライダー作品だったら、たぶん精霊は女だろうと殴られている。

　また怪獣の生態が、極めて共存し難いものだ。

　精霊は怪獣の命の尊さを訴えた。
　しかし生まれてくる怪獣の命は守れと主張するが、爆発で失われる人間の命と財産と生活の多さは完全に無視だ。
　怪獣が暴れて、とかではなく子供の誕生だけでそれだ。
　どこの何とは言わないが、「日本人は市から出ていけ」とプラカードを掲げるどこかの共存し難い存在を彷彿とさせる。

　おもちゃありきで話を考えさせられている、と揶揄や批判されて久しい特撮ヒーロー番組だが、脚本のDEI具合にまで口出ししているのだろうか？

　推測でしかないが、バンナムがゲームでそういうことをしているがために疑ってしまう。

　せっかく『仮面ライダーガヴ』が好スタートを切ったのだから、バンナムにはうしろから撃つﾐﾂｻﾞﾈｪするようなことはしないでもらいたい。


　さて、DEI関係でまた、プク太様の動画を紹介したく思う。

『どうなってんだコレ！？中国のスパイが多様性と包括性を訴えていた可能性！おまけに公平性も語っていた動画が浮上し、その一方で台湾排除をしていた疑いで逮捕されてしまう・・その報酬が凄かった』
　https://www.youtube.com/watch?v=-ZbN1R-92Cc

　ニューヨークの元DEI責任者が、中国のスパイの容疑をかけられて逮捕されたことについての動画だ。
　DEIのIはインクルージョン包括性なのだが、DEIを訴える人物のそれは所詮その人基準の包括性である。
　それがゆえに、インクルージョンを叫ぶ人ほどやっていることはエクスクルージョン排他的だ。
　この元DEI責任者は台湾政府の代表者がニューヨーク州の高官と接触するのを阻止し、中国共産党が関与する問題に関するメッセージを変更した、と疑われて罪に問われている。
　DEIの責任者が、中国のために台湾を排除しようとしていた。インクルージョンとは……？
　といったことが、動画前半で紹介されている。
　重要な問題なので、是非動画本編も見ていただきたい。



◎まとめ　ヒーローはHとEROでできている

　そもそも陰謀なんかやってる人間のちんちんは、まだ勃起するんか？

　性的に魅力的な男女を排斥することで、ブラウニーポイントを稼ぐのだとすればこの疑問は当然だろう。

　悪霊は性的なシンボルやモチーフを嫌うとされており、その中でも有名なのは握り込んだ人差し指と中指の間から親指を突き出すサインだろう。セックスを意味するサインだ。

　ルッキズムの否定も、外見の良さは生殖のパートナーの見極めの否定に他ならない。
　左右対称の度合いが高く、健康そう。
　つまり容姿が良い＝優秀な子を産む期待値の高い異性なのだ。
　尻がデカいとか、乳がデカいというのも交尾可能なメスの判断基準であるから、オスの性欲を刺激するわけだしな。

　すなわち、ルッキズムの否定は生殖の否定に他ならない。

　もちろん差別をするのはよくないことだが、洋服などのモデル、映画の俳優、ゲームの登場人物から性的な魅力を排除し、同性愛者などを異様に度を超えて称揚することには何の意味もない。

　ルッキズムを否定する連中は男性に対して批判的人種理論を振りかざして、「チー牛」は差別しているしな。

　DQ3のリメイクか何かで、女戦士がビキニアーマーの下にダサいインナーを着込んでいたことが嘆かれていた。
　スウィートベイビーと蜜月関係にあるスクエニは、ポリコレに屈した！　と叩かれても仕方がない。
　性別選択が男女ではない名称になってる時点で、屈してるからなー。真実がどうであろうと、仕方ない。

　そういえばビキニアーマーを始めとした、セクシーな軽装は戦闘において機動性を上げるもので実は合理的、という話が以前にTwitterでバズったのは面白かったな。

「争いは同じレベルの相手としか成立しない」なんて話があるが、あれはいじめられたことがないか忘れ切っている人間の卑劣な言葉だと思う。

　何の話かと言えば、牛角の女性限定半額キャンペーンに男性たちが怒りのツイートと牛角への抗議を行った件だ。

　賞賛はしづらい話ではあるのだが、今まで邪悪で卑劣で姑息な女権活動家どもに煮え湯を飲まされてきた男性としては、報復する権利、わからせる権利は十二分にある。
　こういったカウンター的な動きに対して、すぐ「争いは～」と持ち出すやつがいる。

　同じ地球で生きてるんだよ、端から人類皆同じ穴の狢だっつの。

　筆者としては、食べ放題メニューのない焼肉店の方がおいしいしなぁ、と面白くなくなってしまったがやりたきゃやれ。
　既婚男性の「だからお前らモテないんだよ」みたいなチン騎士発言は、本当に卑劣で気色悪かったな。

　庶民ながらにブラウニーポイント稼ぎですか？

（※３）別に「嫁や彼女におごる俺からしたら、こういうの助かるんだけどね」とだけ言えばいいのに、他人への無駄な攻撃性を発露するのは何でなん？

　まあ、この牛角騒動への既婚男性のマウント目線批判で筆者が本当に訴えたいのは

「100％男の欲望に訴えるためだけのエロい女性キャラクター」を指して「俺、男だけどそういうの好きじゃないんだよね～フフン」とニヒリスティックに言う態度を改めろ、っちゅーことだ。

　わざわざ冷や水をぶっかけに来るな。
　うしろから撃つﾐﾂｻﾞﾈｪするな。
　アルファポリスでも個人ブログでもいいから、言うならTwitter（X）以外のところで言ってくれ。
　お前それ、アニメの話をしてるときに「そのアニメよく知らんけど、そのコスプレしたAV女優で昨日抜いたわ」って言うのと同じくらい、いらない情報だぞ。

　いやあ、本稿最大の怪文書になった気がしないでもないが、あれだ。本当にまとめよう。

　大金持ちは陰謀も女遊びもやりたいならやってるし、流されるようにブラウニーポイント稼ぎをしてるんだよ。
　遊びで社会をぐっちゃぐちゃにされる庶民は、たまったもんじゃないがな。

　DEIは台湾や日本を目の仇にしているから、それを尊重するのは利敵行為でしかない。
　NOと言えない日本人ではいられない時代だな。DEIの押し付けにNOを突きつけろ。差別主義者はお前らだ、ってな！

　岡本天明の予言書『日月神示』にも「悪平等と悪自由」の時代がやってくると予言されていた。
　今がその時代なら、君もヒーローとして戦える。


「でも、私のことを話すならこう言います。漫画が好きです。アニメが好きです。リリエルが好きです。エッチな衣装が好きです。私はコスプレイヤーです！」（『2.5次元の誘惑』天乃リリサ）


　筆者はコスプレイヤーではないが、このセリフはいいよなぁ、かっこいいよなぁ。
　もっともらしいことを言って、美男美女が好きな君を差別主義者だとそしる卑劣なやつが現れたなら、君は好きなものは好きだと自分の正義を表明してほしい。
　ヒーローは、HとEROでできているのだ。




（※１）ちなみにイラク南部だ。
『アマテラス解体新書』曰く「倭」の元になったウル、『FGO』で竜の牙最高効率クエストのエリドゥは古代ペルシャ湾だかアラビア湾だかのほとりにある。『FGO』ではウルの南西にエリドゥがある。
　スサノオ＝スーサの王説のスーサはたぶん、ウルから見て『FGO』で追憶の貝殻を集められる観測所よりも北東のあたりではないか。
『FGO』でウルクの北壁のすぐ隣にあるニップルは「ニッポー」とも呼ばれ、『アマテラス解体新書』曰く「ニッポン」の国号の元になったとされる。
　界隈では日本から旅立った人々（スサノオの元になっている集団？）がシュメールやエジプトを経由し、なんやかんやあって渡来人として帰ってきたから、みたいな感じで語られる。彼らは朝廷にも入り込んでおり、影響力があったから記紀にも影響を与えているとか。超ざっくりはしょって説明したので、詳しくは『アマテラス解体新書』を読まれたし。

（※２）実はAIだった。
　一見、人間にしか見えない第三世代AIは、実在した人間のデータを元に造られたAIである。
　仕事、趣味、あらゆる人間の活動をAIが超越した結果、人間はすること/できることがなくなってしまった。
　そのため人間はAIに「人類」の座を明け渡すことになり、AIが有機ボディ（だっけ？）という肉体を得て「人類」をやっている……というのがBBドバイのいる世界の人間の辿る未来なのだという。

（※３）別に「嫁や彼女におごる俺からしたら、こういうの助かるんだけどね」
　男が女に奢るべきかの是非は、小遣い制の旦那に奢ることを強要するは経済DVだが……そうでないなら飽くまで筆者は奢りたいと思っちゃうんだよな。そこまで含めての遊びというか。まあ、奢れないなら行きたくないという意味だが。
　あと、男女のグループで飲食したときに割り勘などをした際なんだけど。お金はみんなが出したんだけど、それをレジで支払いするのをなんとなくで女性がやらされたときに、あまり怒らないでほしいのよね。そういうときってたぶん男性陣は大学生とかだと思うけどさ……そういうの慣れてない男性は、マジで知らんのよ。親の背を見て育つじゃないけど、母親が財布握ってる家庭だと母親が支払いして、父親は外でタバコ吸ってるとかザラなんよ。あなたを女性扱いしてないとかじゃなくて、マジで知らんの。傷つかないで。逆に言えば、その男性陣は遊び慣れてないってことだよ！
　……何の話をしているんだ、これ。