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終戦と瑞西編
戦後の旅立ちと新天地2
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日本からの出国とスイスへの旅
1945年12月15日、南一家は横浜港から香港行きの貨客船に乗り込んだ。GHQの大佐の手配で、船は英国旗を掲げ、占領下の混乱を避けて出航した。船内は狭く、物資不足から食事は質素だったが、ヘレナが「これも冒険よ」と笑い、子供たちを励ました。瑠璃と悠馬は18歳で、船の甲板で海を見つめ、「これからどうなるのかしら」と語り合った。15歳の瑛太と麗華は船酔いに苦しみ、李秀蘭が背中をさすって慰めた。
12月20日、船は香港に到着。戦後の混乱で港は混雑していたが、ヘレナの交渉力で一行は無事に下船。翌日、英国軍の輸送機に乗り換え、香港からチューリッヒへ向かった。飛行機は高度を上げ、アジアの戦火を遠くに置き去りにした。千鶴は窓から雲を見下ろし、「科学の罪を償う道がここにあるのかしら」と呟いた。辰麿は隣で頷き、「アインシュタイン先生に会えたら、答えが見つかるかもしれない」と応えた。
1946年1月2日、一家はチューリッヒに到着した。雪に覆われた街は静かで、戦争の傷跡を感じさせなかった。スイス銀行の資産で購入した湖畔の邸宅に落ち着き、南辰之助は車椅子で窓辺に座り、「ここなら穏やかに暮らせる」と安堵した。クララは「新しい人生が始まるのね」と涙ぐみ、李秀蘭は子供たちに温かいスープを振る舞った。ヘレナは「私の計画通りでしょ?」と得意げに笑った。
スイスからアメリカへ
スイスでの生活が安定した1946年春、チューリッヒの湖畔の邸宅は南一家にとって新たな拠点となった。瑠璃と悠馬は地元の大学に進学し、言語の壁に苦労しながらも科学と文学に打ち込んだ。20歳になった二人は、母方の知性とヘレナの社交性を引き継ぎ、学生仲間との議論で存在感を示した。一方、17歳の瑛太と麗華は高校で学び、瑛太は物理学に、麗華は音楽に才能を見せ始めた。李秀蘭は57歳で、穏やかな笑顔で子供たちを見守り、スイスの生活に馴染む努力を続けた。
1946年夏、千鶴と辰麿はプリンストン大学のアインシュタインから手紙を受け取った。「君たちの知識は冷戦下の科学に不可欠だ。プリンストンで待つ」と記されていた。二人は家族会議を開き、アメリカ行きを提案。ヘレナは「科学は君たちの魂よ。スイスは私が守る」と賛成し、クララも「新しい世界で罪を償って」と背中を押した。1946年9月、千鶴と辰麿はチューリッヒからニューヨークへ飛び、プリンストンに到着。68歳のアインシュタインは「戦争の影を科学の光で払え」と二人を激励し、量子力学と重力場の統一理論の研究が再開された。
1947年、スイスでは南辰之助が73歳で静かに逝去。クララとヘレナが看取り、湖畔で葬儀が行われた。瑠璃は20歳になり、ヘレナ譲りの大胆さと千鶴の情熱を併せ持つ女性へと成長。彼女は瑛太と夜遅くまで科学談義に花を咲かせ、二人の絆は深まった。瑛太は17歳で、父辰麿の知性と母千鶴の探究心を受け継ぎ、家族の過去を知らずに未来を見据えた。悠馬は文学を通じて家族の歴史を記録し始め、麗華のピアノが邸宅に響き渡った。
プリンストンの禁断の夜
1947年秋、プリンストン大学近くの下宿として借りた瀟洒な邸宅に、千鶴と辰麿は落ち着いていた。スイスからの引越荷物の整理も終わり、二人はようやく一息つける夜を迎えた。居間の暖炉に火が灯り、柔らかな光が木製の家具に映えていた。軽い食事を終えた後、二人はバーボンを手にソファーに腰を下ろした。グラスの中で琥珀色の液体が揺れ、静かな部屋にはグラスが触れ合う音だけが響いていた。
千鶴はバーボンを一気に飲み干し、すぐに二杯目を注いだ。45歳の彼女にとって、研究に没頭する日々は頭を満たしても、体を満足させるものではなかった。叔母ヘレナの奔放さと性欲の旺盛さを引き継いだ彼女は、酒が進むにつれて内なる熱が抑えきれなくなった。グラスをクイッと傾けるたび、彼女の瞳に妖しい光が宿った。(辰麿と二人きりなのよ。止めに入る李秀蘭もいない…)心の中で囁く声が、彼女の理性を揺さぶっていた。
「千鶴、飲みすぎだよ。少し抑えた方がいい」と辰麿が穏やかにたしなめた。彼の声には優しさと微かな不安が混じっていた。45歳の彼もまた、研究に打ち込むことで過去の罪や感情を封印してきたが、千鶴の存在は常に心の奥で燻り続けていた。ベルリン時代に一線を越えた記憶は決して消えることなく、彼の理性と欲望の間でせめぎ合っていた。
千鶴はグラスをテーブルに置き、辰麿の横に座り直した。「辰麿、ベルリン時代を思い出すわね」と彼女は囁くように言った。その声には懐かしさと誘惑が滲み、彼女の指が辰麿の膝に触れた。ゆっくりと太腿へと這うその動きに、辰麿の心臓が跳ねた。悪い予感が頭をよぎり、彼は話題を逸らそうとした。「あの頃は…研究に夢中だったね。アインシュタイン先生の言葉が僕たちを導いてくれた…」
だが、千鶴は彼の言葉を遮るように笑い、指をさらに大胆に動かした。「そんな話はいいわ」と言いながら、彼女の手が辰麿の股間に伸びた。やんわりと手を退けようとした辰麿だったが、彼女の指がしっかりと彼を掴むと、抵抗が一瞬で崩れた。「ほら、体は正直よね」と千鶴が妖艶な笑みを浮かべた。彼女の瞳はバーボンの酔いと欲望で潤み、辰麿を見つめるその視線に抗う術はなかった。
辰麿の心は混乱に満ちていた。(これは許されない。僕たちは姉弟だ…でも、千鶴の熱が僕を飲み込む…)理性が叫ぶ一方で、ベルリンでの夜々が脳裏に蘇り、彼の体は彼女を求めていた。ソファーの上で、二人は互いの服に手を伸ばし、抑えきれぬ衝動に身を任せた。千鶴の指が辰麿の首筋を撫で、彼の吐息が彼女の耳元に触れるたび、二人の距離は溶けるように近づいた。過去の罪と今宵の誘惑が交錯し、彼らの心は互いを拒む力を失っていた。
やがて、居間では収まりきれず、二人は寝室へと移った。千鶴がベッドの端に腰掛け、辰麿を見上げた。「今のアメリカでは堕胎は罪に問われるけれど、避妊薬は豊富に手に入るのよ、辰麿。だから、昔みたいに妊娠してしまう間違いは犯さないわ。私、避妊薬を入手したの。飲んでいるわ。生理もないわ。だから、辰麿、私を自由に犯していいのよ」と彼女は静かに、しかし熱を帯びた声で言った。その言葉には、過去の過ちへの後悔と、今を生きるための決意が込められていた。
辰麿は一瞬立ち尽くした。千鶴の言葉が彼の心に刺さり、ベルリンでの過ちが繰り返される恐怖と、彼女への抑えきれぬ想いがせめぎ合った。(もう戻れないのか…でも、千鶴が僕を求めるなら…)彼の理性は最後の抵抗を試みたが、千鶴の手が彼の腕を引き寄せると、その壁は脆くも崩れた。辰麿は彼女をベッドに押し倒し、二人は再び禁断の淵に身を投じた。寝室に響くのは、互いの吐息と、過去と未来を繋ぐ罪深い絆の音だけだった。
そのような夜が幾夜も続いたが、二人は奇妙な均衡を見出した。禁断の関係は誰にも言えない秘密となりながらも、逆に余計な雑念を払拭し、研究に集中する力を与えた。昼のプリンストンでは、千鶴と辰麿が研究に没頭した。1947年秋、アインシュタインの指導の下、二人は重力波の理論に突破口を見出し、冷戦下の科学界で注目を集めた。研究室での成果は、彼らの罪深い絆を隠す仮面となり、二人の心に新たな目的意識を植え付けた。
ある晩、研究室で二人きりになった時、千鶴は机に広げた論文を眺めながら「私たちの道は間違っていなかったね」と笑った。彼女の声には、安堵と微かな疲れが混じっていた。辰麿は隣で頷き、「君と一緒ならどんな困難も乗り越えられる」と応えた。彼の瞳には、千鶴への深い信頼と、封印しきれぬ感情が宿っていた。罪を背負い続けながらも、二人は互いを支え、新たな科学的発見に情熱を注いだ。プリンストンの夜は、彼らの秘密と希望を静かに包み込んでいった。
1945年12月15日、南一家は横浜港から香港行きの貨客船に乗り込んだ。GHQの大佐の手配で、船は英国旗を掲げ、占領下の混乱を避けて出航した。船内は狭く、物資不足から食事は質素だったが、ヘレナが「これも冒険よ」と笑い、子供たちを励ました。瑠璃と悠馬は18歳で、船の甲板で海を見つめ、「これからどうなるのかしら」と語り合った。15歳の瑛太と麗華は船酔いに苦しみ、李秀蘭が背中をさすって慰めた。
12月20日、船は香港に到着。戦後の混乱で港は混雑していたが、ヘレナの交渉力で一行は無事に下船。翌日、英国軍の輸送機に乗り換え、香港からチューリッヒへ向かった。飛行機は高度を上げ、アジアの戦火を遠くに置き去りにした。千鶴は窓から雲を見下ろし、「科学の罪を償う道がここにあるのかしら」と呟いた。辰麿は隣で頷き、「アインシュタイン先生に会えたら、答えが見つかるかもしれない」と応えた。
1946年1月2日、一家はチューリッヒに到着した。雪に覆われた街は静かで、戦争の傷跡を感じさせなかった。スイス銀行の資産で購入した湖畔の邸宅に落ち着き、南辰之助は車椅子で窓辺に座り、「ここなら穏やかに暮らせる」と安堵した。クララは「新しい人生が始まるのね」と涙ぐみ、李秀蘭は子供たちに温かいスープを振る舞った。ヘレナは「私の計画通りでしょ?」と得意げに笑った。
スイスからアメリカへ
スイスでの生活が安定した1946年春、チューリッヒの湖畔の邸宅は南一家にとって新たな拠点となった。瑠璃と悠馬は地元の大学に進学し、言語の壁に苦労しながらも科学と文学に打ち込んだ。20歳になった二人は、母方の知性とヘレナの社交性を引き継ぎ、学生仲間との議論で存在感を示した。一方、17歳の瑛太と麗華は高校で学び、瑛太は物理学に、麗華は音楽に才能を見せ始めた。李秀蘭は57歳で、穏やかな笑顔で子供たちを見守り、スイスの生活に馴染む努力を続けた。
1946年夏、千鶴と辰麿はプリンストン大学のアインシュタインから手紙を受け取った。「君たちの知識は冷戦下の科学に不可欠だ。プリンストンで待つ」と記されていた。二人は家族会議を開き、アメリカ行きを提案。ヘレナは「科学は君たちの魂よ。スイスは私が守る」と賛成し、クララも「新しい世界で罪を償って」と背中を押した。1946年9月、千鶴と辰麿はチューリッヒからニューヨークへ飛び、プリンストンに到着。68歳のアインシュタインは「戦争の影を科学の光で払え」と二人を激励し、量子力学と重力場の統一理論の研究が再開された。
1947年、スイスでは南辰之助が73歳で静かに逝去。クララとヘレナが看取り、湖畔で葬儀が行われた。瑠璃は20歳になり、ヘレナ譲りの大胆さと千鶴の情熱を併せ持つ女性へと成長。彼女は瑛太と夜遅くまで科学談義に花を咲かせ、二人の絆は深まった。瑛太は17歳で、父辰麿の知性と母千鶴の探究心を受け継ぎ、家族の過去を知らずに未来を見据えた。悠馬は文学を通じて家族の歴史を記録し始め、麗華のピアノが邸宅に響き渡った。
プリンストンの禁断の夜
1947年秋、プリンストン大学近くの下宿として借りた瀟洒な邸宅に、千鶴と辰麿は落ち着いていた。スイスからの引越荷物の整理も終わり、二人はようやく一息つける夜を迎えた。居間の暖炉に火が灯り、柔らかな光が木製の家具に映えていた。軽い食事を終えた後、二人はバーボンを手にソファーに腰を下ろした。グラスの中で琥珀色の液体が揺れ、静かな部屋にはグラスが触れ合う音だけが響いていた。
千鶴はバーボンを一気に飲み干し、すぐに二杯目を注いだ。45歳の彼女にとって、研究に没頭する日々は頭を満たしても、体を満足させるものではなかった。叔母ヘレナの奔放さと性欲の旺盛さを引き継いだ彼女は、酒が進むにつれて内なる熱が抑えきれなくなった。グラスをクイッと傾けるたび、彼女の瞳に妖しい光が宿った。(辰麿と二人きりなのよ。止めに入る李秀蘭もいない…)心の中で囁く声が、彼女の理性を揺さぶっていた。
「千鶴、飲みすぎだよ。少し抑えた方がいい」と辰麿が穏やかにたしなめた。彼の声には優しさと微かな不安が混じっていた。45歳の彼もまた、研究に打ち込むことで過去の罪や感情を封印してきたが、千鶴の存在は常に心の奥で燻り続けていた。ベルリン時代に一線を越えた記憶は決して消えることなく、彼の理性と欲望の間でせめぎ合っていた。
千鶴はグラスをテーブルに置き、辰麿の横に座り直した。「辰麿、ベルリン時代を思い出すわね」と彼女は囁くように言った。その声には懐かしさと誘惑が滲み、彼女の指が辰麿の膝に触れた。ゆっくりと太腿へと這うその動きに、辰麿の心臓が跳ねた。悪い予感が頭をよぎり、彼は話題を逸らそうとした。「あの頃は…研究に夢中だったね。アインシュタイン先生の言葉が僕たちを導いてくれた…」
だが、千鶴は彼の言葉を遮るように笑い、指をさらに大胆に動かした。「そんな話はいいわ」と言いながら、彼女の手が辰麿の股間に伸びた。やんわりと手を退けようとした辰麿だったが、彼女の指がしっかりと彼を掴むと、抵抗が一瞬で崩れた。「ほら、体は正直よね」と千鶴が妖艶な笑みを浮かべた。彼女の瞳はバーボンの酔いと欲望で潤み、辰麿を見つめるその視線に抗う術はなかった。
辰麿の心は混乱に満ちていた。(これは許されない。僕たちは姉弟だ…でも、千鶴の熱が僕を飲み込む…)理性が叫ぶ一方で、ベルリンでの夜々が脳裏に蘇り、彼の体は彼女を求めていた。ソファーの上で、二人は互いの服に手を伸ばし、抑えきれぬ衝動に身を任せた。千鶴の指が辰麿の首筋を撫で、彼の吐息が彼女の耳元に触れるたび、二人の距離は溶けるように近づいた。過去の罪と今宵の誘惑が交錯し、彼らの心は互いを拒む力を失っていた。
やがて、居間では収まりきれず、二人は寝室へと移った。千鶴がベッドの端に腰掛け、辰麿を見上げた。「今のアメリカでは堕胎は罪に問われるけれど、避妊薬は豊富に手に入るのよ、辰麿。だから、昔みたいに妊娠してしまう間違いは犯さないわ。私、避妊薬を入手したの。飲んでいるわ。生理もないわ。だから、辰麿、私を自由に犯していいのよ」と彼女は静かに、しかし熱を帯びた声で言った。その言葉には、過去の過ちへの後悔と、今を生きるための決意が込められていた。
辰麿は一瞬立ち尽くした。千鶴の言葉が彼の心に刺さり、ベルリンでの過ちが繰り返される恐怖と、彼女への抑えきれぬ想いがせめぎ合った。(もう戻れないのか…でも、千鶴が僕を求めるなら…)彼の理性は最後の抵抗を試みたが、千鶴の手が彼の腕を引き寄せると、その壁は脆くも崩れた。辰麿は彼女をベッドに押し倒し、二人は再び禁断の淵に身を投じた。寝室に響くのは、互いの吐息と、過去と未来を繋ぐ罪深い絆の音だけだった。
そのような夜が幾夜も続いたが、二人は奇妙な均衡を見出した。禁断の関係は誰にも言えない秘密となりながらも、逆に余計な雑念を払拭し、研究に集中する力を与えた。昼のプリンストンでは、千鶴と辰麿が研究に没頭した。1947年秋、アインシュタインの指導の下、二人は重力波の理論に突破口を見出し、冷戦下の科学界で注目を集めた。研究室での成果は、彼らの罪深い絆を隠す仮面となり、二人の心に新たな目的意識を植え付けた。
ある晩、研究室で二人きりになった時、千鶴は机に広げた論文を眺めながら「私たちの道は間違っていなかったね」と笑った。彼女の声には、安堵と微かな疲れが混じっていた。辰麿は隣で頷き、「君と一緒ならどんな困難も乗り越えられる」と応えた。彼の瞳には、千鶴への深い信頼と、封印しきれぬ感情が宿っていた。罪を背負い続けながらも、二人は互いを支え、新たな科学的発見に情熱を注いだ。プリンストンの夜は、彼らの秘密と希望を静かに包み込んでいった。
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