二人格は生活に困る

黒咲 空気

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第1章 神からの贈り物

18話 テスト

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テストが始まり全ての生徒に問題が書いているプリントをもらった。白夜は、最初の教科である英語に対して脳内で葛藤していた。※こっからの発言は脳内会話です。
「この問題は、並び替えだがトラップがあるからこう答えないといけないのか今回は、リスニングがないから楽だな。」
記憶に中にある空間に一つの銅像が出現した。
それに対して白夜は、一つの動揺が走ってしまった。
「なんだこいつ長文にしては長すぎない。あ、そうだ俺は、多重同時思考をもっているだからこそ長文を2つに分けて考えるこれが大事だ。」
このようにしていろんな教科を乗り換えてきた。
そして最後の教科に国語になった。
「よし、国語だ。普通に解けたりする問題があるからいいけど漢字とかによっては、めんどくさいやつあって困るよね。」
と思いながらも国語の問題を解いていき8ページ目を開いた時、白夜は、体感3時間ぐらいがすぐに過ぎたようだ。
その問題とは、難しい事で有名である桜木雄太が描いた作品。
「しぐればな」と言う作品
夢に向かっていく大地は、いろんな問題に対して解決していっていく昔の記憶を追っていく物語であった。
白夜は、「この作品、視点変わり過ぎて何を言っているのか全くわからねぇ。問題の始まりと終わりが繰り返して大地がよくわからない話を始めてそれを聞いている友人の気持ちを答えるとか無理だろ。」
動揺が全身から伝わるような行動を示していた。
「残り数分解かないといけない問題は4つあるが全て意味がわからない。解決方法を見つけないといけない。」
脳が止まっているような感覚になっている。
そこで今までの問題を振り返ることによって緊張感を殺す最終奥義に入った。
「そっかこんなチャレンジに緊張していたんだ。初めてだからこんな緊張したの、そうとなれば殺す。緊張という悪魔を 思考フル回転 "逆算"」
脳内にあらかじめ多くの答えを導きその中から選択肢にある物だけをだして半分ゴリ押しで解く事をして全身の力を腕に集結し速いスピードで答えを解きチャイムが鳴り終わった。
小テストの金曜日はほとんど?何もなく終了して休日も何もなく過ぎて行った。そして運命の結果の発表が来た。
「では小テストを返していくぞ」
先生の掛け声からいろんな人に全教科が一挙に返されていく。そして、
「白夜」
あまり経験ない緊張とよくわからないワクワクが両方混ざって気色悪くなっている。そんな時、先生からこう言われた。
「そう言えば矢吹先生から聞いたが賭けをしていたんだろ小テストで一定の点数を取ったら何かに協力するとかなんとか矢吹先生がテスト難しく作ったのにって残念そうにしていたぞ。」
返された紙にはそれぞれ点数が書かれていた。
英語57点
数学98点
理解100点
社会84点
国語100点
合計439点
この結果を見て白夜は、
「英語が壊滅的で逆にいい」
「いやダメだろてか早く戻れ」
「はいはい先生」
帰ろうとする白夜に先生は最後に止めて告げた。
「でも良かったな平野が合計485点だってよ。」
「あの人天使だろ」
平野が485点を取りその後、矢吹先生はラスピラズリの協力者となった。
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