二人格は生活に困る

黒咲 空気

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第2章 零を消していくマジックナンバー 戦争編

90話 なくなっても

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絵画、白夜vs 飛田では
「パラレル起動 空白書の亡霊」
周りが光り輝やき前回のパラレルの起動の光よりも強くなっていた。
「いくぞ、まがい」
「了解」
2人は絆が一緒になっていきくうまがいへと変化した。
「早く六花の元に行くぞ、絵画」
「はいはい」
くうまがいは、ダッシュジャンプで飛田の位置に行き同じ高さに出た。
「ふん、ガノン」
ジャンプした位置に砲弾を出現させ攻撃した。
「ターンカウンター」
砲弾に当たる寸前に距離に砲弾はものすごい勢いで飛田のいる方に戻っていった。
「やっぱカウンター系には勝てんな」
石に乗っていたが砲弾が来る前に降りることで避けた。
無事に着地すると絵画へ
「ガイルガノン」
投げた石たちが砲弾をたくさん降らせて雨のように絵画に来た。
「くそ、間に合うか」
空中にいたことによって絵画を助けることが難しいくうまがいは言った。
「絵画、あれを使え」
絵画は降ってくる砲弾に対して戦闘する前に飛鳥からもらった物を思い出し取り出した。
「それはなんだ?」
飛田は絵画が取り出した物に見覚えがあるのか素直に聞いてしまうほどであった。
「使わないといけないよね、使用」
謎な物にボタンがあり押してみると折りたたみ傘の開いた後の形になり砲弾を全て無傷で止めた。
その光景にくうまがいは
「すごいじゃん」と思ったが相手からしたらうざいことの連続であった。
「あーうざいうざすぎる全ての攻撃が止められまともに勝てる見込みがないこれではダメなんだー」
絵画とくうまがいのいる位置にそれぞれ石をいくつか投げたが砲弾になる様子がなかった。
「変化しない?最後の抵抗でこんなことをしているのか、いや違う気がする」
「変化しないなら倒せる、やってちょうだい」
2人は警戒しながらも油断が残っていた。
「エイガノン」
石ころたちは急激にデカくなり始め砲弾が重なった衝撃で爆発を起こした。
「きゃー」
「くそ、石ころを排除していれば」
爆発に巻き込まれてしまった。
「はーはっはっこれでリーダーに認めてもらえる強気者を倒した8ということを」
「その声は倒したのか」
話を聞いたのか1人の男が飛田に話しかけた。
「やぁやぁ」
「あなたは、震動の12の無糸ではないですかこれを見てくださいやったのですよ」
「うーん、そうではなさそうだけど」
「まだ終わってねぇよ」
爆発の煙が全て晴れるとくうまがいは立っていた。
「もろにくらっているのに立てるとは」
「根性を甘くみるなよ最強だから」
くうまがいは絵画の生存を知っていたが注目を自分に仕向けてハンドサインで伝えた。
「戦況を見てくれ」
絵画はハンドサインを理解して折りたたみ傘のようなものを利用して隠れて状況を探った。
「2対1でも勝てるから問題なし」
「強そうだね、連携しよっか」
無糸を入れた戦闘が始まった、

天相vs大和に決着が見えた
「傷はえぐいが動けないなら終わりだ。言っていないがこのパラレルを3回受けると記憶が混乱する。こんな風に出す」
指パッチンを大和の方に向けてすると大和にまた痺れが襲いかかりそれに加えて脳にも刺激が来てついには震えすらなくなり完全に動かなくなった。
「これで終わりだ」
と天相は言った。
勝ちが確定してしまっていることを天相を認識して殴りかかろうとした時であった。
「あぁ分かってるよ」
と言い、大和はゆっくりと立ち上がっていた。
「記憶が混乱して動けないはず、まさか二重人格の力」
「あなたは三羽矢というのですね、理解しました。そしてもう一つアイツが敵であることも理解しました。」
「さぁアイツをやろうではないか」
「はい」
「BKP強制ショートカット起動 桜の舞」
腕にはアームのようなものが包まれ鋼鉄化していった。
「でも勝てないだろうがー!」
状況が変わったことに天相は慌てて大和に攻撃を仕掛けた。
「一花!」
大和の拳は天相の腹をものすごい速さで突き抜け貫通していった。
「ぐはぁ」
腹と口からあり得ないほどの血が放出され何を言わずに転送は倒れていった。
「これでいいのですね」
脳に混乱があるため、再び大和は倒れていった。
そこに真鍋が死んだところを見届けた多田がある程度回復して立ち上がれる状態で近くに寄った。
そうすると頭から声がすることに気づいた。
「なんだ?」
「わしじゃ、三羽矢だ」
「あぁ、三羽矢さんですかこれはこれは」
「おおー礼儀正しくて良いの」
「で、大和さんの状態は」
「記憶が混乱しているのと疲労だ」
「わかりました。ではこっからは俺1人で全員倒します。」
「あぁ頼んだぞ」
そう言うと声が全くしなくなり1人の影が現れた。
「最後のnear5の齋藤と申します」
スナイパーを持った1人の女性がただを狙って構えていた。
多田は息を呑み
「やってやるよ」
と言って斎藤に凸って行った。



真ん中の戦闘
終了

次回
死ねない闘い
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