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31.※愛されて
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その後、伊集院が先生に言って俺を寮まで連れ帰ってくれた。
実際顔色も悪かったし、心配された形だ。
警察から事情を聴かれたら明日以降にしてもらえるよう言っておくとも言われたし、きっと任せても大丈夫なんだろう。
そして伊集院と一緒に部屋に帰ってきたのだが…。
「知臣。本当に無事でよかった」
そう言いながら伊集院は温かい紅茶を淹れ、そっと隣に寄り添ってくれる。優しい。
「さっきはありがとな」
だからちゃんとお礼を言ったのだけど、伊集院は気にしなくていいと言って指を絡めるように手を握ってくれた。
なんだかそれが妙に安心できて、つい甘えるように凭れかかってしまう。
「そう言えば誉の方の問題は大丈夫だったのか?」
それから暫くして、何も話さないのもなと思ったから、大丈夫だったかを聞いてみることに。
「俺か?まあな。早期解決したから問題はない」
「そっか。流石だな」
「ああ」
「西条の方も大丈夫だったのかな?」
「気になるならまた明日落ち着いてから聞けばいい」
「そうだな」
今はそこまでの余裕はないし、伊集院が言うようにまた明日聞いてみよう。
「……俺も最初は穏便に済ませようと思ったんだけどな」
「向こうにそのつもりがないなら仕方がないだろう?」
伊集院は何でもないことのようにそう言ってくる。
まあ確かに内原が雇った相手だったなら引いてくれるはずがなかった。
「そうなんだよな。俺の胸倉をこう掴み上げて、空き教室で相手しろみたいなことを言ってきたから、多分暴行するよう内原が依頼したんだと思う」
「…………そうか」
「寒っ…!あれ…おかしいな。風邪まで引いたかな?」
「大丈夫か?寒いならこっちに来い。温めてやるから」
そう言いながら伊集院は俺を背中から包むように抱き込んでくれる。
温かい。
それから何となく誘われるようにキスをして、何度も唇を重ねているうちに何故か『ベッドでもっと温めてやる』という言葉に頷かされていた。
「あ…はぁ…っ!」
「知臣。あったまったか?」
「んんんっ…熱いっ!はっ、あぁっ!」
正常位で挿れられて身悶えさせられる俺。
伊集院から与えられる熱は身体だけじゃなく心まで温められるもので、俺はただただその熱に溺れるように甘えてしまう。
腕の中に閉じ込められて安堵している自分が不思議だった。
「あっあぁっ!誉っ!」
「知臣。可愛い。俺の知臣…」
途中で体位を変えられ、後ろから抱き締められながらそれはもう愛おしそうに囁かれて、それに促されるように身体が悦び、何度もイってしまった。
「誉っ、そこ、もどかしっいぃっ!」
「んっ…ここか?じゃあ…」
「はぁあっ!イイッ!」
「イイ声。もっともっといっぱい突いて気持ちよくしてやる」
「あっあっ!そこ気持ちいいっ!アッ!あんっ!はぁんっ!」
いつの間にか伊集院に愛されるのが当たり前になっていた俺の身体は、従順に伊集院の全てを受け入れ、教えられたように反応を返す。
安堵と温もりに包まれながら身も心も満たされて、俺は伊集院の腕の中で甘く嬌声を迸らせた。
「あっ…!あぁんっ!はっ、んんっ!」
「本当に内原は許せないな。知臣を抱いていいのは俺だけなのに」
そんなこと、わざわざ言わなくたっていいのに。
俺だって伊集院以外に抱かれたくないんだから。
お互い様だ。
「あぁっ!はぁっ…!気持ちいっ…!気持ちいいっ!ほまれぇっ…!」
「知臣。怖かったよな。俺がいっぱい頭真っ白にして忘れさせてやるから、トロトロになって、もっといっぱい俺の腕の中で啼いてくれ」
そう言いながら伊集院はいつも以上に優しく愛情いっぱいに俺を抱いてくる。
そんな伊集院に甘え、俺は何度も何度もキスをねだった。
その度に胸に温かいものが広がって、心が何かに満たされていく気がしたから。
それと同時に、言葉にできない想いが増していくような気がしてならない。
胸を満たすこの感情の名を俺は知らない。
でもそれをなんとか言葉にしたくて、なのに上手く言葉にできなくて、酷くもどかしい気持ちに襲われながらついつい伊集院を締め付けてしまう。
「くっ…知臣。そんなに締められたらっ…」
「あぁっ!ほまっ、ほまれぇっ…」
「はぁ…っ知臣。どうした?」
「ん…っ!ずっと、…ずっとライバルでいてほしっ…!」
だから俺は少しでもこの気持ちを伝えたくて、伊集院に抱きつきながら一生懸命そう口にしたのだった。
***
翌日、西条に昨日あれから大丈夫だったかを聞いたら先生達が上手く収めてくれたと教えられた。
伊集院が俺に付き添った関係で西条があれこれ先生と一緒に頑張ってくれたらしいし、そこはちゃんとお礼を伝えておく。
「ありがとな。助かった」
「いいって。それより…あの後伊集院とくっついたか?」
「はぁ?」
「だっていい雰囲気だったろ?カッコよく助けた姿にとうとうお前も落ちたんじゃないかって皆ソワソワしてたぞ?」
「そんなわけないだろ?まあ…助けてくれたのは嬉しかったけど」
「そうかそうか。まあ伊集院からしたら、お前に見直してもらえただけでもラッキーだったかもな。これで意識してもらえたら滅茶苦茶喜びそう」
「そうか?どちらかと言うと、喜ぶというよりひたすら心配してくれてたけどな」
「それだけお前が好きってことだろ?わかれよ。本当に鈍いな」
「鈍くない。ちゃんと知ってるし」
「本当か?」
「本当だ」
「それで塩対応ってお前、鬼だな?」
「煩い。俺とあいつはライバルなんだから、放っとけ」
そんなこんなで日は過ぎて、気づけば内原は退学になっていた。
内原のその後はわからないけど、少しは反省してくれてたらいいなと思う。
***
【Side.伊集院 誉】
有馬から内原の件を聞いてやっぱり様子見なんてせず、夏休み明けにすぐ退学に追いやっておけば良かったとすごく後悔した。
有馬にナイフを向けたのもそうだが、その前に俺の有馬を5人で輪姦しようとしただと?
あり得ない。
激しい怒りに襲われた。
「……先輩。ちょっと相談があるんですけど」
だから俺は翌日、前生徒会長へとすぐさま連絡を取った。
もちろん、内原を二度と有馬に近づけさせないために。
「最初に希望をチラつかせて、その後絶望に叩き落としたい奴がいるので、海外のブラック企業を紹介してもらえませんか?二度と日本の地を踏ませたくないので、どんなに足掻いても絶対に帰ってこられない所をお願いします」
そんな相談を持ち掛けたら、快く相談に乗ってもらえた。
先輩のツテは実家絡みで海外が多い。
紹介さえしてもらえれば後はこちらで全て引き受けて動けばいい。
そして裏から手を回し、内原を退学に追いやった上で甘い話をチラつかせて自分から嬉々として海外へ行くよう仕向けた。
言葉巧みに自尊心を擽り、自分はこんな場所で終わるような男ではないと思い込ませ、海外に連れ出した先にも親切めかした良い人材を側に配置する。
これで終わりだ。
誰にも頼れない場所で、内原はそいつを頼りにするしかない。
人は笑顔で親切そうなら信頼できるか?
答えはノーだ。
先輩に相談した際にいい感じに飼い殺しにしてくれる人物がいると聞き、実際にその相手とコンタクトを取ってしっかり頼んでおいた。
抜かりはない。
どうせ日本にいても未成年且つ政治家の息子という事で甘い処分で終わってしまうのは目に見えていたから、これくらいしてやらないとな。
親の権威が一切通用しない場所で、精々懐寂しく身を削りながら生活し、終わらない絶望に身を焦がし生きていけばいい。
そこで最低ラインの生活をキープできるかは本人次第。
場合によっては落ちるところまで落ちるだろう。
(あいつなら確実に落ちていく一方だろうな)
────これが俺の報復だ。
****************
※一見手取り給料が高くても、海外だと地域によってはアパートの家賃がその地域一帯で物凄く高く、大半がそれで消えたりします。
なので割と生活はカツカツ。
そんなところに放り込まれて、働いても働いても一切報われない状況にさせられたんだなぁとイメージして頂けたら幸いです。
実際顔色も悪かったし、心配された形だ。
警察から事情を聴かれたら明日以降にしてもらえるよう言っておくとも言われたし、きっと任せても大丈夫なんだろう。
そして伊集院と一緒に部屋に帰ってきたのだが…。
「知臣。本当に無事でよかった」
そう言いながら伊集院は温かい紅茶を淹れ、そっと隣に寄り添ってくれる。優しい。
「さっきはありがとな」
だからちゃんとお礼を言ったのだけど、伊集院は気にしなくていいと言って指を絡めるように手を握ってくれた。
なんだかそれが妙に安心できて、つい甘えるように凭れかかってしまう。
「そう言えば誉の方の問題は大丈夫だったのか?」
それから暫くして、何も話さないのもなと思ったから、大丈夫だったかを聞いてみることに。
「俺か?まあな。早期解決したから問題はない」
「そっか。流石だな」
「ああ」
「西条の方も大丈夫だったのかな?」
「気になるならまた明日落ち着いてから聞けばいい」
「そうだな」
今はそこまでの余裕はないし、伊集院が言うようにまた明日聞いてみよう。
「……俺も最初は穏便に済ませようと思ったんだけどな」
「向こうにそのつもりがないなら仕方がないだろう?」
伊集院は何でもないことのようにそう言ってくる。
まあ確かに内原が雇った相手だったなら引いてくれるはずがなかった。
「そうなんだよな。俺の胸倉をこう掴み上げて、空き教室で相手しろみたいなことを言ってきたから、多分暴行するよう内原が依頼したんだと思う」
「…………そうか」
「寒っ…!あれ…おかしいな。風邪まで引いたかな?」
「大丈夫か?寒いならこっちに来い。温めてやるから」
そう言いながら伊集院は俺を背中から包むように抱き込んでくれる。
温かい。
それから何となく誘われるようにキスをして、何度も唇を重ねているうちに何故か『ベッドでもっと温めてやる』という言葉に頷かされていた。
「あ…はぁ…っ!」
「知臣。あったまったか?」
「んんんっ…熱いっ!はっ、あぁっ!」
正常位で挿れられて身悶えさせられる俺。
伊集院から与えられる熱は身体だけじゃなく心まで温められるもので、俺はただただその熱に溺れるように甘えてしまう。
腕の中に閉じ込められて安堵している自分が不思議だった。
「あっあぁっ!誉っ!」
「知臣。可愛い。俺の知臣…」
途中で体位を変えられ、後ろから抱き締められながらそれはもう愛おしそうに囁かれて、それに促されるように身体が悦び、何度もイってしまった。
「誉っ、そこ、もどかしっいぃっ!」
「んっ…ここか?じゃあ…」
「はぁあっ!イイッ!」
「イイ声。もっともっといっぱい突いて気持ちよくしてやる」
「あっあっ!そこ気持ちいいっ!アッ!あんっ!はぁんっ!」
いつの間にか伊集院に愛されるのが当たり前になっていた俺の身体は、従順に伊集院の全てを受け入れ、教えられたように反応を返す。
安堵と温もりに包まれながら身も心も満たされて、俺は伊集院の腕の中で甘く嬌声を迸らせた。
「あっ…!あぁんっ!はっ、んんっ!」
「本当に内原は許せないな。知臣を抱いていいのは俺だけなのに」
そんなこと、わざわざ言わなくたっていいのに。
俺だって伊集院以外に抱かれたくないんだから。
お互い様だ。
「あぁっ!はぁっ…!気持ちいっ…!気持ちいいっ!ほまれぇっ…!」
「知臣。怖かったよな。俺がいっぱい頭真っ白にして忘れさせてやるから、トロトロになって、もっといっぱい俺の腕の中で啼いてくれ」
そう言いながら伊集院はいつも以上に優しく愛情いっぱいに俺を抱いてくる。
そんな伊集院に甘え、俺は何度も何度もキスをねだった。
その度に胸に温かいものが広がって、心が何かに満たされていく気がしたから。
それと同時に、言葉にできない想いが増していくような気がしてならない。
胸を満たすこの感情の名を俺は知らない。
でもそれをなんとか言葉にしたくて、なのに上手く言葉にできなくて、酷くもどかしい気持ちに襲われながらついつい伊集院を締め付けてしまう。
「くっ…知臣。そんなに締められたらっ…」
「あぁっ!ほまっ、ほまれぇっ…」
「はぁ…っ知臣。どうした?」
「ん…っ!ずっと、…ずっとライバルでいてほしっ…!」
だから俺は少しでもこの気持ちを伝えたくて、伊集院に抱きつきながら一生懸命そう口にしたのだった。
***
翌日、西条に昨日あれから大丈夫だったかを聞いたら先生達が上手く収めてくれたと教えられた。
伊集院が俺に付き添った関係で西条があれこれ先生と一緒に頑張ってくれたらしいし、そこはちゃんとお礼を伝えておく。
「ありがとな。助かった」
「いいって。それより…あの後伊集院とくっついたか?」
「はぁ?」
「だっていい雰囲気だったろ?カッコよく助けた姿にとうとうお前も落ちたんじゃないかって皆ソワソワしてたぞ?」
「そんなわけないだろ?まあ…助けてくれたのは嬉しかったけど」
「そうかそうか。まあ伊集院からしたら、お前に見直してもらえただけでもラッキーだったかもな。これで意識してもらえたら滅茶苦茶喜びそう」
「そうか?どちらかと言うと、喜ぶというよりひたすら心配してくれてたけどな」
「それだけお前が好きってことだろ?わかれよ。本当に鈍いな」
「鈍くない。ちゃんと知ってるし」
「本当か?」
「本当だ」
「それで塩対応ってお前、鬼だな?」
「煩い。俺とあいつはライバルなんだから、放っとけ」
そんなこんなで日は過ぎて、気づけば内原は退学になっていた。
内原のその後はわからないけど、少しは反省してくれてたらいいなと思う。
***
【Side.伊集院 誉】
有馬から内原の件を聞いてやっぱり様子見なんてせず、夏休み明けにすぐ退学に追いやっておけば良かったとすごく後悔した。
有馬にナイフを向けたのもそうだが、その前に俺の有馬を5人で輪姦しようとしただと?
あり得ない。
激しい怒りに襲われた。
「……先輩。ちょっと相談があるんですけど」
だから俺は翌日、前生徒会長へとすぐさま連絡を取った。
もちろん、内原を二度と有馬に近づけさせないために。
「最初に希望をチラつかせて、その後絶望に叩き落としたい奴がいるので、海外のブラック企業を紹介してもらえませんか?二度と日本の地を踏ませたくないので、どんなに足掻いても絶対に帰ってこられない所をお願いします」
そんな相談を持ち掛けたら、快く相談に乗ってもらえた。
先輩のツテは実家絡みで海外が多い。
紹介さえしてもらえれば後はこちらで全て引き受けて動けばいい。
そして裏から手を回し、内原を退学に追いやった上で甘い話をチラつかせて自分から嬉々として海外へ行くよう仕向けた。
言葉巧みに自尊心を擽り、自分はこんな場所で終わるような男ではないと思い込ませ、海外に連れ出した先にも親切めかした良い人材を側に配置する。
これで終わりだ。
誰にも頼れない場所で、内原はそいつを頼りにするしかない。
人は笑顔で親切そうなら信頼できるか?
答えはノーだ。
先輩に相談した際にいい感じに飼い殺しにしてくれる人物がいると聞き、実際にその相手とコンタクトを取ってしっかり頼んでおいた。
抜かりはない。
どうせ日本にいても未成年且つ政治家の息子という事で甘い処分で終わってしまうのは目に見えていたから、これくらいしてやらないとな。
親の権威が一切通用しない場所で、精々懐寂しく身を削りながら生活し、終わらない絶望に身を焦がし生きていけばいい。
そこで最低ラインの生活をキープできるかは本人次第。
場合によっては落ちるところまで落ちるだろう。
(あいつなら確実に落ちていく一方だろうな)
────これが俺の報復だ。
****************
※一見手取り給料が高くても、海外だと地域によってはアパートの家賃がその地域一帯で物凄く高く、大半がそれで消えたりします。
なので割と生活はカツカツ。
そんなところに放り込まれて、働いても働いても一切報われない状況にさせられたんだなぁとイメージして頂けたら幸いです。
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