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お城生活編
40.※ウキウキする者と墓穴を掘る者
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【Side.ジークフリート】
「んっ、あっ…」
キスを繰り返している間にクロヴィスからいい感じに力が抜け、二人で沢山愛し合い奥へと子種を注ぎ込む。
そのお陰で更に滑りが良くなって、少し余韻に浸ってからもう一度抱いた。
うっとりと俺を見つめてくるクロヴィスの表情に心が満たされていく。
(クロヴィスが俺を好き…)
改めてその言葉を反芻すると一層愛おしさが増してしまう。
このままベッドに移動してもいいだろうか?
その方が狭いソファよりもゆっくり愛し合えるし、いいはずだ。
だから俺はクロヴィスを抱き寄せるように起き上がらせて、一度抜こうと思ったのだが…。
「あっ!ジーク、抜いたらダメ…だっ!」
慌てたようにクロヴィスが声を上げて、まさかの抜かないで発言をしてきた。
「クロヴィス…」
そんなに俺と繋がっていたいのかと感動してしまう。
勿論まだ何回でも付き合ってやる!
嬉々としてそう言おうと思ったら、どうやら違ったらしい。
「中のが出ちゃう…から……」
泣きそうな顔でそう言われ、そこで初めてクロヴィスがソファを汚すのを気にしていることに気が付いた。
別に気にしなくてもいいのに。
とは言えクロヴィス的には気になって仕方がないのか、俺にしがみつくようにしながら懸命に抜かないでと言ってくるから可愛すぎて頬が緩んでしまう。
「そうか。ならもう少し繋がっていよう」
そう言ってやると安心したようにホッとした顔になった。
このままもう一度してもいいだろうか?
可愛すぎて何度でもしたくなるんだが?
だがそこでクロヴィスがもうシャワーを浴びたいと言い出した。
「ジーク…風呂、行こう?」
クロヴィス。誘っているのかと言わんばかりのその表情はダメだ。
絶対に俺以外に見せてはいけない。
そして俺の理性ももたないから許してほしい。
「……わかった。じゃあ抜かずにこのまま抱き上げて連れて行ってやろう」
クロヴィスの要求を全部受け入れての行動だし、構わないだろう。
案の定クロヴィスはパッと表情を明るくさせてその提案を嬉々として受け入れた。
「じゃあしっかり捕まっているんだぞ?」
素直に頷いて抱きついてくるクロヴィス。
すまない。
せめて沢山感じてくれ。
風呂場まで歩数にしてどれくらいだろう?
一歩目どころか立ち上がった瞬間からクロヴィスの顔に驚愕の表情が浮かび、歩を進めるごとに涙目になって何度もヤダヤダと首を振っていた。
でも『じゃあ抜こうか?』と問えば、少し考えてダメだと半泣きで言ってくる。
「クロヴィス。風呂場までの辛抱だ。いくらでも感じて構わないから、少しだけ我慢してくれ」
そう言うと甘えるように抱き着いてきたから嬉しくなって弾む足取りで風呂場へと向かった。
「あっあぁっ、んぅ!当たってる、そこ、ダメっ!イッちゃう、イッちゃう!」
クロヴィスは結局風呂場に着くまでに何度も中イキしてしまっていたけれど、仕方がないと思う。
可愛いクロヴィスを間近で見つめながら可愛い声を聞かされて、俺が萎えるなんてあるはずがないのだから。
***
【Side.クロヴィス】
ソファでジークにたっぷり愛されて、息を整えながら余韻に浸る。
(うぅ…凄く良かった……)
風呂場と違い寝そべっているからか身体的には楽な体勢でこれでもかと気持ち良くさせられたのだ。
満足度はいつも以上に高い。
だが問題があった。
それは────中に出されたモノ。
いつもは風呂場でしかしないから、そのまま洗い流しておしまいだったけど、ここではそういう訳にもいかない。
だから何とかしないといけないのに、あろうことかジークはそのまま身を離そうとしたからたまったものじゃない。
「あっ!ジーク、抜いたらダメ…だっ!」
(出ちゃうから!垂れてくるから…!)
必死に引き留め抜かないでくれと訴える。
そうしたらなんとか思いとどまってくれて、何とか事なきを得た。
でも、これは本当にどうしたらいいんだろう?
初めてだし、本気でわからない。
タオル…は近くにないな。
脱いだ服で受け止める?…………嘘だろ。ソファの裏側に落ちてて取れない。
(うぅ…最悪だ…)
今度から風呂場以外でする時は何か対策を考えておかないと。
本音を言うとジークに相談したいところだけど、なんとなくジークは気にするなと言って普通に抜いてスタスタ歩き出しそうな気がする。
ソファが汚れても全く気にしなさそうな空気を感じるから相談しにくい。
(ここはやはり俺が何か考えないと…!)
そして考えに考えた結果、やっぱりこれしかないと思い、シャワーが浴びたいと口にしてみることに。
「シャワー……浴びたい」
「ん?」
「ジーク…風呂、行こう?」
これで伝わるか?伝われ!
そう思いながらジークを見つめると、ジークは心得たとばかりに俺が願った通りの行動に出てくれた。
「……わかった。じゃあ抜かずにこのまま抱き上げて連れて行ってやろう」
(よっし!!)
これでソファを汚さずに済む。
「じゃあしっかり捕まっているんだぞ?」
ジークからそう言われ、俺は素直にジークに抱きついた。
これで安心。
後は申し訳ないがジークに任せよう。
我儘かもしれないけど今日だけは許してほしい。
そう思ったのも束の間、俺は物凄く後悔する羽目に。
だってそのままジークが立ち上がった途端、俺の中に入ったままのジークのジークが、俺の体重の分だけ奥まで一気に入り込んできたんだから。
「ひっ…!」
しかもジークが支えてくれてはいるものの、一歩歩を進めるごとに奥を穿たれて悲鳴を上げそうになった。
「か、感じるぅ…」
ヤダヤダと首を振りながら必死に半泣きで訴えるとジークが足を止めて困ったようにしながら『じゃあ抜こうか?』と訊いてくれたけど、抜いたら抜いたで中に出されたものが出てきてしまうからそれも困る。
結局俺が耐えるしかないという結論を出して、俺は『ダメだ』と訴えた。
困らせてばかりで申し訳ないとは思ったけど、ジークはそれでも俺を労わってくれて、優しく声を掛けてくれる。
なんていい男なんだろう?
俺ばっかりダメダメで本当に申し訳なさすぎる。
「クロヴィス。風呂場までの辛抱だ。いくらでも感じて構わないから、少しだけ我慢してくれ」
だからもういいやと割り切って、再度ジークに甘えるように抱き着いた。
結果的に滅茶苦茶いいところに当たって、そこばかり突き上げられて身悶えながら何度もイく羽目になったけど、ジークからは嬉しそうに都度キスで宥めてもらえたし、そんなに申し訳ない気分には陥らずに済んだように思う。
その後?
ちょっとジーク任せにはなったけど、汗を流していつも通りの後処理をしてから湯船でゆっくりした感じ?
浸かりながらもう一回はよくあることだし、まあそれはいつも通りと言えばいつも通りだったから特に気にはしない。
それより風呂場以外ではタオルがなかったらしないからってちゃんとジークには伝えておいた。
もうあんな風に運ばれるのは絶対に御免だからな!
「んっ、あっ…」
キスを繰り返している間にクロヴィスからいい感じに力が抜け、二人で沢山愛し合い奥へと子種を注ぎ込む。
そのお陰で更に滑りが良くなって、少し余韻に浸ってからもう一度抱いた。
うっとりと俺を見つめてくるクロヴィスの表情に心が満たされていく。
(クロヴィスが俺を好き…)
改めてその言葉を反芻すると一層愛おしさが増してしまう。
このままベッドに移動してもいいだろうか?
その方が狭いソファよりもゆっくり愛し合えるし、いいはずだ。
だから俺はクロヴィスを抱き寄せるように起き上がらせて、一度抜こうと思ったのだが…。
「あっ!ジーク、抜いたらダメ…だっ!」
慌てたようにクロヴィスが声を上げて、まさかの抜かないで発言をしてきた。
「クロヴィス…」
そんなに俺と繋がっていたいのかと感動してしまう。
勿論まだ何回でも付き合ってやる!
嬉々としてそう言おうと思ったら、どうやら違ったらしい。
「中のが出ちゃう…から……」
泣きそうな顔でそう言われ、そこで初めてクロヴィスがソファを汚すのを気にしていることに気が付いた。
別に気にしなくてもいいのに。
とは言えクロヴィス的には気になって仕方がないのか、俺にしがみつくようにしながら懸命に抜かないでと言ってくるから可愛すぎて頬が緩んでしまう。
「そうか。ならもう少し繋がっていよう」
そう言ってやると安心したようにホッとした顔になった。
このままもう一度してもいいだろうか?
可愛すぎて何度でもしたくなるんだが?
だがそこでクロヴィスがもうシャワーを浴びたいと言い出した。
「ジーク…風呂、行こう?」
クロヴィス。誘っているのかと言わんばかりのその表情はダメだ。
絶対に俺以外に見せてはいけない。
そして俺の理性ももたないから許してほしい。
「……わかった。じゃあ抜かずにこのまま抱き上げて連れて行ってやろう」
クロヴィスの要求を全部受け入れての行動だし、構わないだろう。
案の定クロヴィスはパッと表情を明るくさせてその提案を嬉々として受け入れた。
「じゃあしっかり捕まっているんだぞ?」
素直に頷いて抱きついてくるクロヴィス。
すまない。
せめて沢山感じてくれ。
風呂場まで歩数にしてどれくらいだろう?
一歩目どころか立ち上がった瞬間からクロヴィスの顔に驚愕の表情が浮かび、歩を進めるごとに涙目になって何度もヤダヤダと首を振っていた。
でも『じゃあ抜こうか?』と問えば、少し考えてダメだと半泣きで言ってくる。
「クロヴィス。風呂場までの辛抱だ。いくらでも感じて構わないから、少しだけ我慢してくれ」
そう言うと甘えるように抱き着いてきたから嬉しくなって弾む足取りで風呂場へと向かった。
「あっあぁっ、んぅ!当たってる、そこ、ダメっ!イッちゃう、イッちゃう!」
クロヴィスは結局風呂場に着くまでに何度も中イキしてしまっていたけれど、仕方がないと思う。
可愛いクロヴィスを間近で見つめながら可愛い声を聞かされて、俺が萎えるなんてあるはずがないのだから。
***
【Side.クロヴィス】
ソファでジークにたっぷり愛されて、息を整えながら余韻に浸る。
(うぅ…凄く良かった……)
風呂場と違い寝そべっているからか身体的には楽な体勢でこれでもかと気持ち良くさせられたのだ。
満足度はいつも以上に高い。
だが問題があった。
それは────中に出されたモノ。
いつもは風呂場でしかしないから、そのまま洗い流しておしまいだったけど、ここではそういう訳にもいかない。
だから何とかしないといけないのに、あろうことかジークはそのまま身を離そうとしたからたまったものじゃない。
「あっ!ジーク、抜いたらダメ…だっ!」
(出ちゃうから!垂れてくるから…!)
必死に引き留め抜かないでくれと訴える。
そうしたらなんとか思いとどまってくれて、何とか事なきを得た。
でも、これは本当にどうしたらいいんだろう?
初めてだし、本気でわからない。
タオル…は近くにないな。
脱いだ服で受け止める?…………嘘だろ。ソファの裏側に落ちてて取れない。
(うぅ…最悪だ…)
今度から風呂場以外でする時は何か対策を考えておかないと。
本音を言うとジークに相談したいところだけど、なんとなくジークは気にするなと言って普通に抜いてスタスタ歩き出しそうな気がする。
ソファが汚れても全く気にしなさそうな空気を感じるから相談しにくい。
(ここはやはり俺が何か考えないと…!)
そして考えに考えた結果、やっぱりこれしかないと思い、シャワーが浴びたいと口にしてみることに。
「シャワー……浴びたい」
「ん?」
「ジーク…風呂、行こう?」
これで伝わるか?伝われ!
そう思いながらジークを見つめると、ジークは心得たとばかりに俺が願った通りの行動に出てくれた。
「……わかった。じゃあ抜かずにこのまま抱き上げて連れて行ってやろう」
(よっし!!)
これでソファを汚さずに済む。
「じゃあしっかり捕まっているんだぞ?」
ジークからそう言われ、俺は素直にジークに抱きついた。
これで安心。
後は申し訳ないがジークに任せよう。
我儘かもしれないけど今日だけは許してほしい。
そう思ったのも束の間、俺は物凄く後悔する羽目に。
だってそのままジークが立ち上がった途端、俺の中に入ったままのジークのジークが、俺の体重の分だけ奥まで一気に入り込んできたんだから。
「ひっ…!」
しかもジークが支えてくれてはいるものの、一歩歩を進めるごとに奥を穿たれて悲鳴を上げそうになった。
「か、感じるぅ…」
ヤダヤダと首を振りながら必死に半泣きで訴えるとジークが足を止めて困ったようにしながら『じゃあ抜こうか?』と訊いてくれたけど、抜いたら抜いたで中に出されたものが出てきてしまうからそれも困る。
結局俺が耐えるしかないという結論を出して、俺は『ダメだ』と訴えた。
困らせてばかりで申し訳ないとは思ったけど、ジークはそれでも俺を労わってくれて、優しく声を掛けてくれる。
なんていい男なんだろう?
俺ばっかりダメダメで本当に申し訳なさすぎる。
「クロヴィス。風呂場までの辛抱だ。いくらでも感じて構わないから、少しだけ我慢してくれ」
だからもういいやと割り切って、再度ジークに甘えるように抱き着いた。
結果的に滅茶苦茶いいところに当たって、そこばかり突き上げられて身悶えながら何度もイく羽目になったけど、ジークからは嬉しそうに都度キスで宥めてもらえたし、そんなに申し訳ない気分には陥らずに済んだように思う。
その後?
ちょっとジーク任せにはなったけど、汗を流していつも通りの後処理をしてから湯船でゆっくりした感じ?
浸かりながらもう一回はよくあることだし、まあそれはいつも通りと言えばいつも通りだったから特に気にはしない。
それより風呂場以外ではタオルがなかったらしないからってちゃんとジークには伝えておいた。
もうあんな風に運ばれるのは絶対に御免だからな!
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