109 / 141
第四章 フォルクナー帝国編Ⅱ(只今恋愛&婚約期間堪能中)
103.アンラックの謎が解けた俺
しおりを挟む
いよいよ王太子がフォルクナーへと挨拶にやってきた。
魔法使いを四人と近衛六人を引き連れ馬車二台と騎馬での到着。
多分だけど今回は魔法使いが転移魔法を使いそれら全てをここの城門前へと移動させたのだろう。
城の魔法使いは外交官と共にあちこち足を運んでいるのでこういうことも可能なのだ。
しかもその中には筆頭魔法使いのニックの姿まであってちょっと驚いた。
流石王太子!連れてくる者もハイレベル!
でもこうしてみると随分リュクスの雰囲気が変わったような気がする。
何と言うかひと回り、いや、ふた回りくらい成長したような…?
やっぱり自分の母親が暗殺に関与していたのが影響したのかな?
そしてまずは皇帝への挨拶にと謁見の間へと通され、その後俺達の方へとやってきてゆっくりと話をすることになった。
「メイビス王子。お久しぶりです」
以前と違い殊勝な態度で王子然としながら挨拶するリュクスにメイビスもどこか満足げだ。
「リュクス王太子。随分落ち着かれたようでこちらも嬉しく思う」
「……まだまだ至らないとは思うのだが、婚約は成ったと聞いたので王命によりルマンドを迎えに来ました。どうかお渡し願いたい」
「ルマンドとは婚約したばかりで離れがたい。だから今回は見送らせてほしいと思う」
「……その場合いつまでも結婚の準備が進まないという事態になるだけです。私は別に構いませんが…困るのはそちらの方では?」
(おぉっ?!リュクスがメイビスと対等に話してる?!ちょっと驚き!)
成長したなとホロリとしながら見守っていると、リュクスがこちらへと視線を向けてやっぱり噛みついてきた。
「ルマンド。お前はどうなんだ?いくら呑気なお前でもけじめ位つける気はあるんだろう?さっさと帰ってこい」
「ああ、うん。帰るだけなら転移で帰るからいつでも大丈夫」
「……じゃあお前の母親に先に会ってこい。煩くてかなわん」
「またロマンティックなことでも言って迷惑かけたかな?ゴメン」
「結婚式の衣装はメイビス王子の色を特注で用意しなきゃとか、フリフリの方が可愛いかしらとかかなり暴走していたぞ?おかしな衣装を用意されたくなかったら今すぐ帰るんだな」
「えぇっ?!」
それは勘弁!絶対やめて欲しい!
間違ってもウエディングドレスとかは用意してこないだろうけど、フリフリのドレスシャツとかなら可能性は高い。
恥ずかしすぎるからそれだけは絶対に勘弁してほしい。
「メイビス!俺、ちょっと今から説得しに…ッ!」
「ダメだ」
慌てて帰ろうとしたらすぐさま止められてしまった。
「結婚式の衣装なら俺の方からお前の母上に連絡を入れておくから心配しなくても大丈夫だ」
「え?」
「ちゃんとお前の意見も聞いて最高の衣装を用意しよう?」
「あ…うん。それなら…いい、かな?」
うわぁ~甘い!甘すぎる!イケメンのその幸せそうな表情は反則だろう?!
もう何も言えない……。
「んんっ…。まぁ、衣装の件は一つのたとえに過ぎない。他にもコーリックの王族が他国に嫁ぐ際には色々と用意したりやるべき儀式があったりとあるらしい。そのあたりの説明もあるから一度帰れと父上は仰せだ」
「うん。わかった」
なんとかメイビスを説得して帰るよ。
帰れる…よな?うん。帰るからそんなに睨んでくるなよ!
本当にリュクスは俺が嫌いなんだから…!
メイビスだってコーリックの王太子がわざわざ迎えに来たものを無碍には追い返せないと思うんだ。
そのためのお迎え。
だから諦めて一旦返して欲しい。
そんなことを思いながら話をしていると、扉をノックする音が聞こえてきた。
どうやらリュクスが滞在する部屋の準備が整ったらしい。
この場で帰れるとは思っていなかったから、泊まれる部屋を用意したんだよな。
だから一旦リュクスを部屋まで案内してもらって、ゆっくりしてからまた続きは昼餐の席でということになった。
******
昼餐の席ではニックや他の者達も一緒に歓待してもらえた。
ワイバーンの肉が俺のマジックバッグにまだ残っていたからそれを用意してもらったんだけど、かなり喜んでもらえたと思う。
和気藹々とした中で話も弾み、メイビスも随分打ち解けたように見える。
そんな中、ニックが徐に俺の方を見て言った。
「ルマンド殿下、どうしてマジックバッグにアンラックアイテムを入れっぱなしにしてるんです?一緒にリフレクションのアイテムも持ってるからラックに変わってはいますけど、早めに捨てた方がいいと思いますよ?」
普通にラックのアイテムを持った方が効率がいいと思うんだけどと首を傾げられたので正直思いっきり驚いた。
(えぇ~?そんなもの入れてたっけ?)
一体どれだろうと思い食事後に見てもらったんだけど────。
「ああ、これですね」
それは昔ヒースクリフに貰った一つの魔石だった。
「この魔石にアンラックの付与が施されてます。ただ、こっちの袋の方についてる紐の先の石がリフレクションの付与が施されてるので効果がラックに変わってるという感じでしょうか?」
まさかまさかの結果だった。
俺はそれをヒースから貰った時のことを思い出す。
「坊ちゃんはレベル低いな~。しょうがない。ラッキーアイテムをやろう。俺のとっておきだ!魔物との遭遇率が滅茶苦茶上がるからあっという間にレベルアップ間違いなし!彼女にいいとこ見せられるぞ?」
背中をバシバシ叩かれて渡されたんだっけ…。
確かにそれから滅茶苦茶強い敵との遭遇率が上がったんだよな。
ダメだったら逃げろよと言われたから、ちゃんと実力に合わせて逃げたりもしてたからあんまり気にしていなかった。
で、レベルも上がったしすっかり忘れてたんだよな~……。
でも道理でダンジョンでレアなシチュエーションにばっかり陥るわけだ。
イレギュラーな魔物に襲われるのもこのせいだったのかもしれない。
「う~ん…困ったな。美味しい状況になるのは嬉しいから一概に処分もできない」
「いや、普通に処分してくださいよ」
「だって便利だし」
「私がラックアイテムをご用意しますから」
「見返りは?」
「もちろん私の部下で!」
「え?もう無理だと思うけど?」
「そんなことはありません!ルマンド王子は転移ができるんですから、毎日出勤できるじゃありませんか!魔法使いとして私の補佐として是非働いてください!」
ニックが嬉々としてそう言ってくるけど、その話を聞いたメイビスが過剰に反応して俺をしっかり捕まえに来た。
「ルマンドはフォルクナーから出さないから」
「やだな~そんなに独占欲が強いと嫌われますよ?ルマンド王子は自由な方ですからね。そんなことよりルマンド王子、ポーションの件調べていたでしょう?私の方から働きかけまして、ちゃんと解決法も見出しておきましたよ!」
「え?本当?!」
「ええ。だから、是非!一度コーリックに帰って魔導塔でお話しましょう!」
(うわぁ…気になる気になる…)
「じゃ、じゃあすぐに帰って……」
「行かせない」
「でもメイビス…」
「…………メイビス王子、諦められては?」
これにはリュクスも当然後押ししてくるわけで……。
それからあれこれやり取りをして、メイビスが三日後に一日だけ返すと条件を出して最終的には合意を得た。
本当に……大丈夫かな?
******************
※まさかのアンラックアイテム持ちはルマンドでした!
それを知った上であれとかあれもかな~なんて思いながら過去話を振り返ってもらえたら嬉しいです(^^)
ちなみにこの石は世界に十数個存在すると言われていて【試練の魔石】と呼んでいる国も。
持ち主のその場その場の状況に応じた試練が与えられ、回避に失敗すると死に直結する場合が多いため呪いの魔石として宝物庫に仕舞われているケースも多く、試練を乗り越える度に大いなる成長と幸運が舞い込むとも言われている。───という裏設定があります。
魔法使いを四人と近衛六人を引き連れ馬車二台と騎馬での到着。
多分だけど今回は魔法使いが転移魔法を使いそれら全てをここの城門前へと移動させたのだろう。
城の魔法使いは外交官と共にあちこち足を運んでいるのでこういうことも可能なのだ。
しかもその中には筆頭魔法使いのニックの姿まであってちょっと驚いた。
流石王太子!連れてくる者もハイレベル!
でもこうしてみると随分リュクスの雰囲気が変わったような気がする。
何と言うかひと回り、いや、ふた回りくらい成長したような…?
やっぱり自分の母親が暗殺に関与していたのが影響したのかな?
そしてまずは皇帝への挨拶にと謁見の間へと通され、その後俺達の方へとやってきてゆっくりと話をすることになった。
「メイビス王子。お久しぶりです」
以前と違い殊勝な態度で王子然としながら挨拶するリュクスにメイビスもどこか満足げだ。
「リュクス王太子。随分落ち着かれたようでこちらも嬉しく思う」
「……まだまだ至らないとは思うのだが、婚約は成ったと聞いたので王命によりルマンドを迎えに来ました。どうかお渡し願いたい」
「ルマンドとは婚約したばかりで離れがたい。だから今回は見送らせてほしいと思う」
「……その場合いつまでも結婚の準備が進まないという事態になるだけです。私は別に構いませんが…困るのはそちらの方では?」
(おぉっ?!リュクスがメイビスと対等に話してる?!ちょっと驚き!)
成長したなとホロリとしながら見守っていると、リュクスがこちらへと視線を向けてやっぱり噛みついてきた。
「ルマンド。お前はどうなんだ?いくら呑気なお前でもけじめ位つける気はあるんだろう?さっさと帰ってこい」
「ああ、うん。帰るだけなら転移で帰るからいつでも大丈夫」
「……じゃあお前の母親に先に会ってこい。煩くてかなわん」
「またロマンティックなことでも言って迷惑かけたかな?ゴメン」
「結婚式の衣装はメイビス王子の色を特注で用意しなきゃとか、フリフリの方が可愛いかしらとかかなり暴走していたぞ?おかしな衣装を用意されたくなかったら今すぐ帰るんだな」
「えぇっ?!」
それは勘弁!絶対やめて欲しい!
間違ってもウエディングドレスとかは用意してこないだろうけど、フリフリのドレスシャツとかなら可能性は高い。
恥ずかしすぎるからそれだけは絶対に勘弁してほしい。
「メイビス!俺、ちょっと今から説得しに…ッ!」
「ダメだ」
慌てて帰ろうとしたらすぐさま止められてしまった。
「結婚式の衣装なら俺の方からお前の母上に連絡を入れておくから心配しなくても大丈夫だ」
「え?」
「ちゃんとお前の意見も聞いて最高の衣装を用意しよう?」
「あ…うん。それなら…いい、かな?」
うわぁ~甘い!甘すぎる!イケメンのその幸せそうな表情は反則だろう?!
もう何も言えない……。
「んんっ…。まぁ、衣装の件は一つのたとえに過ぎない。他にもコーリックの王族が他国に嫁ぐ際には色々と用意したりやるべき儀式があったりとあるらしい。そのあたりの説明もあるから一度帰れと父上は仰せだ」
「うん。わかった」
なんとかメイビスを説得して帰るよ。
帰れる…よな?うん。帰るからそんなに睨んでくるなよ!
本当にリュクスは俺が嫌いなんだから…!
メイビスだってコーリックの王太子がわざわざ迎えに来たものを無碍には追い返せないと思うんだ。
そのためのお迎え。
だから諦めて一旦返して欲しい。
そんなことを思いながら話をしていると、扉をノックする音が聞こえてきた。
どうやらリュクスが滞在する部屋の準備が整ったらしい。
この場で帰れるとは思っていなかったから、泊まれる部屋を用意したんだよな。
だから一旦リュクスを部屋まで案内してもらって、ゆっくりしてからまた続きは昼餐の席でということになった。
******
昼餐の席ではニックや他の者達も一緒に歓待してもらえた。
ワイバーンの肉が俺のマジックバッグにまだ残っていたからそれを用意してもらったんだけど、かなり喜んでもらえたと思う。
和気藹々とした中で話も弾み、メイビスも随分打ち解けたように見える。
そんな中、ニックが徐に俺の方を見て言った。
「ルマンド殿下、どうしてマジックバッグにアンラックアイテムを入れっぱなしにしてるんです?一緒にリフレクションのアイテムも持ってるからラックに変わってはいますけど、早めに捨てた方がいいと思いますよ?」
普通にラックのアイテムを持った方が効率がいいと思うんだけどと首を傾げられたので正直思いっきり驚いた。
(えぇ~?そんなもの入れてたっけ?)
一体どれだろうと思い食事後に見てもらったんだけど────。
「ああ、これですね」
それは昔ヒースクリフに貰った一つの魔石だった。
「この魔石にアンラックの付与が施されてます。ただ、こっちの袋の方についてる紐の先の石がリフレクションの付与が施されてるので効果がラックに変わってるという感じでしょうか?」
まさかまさかの結果だった。
俺はそれをヒースから貰った時のことを思い出す。
「坊ちゃんはレベル低いな~。しょうがない。ラッキーアイテムをやろう。俺のとっておきだ!魔物との遭遇率が滅茶苦茶上がるからあっという間にレベルアップ間違いなし!彼女にいいとこ見せられるぞ?」
背中をバシバシ叩かれて渡されたんだっけ…。
確かにそれから滅茶苦茶強い敵との遭遇率が上がったんだよな。
ダメだったら逃げろよと言われたから、ちゃんと実力に合わせて逃げたりもしてたからあんまり気にしていなかった。
で、レベルも上がったしすっかり忘れてたんだよな~……。
でも道理でダンジョンでレアなシチュエーションにばっかり陥るわけだ。
イレギュラーな魔物に襲われるのもこのせいだったのかもしれない。
「う~ん…困ったな。美味しい状況になるのは嬉しいから一概に処分もできない」
「いや、普通に処分してくださいよ」
「だって便利だし」
「私がラックアイテムをご用意しますから」
「見返りは?」
「もちろん私の部下で!」
「え?もう無理だと思うけど?」
「そんなことはありません!ルマンド王子は転移ができるんですから、毎日出勤できるじゃありませんか!魔法使いとして私の補佐として是非働いてください!」
ニックが嬉々としてそう言ってくるけど、その話を聞いたメイビスが過剰に反応して俺をしっかり捕まえに来た。
「ルマンドはフォルクナーから出さないから」
「やだな~そんなに独占欲が強いと嫌われますよ?ルマンド王子は自由な方ですからね。そんなことよりルマンド王子、ポーションの件調べていたでしょう?私の方から働きかけまして、ちゃんと解決法も見出しておきましたよ!」
「え?本当?!」
「ええ。だから、是非!一度コーリックに帰って魔導塔でお話しましょう!」
(うわぁ…気になる気になる…)
「じゃ、じゃあすぐに帰って……」
「行かせない」
「でもメイビス…」
「…………メイビス王子、諦められては?」
これにはリュクスも当然後押ししてくるわけで……。
それからあれこれやり取りをして、メイビスが三日後に一日だけ返すと条件を出して最終的には合意を得た。
本当に……大丈夫かな?
******************
※まさかのアンラックアイテム持ちはルマンドでした!
それを知った上であれとかあれもかな~なんて思いながら過去話を振り返ってもらえたら嬉しいです(^^)
ちなみにこの石は世界に十数個存在すると言われていて【試練の魔石】と呼んでいる国も。
持ち主のその場その場の状況に応じた試練が与えられ、回避に失敗すると死に直結する場合が多いため呪いの魔石として宝物庫に仕舞われているケースも多く、試練を乗り越える度に大いなる成長と幸運が舞い込むとも言われている。───という裏設定があります。
108
あなたにおすすめの小説
伝説のS級おじさん、俺の「匂い」がないと発狂して国を滅ぼすらしいい
マンスーン
BL
ギルドの事務職員・三上薫は、ある日、ギルドロビーで発作を起こしかけていた英雄ガルド・ベルンシュタインから抱きしめられ、首筋を猛烈に吸引。「見つけた……俺の酸素……!」と叫び、離れなくなってしまう。
最強おじさん(変態)×ギルドの事務職員(平凡)
世界観が現代日本、異世界ごちゃ混ぜ設定になっております。
悪役令息を改めたら皆の様子がおかしいです?
* ゆるゆ
BL
王太子から伴侶(予定)契約を破棄された瞬間、前世の記憶がよみがえって、悪役令息だと気づいたよ! しかし気づいたのが終了した後な件について。
悪役令息で断罪なんて絶対だめだ! 泣いちゃう!
せっかく前世を思い出したんだから、これからは心を入れ替えて、真面目にがんばっていこう! と思ったんだけど……あれ? 皆やさしい? 主人公はあっちだよー?
ユィリと皆の動画をつくりました!
インスタ @yuruyu0 絵も動画もあがります。ほぼ毎日更新
Youtube @BL小説動画 アカウントがなくても、どなたでもご覧になれます。動画を作ったときに更新
プロフのWebサイトから、両方に飛べるので、もしよかったら!
名前が * ゆるゆ になりましたー!
中身はいっしょなので(笑)これからもどうぞよろしくお願い致しますー!
ご感想欄 、うれしくてすぐ承認を押してしまい(笑)ネタバレ 配慮できないので、ご覧になる時は、お気をつけください!
【完結 一気読み推奨】片想いの相手が「そろそろ恋愛したい」と言ったので、用済みの俺はニートになることにしました。
はぴねこ
BL
高校生の頃、片想いの親友に告白した。
彼はノンケだったから玉砕して友人関係も終わるものだと思っていた。
もしかすると気持ち悪いと軽蔑される覚悟までしていたのに、彼は「今は恋愛をしている時間がないんだ」と自分の夢を語ってくれた。
彼は会社を興した祖父のことをとても尊敬していて、自分も起業したいと熱く語ってくれた。
そして、俺の手を握って「できれば親友のお前には俺の右腕になってほしい」と言われた。
同性愛者の俺のことを気持ち悪いと遠ざけることもせずに、親友のままでいてくれた彼に俺は感謝して、同じ大学に進学して、大学の頃に彼と一緒にゲームを作成する会社を起業した。
あれから二十年間、本当に二人三脚で駆け抜けてきた。
そして、昨年売り出したVRMMOが世界的に大ヒットし、ゲーム大賞を取ったことを祝うパーティーで親友が語った言葉に俺の覚悟も決まった。
「俺もそろそろ恋愛したい」
親友のその言葉に、俺は、長年の片想いを終わらせる覚悟をした。
不憫な拗らせアラフォーが”愛”へと踏み出すお話です。
僕の、しあわせ辺境暮らし
* ゆるゆ
BL
雪のなか3歳の僕を、ひろってくれたのは、やさしい16歳の男の子でした。
ふたりの、しあわせな辺境暮らし、はじまります!
ふたりの動画をつくりました!
インスタ @yuruyu0 絵もあがります。
YouTube @BL小説動画 アカウントがなくても、どなたでもご覧になれます。
プロフのwebサイトから飛べるので、もしよかったら!
【完結】婚約破棄したのに幼馴染の執着がちょっと尋常じゃなかった。
天城
BL
子供の頃、天使のように可愛かった第三王子のハロルド。しかし今は令嬢達に熱い視線を向けられる美青年に成長していた。
成績優秀、眉目秀麗、騎士団の演習では負けなしの完璧な王子の姿が今のハロルドの現実だった。
まだ少女のように可愛かったころに求婚され、婚約した幼馴染のギルバートに申し訳なくなったハロルドは、婚約破棄を決意する。
黒髪黒目の無口な幼馴染(攻め)×金髪青瞳美形第三王子(受け)。前後編の2話完結。番外編を不定期更新中。
【完結】健康な身体に成り代わったので異世界を満喫します。
白(しろ)
BL
神様曰く、これはお節介らしい。
僕の身体は運が悪くとても脆く出来ていた。心臓の部分が。だからそろそろダメかもな、なんて思っていたある日の夢で僕は健康な身体を手に入れていた。
けれどそれは僕の身体じゃなくて、まるで天使のように綺麗な顔をした人の身体だった。
どうせ夢だ、すぐに覚めると思っていたのに夢は覚めない。それどころか感じる全てがリアルで、もしかしてこれは現実なのかもしれないと有り得ない考えに及んだとき、頭に鈴の音が響いた。
「お節介を焼くことにした。なに心配することはない。ただ、成り代わるだけさ。お前が欲しくて堪らなかった身体に」
神様らしき人の差配で、僕は僕じゃない人物として生きることになった。
これは健康な身体を手に入れた僕が、好きなように生きていくお話。
本編は三人称です。
R−18に該当するページには※を付けます。
毎日20時更新
登場人物
ラファエル・ローデン
金髪青眼の美青年。無邪気であどけなくもあるが無鉄砲で好奇心旺盛。
ある日人が変わったように活発になったことで親しい人たちを戸惑わせた。今では受け入れられている。
首筋で脈を取るのがクセ。
アルフレッド
茶髪に赤目の迫力ある男前苦労人。ラファエルの友人であり相棒。
剣の腕が立ち騎士団への入団を強く望まれていたが縛り付けられるのを嫌う性格な為断った。
神様
ガラが悪い大男。
すべてを奪われた英雄は、
さいはて旅行社
BL
アスア王国の英雄ザット・ノーレンは仲間たちにすべてを奪われた。
隣国の神聖国グルシアの魔物大量発生でダンジョンに潜りラスボスの魔物も討伐できたが、そこで仲間に裏切られ黒い短剣で刺されてしまう。
それでも生き延びてダンジョンから生還したザット・ノーレンは神聖国グルシアで、王子と呼ばれる少年とその世話役のヴィンセントに出会う。
すべてを奪われた英雄が、自分や仲間だった者、これから出会う人々に向き合っていく物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる