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【本編】
14.旅路③
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思いがけずディオン様からプレゼントを頂いてしまった。
早合点して皇太子殿下に贈る品だと思い込んでしまったのは本当に申し訳なかった。
多分これは最初から『これからよろしく』と思って選んでくれたんだと思う。
最終的に二択だったのは、単純に出会ったばかりで俺の好みがわからないからだろう。
こういうちょっとした気遣いは素直に嬉しい。
流石に貰いっぱなしというわけにもいかないから今度実家の母に聞いて、上級ポーションの作り方を教えてもらおうか。
魔法のないこの世界でポーションは魔物と戦う際の必須アイテム。
辺境伯として領主様は頑張っておられるが、強い魔物が出た際は自ら戦いに出る可能性は高い。
それはディオン様も同じだ。
そんな二人のために上級ポーションを作ってプレゼントしたらきっと普通に受け取ってもらえるはず。
逆にそれ以外の物なんて平民の俺に用意できるはずがない。
心して作ろう。
ちなみにディオン様がくれたのはグラデーションがとても綺麗なカップだ。
どことなく色合いがディオン様カラーなのがお近づきの品っぽくていいなと思う。
手に馴染むサイズ感だし、折角だから大事に沢山使わせてもらおう。
そしてこの日はこの街に一泊して翌朝出発した。
乗合馬車じゃなく辺境伯家の馬車だから時間を気にしなくていいのがいい。
今日の天気は昨日と違って曇り空。
しかも湿度が高い。
こんな日は魔物が出やすいから警戒しておくに越したことはないだろう。
そう思ってたら案の定山道でポツポツと雨が降り出し、それに合わせるようにレインウルフがやってくる気配を感じた。
なのに警戒しているはずの護衛達は反応が鈍い。
「レインウルフが来ます!警戒してください!」
「は?そんな気配、どこにも…」
「左斜め後方!来ます!」
その言葉と同時に俺は馬から飛び降り、腰に携えた剣を一閃する。
キャインッ!
斬られたレインウルフが地に伏せるが数はそこそこいるし、次々に対処が必要だ。
「レインウルフだ!皆、奥方様とディオン様を護れ!」
リーダーが慌てたように指示を出し、自らも剣を取る。
その間にも俺は剣を振るい、一匹また一匹と確実に倒していった。
何とか無事に全てを倒し終えホッと安堵の息を吐く。
レインウルフの厄介なところは雨で足音を消しつつ気配を希薄にし、油断している相手の死角から飛びかかるところだ。
こちらが通り過ぎるのを遠目に確認しつつ一気に距離を詰めてくるから、リーダー達も気づけなかったんだろう。
「このレインウルフ達はどうしますか?もし解体するならやりますけど」
確かレインウルフの毛皮は水を弾くから需要がそれなりに高かったはず。
魔石ももちろん需要が高い。
そう思って口にしたものの、雨の中の解体は難しいだろうと言われ、先に進むのを優先しようということになった。
ちょっと勿体ないけど、領主夫人達がいるしここで足止めさせてしまうわけにもいかない。
仕方なく俺はリーダーに従って先へと進むことを選んだ。
それからさっきよりも一段と周囲を警戒しつつ皆で護衛にあたる。
どうやらレインウルフの襲撃に気づいたのが本職じゃない俺だったから悔しかったらしい。
そんなこと、気にしなくてもいいのに。
護衛対象が護られれば誰が最初に気づこうと構わないんじゃないのかなと思うのだけど、この考えはおかしいんだろうか?
俺は溜息を吐きながら馬を走らせた。
***
【Side.ヴィクター】
ディオン様の従者となり早幾年。
昔からディオン様はとても純粋なお方だった。
「ヴィクター。僕は運命の人を見つけ出して幸せにするという使命があるんだ。協力してくれるか?」
そう言われこれまでずっと傍で見守ってきていた。
ディオン様の理想はとても高くて、普通に考えて存在するはずがない相手だった。
なのにディオン様本人はまるで本当にそんな人が実在するかのように話される。
ご令嬢にありがちな恋に恋するような夢見がちなタイプ。
このままいけば皇太子殿下の恋人として数年過ごしてから領地に帰って嫁取りかと思っていた。
それなのに……。
(まさかディオン様が恋に落ちる瞬間を目の当たりにすることになるとは…)
あり得ないことにディオン様は平民に恋をしてしまった。
あんなに色んな貴族達と交流があり、皇太子殿下の恋人になれる立場にまで上り詰めていたディオン様が…。
(あり得ないだろう)
確かにラスターと名乗るこの平民は貴族と名乗ってもおかしくはないほど美麗な見た目をしていた。
所作も凄く綺麗だしマナーもしっかり身に付けている。
旦那様の仕事の補佐をしていると聞いたし、恐らく平民の中ではできる方なんだろう。
でもそれだけだ。
所詮平民。できることなど知れている。
書類整理や金勘定の不備の指摘が関の山。
ディオン様の隣に立つことなど不可能だ。
それなのにどうしてこんな平民に恋してしまったのか。
(はぁ…これは早めに手を打たないと)
まだ始まったばかりの恋心なら上手くやればすぐに冷めるだろう。
そう思った。
だから奥様があの平民をディオン様の世話係に指名した際、戸惑う平民にわざわざ『代わりましょうか?』と声を掛けたのだ。
もちろん下心があるかどうかの確認も込めての事。
下手に純粋なディオン様を利用されてはたまったものではない。
そう思って警戒していたのに、平民にそのつもりはないのかあっさりと笑顔で護衛に回ってしまう。
(へぇ…馬に乗れるのか)
これは少し意外だった。
けれどもっと意外だったのはその後だ。
(8か国語をマスターした?冗談だろう?)
嘘八百を並べるのも大概にしろと思った。
でも彼は先程トレンバ語を流暢に話していたという。
どう考えてもおかしすぎる。
(まさかスパイか?)
他国から紛れ込んできたスパイの可能性は非常に高い。
そしてその後それを裏付けるかのように彼は本職の護衛達よりも早くレインウルフの群れがやってくるのに気づき、軽々と剣でそれらを一掃していった。
「凄い…」
隣でディオン様が感嘆の声を上げるが、冗談ではないと思った。
これはもうどこからどう見ても凄腕のスパイだろう。
(領主様まで騙されているのなら相当なプロだ)
領地に帰ったら入念に裏を取って、確実に屋敷から追い出さなければ危険だと心に決める。
何が目的かはわからないが、危険人物をディオン様や領主様の側に置き続ける気はない。
(ディオン様。申し訳ないですが、貴方の初恋は見事散らせてみせましょう)
どうせ初恋など実らないものだ。
恋が散り、心を痛めているところで結婚をお勧めしよう。
幸いディオン様には沢山の求婚状が届いているし、相手は選び放題。
きっとお似合いのご令嬢に出会えるはず。
(待っていてくださいね。ディオン様。必ず貴方の幸せをご用意させていただきますので)
そう思いながら、そっとラスターへと冷たい眼差しを送った。
***
【Side.領主夫人】
息子がやっと領地に帰ると言ってくれた。
旦那様もずっと気を揉んでいたから本当に嬉しい。
それもこれもラスターの美貌のお陰ね!
これまで散々運命の人を探すと言い続けてきたディオン。
その傍ら皇太子殿下と良い仲なのは公然の秘密だった。
年頃になった頃から二人の仲は囁かれ始め、茶会に行けばそんな話ばかり耳へと飛び込んでくる。
本人は隠しているつもりらしく絶対に認めようとしなかったけど、運命の相手に誤解されたくない=結婚相手にバレたくないだと思うし、あまり本気には取っていなかった。
でもこのままズルズル関係が続くのは非常に困る。
なんとか領地に帰したい。
そう思っていた矢先に旦那様の送り込んでくれたラスターのお陰ですんなり上手く事を運ぶことができた。
(あれは絶対好みど真ん中だったのよね…)
まさか説得するまでもなく自分から領地に帰ると言い出すなんて思いもしなかったから、驚き過ぎて心臓が止まるかと思ったくらいだ。
ちょっと思っていた展開と違ってしまった気もするけれど、領地に帰りさえすればこちらのもの。
道中で我に返って皇太子殿下を想いながら切なげに溜息を吐いていようとなんだろうと、王都に引き返す気がなくなるようラスターに頑張ってもらいたい。
ラスターは少し話しただけでも穏やかで賢く、何よりも善良だ。
それこそ悪巧みなんてできそうにないほどに。
旦那様が気に入って傍に置くのもわかる気がする。
彼に任せておけば安心だ。
(取り敢えずラスターと仲良くさせて仕事の効率化を図りましょう。旦那様に余裕ができればもしかしたら旅行にだって行けるかもしれないし…)
長年離れて暮らす羽目になってしまったけれど、私は旦那様が大好きなのだ。
それこそ親に頼んで婚約、結婚にこぎつけるほど。
その気持ちは今でも変わっていない。
ディオンも大きくなったことだし、これからは少しくらい夫婦の時間を噛み締めたい。
(もうこの際領地にディオンを留めるためなら愛人の座だって許容するわよ!)
相手がラスターならそれもアリかもしれない。
一日でも早く皇太子殿下を忘れさせてくれるなら何でもいい。
王都に戻ると言い出す事態だけは絶対に避けたいから。
こうして私達はそれぞれがそれぞれの想いを抱えつつ、領地へと辿り着いたのだった。
早合点して皇太子殿下に贈る品だと思い込んでしまったのは本当に申し訳なかった。
多分これは最初から『これからよろしく』と思って選んでくれたんだと思う。
最終的に二択だったのは、単純に出会ったばかりで俺の好みがわからないからだろう。
こういうちょっとした気遣いは素直に嬉しい。
流石に貰いっぱなしというわけにもいかないから今度実家の母に聞いて、上級ポーションの作り方を教えてもらおうか。
魔法のないこの世界でポーションは魔物と戦う際の必須アイテム。
辺境伯として領主様は頑張っておられるが、強い魔物が出た際は自ら戦いに出る可能性は高い。
それはディオン様も同じだ。
そんな二人のために上級ポーションを作ってプレゼントしたらきっと普通に受け取ってもらえるはず。
逆にそれ以外の物なんて平民の俺に用意できるはずがない。
心して作ろう。
ちなみにディオン様がくれたのはグラデーションがとても綺麗なカップだ。
どことなく色合いがディオン様カラーなのがお近づきの品っぽくていいなと思う。
手に馴染むサイズ感だし、折角だから大事に沢山使わせてもらおう。
そしてこの日はこの街に一泊して翌朝出発した。
乗合馬車じゃなく辺境伯家の馬車だから時間を気にしなくていいのがいい。
今日の天気は昨日と違って曇り空。
しかも湿度が高い。
こんな日は魔物が出やすいから警戒しておくに越したことはないだろう。
そう思ってたら案の定山道でポツポツと雨が降り出し、それに合わせるようにレインウルフがやってくる気配を感じた。
なのに警戒しているはずの護衛達は反応が鈍い。
「レインウルフが来ます!警戒してください!」
「は?そんな気配、どこにも…」
「左斜め後方!来ます!」
その言葉と同時に俺は馬から飛び降り、腰に携えた剣を一閃する。
キャインッ!
斬られたレインウルフが地に伏せるが数はそこそこいるし、次々に対処が必要だ。
「レインウルフだ!皆、奥方様とディオン様を護れ!」
リーダーが慌てたように指示を出し、自らも剣を取る。
その間にも俺は剣を振るい、一匹また一匹と確実に倒していった。
何とか無事に全てを倒し終えホッと安堵の息を吐く。
レインウルフの厄介なところは雨で足音を消しつつ気配を希薄にし、油断している相手の死角から飛びかかるところだ。
こちらが通り過ぎるのを遠目に確認しつつ一気に距離を詰めてくるから、リーダー達も気づけなかったんだろう。
「このレインウルフ達はどうしますか?もし解体するならやりますけど」
確かレインウルフの毛皮は水を弾くから需要がそれなりに高かったはず。
魔石ももちろん需要が高い。
そう思って口にしたものの、雨の中の解体は難しいだろうと言われ、先に進むのを優先しようということになった。
ちょっと勿体ないけど、領主夫人達がいるしここで足止めさせてしまうわけにもいかない。
仕方なく俺はリーダーに従って先へと進むことを選んだ。
それからさっきよりも一段と周囲を警戒しつつ皆で護衛にあたる。
どうやらレインウルフの襲撃に気づいたのが本職じゃない俺だったから悔しかったらしい。
そんなこと、気にしなくてもいいのに。
護衛対象が護られれば誰が最初に気づこうと構わないんじゃないのかなと思うのだけど、この考えはおかしいんだろうか?
俺は溜息を吐きながら馬を走らせた。
***
【Side.ヴィクター】
ディオン様の従者となり早幾年。
昔からディオン様はとても純粋なお方だった。
「ヴィクター。僕は運命の人を見つけ出して幸せにするという使命があるんだ。協力してくれるか?」
そう言われこれまでずっと傍で見守ってきていた。
ディオン様の理想はとても高くて、普通に考えて存在するはずがない相手だった。
なのにディオン様本人はまるで本当にそんな人が実在するかのように話される。
ご令嬢にありがちな恋に恋するような夢見がちなタイプ。
このままいけば皇太子殿下の恋人として数年過ごしてから領地に帰って嫁取りかと思っていた。
それなのに……。
(まさかディオン様が恋に落ちる瞬間を目の当たりにすることになるとは…)
あり得ないことにディオン様は平民に恋をしてしまった。
あんなに色んな貴族達と交流があり、皇太子殿下の恋人になれる立場にまで上り詰めていたディオン様が…。
(あり得ないだろう)
確かにラスターと名乗るこの平民は貴族と名乗ってもおかしくはないほど美麗な見た目をしていた。
所作も凄く綺麗だしマナーもしっかり身に付けている。
旦那様の仕事の補佐をしていると聞いたし、恐らく平民の中ではできる方なんだろう。
でもそれだけだ。
所詮平民。できることなど知れている。
書類整理や金勘定の不備の指摘が関の山。
ディオン様の隣に立つことなど不可能だ。
それなのにどうしてこんな平民に恋してしまったのか。
(はぁ…これは早めに手を打たないと)
まだ始まったばかりの恋心なら上手くやればすぐに冷めるだろう。
そう思った。
だから奥様があの平民をディオン様の世話係に指名した際、戸惑う平民にわざわざ『代わりましょうか?』と声を掛けたのだ。
もちろん下心があるかどうかの確認も込めての事。
下手に純粋なディオン様を利用されてはたまったものではない。
そう思って警戒していたのに、平民にそのつもりはないのかあっさりと笑顔で護衛に回ってしまう。
(へぇ…馬に乗れるのか)
これは少し意外だった。
けれどもっと意外だったのはその後だ。
(8か国語をマスターした?冗談だろう?)
嘘八百を並べるのも大概にしろと思った。
でも彼は先程トレンバ語を流暢に話していたという。
どう考えてもおかしすぎる。
(まさかスパイか?)
他国から紛れ込んできたスパイの可能性は非常に高い。
そしてその後それを裏付けるかのように彼は本職の護衛達よりも早くレインウルフの群れがやってくるのに気づき、軽々と剣でそれらを一掃していった。
「凄い…」
隣でディオン様が感嘆の声を上げるが、冗談ではないと思った。
これはもうどこからどう見ても凄腕のスパイだろう。
(領主様まで騙されているのなら相当なプロだ)
領地に帰ったら入念に裏を取って、確実に屋敷から追い出さなければ危険だと心に決める。
何が目的かはわからないが、危険人物をディオン様や領主様の側に置き続ける気はない。
(ディオン様。申し訳ないですが、貴方の初恋は見事散らせてみせましょう)
どうせ初恋など実らないものだ。
恋が散り、心を痛めているところで結婚をお勧めしよう。
幸いディオン様には沢山の求婚状が届いているし、相手は選び放題。
きっとお似合いのご令嬢に出会えるはず。
(待っていてくださいね。ディオン様。必ず貴方の幸せをご用意させていただきますので)
そう思いながら、そっとラスターへと冷たい眼差しを送った。
***
【Side.領主夫人】
息子がやっと領地に帰ると言ってくれた。
旦那様もずっと気を揉んでいたから本当に嬉しい。
それもこれもラスターの美貌のお陰ね!
これまで散々運命の人を探すと言い続けてきたディオン。
その傍ら皇太子殿下と良い仲なのは公然の秘密だった。
年頃になった頃から二人の仲は囁かれ始め、茶会に行けばそんな話ばかり耳へと飛び込んでくる。
本人は隠しているつもりらしく絶対に認めようとしなかったけど、運命の相手に誤解されたくない=結婚相手にバレたくないだと思うし、あまり本気には取っていなかった。
でもこのままズルズル関係が続くのは非常に困る。
なんとか領地に帰したい。
そう思っていた矢先に旦那様の送り込んでくれたラスターのお陰ですんなり上手く事を運ぶことができた。
(あれは絶対好みど真ん中だったのよね…)
まさか説得するまでもなく自分から領地に帰ると言い出すなんて思いもしなかったから、驚き過ぎて心臓が止まるかと思ったくらいだ。
ちょっと思っていた展開と違ってしまった気もするけれど、領地に帰りさえすればこちらのもの。
道中で我に返って皇太子殿下を想いながら切なげに溜息を吐いていようとなんだろうと、王都に引き返す気がなくなるようラスターに頑張ってもらいたい。
ラスターは少し話しただけでも穏やかで賢く、何よりも善良だ。
それこそ悪巧みなんてできそうにないほどに。
旦那様が気に入って傍に置くのもわかる気がする。
彼に任せておけば安心だ。
(取り敢えずラスターと仲良くさせて仕事の効率化を図りましょう。旦那様に余裕ができればもしかしたら旅行にだって行けるかもしれないし…)
長年離れて暮らす羽目になってしまったけれど、私は旦那様が大好きなのだ。
それこそ親に頼んで婚約、結婚にこぎつけるほど。
その気持ちは今でも変わっていない。
ディオンも大きくなったことだし、これからは少しくらい夫婦の時間を噛み締めたい。
(もうこの際領地にディオンを留めるためなら愛人の座だって許容するわよ!)
相手がラスターならそれもアリかもしれない。
一日でも早く皇太子殿下を忘れさせてくれるなら何でもいい。
王都に戻ると言い出す事態だけは絶対に避けたいから。
こうして私達はそれぞれがそれぞれの想いを抱えつつ、領地へと辿り着いたのだった。
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