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【本編】
34.ディオン様とお風呂
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冒険者ギルドで見回りの仕事をして帰ってきた日の夜、ディオン様が皇太子殿下一行を連れて帰ってきた。
来ないと聞いていたのに何かあったのかと驚いて急いでそちらへと向かう。
でもどうやら何か問題があったわけではなく、皇太子殿下の意向とのこと。
領主様が滞在を認めたようで、俺がそこについてすぐ皇太子殿下達は部屋へと案内されていったからディオン様に挨拶だけしたら部屋に戻ろう。
そう思っていたのに、俺の姿を見つけたディオン様に抱きしめられて咄嗟に動けなかった。
ほんの数日会っていなかっただけなのに、ディオン様の温もりが懐かしい。
王都に滞在していた数日ですっかり慣れされてしまったディオン様の腕の中はいつの間にかホッとする場所になってしまっていた。
これは危険だ。
だってここは本来皇太子殿下の場所で、俺はただの練習台でしかないんだから。
離れないといけない。
わかっているのに離れられない。
そんな自分をディオン様から引き離してくれたのは領主夫人だった。
「ディオン!砂ぼこりで汚れているのにラスターに抱き着くなんて、いけません!全く。本当にゴメンなさいね、ラスター。こんな息子で」
申し訳なさそうに言ってくる領主夫人。
でもディオン様は悪くない。
悪いのは離れがたいと思ってしまった自分だから、ここはちゃんとフォローしないとダメだろう。
「いいえ。きっと俺が何も言わずにこっちへ来てしまったので心配してくださったんだと思います」
「あら、そうなの?意外だわ。ラスターならちゃんと言ってから帰ってきそうなものなのに」
「はい。本当はディオン様が帰ってきてから許可を得て翌朝に出発しようと思ってたんですが、そこで引き留めに合ったら帰れなくなるしすぐに出発した方がいいとヴィクターさんが言うのでそれならと…」
そう。そこでちゃんと挨拶していたらきっとディオン様もこんな風に抱きしめたりはしてこなかったと思う。
それもこれも全部俺が悪い。
だから怒らないであげてほしい。
「取り敢えずディオン様。眠いかもしれませんが湯を浴びて身を清めてから休んでくださいね?」
「あ、それはもちろん」
馬で飛ばしてきたようだし、きっと疲れているだろう。
しっかり湯につかって温まってから休んで欲しい。
そんな思いでそう言っただけだったのに……。
「それならラスターも一緒に湯を浴びてきたら?汚れちゃったでしょう?」
何故か領主夫人がそんなことを言い出した。
(いや。流石にそれはちょっと……)
そう思って大丈夫だと言ったのだけど────。
「いいから遠慮せず行ってらっしゃい。この子がお風呂でウトウトして溺れないか見ていてもらえたら嬉しいわ」
「なっ?!」
「そういうことなら」
確かにその心配はある。
とっても疲れているだろうし、うっかり転寝してそのまま溺れたなんてことになったら大変だ。
だから二つ返事で了承して、ディオン様の背中を流すことにしたんだ。
男同士だし別に構わないだろう。
「ディオン様?脱がないんですか?」
なのに恥じらうようになかなか脱ごうとしないディオン様を見て、初めて『そう言えばディオン様は男性も恋愛対象だった』と思い出す。
皇太子殿下とそういう関係ということはつまりはそういうことだ。
だとしたら気まずいと思わせてしまったかもしれない。
皇太子殿下の耳にでも入ったら浮気を疑われてしまうかも…。
(いや、でも、俺は使用人だし。ノーカウントだよな?)
そうだ。変に意識しなければいい。
自己暗示で乗り切ろう。
そう思いながら平静を装ったけど、ディオン様の鍛えられた身体は垂涎ものだったから目のやり場に凄く困ってしまった。
確かにここまで鍛えていたら俺の身体も軽く抱き上げるはずだ。
口説く練習と言って散々思わせぶりなこともされているし、絶対俺じゃなかったら真に受けてとっくに落とされていたに違いない。
ここはツガイの概念がない世界だから言っても仕方がないし言わないけど、『俺にツガイがいなかったらとっくに落ちていましたよ?口説く練習をするのはいいですが、相手はちゃんと選んでくださいね!』と何度言いたくなったことか。
『頼むから他の相手にしないでくださいね』と凄く言いたい。
「ディオン様、お背中流しますね?」
そう言いながらテキパキと身体を洗って、ついでに砂まみれになっていた髪も丁寧に洗ってあげた。
(あ…気持ちよさそう)
どうやら髪を洗ったのは凄く気持ちよかったようで、ホワッと表情が緩んでいた。
可愛い。
こんな顔を見たらこうして洗ってあげられてよかったと思ってしまう。
「はい。これでおしまいです。俺はサッと流したら出るので、それまでゆっくり浸かっていてください」
溺れないか心配ではあるけど、俺が一緒だと寛げないかもしれないし、先に出て適当なところで声を掛けるのがベストだろう。
これ以上はなんだか一緒に居てはいけないような気がして、そう結論づけ脱出しようと思ったのに……。
「ディオン様?どうして膝の上に?」
「ラスターが不足してるから補充したくて」
湯船に浸かりながら後ろからギュッと抱きしめられて困惑する。
寒いから一緒に浸かればいいと誘われて、少しだけならと了承したのが悪かったんだろうか?
「ラスター。黙って俺から離れるなんて二度としないでほしい。寂しかった」
しかも耳元でそんな囁きを落とすのは反則だ。
ディオン様の声は耳に心地よく響くからやめてほしい。
「そ、そう言うセリフは…っ」
皇太子殿下に言ってくださいと言おうと思ったのに、返ってきたのは違う一言で…。
「ラスターにしか言わない。それでいい?」
不意打ちの言葉に胸がドキッと弾んでしまう。
「…………ズルいです」
「いつまでも勘違いして皇太子殿下を俺に勧めてくるラスターが悪い」
そう言いながらギュッと抱きしめてくるのはどうなんだろう?
だってそれじゃあまるで本当に俺のことが好きみたいじゃないか。
(俺にはツガイがいるのに…)
呪いが掛かっていて恋もできない俺なんかをディオン様が好きになるはずがない。
(これは違う。きっと揶揄われているだけだ)
どんなに甘く囁かれても勘違いしてはいけない。
胸がドキドキするのは気のせいだし、ましてや本気に取って応えるわけにもいかない。
────ちゃんと、突き放さないといけない。
「ディオン様。俺、好きな人がいるんです。だから…その、もし冗談ではなく俺が好きだと仰るなら……」
離れることも視野に入れるべきだと思いながらそこまで言ったところで、グイッと顎を引かれてそっと温かなものが唇へと触れた。
「ラスター。ほんの少しでいいから、俺を見てくれないか?」
切なげに、どこか苦し気に俺を見つめてくるディオン様。
「ラスターの想い人以上に愛すると誓う。側に居て、一緒に笑って、必ず幸せにするから。だから……っ」
────『俺の手を取ってほしい』。そうディオン様は言った。
そんなディオン様に俺は応えることができない。
だって俺にはツガイしかいないんだ。
もう会えなくても、俺が共にと願うのはツガイだけ。
「すみません」
だから俺にはこの答えしか口にできない。
胸が痛いのは想いを返すことができないから。
泣きたくなるのは応えることができないから。
本当は惹かれているなんて、そんなのは認めちゃいけないんだ。
だってそれはツガイへの裏切り行為にしかならないから。
「……先に上がりますね」
そう口にしたら俺を抱きしめていたディオン様の腕が緩んだから、そっと湯から上がって脱衣所へと向かう。
きっともう二度とディオン様は俺を抱きしめようとはしないだろう。
俺から突き放したのだから当然だ。
なのにそれを思うとどうしてこんなに胸が苦しいんだろう?
あの腕の温かさが失われたことが寂しくて、でも今更どうしようもなくて…。
俺は一筋の涙を流してそっとその場を後にした。
来ないと聞いていたのに何かあったのかと驚いて急いでそちらへと向かう。
でもどうやら何か問題があったわけではなく、皇太子殿下の意向とのこと。
領主様が滞在を認めたようで、俺がそこについてすぐ皇太子殿下達は部屋へと案内されていったからディオン様に挨拶だけしたら部屋に戻ろう。
そう思っていたのに、俺の姿を見つけたディオン様に抱きしめられて咄嗟に動けなかった。
ほんの数日会っていなかっただけなのに、ディオン様の温もりが懐かしい。
王都に滞在していた数日ですっかり慣れされてしまったディオン様の腕の中はいつの間にかホッとする場所になってしまっていた。
これは危険だ。
だってここは本来皇太子殿下の場所で、俺はただの練習台でしかないんだから。
離れないといけない。
わかっているのに離れられない。
そんな自分をディオン様から引き離してくれたのは領主夫人だった。
「ディオン!砂ぼこりで汚れているのにラスターに抱き着くなんて、いけません!全く。本当にゴメンなさいね、ラスター。こんな息子で」
申し訳なさそうに言ってくる領主夫人。
でもディオン様は悪くない。
悪いのは離れがたいと思ってしまった自分だから、ここはちゃんとフォローしないとダメだろう。
「いいえ。きっと俺が何も言わずにこっちへ来てしまったので心配してくださったんだと思います」
「あら、そうなの?意外だわ。ラスターならちゃんと言ってから帰ってきそうなものなのに」
「はい。本当はディオン様が帰ってきてから許可を得て翌朝に出発しようと思ってたんですが、そこで引き留めに合ったら帰れなくなるしすぐに出発した方がいいとヴィクターさんが言うのでそれならと…」
そう。そこでちゃんと挨拶していたらきっとディオン様もこんな風に抱きしめたりはしてこなかったと思う。
それもこれも全部俺が悪い。
だから怒らないであげてほしい。
「取り敢えずディオン様。眠いかもしれませんが湯を浴びて身を清めてから休んでくださいね?」
「あ、それはもちろん」
馬で飛ばしてきたようだし、きっと疲れているだろう。
しっかり湯につかって温まってから休んで欲しい。
そんな思いでそう言っただけだったのに……。
「それならラスターも一緒に湯を浴びてきたら?汚れちゃったでしょう?」
何故か領主夫人がそんなことを言い出した。
(いや。流石にそれはちょっと……)
そう思って大丈夫だと言ったのだけど────。
「いいから遠慮せず行ってらっしゃい。この子がお風呂でウトウトして溺れないか見ていてもらえたら嬉しいわ」
「なっ?!」
「そういうことなら」
確かにその心配はある。
とっても疲れているだろうし、うっかり転寝してそのまま溺れたなんてことになったら大変だ。
だから二つ返事で了承して、ディオン様の背中を流すことにしたんだ。
男同士だし別に構わないだろう。
「ディオン様?脱がないんですか?」
なのに恥じらうようになかなか脱ごうとしないディオン様を見て、初めて『そう言えばディオン様は男性も恋愛対象だった』と思い出す。
皇太子殿下とそういう関係ということはつまりはそういうことだ。
だとしたら気まずいと思わせてしまったかもしれない。
皇太子殿下の耳にでも入ったら浮気を疑われてしまうかも…。
(いや、でも、俺は使用人だし。ノーカウントだよな?)
そうだ。変に意識しなければいい。
自己暗示で乗り切ろう。
そう思いながら平静を装ったけど、ディオン様の鍛えられた身体は垂涎ものだったから目のやり場に凄く困ってしまった。
確かにここまで鍛えていたら俺の身体も軽く抱き上げるはずだ。
口説く練習と言って散々思わせぶりなこともされているし、絶対俺じゃなかったら真に受けてとっくに落とされていたに違いない。
ここはツガイの概念がない世界だから言っても仕方がないし言わないけど、『俺にツガイがいなかったらとっくに落ちていましたよ?口説く練習をするのはいいですが、相手はちゃんと選んでくださいね!』と何度言いたくなったことか。
『頼むから他の相手にしないでくださいね』と凄く言いたい。
「ディオン様、お背中流しますね?」
そう言いながらテキパキと身体を洗って、ついでに砂まみれになっていた髪も丁寧に洗ってあげた。
(あ…気持ちよさそう)
どうやら髪を洗ったのは凄く気持ちよかったようで、ホワッと表情が緩んでいた。
可愛い。
こんな顔を見たらこうして洗ってあげられてよかったと思ってしまう。
「はい。これでおしまいです。俺はサッと流したら出るので、それまでゆっくり浸かっていてください」
溺れないか心配ではあるけど、俺が一緒だと寛げないかもしれないし、先に出て適当なところで声を掛けるのがベストだろう。
これ以上はなんだか一緒に居てはいけないような気がして、そう結論づけ脱出しようと思ったのに……。
「ディオン様?どうして膝の上に?」
「ラスターが不足してるから補充したくて」
湯船に浸かりながら後ろからギュッと抱きしめられて困惑する。
寒いから一緒に浸かればいいと誘われて、少しだけならと了承したのが悪かったんだろうか?
「ラスター。黙って俺から離れるなんて二度としないでほしい。寂しかった」
しかも耳元でそんな囁きを落とすのは反則だ。
ディオン様の声は耳に心地よく響くからやめてほしい。
「そ、そう言うセリフは…っ」
皇太子殿下に言ってくださいと言おうと思ったのに、返ってきたのは違う一言で…。
「ラスターにしか言わない。それでいい?」
不意打ちの言葉に胸がドキッと弾んでしまう。
「…………ズルいです」
「いつまでも勘違いして皇太子殿下を俺に勧めてくるラスターが悪い」
そう言いながらギュッと抱きしめてくるのはどうなんだろう?
だってそれじゃあまるで本当に俺のことが好きみたいじゃないか。
(俺にはツガイがいるのに…)
呪いが掛かっていて恋もできない俺なんかをディオン様が好きになるはずがない。
(これは違う。きっと揶揄われているだけだ)
どんなに甘く囁かれても勘違いしてはいけない。
胸がドキドキするのは気のせいだし、ましてや本気に取って応えるわけにもいかない。
────ちゃんと、突き放さないといけない。
「ディオン様。俺、好きな人がいるんです。だから…その、もし冗談ではなく俺が好きだと仰るなら……」
離れることも視野に入れるべきだと思いながらそこまで言ったところで、グイッと顎を引かれてそっと温かなものが唇へと触れた。
「ラスター。ほんの少しでいいから、俺を見てくれないか?」
切なげに、どこか苦し気に俺を見つめてくるディオン様。
「ラスターの想い人以上に愛すると誓う。側に居て、一緒に笑って、必ず幸せにするから。だから……っ」
────『俺の手を取ってほしい』。そうディオン様は言った。
そんなディオン様に俺は応えることができない。
だって俺にはツガイしかいないんだ。
もう会えなくても、俺が共にと願うのはツガイだけ。
「すみません」
だから俺にはこの答えしか口にできない。
胸が痛いのは想いを返すことができないから。
泣きたくなるのは応えることができないから。
本当は惹かれているなんて、そんなのは認めちゃいけないんだ。
だってそれはツガイへの裏切り行為にしかならないから。
「……先に上がりますね」
そう口にしたら俺を抱きしめていたディオン様の腕が緩んだから、そっと湯から上がって脱衣所へと向かう。
きっともう二度とディオン様は俺を抱きしめようとはしないだろう。
俺から突き放したのだから当然だ。
なのにそれを思うとどうしてこんなに胸が苦しいんだろう?
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