理系転生 ~人類を根絶する目的で世界平和を目指す魔王と自身の好奇心を満たす目的で世界を破滅させる勇者の物語~

卜部猫好

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第Be章:幻の古代超科学文明都市アトランティスの都は何故滅びたのか

異世界と異世界/1:あなたがゴブリンと信じていた彼等は、本当にゴブリンだったのですか?

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 結局のところ、今自分たちにできることなどない。ゲームと違って、ボスを倒してそれでクエスト終わりとはならないのが現実。そういえばいつかシズクが言っていた気もする。魔王を倒して世界が平和になるなんてご都合主義だと。重要なのはむしろその後、平和になった世界でお互い争いはじめる国同士の関係であり、人種や宗教でお互いにレッテルを貼り合い差別を広げる民衆をどういなすかだと。ゲームでそんなこと考えたくないが、実際問題本当にファンタジー世界に転生してしまった今、その先まで考えずに行動するのはあまりに短絡的で自分勝手だ。少なくとも、今ここで偽王ネスを倒してしまうのは、はた迷惑な自己満足にもならない、最悪の選択肢だ。

 とはいえ、何もしないことは選べない。シズクも口ではああ言うが、おそらく「今は」何もしないというだけで、この先にどうするべきかは考えている。それを察しているからこそ、イルマもそれほど強くシズクに食ってかからない。助けられる選択肢があるならあいつはそれを選ぶ。実験を見守りたいというのもおそらく建前……いや、おそらく7割は本気だが、それでも建前で、俺達の思いを汲み取った上でのあいつなりのフォローかもしれない。そうであって欲しい。少なくともイルマはそうだと信じているのだから。
 
 ただ、もしもこうして時間を稼ぎ状況を見守ってなおこの街を救う手段がないのなら、以後の被害を最小限にするために最低限の犠牲は見逃すだろう。そしておそらくあいつは、それを背負える気でいる、これだけは間違いなく誤算であり勘違いなのだろう。

 さて。では現状で何か手はないのか。うまく可能性は低いだろうが、策は考えられる。強引に頭を潰すのではなく、地道に足元を整えること。つまり、街の人間の考え方に訴えかけていく。そのために、ヒロゾさんの組織を利用する。ここまでの様子を見る限り、あの人の組織は確実に人の心に寄り添える善の側に思えた。カイもイルマもそれに同意し、レーヌを加えた4人で再びヒロゾさんの事務所を訪れることとなったのだった。

「ということなんだ。ヒロゾ、お前ならわかってくれるはずだ。先を考え、今すべきことを」
「みょうちくりんなネズミじゃと思っとったが、ほんでかぁ」

 カイの言葉にヒロゾさんも頷く。見た目以上にこの人は賢い。この話もただ頷くだけでなく、わからないことを1つ1つその場で聞き返してきた。しっかりと己の中で考え、結論を導き出せる人間だった。

「ほんじゃけど、無理じゃわ」
「……理由を聞かせてくれるか」
「人はぱーぷりんじゃけぇ。わしがようとわかること、のーくりはわからんよ」

 そう言われては反論もできない。これはあくまでヒロゾさんだからわかったこと。特に、日がなスラムで転がって生きる人間に、状況を説明しこの環境を捨てろと言って伝わるとは思えない。言い方は悪いが、引きこもりニートを働かせることがどれほど難しいかは考えるまでもないのだ。

「でもさ! ヒロゾさん! ヒロゾさんだって見て見ぬ振りはできないだろ! ヒロゾさんにも熱い正義の心があるんだろ!? じゃないと好き好んでこんな活動してないよな!? 街のため、世界のため! 無理かもしれないけど、今は動かないとダメだろ! ヒロゾさんにはそれができる組織があるじゃないか! なら……」
「ぼん。ちがわいやぁ。たいぎいにせぇ」
「くそっ! 相変わらずよくわからねぇけど、なんとなくはわかる! けど、こんなんじゃまともな会話が成り立たねぇよ! なんでみんなはまともに話せるんだ!?」

 そう問うと、一同が首を傾げる。

「リク少年こそ何故この人の言葉の意味がわからないんだ? とても流暢なアドリ語だぞ。難解なアドリ語をここまで使えるのは城の学者でもそういない」
「アドリ語? いえ、私にはパーム地方語に聞こえていますが……」

 食い違いに顔を見合わせるカイとイルマ。二人には同じ言葉が異なる言語で翻訳されているということか? そんなこと、ありえな……いや、ありえるのか。そもそも俺はアドリ語もパーム地方語も本来知らないはず。それを転生時に自動的に翻訳されるようにしてもらっただけだ。

「……まさか」

 いや、そう考えればすべての辻褄が通る。ヒロゾさんもなのだ。どこの方言かはわからないが、これはおそらく同じ日本語。システム上自分とヒロゾさんは同じ言語を話していると認識されており、だからこちらにだけ翻訳が通らずそのままの音で伝わっている。つまり。

「なぁ、聞きたいんだが、ヒロゾさんは……」
「はぁ……標準語は苦手なんだがな。おかしなとこがあったらすまん。坊主、お前、日本の生まれだろ。それもおそらく、俺の生きた時代よりも後の人間だ」
「やっぱり……!」
「だろうな。ならお前の勘違いを正そう。というか、俺の予想が正しければ、10年か20年先かはわからんが、お前の時代にはもう俺みたいなやつは犯罪者扱いされてるんじゃないか?」
「……! そ、そうです。俺もすっかりそれが正しいものだとばっかり思ってて……」
「正しいよ。俺達はただの犯罪者のならず者だ。なぁ坊主。お前……人を殺したこと、あるか?」

 その言葉に乗せられた圧に、思わず言葉が詰まる。隣のカイの体も、軽く震えた。

「あれは確か、ピカが落ちてから5年後のことだった。市内は未だひどい有り様だったが、少しずつ人も戻ってきていた。他の地域じゃようやく警察が再編されてた頃だが、広島はまだ無法地帯だったよ。そこででかい面してたのが米帝の軍人だ。ガキ達はギブミーチョコレートって言えばチョコレートを貰えたが、女共はホテルに来いと言われて断ることが許されなかった。そんな中、シベリア抑留の噂を聞いて、戦地から未だ戻らなかった幼馴染がまだそっちで生きてるかもしれないと信じ、25にもなってまだおぼ子を貫いていた知り合いの女も、ついに目をつけられた」

 令和育ちの自分にはとても信じられない世界。だが、それが真実であることは知識としては持っていた。

「その人は……どうしたんですか?」
「犯されるくらいなら腹を切る。そう言って匕首を取り出した。女なのに日頃からそんな刃物を持ち歩いてるってのは、最初から覚悟ができてたってことだ。それでその軍人、なんて言ったと思う?」
「それはもちろん、引き下がるしか……」
「手を叩いて喜び、大声で仲間を呼んだよ。生でゲイシャのハラキリが見れるぞって」

 絶句するしか無かった。

「それでそいつはホントに腹を切って……集まった軍人は大盛りあがりだ。まだかろうじて息はあり、治療すれば助かったかもしれない。しかし、やつらはそいつを動かなくなるまで犯したよ。まぁ、そうなんだろうな。やつらも人間だからな、そのくらいするさ」

 ありえない。そんなのは、異世界ファンタジーによく居るゴブリンみたいな亜人種系の魔物のすることで……

「見てたやつに呼ばれて俺が来た時には、もう事切れてた。綺麗な女だったのにさ、体は紅白でおめでたい色になってやがったよ。俺はその場でポン刀引き抜いて、全員同じ色にしてやった。そしたらしばらくして、金髪で牛みたいな胸した女が飛んできてよ。綺麗だった色が黒くなりかけてた軍人の体に抱きついて大声で泣きやがるのよ。まぁ、そうだよな。誰にだって嫁さんはいる。同じ人間だもんな」

 なんだよ、それ。思わず、リクの心の声が漏れる。

「そんなの……ちょっとグロ要素もあるR18なゲームの中の異世界じゃないか……」
「異世界か。俺自身転生ってやつを経験して、おかしな妖怪が支配する世界に来ちまった。こういうのがお前の言う異世界ってやつなんだろうな。でも、それなら俺が元いた世界も、お前にとっちゃ異世界ってことか。面白いな。案外人間、異世界程度簡単に行けるみたいだ。自分が常識だと思ってたものが神秘の魔法に思われるような世界なら、誰でも無双ができちまう。そういうのに憧れるなら、アフリカの言葉でも覚えてその辺の国の経済再生にでも挑めば良い。簡単にできるだろうよ」
「そうかも……しれませんけど……それで、その人は……アメリカ人の女の人は、どうしたんですか?」
「わけわからない言葉でわめいてきたからよ。犯して捨てた」

 パキりと小さな音がした。音が聞こえた方に目をやると、カイの鎧の手に近い意匠が割れて床に転がっていた。

「あの頃と今の俺がやってることは同じだ。自分の正義を貫き、自分が世のため人のためと思うことをやってるだけだ。それで……坊主。改めて聞くぞ。俺達は、正義のヒーロー組織か? 百歩譲って地元の人間に対しては結果的に正義のヒーローでも、そういうヒーローは、泣いて掴みかかってきた敵の女に欲情して、そのまま犯して瀬戸内海に捨てるのか?」

 答えは、決まっていた。というか捨てたって、そういうことか。これだけの話を聞いて、まだ自分の頭の中には「私のことを捨てたのね!」とか叫ぶ昼ドラの光景が想像されていたことが、なんだか恥ずかしくなってしまった。本当にそれは、異世界の話だ。

「たまたまなんだよ。たまたま、お前たちカタギのやつらの利と正義的な倫理観とが俺達の行動と重なっているだけ。だが、俺達は俺達で好き勝手にやって自尊心を稼いでるただのならず者だ。アイスケーキを売るごっこ遊びをするやつとスラムでごろごろして気ままに生きてるやつらと俺達。本質は全部いっしょだ。そもそも坊主は俺が賢いと思ってるかもしれないが、本当に賢いならこんな街に住んでない。だからな坊主、助けようなどと驕るなよ。俺達は好き勝手に生きて好き勝手に死ぬ。お前たちの正義と倫理で俺達を犯すな」

 もう、何も言うことはなかった。世界を守る、人を救う。そういう目的で旅をする勇者御一行のはずなのに、そもそも誰も、そんなこと求めてなかった。そんな一行の心の涙の音のように、大きな水の音が背後から聞こえていた。やがてエレベーターの戸が開き、一人の若い組員が駆け寄ってきた。

「親父!」
「どうした」
「やられました! 3人目です! 床屋の男がばらばらにされてました!」
「やれやれ……犯人は相当頭がおかしいな。そもそも、アイスクリーム屋に本屋に床屋って……なにか共通点はないのか?」
「聞き込みましたけど、さっぱりで……」
「ふーむ……あぁ、そうだ坊主。勇者がやりたいなら、この犯人をとっちのめてやってくれよ。それなら俺達も喜んで勇者様を歓迎してやれるさ」

 確かに、それはそれで今しなければならないことには感じる。

「あぁ、そういえば。みなさんに伝えたいことが。ええと、あの黒髪の女の子と小さい子……」
「シズクとリンネか?」
「名前は知りませんけど。その二人、なんかおかしなやつにつけられてましたよ。何か心当たりはありませんか? まぁこの街じゃ、ストーカーなんてそう珍しいものじゃありませんけど」

 ストーカーだって? そういえば……

――ネズミは元々縄張り意識が強くて、別の個体の住処には勝手に入らない。でも、ユニバース25の中期以後は、そんな縄張りを無視して住処に押し入って交尾を求めるストーカーネズミも現れ始めたんだ。

 この街は今、シズクの語ったユニバース25と同様の流れを進んでいる。確かにそういう人間が現れてもおかしくは……いや、待て!

「くそっ! そういうことかよ! エレベーターのスイッチ!」
「あぁ、今俺達が来たところですから。水がたまるまで、しばらく動きませんよ」
「なら階段どこだよ! 今すぐ戻らないと!」
「リク少年、どうした急に」
「お前わからないのかよ優男! アイスクリーム屋、本屋、床屋……全部シズクがこの街に来て話したやつらだ! その頭のおかしいやつの狙いは、シズクだよ!」

 絶望的な事実に気付いた一行の顔から血の気が引く一方、ヒロゾは窓から外を眺めていた。よく、物語内における天気というものは登場人物の心を反映するなどと言われるが、それはあくまで物語の中だけのこと。現実では当然ひとりの感情が天気とリンクすることなどありえない。実際今日のアトランティスの空は雲一つなく透き通った、気持ちの良い晴天だった。その空を見て、ヒロゾはつぶやく。

「あの日も、こんなええおひーさんが出てたわいなぁ」

 水力駆動式エレベーターの水が戻るまで。少なくともあと30分。それから一階までもう15分。シズクの宿までは走って15分。この1時間は、おそらく致命的な1時間になる。
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