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第Be章:幻の古代超科学文明都市アトランティスの都は何故滅びたのか
次回予告(B)
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アトランティスでの戦いを終え、世界一高い山が見つかるまで待つことになるシズク達は、しばしの息抜きを満喫しようと世界一の料理の都、食神都市グーラを訪れる。そこでは異世界最高の料理人達がしのぎを削る大会、食神決戦が行われていた。
「んー……まぁ確かにうまいけど、こんなもんか」
しかし、リクとシズクは世界一飯がうまい国でお馴染みの日本出身。少しだけ期待外れを感じた二人だが、ここで彼等に声をかけたのは、食神決戦の主催者にして、七難の一体、豚玉ループであった。
「ぶーは八苦なんかよりも、人間さん達といっしょに美味しい物が食べたいんだぶー!」
「へぇ、なんだよこのオーク。意外と話がわかるじゃないか。そうだよな! いつだって和平交渉に飯はつきものだ!」
一同に振る舞われる異世界最高級のフルコース。大好物のハンバーグに透き通ったスープを早速たいらげようとするリクなのだが。
「ねぇ、聞きたいんだけど。これ、人間じゃないよね?」
シズクの直感が最悪の事実を見抜く。
「やはり魔物はろくでもない。あなたも倒してみせるよ。あなたの土俵の上でね」
かくしてシズクは食神決戦への参加を表明する。食神決戦の勝者には、豚玉ループが自身が叶えられるものならなんでも願いを叶えてくれるというのだ。魔物は嘘をつかず、契約を決して破らない。これを逆手にとったシズクが豚玉ループに要求した願いは。
「私が勝ったら、その場で自害しろ」
無茶苦茶な提案だがリクは思わず納得する。そう、シズクには無限にラーメンを出すチートがある。グルメ都市東京の行列のできる店のラーメンの味は、異世界の料理の質を遥かに凌駕している。こいつはついに、己のチートで異世界を攻略する方法に至ったのだ。
「なら、参加資格としてお前の大切なものをぶーに預けるぶー!」
「わかった。なら、このチート能力を預ける。こんなの使って勝ちたくないから」
やはりこのバカはどこまで行ってもバカだった。しかし、シズクが自力で作ったラーメンはというと。
「どうかな?」
「微妙」
そうは言ってもこの世界の料理人ならそこそこの現代料理を作れば勝てるはず。そう安心する一同の前に現れたのは。
「料理とは、科学実験であり発明である! かつてわしは、あらゆる金属からネズミのヒゲまで、あらゆる物をフィラメントとして試したことがある。この世界に存在する数多の魔物のあらゆる部位を実際に調理し至った冥界魔物料理こそ、このエジソンが冥界でも王の名を轟かせる最初の発明となるだろう!」
発明王エジソンその人。そして。
「こんなもの食べられないよ。明日また来てくれ。本物を見せてやる」
圧倒的な天才オーラを纏う謎の料理人、テスタメントだった。思わぬ強敵の登場に戸惑う一同。そんな一同の戸惑いをさらに加速させるのは。
「うぉぉおお!! L・O・V・E・ラブリーミャス♡ミャス!」
平和になった地元を離れ、推しのアイドルの世界ツアーの追っかけをしていたギルド魔道士、ポッセスとの再会だった。そんな彼から、神から食材を与えられる迷宮があると聞いた一同は、ダンジョンアタックを開始するのだが……
「この迷宮の神様達、ほんとに食べ物渡す気あるの?」
はたして一同はまともな食べ物を持って帰れるのか? 一方その影で暗躍するのは。
「ひとつアドバイスよ、イルマ。この街を離れるまで、シズクを殺してはいけません」
「口を閉じてください。あなたから根本的にわかり会えないと直感させる不快感がします」
ついに妹シズクに近づく最強の姉シズカ。彼女の目的とは。
「なんぞこれは! 先ほどの料理に比べればこんなものカスだぶー!」
チートを持たない理系もやしが食神決戦で勝利する秘策。それは。
「そうだよ。これこそがチートの力だ」
理系転生B章~何故異世界飯はうまそうに見えるのか~
――Not even FANTASY. I want to get TRUTH. 真実は見えるか?
「チートって真実なのかな」
「使い方次第じゃね?」
「んー……まぁ確かにうまいけど、こんなもんか」
しかし、リクとシズクは世界一飯がうまい国でお馴染みの日本出身。少しだけ期待外れを感じた二人だが、ここで彼等に声をかけたのは、食神決戦の主催者にして、七難の一体、豚玉ループであった。
「ぶーは八苦なんかよりも、人間さん達といっしょに美味しい物が食べたいんだぶー!」
「へぇ、なんだよこのオーク。意外と話がわかるじゃないか。そうだよな! いつだって和平交渉に飯はつきものだ!」
一同に振る舞われる異世界最高級のフルコース。大好物のハンバーグに透き通ったスープを早速たいらげようとするリクなのだが。
「ねぇ、聞きたいんだけど。これ、人間じゃないよね?」
シズクの直感が最悪の事実を見抜く。
「やはり魔物はろくでもない。あなたも倒してみせるよ。あなたの土俵の上でね」
かくしてシズクは食神決戦への参加を表明する。食神決戦の勝者には、豚玉ループが自身が叶えられるものならなんでも願いを叶えてくれるというのだ。魔物は嘘をつかず、契約を決して破らない。これを逆手にとったシズクが豚玉ループに要求した願いは。
「私が勝ったら、その場で自害しろ」
無茶苦茶な提案だがリクは思わず納得する。そう、シズクには無限にラーメンを出すチートがある。グルメ都市東京の行列のできる店のラーメンの味は、異世界の料理の質を遥かに凌駕している。こいつはついに、己のチートで異世界を攻略する方法に至ったのだ。
「なら、参加資格としてお前の大切なものをぶーに預けるぶー!」
「わかった。なら、このチート能力を預ける。こんなの使って勝ちたくないから」
やはりこのバカはどこまで行ってもバカだった。しかし、シズクが自力で作ったラーメンはというと。
「どうかな?」
「微妙」
そうは言ってもこの世界の料理人ならそこそこの現代料理を作れば勝てるはず。そう安心する一同の前に現れたのは。
「料理とは、科学実験であり発明である! かつてわしは、あらゆる金属からネズミのヒゲまで、あらゆる物をフィラメントとして試したことがある。この世界に存在する数多の魔物のあらゆる部位を実際に調理し至った冥界魔物料理こそ、このエジソンが冥界でも王の名を轟かせる最初の発明となるだろう!」
発明王エジソンその人。そして。
「こんなもの食べられないよ。明日また来てくれ。本物を見せてやる」
圧倒的な天才オーラを纏う謎の料理人、テスタメントだった。思わぬ強敵の登場に戸惑う一同。そんな一同の戸惑いをさらに加速させるのは。
「うぉぉおお!! L・O・V・E・ラブリーミャス♡ミャス!」
平和になった地元を離れ、推しのアイドルの世界ツアーの追っかけをしていたギルド魔道士、ポッセスとの再会だった。そんな彼から、神から食材を与えられる迷宮があると聞いた一同は、ダンジョンアタックを開始するのだが……
「この迷宮の神様達、ほんとに食べ物渡す気あるの?」
はたして一同はまともな食べ物を持って帰れるのか? 一方その影で暗躍するのは。
「ひとつアドバイスよ、イルマ。この街を離れるまで、シズクを殺してはいけません」
「口を閉じてください。あなたから根本的にわかり会えないと直感させる不快感がします」
ついに妹シズクに近づく最強の姉シズカ。彼女の目的とは。
「なんぞこれは! 先ほどの料理に比べればこんなものカスだぶー!」
チートを持たない理系もやしが食神決戦で勝利する秘策。それは。
「そうだよ。これこそがチートの力だ」
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「チートって真実なのかな」
「使い方次第じゃね?」
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