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第B章:何故異世界飯はうまそうに見えるのか
伝承と神話/2:壁に耳あり障子にメアリー。歴史の道しるべに気をつけよう。
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一同の進むダンジョンは花崗岩造りとなっている。花崗岩は御影石とも呼ばれる火成岩の一種であり、元はマグマであったと言われている。岩石類の中では最も硬度のバランスが良く古来より建材としての需要も高い。ただし、内部に含まれる様々な結晶体には熱に弱いものが多い。さらに熱膨張率がそれぞれで一定ではないこともあり、単純にこれらの結晶体の耐久力が低下してしまう以上に花崗岩全体としてのひび割れを作る原因にもなってしまい、特に激しい寒暖差は建築素材としては致命的となる。
「こういう石の種類とか、ゲームじゃあんまり気にしないでしょ」
「せいぜい俺のクラフトくらいか? ハンマーで何回叩けば壊れるかとか。まぁそもそも、ほとんどのゲームじゃダンジョンの壁は壊せないからな」
「ゲーム世界でも文化財保護の観点は重要だよね」
「いや、どこの壁も壊せたらダンジョンの仕掛けが無意味になるからだろ」
「うーん、ある意味で現実的。ダイアモンドも夢も砕けない」
ダンジョンの壁を撫でつつ二人は会話を進める。
「それで、どうして急に?」
「いやね。このダンジョンを作った存在のことを考えていてね。確か、神様が食材を与えるために降臨する場所ってことだったよね」
「そうだな。そういう伝承を聞いた」
「あながち伝承じゃないと思うよ。花崗岩は確かに建材として一般的だけど、それをここまでの精度で加工するのは生半可な技術力じゃない」
「そうですわね。自生する植物類から考察するに、少なくとも建築されたのは軽く見積もっても1000年以上は前と予想されますわ。現在の技術でも高度とされる建築を1000年前の時点で実現しているなら、それを作ったのが何者であっても少なくとも人間からすれば神と呼ばれてしまうことは間違いありませんわ」
「その通り。細かいところだけど、いい感じの言い回しをしてくれたね。そう、神は居ないけど、神にしか思えない何者かは存在していた。現在では途絶えた先史文明人か、それとも宇宙人か異次元人か。そして、彼らにとってみれば人類とは、猫のような保護欲求を刺激される愛玩動物か、馬や牛などの産業動物か、豚や鶏のような食用動物か、そのどれで見られていたとしても餌を与えることには必然性がある。私達が動物に与えるものは、まずは食物、次に住処や娯楽などの生活向上手段。ごく一部の暇人だけが知識を与えようとするものの、これはむしろ否定側の意見の方が多くなる。豚が知識を持って、食べないでくださいとか言い出すことの気持ち悪さを私達は既に経験しているからね」
ループのことをそういう目で見ていたのかこいつは。まぁ確かに頷ける話ではある。
「神話における神々も、ほぼすべてがまず食物を与えており、その中のごく一部が生活向上手段を与え、一方で多くが知識を与えることを拒む。人類と動物の関係性は、神々と人類の関係性に等しい。ならば、神々の正体も見えてくるというわけ。実際、スペイン人に滅ぼされたアステカ人は征服者フランシスコ・ピサロを自分たちの崇拝する神、テスカトリポカかケツァルコアトルだと解釈してしまったというしね。だから神はいるよ。でも、それは間違いなく崇高な崇拝対象ではない。傲慢な教師であり、いずれ追いつき競うべきライバルだ。まぁ、豚にそんなこと言われたらまず核兵器使うけど。あながちインド神話の真実とかそういう話なんじゃないかな」
古代のロマンと現実的な愚かさが混ざった話だが、実際核を使おうとしたやつが言うのだからどんな反応すればいいのかよくわからない。
「シスターイルマはどう思う?」
突然理外の外から振られて一瞬呆けるも、少し考えてから口を開く。
「人が神を求めてしまうことを私はよく知っています。絶対的な上位存在に頼り切りたいというのは、本質的に怠け者である人間の本質です。それでも私はシズクさんと同じように、そんな神々の背中は追いかけるべきものであり、いつか競い合い友となるべき相手だと思っていました」
「過去形だね」
「……低俗な存在だと思っていたものに追いかけられる気持ち悪さを感じた後なので」
「なら今はどう思う?」
「そうですね。こんなどこに耳があるかもわからない状況で大声では言いにくいのですが……」
そういって周りを確認してから、シズクの目を見て宣言する。
「神とは絶対にわかり会えない、敵だと思っています」
シズクは少しだけ悲しそうな顔をしたが、すぐに目を軽く伏せ、笑顔を返す。
「その考え方は現実的な事実だと思うよ。でも、それでも口にするべきじゃないね。なにせ、相手はこちらより圧倒的に強い。喧嘩を売ってくる格下は蹂躙されるしかない。だから少なくとも、神の正体がわからないレベルで技術力に差があるなら、私達は神々を崇拝し靴を舐めないといけない。かつて欧米の植民地にされた人々みたいにね。そんな中で彼らから知識と技術を盗み、勝機が見えた時にはじめて敵として独立戦争を行うという流れが意識できないなら、それは無謀であり自殺願望と同じだよ」
はっとイルマの瞳に気付きが灯る。
「神とは競い合うべきと言いつつ、豚が知識を持つことを認められない。神は崇拝するべきだと言いつつ、いつか寝首を掻けとも言う。酷い矛盾でダブルスタンダードにも思うけど、そうじゃない。これはただのポジショントークであり生存戦略論だ。最終的なゴールとなる思想を最初の結論にしてはいけない。状況に応じて少しずつアップデートしないといけないんだよ」
これにリンネが頷く。
「私はこの間詳しく教えていただいた進化論を思い出しましたわ。魚はいずれ地上に上がり人間となるべき存在ですわ。けれど、今魚を陸上に放置すれば数十分で絶命するでしょう。ならばもしも彼らの未来を想像し意思を述べる知性があったとしても、彼らは地上で生活したいと述べるできではないということですの。エラに頼らず、肺とヒレを進化させ、万全な準備を整えてはじめて陸上への進出を考えないといけないのですわ。ただ、進化はすべて偶然でありそこに本人の意思は反映されませんが、神々との戦いへの道は必然であり意思を持つことができる。それが、未来を想像し、嘘を信じることができるようになった人類が進んでいくべき、生物学的な進化とは意味の異なるシンカの道だと思いますわ」
「なんか、あのゲームの進化ってそういう意味のシンカなのかもって思ったな。羽を持たない個体が空を飛ぶことに憧れ未来を信じて育ち、それで羽を持った瞬間に暴虐化するとかさ。まさにメガシンカってやつか」
「メガシンカ?」
「全然関係ないゲームの話だが、それはそれで面白い話だと思うから今度教えてやるよ」
これはシズクも笑顔で頷く。ほぼゲームにノータッチだったシズクが唯一楽しんだ経験のあるゲームなだけのことはある。今更元の世界に未練はほとんどないが、あのまま飛行機が無事東京に到着していればすぐにレジェンズの新作を遊ぶことができたのにというのは数少ない未練のひとつである。メガシンカの真実が知りたかったし、鉄の茨とは違う本物のメカ怪獣の姿が見たかった。予約もしていたのに、本当に悔しい話だ。
「こういう石の種類とか、ゲームじゃあんまり気にしないでしょ」
「せいぜい俺のクラフトくらいか? ハンマーで何回叩けば壊れるかとか。まぁそもそも、ほとんどのゲームじゃダンジョンの壁は壊せないからな」
「ゲーム世界でも文化財保護の観点は重要だよね」
「いや、どこの壁も壊せたらダンジョンの仕掛けが無意味になるからだろ」
「うーん、ある意味で現実的。ダイアモンドも夢も砕けない」
ダンジョンの壁を撫でつつ二人は会話を進める。
「それで、どうして急に?」
「いやね。このダンジョンを作った存在のことを考えていてね。確か、神様が食材を与えるために降臨する場所ってことだったよね」
「そうだな。そういう伝承を聞いた」
「あながち伝承じゃないと思うよ。花崗岩は確かに建材として一般的だけど、それをここまでの精度で加工するのは生半可な技術力じゃない」
「そうですわね。自生する植物類から考察するに、少なくとも建築されたのは軽く見積もっても1000年以上は前と予想されますわ。現在の技術でも高度とされる建築を1000年前の時点で実現しているなら、それを作ったのが何者であっても少なくとも人間からすれば神と呼ばれてしまうことは間違いありませんわ」
「その通り。細かいところだけど、いい感じの言い回しをしてくれたね。そう、神は居ないけど、神にしか思えない何者かは存在していた。現在では途絶えた先史文明人か、それとも宇宙人か異次元人か。そして、彼らにとってみれば人類とは、猫のような保護欲求を刺激される愛玩動物か、馬や牛などの産業動物か、豚や鶏のような食用動物か、そのどれで見られていたとしても餌を与えることには必然性がある。私達が動物に与えるものは、まずは食物、次に住処や娯楽などの生活向上手段。ごく一部の暇人だけが知識を与えようとするものの、これはむしろ否定側の意見の方が多くなる。豚が知識を持って、食べないでくださいとか言い出すことの気持ち悪さを私達は既に経験しているからね」
ループのことをそういう目で見ていたのかこいつは。まぁ確かに頷ける話ではある。
「神話における神々も、ほぼすべてがまず食物を与えており、その中のごく一部が生活向上手段を与え、一方で多くが知識を与えることを拒む。人類と動物の関係性は、神々と人類の関係性に等しい。ならば、神々の正体も見えてくるというわけ。実際、スペイン人に滅ぼされたアステカ人は征服者フランシスコ・ピサロを自分たちの崇拝する神、テスカトリポカかケツァルコアトルだと解釈してしまったというしね。だから神はいるよ。でも、それは間違いなく崇高な崇拝対象ではない。傲慢な教師であり、いずれ追いつき競うべきライバルだ。まぁ、豚にそんなこと言われたらまず核兵器使うけど。あながちインド神話の真実とかそういう話なんじゃないかな」
古代のロマンと現実的な愚かさが混ざった話だが、実際核を使おうとしたやつが言うのだからどんな反応すればいいのかよくわからない。
「シスターイルマはどう思う?」
突然理外の外から振られて一瞬呆けるも、少し考えてから口を開く。
「人が神を求めてしまうことを私はよく知っています。絶対的な上位存在に頼り切りたいというのは、本質的に怠け者である人間の本質です。それでも私はシズクさんと同じように、そんな神々の背中は追いかけるべきものであり、いつか競い合い友となるべき相手だと思っていました」
「過去形だね」
「……低俗な存在だと思っていたものに追いかけられる気持ち悪さを感じた後なので」
「なら今はどう思う?」
「そうですね。こんなどこに耳があるかもわからない状況で大声では言いにくいのですが……」
そういって周りを確認してから、シズクの目を見て宣言する。
「神とは絶対にわかり会えない、敵だと思っています」
シズクは少しだけ悲しそうな顔をしたが、すぐに目を軽く伏せ、笑顔を返す。
「その考え方は現実的な事実だと思うよ。でも、それでも口にするべきじゃないね。なにせ、相手はこちらより圧倒的に強い。喧嘩を売ってくる格下は蹂躙されるしかない。だから少なくとも、神の正体がわからないレベルで技術力に差があるなら、私達は神々を崇拝し靴を舐めないといけない。かつて欧米の植民地にされた人々みたいにね。そんな中で彼らから知識と技術を盗み、勝機が見えた時にはじめて敵として独立戦争を行うという流れが意識できないなら、それは無謀であり自殺願望と同じだよ」
はっとイルマの瞳に気付きが灯る。
「神とは競い合うべきと言いつつ、豚が知識を持つことを認められない。神は崇拝するべきだと言いつつ、いつか寝首を掻けとも言う。酷い矛盾でダブルスタンダードにも思うけど、そうじゃない。これはただのポジショントークであり生存戦略論だ。最終的なゴールとなる思想を最初の結論にしてはいけない。状況に応じて少しずつアップデートしないといけないんだよ」
これにリンネが頷く。
「私はこの間詳しく教えていただいた進化論を思い出しましたわ。魚はいずれ地上に上がり人間となるべき存在ですわ。けれど、今魚を陸上に放置すれば数十分で絶命するでしょう。ならばもしも彼らの未来を想像し意思を述べる知性があったとしても、彼らは地上で生活したいと述べるできではないということですの。エラに頼らず、肺とヒレを進化させ、万全な準備を整えてはじめて陸上への進出を考えないといけないのですわ。ただ、進化はすべて偶然でありそこに本人の意思は反映されませんが、神々との戦いへの道は必然であり意思を持つことができる。それが、未来を想像し、嘘を信じることができるようになった人類が進んでいくべき、生物学的な進化とは意味の異なるシンカの道だと思いますわ」
「なんか、あのゲームの進化ってそういう意味のシンカなのかもって思ったな。羽を持たない個体が空を飛ぶことに憧れ未来を信じて育ち、それで羽を持った瞬間に暴虐化するとかさ。まさにメガシンカってやつか」
「メガシンカ?」
「全然関係ないゲームの話だが、それはそれで面白い話だと思うから今度教えてやるよ」
これはシズクも笑顔で頷く。ほぼゲームにノータッチだったシズクが唯一楽しんだ経験のあるゲームなだけのことはある。今更元の世界に未練はほとんどないが、あのまま飛行機が無事東京に到着していればすぐにレジェンズの新作を遊ぶことができたのにというのは数少ない未練のひとつである。メガシンカの真実が知りたかったし、鉄の茨とは違う本物のメカ怪獣の姿が見たかった。予約もしていたのに、本当に悔しい話だ。
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