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第B章:何故異世界飯はうまそうに見えるのか
出荷/1:親の言いなりでする見合い結婚が意外にも円満な家庭を作ってきた歴史はおそらく男女格差以外の理由がある
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主催であるループと、観客たちの思うところはさておき、当のテスタメント本人が結果を否定する発言をしなかった以上、やり直しは否定された。かくして大会は終了し、表彰式に移る。例年ではここでループにより優勝者に賞品が渡されることになっている。壇上で待つループの表情は空虚である。これが本当の「明日にはお肉屋さんに並ぶことになる養豚場の豚の顔」というものなのだろう。
「そういえば、今回の優勝者は何を望んだんだ?」
それを含めて観客たちはこの表彰式も含めて食神決戦という祭りを楽しみにしている。改めて壇上に呼ばれたシズクと仲間たちはループの顔を見てにこりと微笑んだ後に、会場の一同に向けて言葉を放つ。
「私が要求したのは、この大会の主催者、豚玉ループの命だよ」
数秒の静寂。それはすぐにざわめきに変わる。
「そ、それって、ループ様がここで殺されるって……」
「そんな! ループ様は何もされていないのに、かわいそうだろう!」
「それなら次の食神決戦はどうなる!?」
このまま行けば観客が暴徒となってなだれ込むようなムードが昂る中、シズクは改めてその理由を語る。
「魔王が世界を滅ぼそうとする存在であることは常識。なのに、今の魔王はそれを忘れているかのように思える。でも、実のところ人間の流通を掌握するというやり方は、直接軍を率いる以上に効率的に人類を滅ぼす方法に繋がっている。実際問題、人間はもう食料や資源の生産を放棄しつつある。これから数百年もすればその方法は忘れられる。その頃になって魔王がはしごを外せば、確実に大量の人間が死ぬ。そうしたら後は残りを軽く捻ってやればいい。軍や騎士団もどんどん解体されていっているご時世だしね。でも、この話を聞いてこう思う人もいるはず。悠長すぎるのではないか。そもそも、その過程で人間の社会が発展してしまうのではないか、と。そう思ったのは魔王配下の力を持った魔物たちも同じだった。そして彼らは、独自の方法で人類を根絶しようと動き出す。それらは一見すると平和を目指すように見えたり、そもそも直接的に人間に攻撃しているようには見えないもの。だけど最終的にはどれも人類の根絶に繋がっている。ループもそんな目論見で動いていた。彼が目指したものは、新型ウィルスの蔓延によるパンデミックだね。食文化を奨励し、人間が新しい動物や魔物を狩るように仕向ける。そして人間にとって致命的なウィルスを媒介している存在を、人間自らの手で探せようとしたということ」
その言葉はすべてが嘘には思えない。なにせ昨日まで自分たちの街はロックダウンにあったのだ。その苦痛はすぐには忘れられない。
「勘違いしてはいけない。確かに人間の生活は便利で豊かになっている。それでも、この世界の魔王が、ずっと人間を滅ぼそうとしてきたことは事実。その行動理念は、感情由来でもなければ、何か目的を伴った理知的なものでもない。ただ、『そういうもの』なんだよね。だからこそ、魔物を、魔王を信頼してはいけない。結局のところ、彼らは人類の敵であり、滅ぼさなければならない存在であることは忘れてはいけない。だから私はループの命を求めた。人間世界救う勇者として、魔物を、そして、魔王を滅ぼす旅におけるひとつのクエストとして」
確かに、確かにそうなのだろう。ただそれでも、感情はそう簡単な納得を拒絶する。
「そうかもしれない……そうかもしれないけど、ループ様は!」
「そうだ! ループ様は優しく、かわいらしく、そして素晴らしい方だ!」
その声にシズクが冷徹な目で返す。
「それが、演技、作られた仮面だとしても?」
その迫力は一瞬だけ言葉を消す。しかし観客達は続ける。「それでも」と。ざわめく大観衆を前に、シズクはため息を挟んでから続ける。
「そうだね。でもね、仮に私の言う通り彼の行動がすべて演技であったとしても、だから彼が今も悪党なのかと言うことには私も疑問を覚える」
ぴくりとイルマの肩が動き、一歩前に足を踏み込む。そこで横から伸びた手が彼女を抑えた。きっ、とバカの顔を睨みつけるも、彼は顎をくいっとシズクに振る。
「何かをはじめる時、形から入るというのは悪くない。その状況にふさわしい衣装、ふさわしい振る舞い、ふさわしい言葉は、いずれ人を本物に変える。こんな話もあるらしいね。結婚相手は誰でもいい。とりあえず好きだと言ってラブラブになっておけば、そのうち本当にラブラブになれる。むしろそういう付き合いの方が、恋が燃え上がった後の結婚よりも長続きする、みたいな。見合い結婚って悪くない文化なのかな。さておき。彼が人間にとって優しい行動を取り続け、ただのグルメな豚を演じ続けてきたことは、結果としてそれを本物にしてしまったんじゃないかな、と。その証拠に、成功仕掛けた新型ウィルスによるパンデミックを、彼は自身の手で鎮圧した。その理由が、美味しいご飯を食べることと、今日の大会であったことは彼自身の口から私も聞いた。つまりね、私はループを殺すためにここに居るんだけど……ループ、もう死んでるっぽいんだよね」
「それはっ!」
思わず叫ぶイルマをリクが羽交い締めにする光景を笑って流し、改めてシズクはループに振り返って宣言する。
「欲しいものはもうない。次回以降の大会も楽しみにしてるよ」
「シズクさんっ!」
羽交い締めにされながらも放たれた魔法が、シズクを焼き尽くし、片腕一本を残して消滅した。直後、何事もなかったかのように現れたシズクがその片腕を拾い上げ、ぽんとイルマの頭に手をおいてから片腕を差し出した。
「……待つブー……いや、待ってくださいブー!」
膨れるイルマをなだめつつ壇上を去ろうとするシズクをループが呼び止める。
「みんな……ごめんブー! 執事!」
「はい、ループ様」
「最後の命令ブー! 群れ、任せたブー!」
「かしこまりました」
そうしてあっさりと権力の継承は完了し。
「ブーもついてくブー! ブーも、魔王を倒すブー!」
改めて、豚玉ループは予定通り出荷されたのだった、が。
「え? そんなこと言われても普通に困るけど」
「そんなー!」
「そういえば、今回の優勝者は何を望んだんだ?」
それを含めて観客たちはこの表彰式も含めて食神決戦という祭りを楽しみにしている。改めて壇上に呼ばれたシズクと仲間たちはループの顔を見てにこりと微笑んだ後に、会場の一同に向けて言葉を放つ。
「私が要求したのは、この大会の主催者、豚玉ループの命だよ」
数秒の静寂。それはすぐにざわめきに変わる。
「そ、それって、ループ様がここで殺されるって……」
「そんな! ループ様は何もされていないのに、かわいそうだろう!」
「それなら次の食神決戦はどうなる!?」
このまま行けば観客が暴徒となってなだれ込むようなムードが昂る中、シズクは改めてその理由を語る。
「魔王が世界を滅ぼそうとする存在であることは常識。なのに、今の魔王はそれを忘れているかのように思える。でも、実のところ人間の流通を掌握するというやり方は、直接軍を率いる以上に効率的に人類を滅ぼす方法に繋がっている。実際問題、人間はもう食料や資源の生産を放棄しつつある。これから数百年もすればその方法は忘れられる。その頃になって魔王がはしごを外せば、確実に大量の人間が死ぬ。そうしたら後は残りを軽く捻ってやればいい。軍や騎士団もどんどん解体されていっているご時世だしね。でも、この話を聞いてこう思う人もいるはず。悠長すぎるのではないか。そもそも、その過程で人間の社会が発展してしまうのではないか、と。そう思ったのは魔王配下の力を持った魔物たちも同じだった。そして彼らは、独自の方法で人類を根絶しようと動き出す。それらは一見すると平和を目指すように見えたり、そもそも直接的に人間に攻撃しているようには見えないもの。だけど最終的にはどれも人類の根絶に繋がっている。ループもそんな目論見で動いていた。彼が目指したものは、新型ウィルスの蔓延によるパンデミックだね。食文化を奨励し、人間が新しい動物や魔物を狩るように仕向ける。そして人間にとって致命的なウィルスを媒介している存在を、人間自らの手で探せようとしたということ」
その言葉はすべてが嘘には思えない。なにせ昨日まで自分たちの街はロックダウンにあったのだ。その苦痛はすぐには忘れられない。
「勘違いしてはいけない。確かに人間の生活は便利で豊かになっている。それでも、この世界の魔王が、ずっと人間を滅ぼそうとしてきたことは事実。その行動理念は、感情由来でもなければ、何か目的を伴った理知的なものでもない。ただ、『そういうもの』なんだよね。だからこそ、魔物を、魔王を信頼してはいけない。結局のところ、彼らは人類の敵であり、滅ぼさなければならない存在であることは忘れてはいけない。だから私はループの命を求めた。人間世界救う勇者として、魔物を、そして、魔王を滅ぼす旅におけるひとつのクエストとして」
確かに、確かにそうなのだろう。ただそれでも、感情はそう簡単な納得を拒絶する。
「そうかもしれない……そうかもしれないけど、ループ様は!」
「そうだ! ループ様は優しく、かわいらしく、そして素晴らしい方だ!」
その声にシズクが冷徹な目で返す。
「それが、演技、作られた仮面だとしても?」
その迫力は一瞬だけ言葉を消す。しかし観客達は続ける。「それでも」と。ざわめく大観衆を前に、シズクはため息を挟んでから続ける。
「そうだね。でもね、仮に私の言う通り彼の行動がすべて演技であったとしても、だから彼が今も悪党なのかと言うことには私も疑問を覚える」
ぴくりとイルマの肩が動き、一歩前に足を踏み込む。そこで横から伸びた手が彼女を抑えた。きっ、とバカの顔を睨みつけるも、彼は顎をくいっとシズクに振る。
「何かをはじめる時、形から入るというのは悪くない。その状況にふさわしい衣装、ふさわしい振る舞い、ふさわしい言葉は、いずれ人を本物に変える。こんな話もあるらしいね。結婚相手は誰でもいい。とりあえず好きだと言ってラブラブになっておけば、そのうち本当にラブラブになれる。むしろそういう付き合いの方が、恋が燃え上がった後の結婚よりも長続きする、みたいな。見合い結婚って悪くない文化なのかな。さておき。彼が人間にとって優しい行動を取り続け、ただのグルメな豚を演じ続けてきたことは、結果としてそれを本物にしてしまったんじゃないかな、と。その証拠に、成功仕掛けた新型ウィルスによるパンデミックを、彼は自身の手で鎮圧した。その理由が、美味しいご飯を食べることと、今日の大会であったことは彼自身の口から私も聞いた。つまりね、私はループを殺すためにここに居るんだけど……ループ、もう死んでるっぽいんだよね」
「それはっ!」
思わず叫ぶイルマをリクが羽交い締めにする光景を笑って流し、改めてシズクはループに振り返って宣言する。
「欲しいものはもうない。次回以降の大会も楽しみにしてるよ」
「シズクさんっ!」
羽交い締めにされながらも放たれた魔法が、シズクを焼き尽くし、片腕一本を残して消滅した。直後、何事もなかったかのように現れたシズクがその片腕を拾い上げ、ぽんとイルマの頭に手をおいてから片腕を差し出した。
「……待つブー……いや、待ってくださいブー!」
膨れるイルマをなだめつつ壇上を去ろうとするシズクをループが呼び止める。
「みんな……ごめんブー! 執事!」
「はい、ループ様」
「最後の命令ブー! 群れ、任せたブー!」
「かしこまりました」
そうしてあっさりと権力の継承は完了し。
「ブーもついてくブー! ブーも、魔王を倒すブー!」
改めて、豚玉ループは予定通り出荷されたのだった、が。
「え? そんなこと言われても普通に困るけど」
「そんなー!」
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