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12機目 A6戦闘機
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「えっと、私を誘導してくれたのはあなた……なのですか?」
アイリス中佐が医務室から去った後、ツバキはこちらに向かって問いかける。
「いや、誘導したのも、炎に包まれた戦闘機から君を助け出したのもこいつなんだ」
そう言って俺はテオを指した。
「そうだったのですか、あなたが……あなたが私を助けてくれたんですね」
ツバキはうつむくとふるふると肩を震わせる。
「ありがとうございます。あなたが見つけてくれなかったら私は今頃墜落して海の藻屑になっていたかもしれません」
本当に、本当にありがとう。
涙ながらに感謝の言葉を述べる。
「そんな、お礼なんて……僕はどうしても助けたいって思ったから当然のことをしただけで……」
テオは何やらごにょごにょと気恥ずかしそうにしている。
「あの、あなたたちのお名前をお聞きしてもいいですか?」
そういえばまだ名乗っていなかったな。
「俺はクリス、クリス・ユンカース」
「……私はニーナ・メッサーシュミット。よろしく……ツバキ」
「ぼ、僕はテオ・ドブルホフ。よろしくね」
各々が名前を名乗る。
「クリスさん、ニーナさん、テオさん、しばらくの間よろしくお願いします」
彼女は恭しく頭を下げた。
その後も会話をしばらく続けていると不意に服の裾が引っ張られる。
「……じゃあ私とクリスはこれで、お大事に。ツバキ」
「うぉっ、じゃあな。また様子を見に来るから」
「はい、わざわざありがとうございました」
ニーナは俺を引っ張ったまま医務室を出る。
「どうしたんだ突然」
「……私たちはあそこに長居するべきではない。今は2人だけにしてあげたほうがいい」
ニーナに促され、医務室をそっと覗く。
あわあわしながら話し続けるテオとそれを楽しそうに見つめながら相槌を打っているツバキ。
なんだか見ていてとても微笑ましくなる光景だった。
「確かに、テオたちの邪魔はできないな」
ニーナが2人きりにしてあげようとするのもわかる。
「他人の恋路を邪魔するとなんとやらってか」
俺とニーナは馬に蹴られてしまう前に退散することにした。
『にしても桜国か、懐かしいなぁ』
夕日が輝く空の中、哨戒任務の為に飛んでいるとアリサがふと呟く。
『桜国に行ったことがあるんですか?』
『まあね、留学?みたいな感じで昔1年位居たことがあったのよ』
桜国に留学ねぇ、桜国には熟練のパイロットが多いと聞くから学ぶことも多いのだろう。
『もしかしてあの格闘戦術も桜国で学んだんですか?』
『ご名答、まあ学んだって言うよりかは見て盗んだって感じかな』
それは直接学ぶより難しくないか?
『どんな国なんですか?』
『小さな島国かな、四方を海に囲まれてるから海軍の規模が大きいんだよね』
島国か、ローザみたいな感じかな。
『私が居たのも海軍で空母の発着艦訓練とかよくやったわ』
『冬はコルンブルーメより過ごしやすかったけど夏はジメジメして最悪だったなぁ』
『湿度が高いんですか、こちらでは到底考えられないですね』
『食事は美味しかったかな、ライ麦パンよりは断然良かったよ』
ライ麦パンは俺もあまり好きではない。
『よーかん?って食べ物が一番美味しかったよ』
余程美味しかったのだろう、アリサのテンションが一気に上がる。
『また行きたいな、桜国』
『それはよーかんが食べたいからですか?』
『へへ、まあね』
アリサが笑う。
『いつか連れて行ってあげますよ』
『ホント? 約束だかんね』
飛行場に帰投するまでアリサは終始ご機嫌だった。
「お、帰ってきたな。クリス、お前これから暇だよな? ちょっと付き合え」
飛行場に戻ってくるなりララに呼び出される。
「なんの用件ですか?」
「手伝ってほしい事があってな」
後をついていくとアリサの試作機が置いてある格納庫が見えてきた。
「例の試作機の修理ですか?」
「いや、今回はそっちじゃない。手伝ってもらいたいのはもう片方の方だ」
もう片方? そういえばあの格納庫には試作機以外にもう一つ戦闘機があった気がする。
ララが格納庫の扉を開ける。
前回来たときにオーバーホールされていたエンジンは綺麗に組みあがっている。
修理は少しづつではあるが進んでいるようだった。
「こっちの整備を手伝ってもらいたくてな」
戦闘機にかかった布を一気に取り去る。
そこには桜模様の入ったA6戦闘機の姿があった。
「どうしたんですかこれ?」
ここにあるはずのない物を見て思わず驚きの声を上げる。
「こいつは桜国から技術交換の一環で送られてきた戦闘機なんだ」
戦闘機に手を当てながララは答える。
「何年か前から海軍が国内初の空母を建造しているのは知っているか?」
「話だけなら聞いたことあります。2隻建造予定の大型空母ですよね」
艦載機とパイロットの所属で空軍とかなり揉めたとかなんとか。
「そうだ、上層部がその空母に載せる用の戦闘機、いわゆる艦上戦闘機ってやつに航続距離の長い戦闘機を欲しがってな、潜水艦と引き換えに試験用で持ってきたんだそうだ」
ララはA6の機体を撫でる。
「だがこいつは馬力が低すぎた。低馬力のエンジンに極限まで軽量化された機体、航続距離の長さや格闘性能の高さはその他の性能との引き換えだったんだよ」
「試験結果を見た上層部連中がお気に召すはずもなく、こいつはスクラップになりそうだったんだ。それをあたしがもらい受けてきたってわけさ」
なるほど、しかし試作機を勝手に回収してきたり試験機をもらってきたりとこの人は一体何者なんだろうか。
「でもなんかこのA6おかしくないですか? 形がいびつというか」
目の前にある戦闘機はエンジンが妙に大きい。
そのせいでひどく不格好に見える。
「ああ、これか。これはな、41式戦闘機A型と同じエンジンに換装してあるんだ。元のエンジンが小さかったからかなり苦労したぞ」
相当な自信作らしく得意げに答える。
「馬力が上がったから機体も強化してあるぞ」
「でもそれじゃあせっかくの航続距離が台無しになりませんか?」
重量はかなり増えただろう。
高馬力のエンジンなこともあって燃費もだいぶ悪化しそうなものである。
「確かに航続距離は落ちたがそれでも普通の戦闘機よりは長いぞ。それに格闘性能はそのままだ」
「それは相当なものですね……」
ララの技術力の高さに舌を巻く。
「で、どうしてまた突然こいつの整備をしようと思ったんですか?」
「それはあの桜国の娘……ツバキといったか、あいつの為だ。ツバキの乗っていたA6はもう修復不能だからな。もし海軍に救援をもらえたとしても自分の戦闘機がないと困るだろう」
「それにこいつはあたしが趣味で改造する為だけに引き取ったものだからな、格納庫でずっと眠っているよりは空を舞っていた方がいいに決まっている」
機体を小突きながらニカッと笑う。
「じゃあ俺なんかじゃなくて貴方の部下に手伝ってもらった方が良かったんじゃないですか?」
素人同然の俺より断然ましだろう。
「あいつらはあいつらの仕事があんだよ。あたしの趣味には付き合わせられない。その分お前なら暇だし丁度いいだろ」
最初に暇か聞いてきたのはそういうことだったのか……この調子だとアイリス中佐にも話を通してあるみたいだし手伝うほかないか。
「それじゃあ整備に取り掛かるぞ」
工具を掴み、ララは俺に指示を出す。
作業は結局深夜まで続いた。
アイリス中佐が医務室から去った後、ツバキはこちらに向かって問いかける。
「いや、誘導したのも、炎に包まれた戦闘機から君を助け出したのもこいつなんだ」
そう言って俺はテオを指した。
「そうだったのですか、あなたが……あなたが私を助けてくれたんですね」
ツバキはうつむくとふるふると肩を震わせる。
「ありがとうございます。あなたが見つけてくれなかったら私は今頃墜落して海の藻屑になっていたかもしれません」
本当に、本当にありがとう。
涙ながらに感謝の言葉を述べる。
「そんな、お礼なんて……僕はどうしても助けたいって思ったから当然のことをしただけで……」
テオは何やらごにょごにょと気恥ずかしそうにしている。
「あの、あなたたちのお名前をお聞きしてもいいですか?」
そういえばまだ名乗っていなかったな。
「俺はクリス、クリス・ユンカース」
「……私はニーナ・メッサーシュミット。よろしく……ツバキ」
「ぼ、僕はテオ・ドブルホフ。よろしくね」
各々が名前を名乗る。
「クリスさん、ニーナさん、テオさん、しばらくの間よろしくお願いします」
彼女は恭しく頭を下げた。
その後も会話をしばらく続けていると不意に服の裾が引っ張られる。
「……じゃあ私とクリスはこれで、お大事に。ツバキ」
「うぉっ、じゃあな。また様子を見に来るから」
「はい、わざわざありがとうございました」
ニーナは俺を引っ張ったまま医務室を出る。
「どうしたんだ突然」
「……私たちはあそこに長居するべきではない。今は2人だけにしてあげたほうがいい」
ニーナに促され、医務室をそっと覗く。
あわあわしながら話し続けるテオとそれを楽しそうに見つめながら相槌を打っているツバキ。
なんだか見ていてとても微笑ましくなる光景だった。
「確かに、テオたちの邪魔はできないな」
ニーナが2人きりにしてあげようとするのもわかる。
「他人の恋路を邪魔するとなんとやらってか」
俺とニーナは馬に蹴られてしまう前に退散することにした。
『にしても桜国か、懐かしいなぁ』
夕日が輝く空の中、哨戒任務の為に飛んでいるとアリサがふと呟く。
『桜国に行ったことがあるんですか?』
『まあね、留学?みたいな感じで昔1年位居たことがあったのよ』
桜国に留学ねぇ、桜国には熟練のパイロットが多いと聞くから学ぶことも多いのだろう。
『もしかしてあの格闘戦術も桜国で学んだんですか?』
『ご名答、まあ学んだって言うよりかは見て盗んだって感じかな』
それは直接学ぶより難しくないか?
『どんな国なんですか?』
『小さな島国かな、四方を海に囲まれてるから海軍の規模が大きいんだよね』
島国か、ローザみたいな感じかな。
『私が居たのも海軍で空母の発着艦訓練とかよくやったわ』
『冬はコルンブルーメより過ごしやすかったけど夏はジメジメして最悪だったなぁ』
『湿度が高いんですか、こちらでは到底考えられないですね』
『食事は美味しかったかな、ライ麦パンよりは断然良かったよ』
ライ麦パンは俺もあまり好きではない。
『よーかん?って食べ物が一番美味しかったよ』
余程美味しかったのだろう、アリサのテンションが一気に上がる。
『また行きたいな、桜国』
『それはよーかんが食べたいからですか?』
『へへ、まあね』
アリサが笑う。
『いつか連れて行ってあげますよ』
『ホント? 約束だかんね』
飛行場に帰投するまでアリサは終始ご機嫌だった。
「お、帰ってきたな。クリス、お前これから暇だよな? ちょっと付き合え」
飛行場に戻ってくるなりララに呼び出される。
「なんの用件ですか?」
「手伝ってほしい事があってな」
後をついていくとアリサの試作機が置いてある格納庫が見えてきた。
「例の試作機の修理ですか?」
「いや、今回はそっちじゃない。手伝ってもらいたいのはもう片方の方だ」
もう片方? そういえばあの格納庫には試作機以外にもう一つ戦闘機があった気がする。
ララが格納庫の扉を開ける。
前回来たときにオーバーホールされていたエンジンは綺麗に組みあがっている。
修理は少しづつではあるが進んでいるようだった。
「こっちの整備を手伝ってもらいたくてな」
戦闘機にかかった布を一気に取り去る。
そこには桜模様の入ったA6戦闘機の姿があった。
「どうしたんですかこれ?」
ここにあるはずのない物を見て思わず驚きの声を上げる。
「こいつは桜国から技術交換の一環で送られてきた戦闘機なんだ」
戦闘機に手を当てながララは答える。
「何年か前から海軍が国内初の空母を建造しているのは知っているか?」
「話だけなら聞いたことあります。2隻建造予定の大型空母ですよね」
艦載機とパイロットの所属で空軍とかなり揉めたとかなんとか。
「そうだ、上層部がその空母に載せる用の戦闘機、いわゆる艦上戦闘機ってやつに航続距離の長い戦闘機を欲しがってな、潜水艦と引き換えに試験用で持ってきたんだそうだ」
ララはA6の機体を撫でる。
「だがこいつは馬力が低すぎた。低馬力のエンジンに極限まで軽量化された機体、航続距離の長さや格闘性能の高さはその他の性能との引き換えだったんだよ」
「試験結果を見た上層部連中がお気に召すはずもなく、こいつはスクラップになりそうだったんだ。それをあたしがもらい受けてきたってわけさ」
なるほど、しかし試作機を勝手に回収してきたり試験機をもらってきたりとこの人は一体何者なんだろうか。
「でもなんかこのA6おかしくないですか? 形がいびつというか」
目の前にある戦闘機はエンジンが妙に大きい。
そのせいでひどく不格好に見える。
「ああ、これか。これはな、41式戦闘機A型と同じエンジンに換装してあるんだ。元のエンジンが小さかったからかなり苦労したぞ」
相当な自信作らしく得意げに答える。
「馬力が上がったから機体も強化してあるぞ」
「でもそれじゃあせっかくの航続距離が台無しになりませんか?」
重量はかなり増えただろう。
高馬力のエンジンなこともあって燃費もだいぶ悪化しそうなものである。
「確かに航続距離は落ちたがそれでも普通の戦闘機よりは長いぞ。それに格闘性能はそのままだ」
「それは相当なものですね……」
ララの技術力の高さに舌を巻く。
「で、どうしてまた突然こいつの整備をしようと思ったんですか?」
「それはあの桜国の娘……ツバキといったか、あいつの為だ。ツバキの乗っていたA6はもう修復不能だからな。もし海軍に救援をもらえたとしても自分の戦闘機がないと困るだろう」
「それにこいつはあたしが趣味で改造する為だけに引き取ったものだからな、格納庫でずっと眠っているよりは空を舞っていた方がいいに決まっている」
機体を小突きながらニカッと笑う。
「じゃあ俺なんかじゃなくて貴方の部下に手伝ってもらった方が良かったんじゃないですか?」
素人同然の俺より断然ましだろう。
「あいつらはあいつらの仕事があんだよ。あたしの趣味には付き合わせられない。その分お前なら暇だし丁度いいだろ」
最初に暇か聞いてきたのはそういうことだったのか……この調子だとアイリス中佐にも話を通してあるみたいだし手伝うほかないか。
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