108 / 397
第二部 新たなる旅立ち
第二十五話 誰かを想う気持ち
しおりを挟む
「あ! 見つけたわ姉さん! ちょっとビビアン! 一人だけ逃げるなんてズルいわよ!」
俺の仲間達とビビアンがにらみ合っている一触即発現場に、突然元気な声が聞こえてきた。
そこに現れたのは超セクシーな恰好をしている、エロイおねぇさんこと、ミーニャ。
そして以前ヒルダームで会った、俺のおかずリストに加えられた占い師マネア。
「あ、ミーニャ! マネア! 待ってて、すぐ終わらせるわ。」
「うふふ、お仲間がきたようですわね。これで三体三ですわ。」
イーゼはなぜか余裕だ。
「え? なにこれ……まさか……ビビアン! アンタなにやってんのよ。」
「何って、サクセスにくっついた害虫を駆除しようとしてるだけだわ。」
「害虫って……あちゃーー。もう会っちゃったかぁ。とりあえずビビアン、今はやめておきなさい。」
「なんでよ? 虫は早い内に駆除しないと増えちゃって、周りの野菜が全部だめになるってサクセスも言っていたわ。」
おい、それは畑の話だろ!
つうか、流石に俺の仲間を虫扱いは聞き捨てならないな。
例えビビアンでもそれは許さないぞ。
「なぁ、ビビアン。さっきから聞いていれば俺の大切な仲間を虫扱いってどういう事だよ? 流石にそれは俺もスルーできないぞ?」
「何よ! サクセスが言ったんじゃない。虫は……」
「だから虫じゃねぇって言ってんだろ! 二度言わせるなよ。ビビアン!」
俺はついに怒ってしまった。
俺の気迫にビビアンは顔が青ざめる。
「ビビアン様。何があったかまではわかりませんが、サクセスさんのおっしゃることは間違っておりませんよ。」
マネアがビビアンの肩にそっと手を置く。
「だって……だって折角会えたのに……やっと会えたのに……。」
ビビアンは泣きそうな顔をして下を向いた。
「俺もビビアンに会いたかったし、会えて嬉しいよ。だけどな、いきなり自分の大切な仲間が酷い事言われたら俺だって怒るさ。とりあえず、今日はダメだ。俺はそんなビビアンとは話したくない。」
俺は怒っている。
ビビアンの事は好きだがこれはない。
言っていい事と悪い事がある。
それくらいはわかってほしい。
「サクセス君。それはちょっと言い過ぎじゃないかしら? ビビアンはずっとサクセス君の事を想い続けて探していたのよ。どれだけビビアンが心配していたと思うの? そこのところを少しくんでくれないかしら?」
ミーニャが俺の言葉に少し怒った。
でも俺はそれでもあの言葉は許せはしない。
「いいの、ミーニャ。今回はアタシが悪いわ。ごめんね、サクセス。そうよね、アタシだってミーニャ達が馬鹿にされたら怒るわ。でもね、これだけははっきり言わせてもらうわ。サクセスは誰にも渡さないから! あなた達よりもアタシの方がずっとサクセスと一緒にいたんだからね。」
ビビアンが力強い目で仲間達を睨んで言った。
「ふふふ、時間よりも濃さが重要ですわ。わかりましたわ、またいずれゆっくりとお話しましょう。」
「アタイもサクセスについては引けないわ。いつでも勝負するわよ。」
ビビアンの言葉にイーゼとリーチュンが答えた。
「望むところよ。まぁ今日はいいわ。サクセスも疲れているだろうし、諦めるわ。でも必ず会いにいくからね、サクセス。」
ビビアンにしては珍しく引きが早いな。
そう言えば、さっき俺を心配して探し回っていたって……。
あぁ……そうか。
そうだよな。ビビアンなら心配するよな。
俺もちょっと言い過ぎたか……。
「あぁ、ちゃんと落ち着いたらゆっくり二人で話そう。俺もこんな形でないなら、ビビアンと話がしたいよ。あと……心配してくれて、そして俺の事を探してくれてありがとな。じゃあ、また会おう。」
俺の言葉にビビアンの頬が赤く染まる。
今度ゆっくり話せる時が来たら、心配かけた事をちゃんと謝ろう。
そして、ありがとうって言わなきゃな。
また会う事を告げた俺は、仲間達を連れてビビアンから離れて行くのだった。
【ビビアン側】
一方ビビアン達はまだその場で立ち止まっている。
ビビアンが動こうとしないのだ。
「もう! ビビアンったら! いきなり来てみればって……え? どうしたの!?」
ビビアンは立ったまま泣いていた。
瞳から大粒の涙がとめどなく、流れ落ちていく。
「あんなのって……あんなのってないわ! だって……だって……折角会えたのに……。おかしいよ! こんなのおかしいよ!」
ビビアンはこれまでずっと我慢していた。
サクセスを心配するあまり、毎日胸が張り裂けるような痛みに耐え続けていた。
精神がおかしくなるくらい、それはビビアンの心を蝕んでいた。
だがやっと会えた。
やっとその苦しみから解放されたのだ。
それなのに……
まさかサクセスにあんな顔を向けられるとは思っていなかった。
沸々と湧き上がる思い。
それは怒りではなく、悲しみだった。
怒りならまだいい。
何かにぶつけることができる。
だが悲しみは違う。
行き場がないのだ。
今すぐにでも、サクセスの周りにいる女を排除したい。
そして、二人でまたあの頃のように毎日笑顔で過ごせる幸せな時間を取り戻したい。
ビビアンの想いはそれだけだ。
しかし、そんな事をすればサクセスに嫌われる。
それどころか、一生サクセスから恨まれてしまい、二度と関係は戻らないだろう。
それはビビアンでもわかっていた。
だから素直に謝った。
だから自分を抑えた。
でもサクセスがいなくなってから、その辛さが一気に押し寄せてくる。
今までとは違う不安が溢れ出してくる。
もう、自分はサクセスに必要とされていないかも。
もう、自分の事は見てくれなくなるかも。
そう思うだけで、胸が張り裂けそうだった。
行き場が無くなった悲しみは、涙となって溢れ出す。
それが、今のビビアンの気持ちだった。
そんなビビアンをミーニャは強く抱きしめた。
そして慈愛の女神のような表情で優しく慰める。
「よしよし、よく我慢したね。ビビアン。おねぇさんの胸で泣いていいんだぞ。大切な人を思う女の涙はね、流した分だけいい女になれるのよ。だから思いっきり泣きなさい。そして明日からもっと素敵な女性になるのよ。あんな女達に力なんていらないわ! 自分の魅力で打ち勝つのよ!」
ミーニャの言葉に、ビビアンの心のダムが決壊する。
「うわぁぁ~ん!」
「大丈夫よビビアン! 他の女になんて負けちゃだめよ!」
「えっぐ……えっぐ……アタシ……可愛くなれる? サクセスに振り向いてもらえる?」
「もちろんよ! だってビビアンはこんなに可愛くて、素敵なんだから。それにこれだけ想ってもらえるなんてサクセス君は幸せ者よ! 一人をこれだけ愛せるなんて本当に凄いわ!」
「そうですわ。愛は尊いもの。人を愛するその気持ちが一番大切なんです。そしてその想いは、想い続ければいつか必ず相手に届く日が来ます。そう……私も……。」
「何言ってんのよ。想ってるだけじゃだめよ、ねぇさん! 何度でも当たって砕けては、パワーアップしてもう一度当たるのよ! 相手を倒すまで負けじゃないわ!」
「またそんな事言って! それでまたビビアン様が傷ついたらどうするんですか?」
「何よ! 傷ついたっていいじゃない! 傷つくのを恐れてたら何もできないわ! 何度だって傷ついて、その度に更に輝いていくのよ! そうやってあたしは誰もが振り向く超絶美女になったんだからね!」
「誰が超絶美女ですか! あなたからはイヤらしさしか感じませんわ。もっと神聖な気持ちで……。」
「何カマトトぶってんのよ! そんなんだからもてないのよ、ねぇさんは!」
「誰がモテないですって! 聞き捨てなりませんね、これでも何人もの男性が私に好意を寄せてくださいましたわ。」
「へぇ~、好意ねぇ。それでどうだったのよ? 誰かと付き合ったためしでもあったかしら?」
「そ、それは……」
いつの間にかビビアンを放っておいて、二人の姉妹喧嘩が始まってしまった。
しかし、その姿を見てビビアンは……笑ってしまった。
「プっ……。なによそれ……。二人して違う事言わないでよね……。でもわかったわ。アタシは諦めないわ。二人ともありがとね。これからもずっとアタシの仲間でいてね。」
ミーニャとマネアの言葉に少しだけ笑顔を取り戻すビビアン。
しかし、その瞳はまだ涙で濡れていた。
「当たり前じゃないの! あたしはいつだってビビアンの味方だし、いつまでも仲間よ! ってそれよりもビビアンがいなくなってから大変だったんだからね! あいつらいい加減しつこい!」
ビビアンの宿屋には沢山の国から王様やお偉いさんが集まっている。
そしてビビアンに会うために、あの手この手と策略を練ってはビビアン達を困らせていた。
「悪かったわ。じゃあ今回はその罰が当たったのかしらね。いいわ、任せて! もうアタシが直接言って、みんなに帰ってもらうわ!」
「そうしてもらえると助かります。今もブライアンさんが一人で対応しておりますので。」
「よし、じゃあ戻ってそれが終わったら作戦会議よ! 議題はサクセス君落とす作戦ね!」
「いいわね! 楽しみだわ。よっし、じゃあ早く宿屋に戻ってうざい親父たちを退治してくるわね!」
この夜、ビビアン達は朝までガールズトークに明け暮れるのであった……。
俺の仲間達とビビアンがにらみ合っている一触即発現場に、突然元気な声が聞こえてきた。
そこに現れたのは超セクシーな恰好をしている、エロイおねぇさんこと、ミーニャ。
そして以前ヒルダームで会った、俺のおかずリストに加えられた占い師マネア。
「あ、ミーニャ! マネア! 待ってて、すぐ終わらせるわ。」
「うふふ、お仲間がきたようですわね。これで三体三ですわ。」
イーゼはなぜか余裕だ。
「え? なにこれ……まさか……ビビアン! アンタなにやってんのよ。」
「何って、サクセスにくっついた害虫を駆除しようとしてるだけだわ。」
「害虫って……あちゃーー。もう会っちゃったかぁ。とりあえずビビアン、今はやめておきなさい。」
「なんでよ? 虫は早い内に駆除しないと増えちゃって、周りの野菜が全部だめになるってサクセスも言っていたわ。」
おい、それは畑の話だろ!
つうか、流石に俺の仲間を虫扱いは聞き捨てならないな。
例えビビアンでもそれは許さないぞ。
「なぁ、ビビアン。さっきから聞いていれば俺の大切な仲間を虫扱いってどういう事だよ? 流石にそれは俺もスルーできないぞ?」
「何よ! サクセスが言ったんじゃない。虫は……」
「だから虫じゃねぇって言ってんだろ! 二度言わせるなよ。ビビアン!」
俺はついに怒ってしまった。
俺の気迫にビビアンは顔が青ざめる。
「ビビアン様。何があったかまではわかりませんが、サクセスさんのおっしゃることは間違っておりませんよ。」
マネアがビビアンの肩にそっと手を置く。
「だって……だって折角会えたのに……やっと会えたのに……。」
ビビアンは泣きそうな顔をして下を向いた。
「俺もビビアンに会いたかったし、会えて嬉しいよ。だけどな、いきなり自分の大切な仲間が酷い事言われたら俺だって怒るさ。とりあえず、今日はダメだ。俺はそんなビビアンとは話したくない。」
俺は怒っている。
ビビアンの事は好きだがこれはない。
言っていい事と悪い事がある。
それくらいはわかってほしい。
「サクセス君。それはちょっと言い過ぎじゃないかしら? ビビアンはずっとサクセス君の事を想い続けて探していたのよ。どれだけビビアンが心配していたと思うの? そこのところを少しくんでくれないかしら?」
ミーニャが俺の言葉に少し怒った。
でも俺はそれでもあの言葉は許せはしない。
「いいの、ミーニャ。今回はアタシが悪いわ。ごめんね、サクセス。そうよね、アタシだってミーニャ達が馬鹿にされたら怒るわ。でもね、これだけははっきり言わせてもらうわ。サクセスは誰にも渡さないから! あなた達よりもアタシの方がずっとサクセスと一緒にいたんだからね。」
ビビアンが力強い目で仲間達を睨んで言った。
「ふふふ、時間よりも濃さが重要ですわ。わかりましたわ、またいずれゆっくりとお話しましょう。」
「アタイもサクセスについては引けないわ。いつでも勝負するわよ。」
ビビアンの言葉にイーゼとリーチュンが答えた。
「望むところよ。まぁ今日はいいわ。サクセスも疲れているだろうし、諦めるわ。でも必ず会いにいくからね、サクセス。」
ビビアンにしては珍しく引きが早いな。
そう言えば、さっき俺を心配して探し回っていたって……。
あぁ……そうか。
そうだよな。ビビアンなら心配するよな。
俺もちょっと言い過ぎたか……。
「あぁ、ちゃんと落ち着いたらゆっくり二人で話そう。俺もこんな形でないなら、ビビアンと話がしたいよ。あと……心配してくれて、そして俺の事を探してくれてありがとな。じゃあ、また会おう。」
俺の言葉にビビアンの頬が赤く染まる。
今度ゆっくり話せる時が来たら、心配かけた事をちゃんと謝ろう。
そして、ありがとうって言わなきゃな。
また会う事を告げた俺は、仲間達を連れてビビアンから離れて行くのだった。
【ビビアン側】
一方ビビアン達はまだその場で立ち止まっている。
ビビアンが動こうとしないのだ。
「もう! ビビアンったら! いきなり来てみればって……え? どうしたの!?」
ビビアンは立ったまま泣いていた。
瞳から大粒の涙がとめどなく、流れ落ちていく。
「あんなのって……あんなのってないわ! だって……だって……折角会えたのに……。おかしいよ! こんなのおかしいよ!」
ビビアンはこれまでずっと我慢していた。
サクセスを心配するあまり、毎日胸が張り裂けるような痛みに耐え続けていた。
精神がおかしくなるくらい、それはビビアンの心を蝕んでいた。
だがやっと会えた。
やっとその苦しみから解放されたのだ。
それなのに……
まさかサクセスにあんな顔を向けられるとは思っていなかった。
沸々と湧き上がる思い。
それは怒りではなく、悲しみだった。
怒りならまだいい。
何かにぶつけることができる。
だが悲しみは違う。
行き場がないのだ。
今すぐにでも、サクセスの周りにいる女を排除したい。
そして、二人でまたあの頃のように毎日笑顔で過ごせる幸せな時間を取り戻したい。
ビビアンの想いはそれだけだ。
しかし、そんな事をすればサクセスに嫌われる。
それどころか、一生サクセスから恨まれてしまい、二度と関係は戻らないだろう。
それはビビアンでもわかっていた。
だから素直に謝った。
だから自分を抑えた。
でもサクセスがいなくなってから、その辛さが一気に押し寄せてくる。
今までとは違う不安が溢れ出してくる。
もう、自分はサクセスに必要とされていないかも。
もう、自分の事は見てくれなくなるかも。
そう思うだけで、胸が張り裂けそうだった。
行き場が無くなった悲しみは、涙となって溢れ出す。
それが、今のビビアンの気持ちだった。
そんなビビアンをミーニャは強く抱きしめた。
そして慈愛の女神のような表情で優しく慰める。
「よしよし、よく我慢したね。ビビアン。おねぇさんの胸で泣いていいんだぞ。大切な人を思う女の涙はね、流した分だけいい女になれるのよ。だから思いっきり泣きなさい。そして明日からもっと素敵な女性になるのよ。あんな女達に力なんていらないわ! 自分の魅力で打ち勝つのよ!」
ミーニャの言葉に、ビビアンの心のダムが決壊する。
「うわぁぁ~ん!」
「大丈夫よビビアン! 他の女になんて負けちゃだめよ!」
「えっぐ……えっぐ……アタシ……可愛くなれる? サクセスに振り向いてもらえる?」
「もちろんよ! だってビビアンはこんなに可愛くて、素敵なんだから。それにこれだけ想ってもらえるなんてサクセス君は幸せ者よ! 一人をこれだけ愛せるなんて本当に凄いわ!」
「そうですわ。愛は尊いもの。人を愛するその気持ちが一番大切なんです。そしてその想いは、想い続ければいつか必ず相手に届く日が来ます。そう……私も……。」
「何言ってんのよ。想ってるだけじゃだめよ、ねぇさん! 何度でも当たって砕けては、パワーアップしてもう一度当たるのよ! 相手を倒すまで負けじゃないわ!」
「またそんな事言って! それでまたビビアン様が傷ついたらどうするんですか?」
「何よ! 傷ついたっていいじゃない! 傷つくのを恐れてたら何もできないわ! 何度だって傷ついて、その度に更に輝いていくのよ! そうやってあたしは誰もが振り向く超絶美女になったんだからね!」
「誰が超絶美女ですか! あなたからはイヤらしさしか感じませんわ。もっと神聖な気持ちで……。」
「何カマトトぶってんのよ! そんなんだからもてないのよ、ねぇさんは!」
「誰がモテないですって! 聞き捨てなりませんね、これでも何人もの男性が私に好意を寄せてくださいましたわ。」
「へぇ~、好意ねぇ。それでどうだったのよ? 誰かと付き合ったためしでもあったかしら?」
「そ、それは……」
いつの間にかビビアンを放っておいて、二人の姉妹喧嘩が始まってしまった。
しかし、その姿を見てビビアンは……笑ってしまった。
「プっ……。なによそれ……。二人して違う事言わないでよね……。でもわかったわ。アタシは諦めないわ。二人ともありがとね。これからもずっとアタシの仲間でいてね。」
ミーニャとマネアの言葉に少しだけ笑顔を取り戻すビビアン。
しかし、その瞳はまだ涙で濡れていた。
「当たり前じゃないの! あたしはいつだってビビアンの味方だし、いつまでも仲間よ! ってそれよりもビビアンがいなくなってから大変だったんだからね! あいつらいい加減しつこい!」
ビビアンの宿屋には沢山の国から王様やお偉いさんが集まっている。
そしてビビアンに会うために、あの手この手と策略を練ってはビビアン達を困らせていた。
「悪かったわ。じゃあ今回はその罰が当たったのかしらね。いいわ、任せて! もうアタシが直接言って、みんなに帰ってもらうわ!」
「そうしてもらえると助かります。今もブライアンさんが一人で対応しておりますので。」
「よし、じゃあ戻ってそれが終わったら作戦会議よ! 議題はサクセス君落とす作戦ね!」
「いいわね! 楽しみだわ。よっし、じゃあ早く宿屋に戻ってうざい親父たちを退治してくるわね!」
この夜、ビビアン達は朝までガールズトークに明け暮れるのであった……。
0
あなたにおすすめの小説
ネグレクトされていた四歳の末娘は、前世の経理知識で実家の横領を見抜き追放されました。これからはもふもふ聖獣と美食巡りの旅に出ます。
旅する書斎(☆ほしい)
ファンタジー
アークライト子爵家の四歳の末娘リリアは、家族から存在しないものとして扱われていた。食事は厨房の残飯、衣服は兄姉のお下がりを更に継ぎ接ぎしたもの。冷たい床で眠る日々の中、彼女は高熱を出したことをきっかけに前世の記憶を取り戻す。
前世の彼女は、ブラック企業で過労死した経理担当のOLだった。
ある日、父の書斎に忍び込んだリリアは、ずさんな管理の家計簿を発見する。前世の知識でそれを読み解くと、父による悪質な横領と、家の財産がすでに破綻寸前であることが判明した。
「この家は、もうすぐ潰れます」
家族会議の場で、リリアはたった四歳とは思えぬ明瞭な口調で破産の事実を突きつける。激昂した父に「疫病神め!」と罵られ家を追い出されたリリアだったが、それは彼女の望むところだった。
手切れ金代わりの銅貨数枚を握りしめ、自由を手に入れたリリア。これからは誰にも縛られず、前世で夢見た美味しいものをたくさん食べる生活を目指す。
追放された『ただの浄化係』、実は国中の魔石を満たしていた精霊姫でした〜今さら戻れと言われても、隣国のイケメン皇帝が離してくれません〜
ハリネズミの肉球
ファンタジー
「おい、城の噴水が止まったぞ!?」
「街の井戸も空っぽです!」
無能な王太子による身勝手な婚約破棄。
そして不毛の砂漠が広がる隣国への追放。だが、愚かな奴らは知らなかった。主人公・ルリアが国境を越えた瞬間、祖国中の「水の魔石」がただの石ころに変わることを!
ルリアは、触れるだけで無尽蔵に水魔力を作り出す『水精霊の愛し子』。
追放先の干ばつに苦しむ隣国で、彼女がその力を使えば……不毛の土地が瞬く間に黄金のオアシスへ大進化!?
優しいイケメン皇帝に溺愛されながら、ルリアは隣国を世界一の繁栄国家へと導いていく。
一方、水が完全に枯渇し大パニックに陥る祖国。
「ルリアを連れ戻せ!」と焦る王太子に待っていたのは、かつて見下していた隣国からの圧倒的な経済・水源制裁だった——!
今、最高にスカッとする大逆転劇が幕を開ける!
※本作品は、人工知能の生成する文章の力をお借りしつつも、最終的な仕上げにあたっては著者自身の手により丁寧な加筆・修正を施した作品です。
タダ働きなので待遇改善を求めて抗議したら、精霊達から『破壊神』と怖れられています。
渡里あずま
ファンタジー
出来損ないの聖女・アガタ。
しかし、精霊の加護を持つ新たな聖女が現れて、王子から婚約破棄された時――彼女は、前世(現代)の記憶を取り戻した。
「それなら、今までの報酬を払って貰えますか?」
※※※
虐げられていた子が、モフモフしながらやりたいことを探す旅に出る話です。
※重複投稿作品※
表紙の使用画像は、AdobeStockのものです。
ボクが追放されたら飢餓に陥るけど良いですか?
音爽(ネソウ)
ファンタジー
美味しい果実より食えない石ころが欲しいなんて、人間て変わってますね。
役に立たないから出ていけ?
わかりました、緑の加護はゴッソリ持っていきます!
さようなら!
5月4日、ファンタジー1位!HOTランキング1位獲得!!ありがとうございました!
伯爵家の三男に転生しました。風属性と回復属性で成り上がります
竹桜
ファンタジー
武田健人は、消防士として、風力発電所の事故に駆けつけ、救助活動をしている途中に、上から瓦礫が降ってきて、それに踏み潰されてしまった。次に、目が覚めると真っ白な空間にいた。そして、神と名乗る男が出てきて、ほとんど説明がないまま異世界転生をしてしまう。
転生してから、ステータスを見てみると、風属性と回復属性だけ適性が10もあった。この世界では、5が最大と言われていた。俺の異世界転生は、どうなってしまうんだ。
ハズレスキル『自動販売機』を授かって婚約破棄されましたが、 実は回復薬も魔力食も出せる最強スキルでした
暖夢 由
ファンタジー
十八歳の成人儀式で授かったのは、誰も聞いたことのない《自動販売機スキル》。
役立たずと嘲られ、婚約者レオンには即座に婚約を破棄され、人生が崩れ落ちたように思えた。
だがそのスキルには、食べ物を作り、摂取すれば魔力を増やし、さらに“治癒効果”を付与できるという隠された力があった。
倒れた母を救い、王都の名門・ヴァルセイン伯爵夫人を救ったことで、カミーラは“呪詛”という闇の存在を知る。伯爵邸で出会った炎の力を持つ公爵家次男レグナスとの出会いが、彼女の運命を大きく変えていく。
やがて王都全体に“謎の病”が蔓延。カミーラは治癒スープの炊き出しを行い、人々を次々と回復へ導く。
一方、病の裏で糸を引いていたのは………。
“無価値”と嘲られたスキルが、いま世界を癒し、未来を照らす光となる――。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
治癒魔法で恋人の傷を治したら、「化け物」と呼ばれ故郷から追放されてしまいました
山科ひさき
恋愛
ある日治癒魔法が使えるようになったジョアンは、化け物呼ばわりされて石を投げられ、町から追い出されてしまう。彼女はただ、いまにも息絶えそうな恋人を助けたかっただけなのに。
生きる希望を失った彼女は、恋人との思い出の場所で人生の終わりを迎えようと決める。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる