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優羽奈
優羽奈①
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公園前。裕太は朧気に辺りを見ている。
裕太(あー誰の夢だ?俺か?)
幼い少年4人組が公園の中で言い合いをしている。そこに居るのは幼い裕太。裕太は周りの少年達に対して叫んでいる
裕太「居るよ!!あそこに女の人!!」
少年A「いねーよ!!」
少年B「この嘘つき!!」
裕太は幼い自分の指指す方を見る。そこには頭から血を流して立っている女の人が幼い裕太達を見ている。
裕太(・・・あれは見えない方がいいな。・・・これは俺の過去なのか?)
少年達が幼い裕太を叩いたり罵倒している。それを他人事の様に見ている裕太。突然勢い良く裕太の隣をすり抜け幼い裕太を虐めている少年達に飛び蹴りをする幼い奏太
奏太「お前ら寄って集って最低だな!!」
少年C「いってー!!!このやろー!!」
奏太と少年達が取っ組み合いをしだす。裕太は驚いてそれを見ていた
裕太(誰だ・・・俺を庇った??)
呆然と見ていると少年達は泣きながら逃げて行く。
少年A「このやろ!!」
少年B「覚えてろよ!!」
少年C「待ってよ!!」
奏太「次は俺が居る時に来いよ!!!!」
奏太は裕太に手を伸ばす
奏太「大丈夫か?」
裕太「・・・もうやだ」
奏太「あ?何が?」
裕太「こんな目いらない!!!大っ嫌いだ!!あいつらも!!」
幼い裕太は女の人が居る方見る
裕太「お前も!!!なんで僕ばっかり!!こんな目嫌いだ、こんな」
奏太「ばっかだなー!!お前!!」
裕太「お前に何が」
奏太「お前はカッコイイよ!!」
裕太「・・・はあ!?」
奏太「カッコイイんだよ!!だってすげーじゃん!!誰にも見えない者が見える。それって凄い才能?なんじゃねーの?」
裕太「何言って」
奏太「俺はお前の目が羨ましいよ」
裕太「羨ましい?」
奏太「うん。羨ましいよ。知ってるか?幽霊とかって何か心残り?だったかがあるからまだここに居るんだって。要は困ってるんだ。だけど、俺にはその人達が見えないし分からないけどお前は」
裕太「僕は?」
奏太「そんな人達を見つけられる!!助けられる!!かっこいい以外ないだろ??」
裕太「なんだそれ、かっこよくない・・・」
奏太「いいや!!かっこいい!誰がなんと言おうとかっこいいんだ!!俺だけが知ってる正義の味方!!例えそれが、お前でも絶対にかっこ悪いなんて言わせない。世界中の人がお前を気持ち悪いとか言ったって俺は絶対にそんな奴らに言い続けてやるよ、お前はかっこいいって、凄い奴なんだって」
裕太「僕・・・」
泣き出す裕太。奏太はしゃがみ込み裕太の頭を撫でる
奏太「お前は優しいからその目が貰えたんだ。だからお前は誰にも負けない、誰よりもかっこいい、○○○○○○○○」
裕太(あー誰の夢だ?俺か?)
幼い少年4人組が公園の中で言い合いをしている。そこに居るのは幼い裕太。裕太は周りの少年達に対して叫んでいる
裕太「居るよ!!あそこに女の人!!」
少年A「いねーよ!!」
少年B「この嘘つき!!」
裕太は幼い自分の指指す方を見る。そこには頭から血を流して立っている女の人が幼い裕太達を見ている。
裕太(・・・あれは見えない方がいいな。・・・これは俺の過去なのか?)
少年達が幼い裕太を叩いたり罵倒している。それを他人事の様に見ている裕太。突然勢い良く裕太の隣をすり抜け幼い裕太を虐めている少年達に飛び蹴りをする幼い奏太
奏太「お前ら寄って集って最低だな!!」
少年C「いってー!!!このやろー!!」
奏太と少年達が取っ組み合いをしだす。裕太は驚いてそれを見ていた
裕太(誰だ・・・俺を庇った??)
呆然と見ていると少年達は泣きながら逃げて行く。
少年A「このやろ!!」
少年B「覚えてろよ!!」
少年C「待ってよ!!」
奏太「次は俺が居る時に来いよ!!!!」
奏太は裕太に手を伸ばす
奏太「大丈夫か?」
裕太「・・・もうやだ」
奏太「あ?何が?」
裕太「こんな目いらない!!!大っ嫌いだ!!あいつらも!!」
幼い裕太は女の人が居る方見る
裕太「お前も!!!なんで僕ばっかり!!こんな目嫌いだ、こんな」
奏太「ばっかだなー!!お前!!」
裕太「お前に何が」
奏太「お前はカッコイイよ!!」
裕太「・・・はあ!?」
奏太「カッコイイんだよ!!だってすげーじゃん!!誰にも見えない者が見える。それって凄い才能?なんじゃねーの?」
裕太「何言って」
奏太「俺はお前の目が羨ましいよ」
裕太「羨ましい?」
奏太「うん。羨ましいよ。知ってるか?幽霊とかって何か心残り?だったかがあるからまだここに居るんだって。要は困ってるんだ。だけど、俺にはその人達が見えないし分からないけどお前は」
裕太「僕は?」
奏太「そんな人達を見つけられる!!助けられる!!かっこいい以外ないだろ??」
裕太「なんだそれ、かっこよくない・・・」
奏太「いいや!!かっこいい!誰がなんと言おうとかっこいいんだ!!俺だけが知ってる正義の味方!!例えそれが、お前でも絶対にかっこ悪いなんて言わせない。世界中の人がお前を気持ち悪いとか言ったって俺は絶対にそんな奴らに言い続けてやるよ、お前はかっこいいって、凄い奴なんだって」
裕太「僕・・・」
泣き出す裕太。奏太はしゃがみ込み裕太の頭を撫でる
奏太「お前は優しいからその目が貰えたんだ。だからお前は誰にも負けない、誰よりもかっこいい、○○○○○○○○」
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