笑顔で笑って

ryosuzu

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第1話

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一年前



雪季ゆき~!!おはよう!!」

「おはよう雪季!」

中山雪季なかやまゆき
この春、高校生になったばっかりの1年生で、
一緒にいるのが……

「雪季~!大好き~!!」

私に抱きついている、明るくて髪の毛をポニーテールにしてるのは田中未愛たなかみあ

「もう、未愛……雪季にひっつきすぎよ」
そしてこのクールで大人っぽい
茶髪のロングヘアのお姉さんみたいなのが……
吉田莉緒よしだりお

このふたりとは昔からの親友
そして幼なじみでもあるんだ。




「そうそう雪季聞いてよ!今度ね、駅前のクレープ屋さん!新作のクレープ出るらしいのっ」
と、未愛は話し出す。

「ねー雪季!3人で行こうよ!」

「……未愛また太るよ」
と、莉緒はボソリと言う。

「莉緒ひっどーい!」

「あははっ」



私は毎日毎日……

未愛と莉緒、3人で楽しく過ごしていたんだ。


毎日がすっごく楽しかった。



「てゆーか、未愛~雪季から離れなさいよ」

「やーだー」

これは毎日のことで、未愛は私にひっついていつも離れないの。可愛くて嬉しいけどね。


「未愛は雪季が大好きなんだもーん」
さらにひっつく未愛。

「ちょっとずるい……私も雪季が大好きよ」
そして莉緒もひっつく。

莉緒もひっついて、3人で抱き合ってる状態になる。

「もーふたりとも~暑いよ~」
そして私は笑い出す。

「ふふっもお大好き!」

3人でひっついて笑い合って
ほんとに楽しかった。


毎日が笑いが絶えないくらい楽しくて、
毎日が本当に楽しくて、

未愛と莉緒がいつも一緒にいる。

それが本当に当たり前で

毎日が本当に平和に過ごしていた。


なのに………


平和が崩れて


私に絶望が訪れるなんて

私の運命が変わるなんて…


思いもしなかった。



なにもかも



崩れるなんて



私はこれから知ることになる。



これから



訪れる




運命に…………
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