最強の超能力が使えたら

Faust

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謎の転校生

エピソード2

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 その日、長期休暇明けということもあり、部活動などはなく、ほとんどの生徒は家に帰っていた。思い切り戦うには都合が良かった。

祐輔「そんなもんか。これなら俺でも勝てるぜ。」

一輝「くそっ。」

強い。自分の能力が制限されているということもあるのか、戦いづらい。

祐輔「全く戦っていなかったって訳でもなさそうだな。」

祐輔は雷の使い手だった。

一輝「こっちも能力使わないとそろそろやばそうだな。」

祐輔「これでもくらえ。」

そう叫ぶと祐輔の両手に大きな雷のエネルギーが集まっていく。そのエネルギーの塊を片手に集め一輝に投げつける。

 プラズマ・ボール

ーズドンー

祐輔「当たったか。そいつをくらって起き上がれるやつはそう多くいないぜ。」

しかし、一輝は傷一つなく立っていた。

祐輔「な、何っ…。」

一輝「こんなものか。これじゃ俺にダメージは与えられないぞ。」

祐輔「一体何をしたんだ。」

一輝「相殺したんだよ。お前と同じ技でな。」

祐輔「そんな訳あるか。なら、もう一発どうだ。」

 プラズマ・ボール

一輝は自分の前に大きな魔方陣を展開する。

一輝「バリア」

ーバリアー 最高級の魔術師ウィッチクラスが使う最上級魔法だ。

祐輔「バリアだと。高校生がそんなもの使えるわけ…。」

一輝「終わりだ。」

そう言うと、一輝は祐輔の後ろへ一瞬で移動した。まだ、祐輔は反応できていない様子だった。

 最終剣技 ブラストソード

一輝の右手に巨大な剣が現れ、祐輔を斬り、その直後剣に溜まっていたエネルギーの塊を放出する。

祐輔「ぐわー。」

その直後アナウンスが鳴った。どうやら決闘が終わったようだ。

一輝「俺の勝ちだ。」

その言葉と同時に一輝は倒れ込んだ。

祐輔「おい、大丈夫かよ。」


 グラウンドにある戦闘施設は、そこに入った対象者を強制的に現実世界から隔離する。対象者の魂に体だけを与えフィールドへ送り込むのだ。そのため、フィールドで戦かった者への負担も一切ない。

祐輔「確か、そんな感じのシステムだったよな。」

実際に祐輔の体には傷一つない。しかし、一輝の体は傷ついたままだった。

男「もう大丈夫だ。」

祐輔の前に突然、男が現れた。

男「私の名前は、御門流星だ。特別に君には一輝について教えよう。」

祐輔「黒埼について…。」

男「来たまえ。」

祐輔と流星は近くの校内の大きな部屋へと入っていった。


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