※完結済 【R-18】白薔薇の騎士と純白の姫

白金犬

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第1章 入学の春 編

第12話 姉妹の契り

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消灯時間をとうに過ぎた、宵の時間。



 ミュリヌス学園の学生寮に住む生徒達は、その全てが翌日の学業に向けて深く寝入っているような時間帯だった。



 しかし、とある一室――さすがに部屋の電気は消されていたが、ベッドに備えられたランプは煌々と火を灯ったまま。そのベッドの上では、二つの肢体が絡み合うように動いていた。



「あーっ! 気持ちいいっ! いいです、先輩。もっと……もっと吸って下さいっ!」



 今夜のリアラはタガが切れたようにステラを求めていた。毎夜のように行われていた行為が5日間もの期間が空いたせいか。自ら懇願させられたせいか。



 ベッドの上で、その秘部が丸見えになるように足を開かされ、ステラはリアラの秘密の部分に顔をうずめて、そこを啜っている。



「あっ、イク! またイク! 先輩、またイッちゃう! イク、イクぅ~!」



 すっかりはしたらない絶頂宣言をするのが癖になってしまったのか、リアラは何度も何度も絶頂の言葉を口にしながら、全身をがくがくと痙攣させる。



「はぁー、はぁー……」



 行為に及んでから数時間。この間に、もうリアラは何度も絶頂に達せられ、またステラを何度も絶頂させていた。もう思考は真っ白に塗りつぶされており、今は女同士の快感を貪ることしか考えられない。



「あ……ぅあ……頭、飛んじゃうっ……!」



 ステラの指で、舌で、立て続けに達したリアラは、蕩けた表情をしながら、そのまま意識を闇に沈めそうになる。



 すると、液体を口に含んだステラがリアラの唇を塞ぎ、そのままその液体を口移しして飲ませるのだった。



「あむ……んぐ……れろ、れろ」



 液体を飲み干すと、そのまま二人は舌を伸ばし合い、絡めて擦り合わせ貪りあう。



 二人が口にしたのはフルネイドの蜜である。絶頂しては発情作用のある蜜を飲まされ、ということを何度も繰り返した結果、リアラもステラもすっかり雌の表情となっていた。



 何度達しても、まだ快感を貪りたくなる――そんな無限連鎖のような行為に、リアラはもう成す術もない。



「はぁはぁ……今度は、私も……」



 ステラもすっかり上気した顔で言う。



 仰向けになり、まだぴくぴくと痙攣が止まらないリアラの顔を跨ぐように自らの秘部を押し付ける。



「先輩……あむ……くちゅ……」



 ステラの性器に舌を伸ばすことには、もはや何の抵抗もない。自分の次は相手を絶頂させ、その次はまた自分――もはや本能しか残っていないリアラは、熱心に舌を伸ばしてステラの秘部に奉仕する。



「ぁあんっ! どんどん上手になっていますわリアラ……ふふふ、こういうのはどうかしら?」



 リアラと比較すれば、幾分かの余裕が感じられる声。ステラはリアラの顔を跨いだまま、そのまま前に倒れ込み、リアラの股に顔をうずめる。そして眼前にあるリアラの秘部を再び舐め始めた。



「っ! んんぅ?」



 これまで順番だったものが、いきなり同時に。



 リアラがステラの秘部を舐れば、ステラがリアラの秘部を舐り返してくる。お互いの性器を同時に貪り合い、貪欲に快感を求めあう行為。なんという卑猥で、あさましい行為だろうか。



「何、これっ! はむ……ちゅうう……こ、興奮するぅ!」



 相手に快感を与えれば、それがそのまま――いやそれ以上に返ってくる。それは激しい快感だけではなく、一緒にお互いを高め合うという、多幸感をリアラに与えていく。



「先輩……先輩、先輩っ……! ちゅっ……ちゅばっ…!」



「リアラ、リアラっ! れろれろ……ちゅうううっ…!」



 何度もステラのことを呼びながら、リアラはステラの腰に腕を巻き付かせるようにして、懸命に口奉仕を続けていく。そうすると、勿論ステラもリアラへの口奉仕を倍以上に返し、お互いに口の周りを相手の愛液で汚していく。



「いかがですか、リアラ? 気持ちいいですか?」



 性器を貪りあうようにしながら、わざとらしくステラが聞いてくる。こういうことを繰り返していくうち、もともと優等生で相手の意図を気遣うことが得意なリアラも、ステラの好むような反応を学習し、自然とそれに沿ったリアクションをしてしまう。



「き、気持ちいいです! あむ……ん……こんな、女の子同士で信じられないことしているのに……ちゅば……ちゅ……気持ちよくなっちゃいます。私、どんどん変態になっちゃうっ……!」



 初期の頃とのリアラの変化を見て笑みを浮かべるステラ。しかし、この程度でステラは満足しない。更にリアラを淫らに染め上げていくために、彼女の尻肉を撫でまわし、秘肉を舌でほぐしながら、続けて問いかける。



「どこが気持ちいいんですの、リアラ? 口に出して、教えて下さいまし」



「あ、う……それは……」



 いくらステラが好む反応をしようとしても、羞恥心がそれを拒む。ステラはその羞恥心を一つ一つ剥がしていくつもりなのだろう。



「ちゅううううう……」



 言いよどむリアラの秘部を、ステラは強く吸引し、音を立てて愛液を啜る。



「っああん! そ、そこ……そこです。アソコ…が、気持ちいいです」



 性器のことを示す単語を口にすると、リアラの全身がぶるぶると震える。こんな卑猥なことを言わされて、興奮している。身体が悦んでいるのだ。身体がカッと熱くなるのが分かる。



 そんなリアラの反応を見ながら、ステラは更に追い詰めていく。



「女同士で信じられないことってなんですの? 今、私達はどんなことをしているのか、口にしてみて下さいまし。ちゅば……ちゅっ……れぇぇ」



「んむ……ちゅっ……れろれろっ!」



 ステラの舌が煽るようにリアラの肉芽に絡みついてくる。リアラも同じように、ステラの肉芽へと舌を伸ばし、刺激をする。



「せ、先輩と舐め合って……ます……」



「何を? どこを? もっと具体的に言って下さいな」



 とことん容赦が無いステラの問い詰め。しかしそんなやり取りすらリアラには興奮の材料になってしまう。自分がまた一つ、落下していくような感覚を覚えながら、リアラはごくりと生唾を飲み込んで



「あ、アソコをっ……! お互いのアソコを舐め合っています。先輩のアソコを舐めながら、私もアソコを舐められて……ん、ちゅ……」



「あむ……んん……ああ、なんていやらしい子なんですの、リアラ。たまらなくなりますわ……ちゅば、ちゅっ……」



 リアラの上品な口から卑猥な言葉が紡がれると、ステラもブルブルと身を震わせながら淫猥な表情を浮かべる。

「じゃあ、リアラ。最後にもう1度、廊下に響くくらい大声で言って下さいまし。私達がしている行為を口にして、貴女がどう感じているのか口にしながら、一緒にイキあいますわよ……ちゅば…ちゅ……」



 興奮が極まってきたステラは、自らの腰を揺らすようにしながらリアラに奉仕を強要させる。



 リアラも止まらない。いくつもの知らない興奮と快感をリアラに刻み込むステラの指示――それを想像しただけでも、もうリアラは自らの衝動を抑制出来なかった。



「ちゅば……ちゅっ……わ、私っ……ステラ先輩とっ! あむ……んっ! アソコを舐め合って……ちゅううう……気持ちいいっ! 興奮してるっ! アソコが、気持ちよくなって……んちゅ…ちゅるるっ! っあああ! ダメダメっ! イク、イク! イクぅ! イックウウウウウウ!」



「私も……イキますわっ! イク、イックウウウウウウ!」



 お互いの股間に顔をうずめながら、お互いを追い詰めていくリアラとステラ。卑猥なことをル口にしながら昇りつめる快感は壮絶で、二人ともお互いの顔へ潮を吹きながら絶頂に達する。



    ▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼



 夜が明け、空が白もうとする時間になっていた。



「はむ……くちゅ……んむ」



 いつもなら、もうそろそろ起床して登校の準備を始めなければいけない時間帯になりつつある。にも関わらず、リアラとステラは未だにベッド上で唇を重ね合わせながらお互いの秘部を弄りあっていた。



「あむっ……んぐっ……っんんんん!」



 この一夜で二人は互いに感じるポイントを把握するようになっていた。まるでタイミングを合わせるように、そのポイント同時に刺激しながら、舌を蛇のように絡ませる。そして同じようにカクカクと体を揺らすと、同時に絶頂する。



 もう何度目の絶頂なのか、リアラも分からなくなっていた。



「あむ……ちゅば……はぁー、はぁー。そろそろ、最後にしましょうか」



 窓の外から、空が白くなり始めているのを確認してステラは言うと、ベッドの側においてある瓶に手を取る。中には薄いピンク色のフルネイドの蜜がわずかに残っている。



絶頂するたびに二人で摂取していたその発情剤は、最後の一口を残す程となっていた。



「最後――天国に昇りつめさせて差し上げますわ。舌を伸ばして下さいまし……」



 リアラを煽るように、口に含めたフルネイドの蜜を、クチュクチュと音を立てながら自らの唾液をまぜあわせていく。



「は、はい……れろぉ……」



 蕩け切った表情で、リアラは笑っているような顔をしていた。優等生とは思えない、あさましく舌を伸ばすと、ステラはその上から唾液とフルネイドの蜜がまざったものを、トロリと垂らし落ちていく。



「ん、ぐ……ごく……ごくんっ」



 舌の上に垂らされたものを、リアラは口内で味わうようにしながら嚥下する。ステラから与えられたものを摂取すると、興奮と幸福感が湧き上がってくる。たまらずリアラは、ステラの首に腕を回し、唇と舌を貪る。



「あむ……れろ……せんぱぁい」



「すっかり、素直になりましたわね。ふふ、本当に可愛いわ」



 甘えるようにキスを求めてくるリアラを、ステラは髪を愛おしそうに撫でながら、優しくベッドに横たわせる。



「リアラ……セックス、しましょう?」



「……え?」



 唐突に、ステラの口から直接的な行為の提案が出て、快楽に蕩けた表情で戸惑いを見せる。



「くすくす……女同士でもセックスは出来るんですのよ? 愛し合い、一つになることが出来るんですの。愛していますわ、リアラ」



 耳元でふっと囁きながら、ステラはリアラの手を握しめる。手からステラの体温を感じると、リアラの胸の鼓動が激しくなっていく。



 しかし、それでも――ここまで快感に蕩けさせられて、溺れてしまっていても、心情的な部分では、未だ強い抵抗感がある。



 それは遠い地で、リアラを待ちながら真面目に騎士団の任務に取り組む恋人――リューイの存在が大きい。



『リアラへ。手紙ありがとな。すごいやる気になった。こっちはまだ外壁の補修が終わってなくて、夏まではかかりっきりになりそうだよ。肉体労働でキツイ時もあるけど、リアラの手紙ですごく元気出た。本当にうれしかったよ、ありがとう。俺も今からリアラと会える夏休みが楽しみだよ。早く会いたいな。飯とか健康面とかは心配しなくて大丈夫だ。俺の舞台は男所帯だけどレイドモンド伯のメイドさんが面倒見てくれて、特に料理の腕なんて絶品なんだぜ――』



 と、リアラの簡潔ですっきりまとめた文章とは対照的で、つらつらと何枚にもわたる手紙の内容が思い出される。不器用なリューイらしいな、と思った。そして手紙の最後には『リアラ、愛しているよ』という、リューイらしくないくさい文章で締められていた。きっと、顔を真っ赤にしながら書いたんだろうな。



 その不器用で真っ直ぐな手紙が嬉しかった。本当に嬉しかった。



「ふー」



「あぁんっ…!」



 そのリューイへの思慕は、ステラに耳に息をふきかけられると、あっという間に飛んでいてしまう。フルネイドの蜜で発情させられた快感が、貪欲に快感を欲するのだ。



「彼のことを考えていたんですの?」



 ステラが微笑を浮かべながらリアラを見下ろしてくる。



 彼女は何もかも分かっている。分かったうえで、リアラを追い詰め、リアラが知らなかった快感を刷り込んでくるのだ。



隠し事など、何も出来ない。本能的にそう思いこまされたリアラは、目に涙を溜めながらコクリとうなずく。



「本当に真面目な娘ですわね。浮気くらい――なんて、いって納得する娘じゃないですし、私もあなたがそんな人間であれば、愛すこともありませんでしたわ。でも……」



 ステラが、甘く誘惑するようにリアラの乳房を弄ぶ。それだけでリアラは甘い吐息を漏らしながら、全身にゾワゾワと甘ったるい快感が走っていくのを感じる。



「私達――女同士ですわ。これって浮気なんですの? 彼に対する裏切りになりますの?」



 リアラの身体をギュッと抱きしめるステラ。そのうなじに舌を這わしながら、問いかけていく。



「っんん……で、でも身体の交わりは……愛する人とだけの行為です。相手が男性とか、女性とかという問題ではなく……私が愛してるのはリューイだけなんです」



 ただの優等生というわけではないようだ。この状態でいて、それでも自らの恋人への強い思いを信じて、貫く。見た目以上に、遥かに強い意思・誇りを持った人間のようだった。



 自信があった――別の言い方をすれば、このリアラの反応がステラの予想を反したのか、それまで余裕たっぷりの妖艶な表情を浮かべていたステラの表情に、一瞬だけ不機嫌な色が濃く混じる。



 が、それは本当に一瞬のこと。すぐに表情を緩ませて、余裕の笑みに浮かべる。



「――その方が、堕とし甲斐があるというものですわ」



「……え?」



 ぼそりとつぶやいたその声が聞こえず、首を傾げるリアラ。しかしステラはそれに答えることなく、既に愛液を大量に分泌している秘部へと手を伸ばす。



「ぁあんっ……!」



「でも、もうたまらないでしょう? 私と一つになれば、これまで以上の天国を味わえますわ。それとも、ここで終わりにしますの?」



「あんっ……んんっ! そ、それはっ……はむ、んちゅ……」



 驚くべきことに、それでもまだ拒絶の意向を示そうとするリアラだった。しかしステラは更に追い詰めるかのように唇を重ねて舌を貪る。



「んっ……れろっ! イク……イクぅ!」



 既に全身が性感帯のように敏感になっているリアラは、そのまま絶頂に達しそうになるが、ステラはその手を止める。



「っああ? う……ううう……」



「どうしますの、リアラ? ちゅば……ちゅ……」



 ステラは舌を絡ませながら、再びリアラの秘部を弄び続ける。そしてまた達しようとするところで手を止めて――



「はぁー……はぁー……し、死ぬ。死んじゃう……」



 舌を伸ばしながら、リアラは息を荒げ、苦悶の声を漏らしていた。シーツには水たまりが出来る程に愛液が溜まり、リアラの唇の周りはステラの唾液でベトベトなっていた。



「よく我慢しましたわね。でも、もう限界ですわね」



 リアラの首筋を舌で舐め投げて、その表情を見るステラ。リアラの頬を優しく撫で上げながらその瞳をのぞき込むと、こちらを見つめ返してくるリアラの瞳からは正気の色が失われていた。その瞳も、ステラを見ているようで見えていないようだ。



「せ、先輩……い、イキたいっ! もうこれ以上されたら、死んじゃうっ! イカせて下さいっ……!」



「それでは、私と一つになりましょう。女同士の、セックスをしましょう?」



 ステラがぎゅっとリアラの手を握りしめると、リアラはこくりとうなずく。しかし、ステラは理性を失った勢いのまま、その先に進まない。いちいち、リアラに確認作業を踏ませる。



「では、きちんと口に出して言いなさい。私と、何をしたいんですの?」



「う……あう……せ、セックスっ……! ステラ先輩と、一つになりたいです」



 羞恥と本能と理性が混じり合い、涙を流しながらリアラは懇願する。ステラはそんなリアラの反応に笑みを深くすると、腰をそのまま沈めていき、自らの秘肉とリアラの秘肉を密着させる。



「あっ……これがっ……!」



 ステラの秘肉の蠢きを、リアラも自らの秘肉で感じとる。それだけで愛液の分泌量は更に増していく。



「っあん……ふふ、そうですわ。女同士のセックスは、こうやりますの。それでは……動きますわよ……あむぅ」



 ステラはリアラの唇を塞ぎながら、ゆっくりと腰を動かし、密着させたお互いの秘肉を擦り合わせていく。



 既にお互いの秘部は愛液で蕩けて聞いている。動き、擦り合えばグチュグチュという淫猥な音が部屋に響く。



「あんっ……くふっ……ああっ! 擦れて……擦れてるっ! いやらしい……れろれろっ…!」



 未知なる女同士の快感に震えるリアラの舌を絡み取るステラ。頬を撫でながら、優しく愛おしそうに言う。



「リアラ……“いやらしい”なんて、セックスの時は取り繕う必要なんてありませんわ。そうね……“エッチ”と言ってごらんなさい。んっ……んんっ!」



 ステラが腰をくねらせ突き出す。秘肉を擦り合わせるだけではなく、お互いの肉芽を触れ合わせ、お互いのものを押しつぶすように刺激していく。



「っあああ! そ、そこっ……当たってっ……気持ちいいっ! いやら……エッチですっ! すごくエッチです!」



「あんっ、あぁんっ! そんなに乱れてしまって……私も興奮してしまいますわ。ねえ、リアラ。貴女は、今誰と何をしているの?」



 ただ強引に力任せに相手を屈服させるのではなく、一つ一つを本人に自覚させながら進めていくステラの手管。リアラはもうそれに抗うことが出来ない。



「せ……セックス、ですっ! ステラ先輩と、セックスしてしまっています」



「ただのセックスではありませんわ。“女同士の”セックスですわ。さあ、言い直して」



「お……女の子同士のセックス! ステラ先輩と、女の子同士のセックスをしていますっ!」



 改めて自らの口で言わされるリアラ。非常識な行為で快感を貪っていることに、リアラは背徳的な興奮を快感で背筋がゾクゾクとするのを感じる。



「リアラにとって、セックスはどういった行為でしたかしら?」



 ステラは腰を動かし、快感を与え、自身も貪りながら、質問を続けていく。



「あ、愛する人だけとの……大切な行為です。ああぁぁんっ!」



 リアラがステラの望む答えを回答すると、ステラの腰の動きが激しくなり、緩急がついてきて、快感が倍増していく。



「その大切な行為を、リアラは誰としていますの? っんん……あぁぁんっ!」



 ステラ自身も余裕がなくなってきていた。腰の動きも、リアラを焦らすような余裕のある動きが徐々に無くなっていき、自らの快感を貪る様子が濃くなっていく。



「せ、先輩と……ステラ先輩とですっ……っうああ! い、いい! 気持ちいいっ!」



 愛液が混ざりあい、お互いの最も大事な部分を擦り合わせる音が、リアラの理性をドロドロに溶かしていく。何度も何度も焦らされて、待ち望んだ高みまであと少し。



 その渇望は凄まじく、反動の大きい。宣言通り、自分は今天国に昇ろうとしているのではないだろうか。そう思うと、無意識に自分をそこに連れていってくれる、目の前の人間が愛おしくなり、リアラはステラの背中に腕を回して、しがみつく。



「あ、愛してますっ! ステラ先輩、愛してますっ!」



「か、可愛すぎますわ。リアラっ…!」



 焦らした効果か、予想以上のリアラの反応、ステラも本能をむき出しにして唇を貪り、夢中になって舌を絡めとる。



「あぁんっ! 私もいいですわっ! リアラ、一緒にイキますわよ。イク時にはいつもみたいに大きく声を上げながら……そして私のことを“お姉様”と呼びなさいっ!」



 最後のその瞬間に向けて、ステラは腰の動きを激しくしていく。リアラを絶頂させるためだけではない……自分もその最高の高みに昇りつめるため、もう相手の反応を伺う余裕もなかった。



 リアラはステラの下で、コクコクと何度もうなずく。そしてギュッとステラの身体にしがみつくようにしながら、その瞬間に向けて息を吸い込み、そして



「っああああ! イクイクイクぅ~! ステラ……お姉様ぁっ! 愛してますぅ! イックウウウウウウ!」



「ひああああああっ! リアラっ…私も愛していますわっ! イクゥゥゥ!」



 宣言通り、二人は大声を上げながら同時に痙攣しながら絶頂に達した。リアラだけではなくステラもすっかり脱力すると、リアラの上のそのまま崩れ落ちる。



「はぁ、はぁ……ふふ、最高でしたわリアラ……ちゅ……」



 そのまま重ねられたステラの唇を、リアラは幸福そうな表情で受け入れた。



「はぅ……お姉様、お姉様ぁ」



 甘えてくるように、リアラからも唇を求める。二人はお互いの身体を抱きしめ合い、身を寄せると、さすがに疲労が限界にきたのか、リアラはステラの胸に顔をうずめてすやすやと寝息を立て始めた。



「くすくす。さすがに明日――ではなくて、もう今日ですわね。授業は出れませんわね。1年生の担任には、私の方から体調不良だと伝えておいてあげますわ」
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