12Man's 〜白き剣と十二人の雄騎士達〜

榊乃・れゐら・カラメルポップ

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こうして物語は語られた

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 ある国の預言者が言った。
『今年の冬に二十七人の雄騎士候補が現れそれぞれが加護を受けた聖剣を手にし、新たなる十二騎士が生まれ黒き闇の使者たる魔王軍を打ち晴らすだろう。』
 この国に猛威を振るう、魔王と魔族、そして不必要者 アンデセーブラーと呼ばれる者たち。
 それらを打ち晴らす光の諸人が現れると言われたのだ。
 預言者の言葉に国民は歓喜した。

 この国は生まれた月で村を分けられる特殊な国だった。街は階層ごとに階級を分けられる。そして満十八歳になると一二月ディッセンバーと名のついた国家の中心たる王都、王都を囲むような宮殿に人が住う一月ジャニアリー、上流階級第一位の都市二月フェブラリー、第二位の三月マーチ、第三位の四月エイプリル、中層階級の五月メイ六月ジューンそして七月ジュライ、労働者階級の八月オーガスト九月セプテンバーそれに十月オクトーバー、最下層集落の十一月ノーベンバー
 そんな階級社会の国で俺の母と父は七月ジュライと名のついた村に住んでいた。両親は薬剤師をしており、特に母の調合する薬は効くと評判で街では名の知れた一家だった。両親が二十三の時、八月に俺は生まれた。両親の温かい環境に俺は苦労なく育った。八歳の時。事件は起きた。
 八歳の頃。冬の寒い時期だったのを覚えている。俺が八月生まれだというのもあり、八月の村にいる叔父の家にお使いし、馬車を連れて帰りのことだった。
 村の広場で何やら騒ぎがあった。
 その集団の中に隣に住むオヤジさんがいた。
「これは何?」
 後ろから声をかけると驚いた顔をして静かに告げる。
「何じゃねぇ!…なんでここにいる!」
「なんでって、隣町までお使いに…」
「そ、そいつはご苦労なこった。…まあなんでもいい。早く親父さん呼んでこい!」
「え?なんで…」
「いいから早くしろ!!」
 突き飛ばされた。
 状況がわからない俺は集団の中に潜り込み、中心へ向かう。
 中心には大きな台があってそこには十字架が。
 なんだこれは。
 そんなことを思っていると、台の上に人が立って、言う。
「これよりこの街に潜み、人々を惑わせていた魔女の処刑を行う!」
「「「ーーーー!!!」」」
 人々が驚くと、この街を収める第二十八代七月騎士ナイトオブジュライが現れる。
「この街に、魔女が潜んでいた!魔女は人々に薬と言って麻薬を仕込み人々を魅了してきた。その愚行も今日までだ!我がその蛮行を許すと思ったか外道め!!」
「「「うおーーー!!」」」
 歓喜する人々の待つ視線の先に現れたのは、俺の母だった。

 両手を縛られ、顔にはアザが。
「…!?」
「これより公開処刑を執り行う!!」
 母は十字架の前、そして俺の眼前に。
 母は目のあった俺に不安を与えまいと笑ってみせた。その身が十字架に縛り上げられている中でも。
 それが俺の見た、母の最後の姿だった。
 母の足元に火が投げ込まれ体が炎に包まれる。
『ア…ア…アア…!!』
 声を必死に堪える姿に俺は家へ全力で走っていった。
 父のいる家に。
 扉を激しく開ける俺に父は目を丸めた。
「どうした…?」
「か、母さんが…!母さんが…!!」
 俺の危機迫った姿になんとなく理解したようで、
「とりあえず、叔父さんのとこ行け。俺がなんとかする。」
 そう言って父は家を後にした。
 俺も急いで家を出て、旨辛荷車を外し、来た道を戻り叔父の家に向かう。
「おじさん!!」
 勢いよく扉を開ける。
「どうした…?家に帰ったんじゃ…?」
「かあさんが、母さんが…!!」
「ま、まずは落ち着け。順に説明しろ?」
「か、母さんが…。」
 順を置いて、しかし焦っていながらも。しっかりと伝えた。
「そ、そうか。…。まさか。いや、そんな、な。」
 何か言いたげにしながら叔父が言う。
「とりあえず、ミヨ…叔母さんと家にいなさい。私も行ってくる。馬を借りるよ。」
 叔母さんは俺を抱きしめながら
「大丈夫よ、大丈夫よ、…きっと。」
 そう、いった。

 家に帰ったのは四日経ってからだった。
 母の体は三日三晩、火を絶やさずに燃やされ続けた。
 母の亡骸を家に持ち帰り、泣き崩れる父。
「なんて酷いことを。」
 多くの人に愛されていたはずの母は、愛してくれていたはずの人たちの手によって殺されたのだ。
 叔父の言葉に俺も涙が溢れてくる。
「…お義兄さん、息子を、頼めますか?」
 父が叔父に言った。
「オーガスの民にするのか?」
「…このまま生活すれば、魔女の子とされてしまいます。今ならまだ間に合うはずです。」
「…。」
 無言の了承の後、俺は叔父の家に預けられることとなった。
 叔父の家は八月の町では平均より裕福ではなく、俺は勉学をするのに八月の階層を南西部の第三ロフトから出て、九月の町の南部にあるブローノウェイ教会へ行っていた。
 ブローノウェイ教会はジャブラー・アインリッヒが牧師を務める教会で多くの裕福で無い子供たちを集めて教育をしている。そして牧師、ジャブラーの娘、エルファー・アインリッヒもその中に混ざっている。
「では、今日の回は終わり、みんな気をつけて帰るように。」
「ねえねえ!ザロッドはさあ、何になるの?」
 エルファーが俺に尋ねてくる。
「…さぁ。」
「まだ決まってないんだ、アーノルドは決まったらしいよ。」
「アーノルド?」
「そう!アーノルド。前にも会ったでしょ?」
 指を刺す。
 指で指し示したその先にはアーノルド・ペンダルゴンがジャブラーと何か話をしている。
「そうか、アーノルドは雄騎士になりたいのか。」
「はい!立派な雄騎士になって、いつか、両親の墓にいい報告ができるようになりたいです!」
「そうか、殊勝な心がけだ。」
 頭を撫でている。
「雄騎士、か。」
「みたいだね。」
 アーノルドがこちらへくる。
「やぁ、エルファー。ザロッドも。」
「ハーアイ。」
「やぁ。」
 エルファーが尋ねる。
「アーノルドは雄騎士になるのよね?」
「あぁ、将来は九月騎士ナイトオブセプテムになるのが夢なんだ!」
「へぇー!」
九月騎士ナイトオブセプテムのアルフェンデスは僕のヒーローなんだ!」
 目を輝かせて言う。
 雄騎士。俺の記憶では雄騎士は母を処刑した七月騎士ナイトオブジュライしかない。…雄騎士。
「ザロッドもなる?」
 アーノルドが聞いてくる。
「いや、俺は…。」
「そっか。…僕、こっちだから。じゃあね。」
「じゃぁ。」
「じゃーねー!」
「エルファーは?」
「お使い。」
「そっか。」
「私もここで。」
「じゃぁ。」
「じゃーねー!」
 俺の、将来、か。




「おはよう、アーノルド、エルファー。」
「おはよう、ザロッド。」
「はよーザロッド。」
 大きく欠伸をするエルファー。
 こいつらとの付き合いももう五年。その五年の月日は長いようで短い。一月過ぎるのは長いのに、一年経つのはあっという間だ。
「エルファーは教会を継ぐの?」
 そろそろ決めどきだろ?とアーノルド。
「一応ね。継ぐつもりではいるよ。」
「エルファーは九月生まれだもんな。」
「そー。」
 エルファーとアーノルドがにこやかに話している。
「「ザロッドは?」」
 二人が問う。
「俺は…。」
 何かを言おうとした時、街の住民達が騒いでいる。
「七月の村で、ボヤ騒ぎ、起きたらしいぞ。」
「またか。」
「今度はやばいらしいぞ。」
「見に行くか。」
 俺たちは歩みを止めなかった。だが変に、妙に胸騒ぎがした。
「どうしたんだろう。」
「わかんない。」
 二人はあまり気にせずに教会へ向かった。
「…。」
 俺も、後に続いた。

 教会についてからすぐ、胸騒ぎの理由がわかった。
「ザロッド、お父さんの家が…。」
 ジャブラーの一言に、俺は教会の馬を借りて走った。

 走って、走って、走った。
 あの時のように。あの時以上に、早く、鋭く。尖ったやいばが風を切るように。
「ハイヨー!!ハッ!ハァッ!!」
 馬は思ったよりもすんなりと俺の言葉を聞いた。
 七月の街に近づいた時、煙が立っていた。
「父さん…!!」

 街に着くと街中がボヤ騒ぎにてんやわんやだった。街の広場にしった顔のオヤジが。
「オヤジさん!」
「あぁ?…お前、ザロッドか!?」
「久しぶり、これは!?」
「わからねぇ、夜中にはこうだった。だが、人為的なことだけはわかる。」
「…父さん、見なかった?」
「…お前の、親父さんか、…いや、見てねえな。」
 山の方へ目を向ける。
「ちょっと、行ってくる!!」
「お、おい!待て!ザロッドォ!山は火事で………!!」
 俺はそんな事の末を耳にする前に走った。


 走って、走って、走った。





 そして。






 焼けた家を見た。





 家は跡形もなく。




 炭になった家を見て、




 俺は嘆いた。




 父のいるはずのベットルームの瓦礫を漁る。




 だが。そこには













































 何もなかった。

 不安をよそに何も無いことに涙が止まった。
 あぁ、逃げてたんだ。安心してため息が出る。
 よかった。街に出ればもしかしたらいるかもしれない。探しに行こう。そう思って馬に戻った。

































 その時、

 ガタン!!















『ア、…アァ……ザ、…ロッ……………ド…。』






































 恐ろしかった。
 振り返るのが。
 声の主は俺の足を弱い、非常に弱い力で掴み、か細い声で言う。
『ア、ア、…ザロッド…ダケ…ニハ…テヲ……ダサナイデ…クダ………クダサイ…オネ、オ願イ…デス…ワタ、……ワタシ…ノ……コトハ…ドウシテ…クレ…テモ…構ワ…ナイ…カラ…!!』
 そこにあったのは…父であろう人の、姿だった。
「と、…父さん!!」
 震える体を抱き抱える。リビングのあったところに、片足、片手が明後日の方を向いている。暴行された後だった。きっと…逃げきれなかったのだろう。
「父さん…!!父さん!!」
『オ、オ願イ…デス…!!子供…ダケ……ハ……!!』
「父さん…!!誰に…誰に…誰に誰に誰に!!誰にやられたんだ!!」
 俺の言葉に一切の反応を見せない。
 焼け爛れた肌に、ぼろぼろの舌。焼けて消え去った髪。耳も聞こえていないのだろう。
「誰に!!やられたんだぁーーーーー!!!!」
『オ願イ…デス…息子…ダケ…ハ…!』
 涙を流しながら言う。
『バナ…バルド…様…。』
「…!?」
 バナバルド…ペベンドラー・バナバルド。それはこの街を収める、七月騎士ナイトオブジュライの名だった。
『息子…ダケ…ハ…。』
 手がずり落ちる。
 
 悔しい。あんな男が、この街を収めてるなんて。何があって、俺の…両親は殺されなきゃいけないんだ。
 父の亡骸を抱きしめてから土に埋める。山は荒れ果て見るに耐えない姿になっていた。
 山を降りる。
「…おい!…おい!おい!」
 オヤジさんに会う。
「ザロッド!親父さんは!?」
 俺は静かに首を振る。
「バナバルド…は…?」
「は?え?あ、あぁ…バナバルド様は消火活動に尽力されてる。…さ、さすがこの街の守り神だ。」
 俺は街の中心で講釈垂れているやつに睨みつける。
「…ん?おい、どこ行く。」
 俺はもう馬に乗っていた。
「街へ…帰る。」
「あ、あぁ、…た、助け…られなくて…すまなかった。…本当に…」
「あんたは悪くない。…だろ?」
「…そ、そうなんだが…り、隣人…だったし…」
「…。」
 俺は街をさった。




















 無言で馬を走らせて教会へ戻る。
「ザロッド…。」
 ジャブラーが心配そうな顔で俺を見る。
 俺は、
「先生。」
 決意の目で
「雄騎士…に、なるには、どうしたらいい。」
 言った。
「雄騎士に…なるのか?」
「そうだ。」
「そうか。」
 ジャブラーは否定しなかった。
「ザロッド。」
 奥からアーノルドが出てくる。
「なるのか?騎士に…?」
「あぁ。お前と一緒だ。」
「…だ、大丈夫…」
「至って冷静だ。」
 そう、冷静だった。















 あの日から。
































 母の死んだあの日から。
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