【完結】私は公爵家の娘ですけど義妹は男爵家の娘ですわよ

みちこ

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第1章 救出篇

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準備が終わった頃にメイドが朝食にパン1つと具無しスープを持ってきた、何時も通り自分の部屋で1人で食べた。

何時も思うけど絶対に貴族が食べるメニューじゃないわよね。

小さい頃はこれでも満足出来たけど、食べ盛りの今は物足りない

あっという間に食べ終わり、さっさと学校に行くことにした

玄関に行くとアンナが待ち構えていた

「私より良い学校に行けるからって、調子に乗らないでよね!!お前なんて親から愛されてないんだから」

「お父様から愛されてないことなんて知ってるわよ。言いたいのはそれだけ?」

「あんたなんて母親にも愛されてないわよ!!月1でしか会えないのがその証拠よ!!母親があんたを愛してたら、何がなんでも会おうとするはずだもの」

「言いたいことがそれだけならもう行くわね」

アンナが話はまだ終わってないと文句を言ってるけど、放置して学校に行くことにした

あの子は何がなんでも私を傷付けたかったのね

私にとってお父様なんてどうでも良い

お母様が私を愛してないって言葉はドキッとしたけど、そんなことがないのはお母様の行動で証明されてる

お母様が私を愛してないなら、お母様がパーティーで外に出る時に、私の無事など考えずにお祖父様に助けを求めれば良い

そしたらすぐにでもこの地獄から抜け出せるのだから、それをしないってことはお母様の中に私への愛情がまだあるってことよね

「エレーナ様、あちらに馬車が用意されてますのでお乗りください」

玄関を出てすぐのところで御者に声をかけられて、御者が指す方向を見るとそれなりに綺麗な馬車が用意されていた

お父様が私の為に馬車を用意してくれるなんて意外ね

私が歩きで行って、周りの貴族にあれこれ言われることを心配して用意したんでしょうけど

学校までそれなりに距離があるから、お父様の考えがどうであれ有り難いわ

馬車に乗ろうとすると

「エレーナ様、私でよろしければ手をお貸しいたします」

「ありがとう」

この御者は他の使用人と違って、私に悪感情が無いみたいね

これからは送り迎えをして貰うことになるだろうから気が楽ね

他の使用人みたいに私を嫌ってる相手だったら、馬車移動の間、何をされるかずっと警戒しないといけないから気が休まらないもの

はぁ~、改めて今日から学校生活なのよね。

初めて同年代の貴族の子供と会うけど緊張するわね。

マナーを知らない私が上手く馴染めるかしら?

お母様と2人であの家を出ることが出来てからも、ずっと通うことになる学校だから、周りの人に嫌われるようなことにはなりたくない

取り敢えずは選択授業ではマナー講座を優先的にとろう

何年間も他の人と比べて遅れてるんだから、努力しないといけないわよね

最初は全然マナーがなってない私を軽蔑する人も居るだろうけど、努力してる姿を見せれたら、応援してくれる人が現れるかもしれないものね


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