[完結]病弱を言い訳に使う妹

みちこ

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私の妹は今は健康体だけど、数年前までは病弱で両親はそんな妹を甘やかして育ててきた、

私の事は『貴方はお姉ちゃんだし、健康なんだから1人でも大丈夫よね』って言って放置、

両親は何かある度にお姉ちゃんなんだからって言うけど、妹と私は双子なんだから生まれたのがたった数十分の差で、お姉ちゃんなんだからって差別されるのは納得できない。

両親は妹を溺愛して私には見向きもしない、私の事は使用人に任せっきりだけど

その使用人は両親に相手されてない娘は、価値がないと思ってるのか私の面倒は適当

叔父夫婦がそれを不憫に思い私を引き取ると言い出したこともある

父様は私は跡取りだからそれは出来ないと突っぱねた、それなら一時期でもうちで育てると言っても

私を甘やかして育てられたら困る、とにかく自分達で育てるからほっといてくれの一点張り、叔父夫婦が粘ったが父様達は意見を変えなかった、

叔父さんはとりあえず私を連れて帰るのは諦め、その代わり妹と私を平等に扱うことを約束させていたけど、父様も母様も妹は病弱だから、多少は妹優先になると言い訳していた。

結局両親の態度も使用人の態度も変わらなかった。

叔父夫婦と両親の話し合いが合ったのは10年も前の話、妹も数年前には体調を崩すこともなくなり今では健康体、

妹が健康になっても両親の私に対しての態度は変わらなかった、

それからは両親にいつかは愛されるかもしれないと言う期待は捨てた

両親に甘やかされた妹はワガママ放題になり、私の持っているものは全て欲しがった、

私には父様が勝手に決めた婚約者がいる、妹は婚約者の事も欲しがった、

婚約者が遊びに来ると私と婚約者が話してる部屋に来て、婚約者の隣に座り腕に抱きつきながら永遠と話しかけている、私の事はほぼ無視、私も会話に参加させたと思ったら

「ミアね、お姉ちゃんと違って体弱いからお外に出れないの、だからレオン君お外のこと色々教えて」

とか

「お姉ちゃんと違って体弱いからマナーの勉強ほぼしてなくて、貴族の決まりごととかよくわからないの」

とか

「お姉ちゃんはいいな~、健康だからいつも好きなところに遊びに行けて、この前も親戚のお兄ちゃんと二人でお出掛けしてたでしょ」

って言ってさりげなく私を落として自分は可愛そうな子アピール

「ミアもレオン君みたいな素敵な婚約者が欲しいな~」

妹はレオンを見つめながら腕に抱きついていた

レオンも満更でも無いのか妹にデレデレしながら二人でいちゃついている

妹は出来ないことをいつも私と違って健康じゃないからと言い訳するけど、

今は健康に問題ないんだから頑張ればいいのに、何がしたいのかわからない

私は妹の相手をするのは嫌なので、なるべく妹には近付かないようにしている



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