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突然の出来事
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授業終了とともに放課後の始まりを知らせる鐘が鳴る。
掃除当番以外の生徒は一斉に教室からロッカーへ目指し、いつものように狭い廊下は満員電車のように混み合う。
友達のいない僕は空くのを待って一人で静かになった廊下を歩き始めた。
帰り道を歩いていると疲れているのか太陽がいつも以上に眩しく見えた。
「帰ったら一眠りするか……」
平日は夜になるまで家には誰も帰ってこない。
鍵を開けて朝から時が止まったままの家に入る。
軽食を済ませた後、僕は部屋で倒れるように寝た。
何時間経ったのだろうか外はすっかり暗くなっていた。
電子時計を見ると電池が切れて止まっているのか3:30と表示されていた。
携帯を取りホーム画面を開くと3:30と表示されていた。
「どういうことだ? 携帯は今月に新しくしたばかりだから壊れてないはずなんだけどな」
部屋を出てリビングにある時計を見に行くと、やはり3:30で止まっていた。
「大規模な電波障害でも起きてるいるのか?」
外の様子が気になり出てみると、いつもは車の往来が絶え間ないはずの通りがひっそりとしていた。
「まだ夢でも見ているのか?」
その後、学校まで歩いてみたが、道中どの家も明かりは消えていて誰一人通り歩いてなかった。
「どうなってんだよ……」
とっさに携帯を取り出し妹に電話をかけようとするが圏外になってることに気づいてやめた。
頭の整理がつかないのでとりあえず家に引き戻そうとした時、校庭の方から声が聞こえた。
「こちら、クレア。 人の様子を確認できないため次の区間に向かう。」
掃除当番以外の生徒は一斉に教室からロッカーへ目指し、いつものように狭い廊下は満員電車のように混み合う。
友達のいない僕は空くのを待って一人で静かになった廊下を歩き始めた。
帰り道を歩いていると疲れているのか太陽がいつも以上に眩しく見えた。
「帰ったら一眠りするか……」
平日は夜になるまで家には誰も帰ってこない。
鍵を開けて朝から時が止まったままの家に入る。
軽食を済ませた後、僕は部屋で倒れるように寝た。
何時間経ったのだろうか外はすっかり暗くなっていた。
電子時計を見ると電池が切れて止まっているのか3:30と表示されていた。
携帯を取りホーム画面を開くと3:30と表示されていた。
「どういうことだ? 携帯は今月に新しくしたばかりだから壊れてないはずなんだけどな」
部屋を出てリビングにある時計を見に行くと、やはり3:30で止まっていた。
「大規模な電波障害でも起きてるいるのか?」
外の様子が気になり出てみると、いつもは車の往来が絶え間ないはずの通りがひっそりとしていた。
「まだ夢でも見ているのか?」
その後、学校まで歩いてみたが、道中どの家も明かりは消えていて誰一人通り歩いてなかった。
「どうなってんだよ……」
とっさに携帯を取り出し妹に電話をかけようとするが圏外になってることに気づいてやめた。
頭の整理がつかないのでとりあえず家に引き戻そうとした時、校庭の方から声が聞こえた。
「こちら、クレア。 人の様子を確認できないため次の区間に向かう。」
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