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2日目【愛生との再会】
第6話
ミントティーを飲んだ後、美佳と愛生はスークから出てバス停に向かった。
愛生が隣にいることで少し余裕が出来たのか、美佳はフナ広場にある屋台や店をゆっくりと眺めながら歩く。相変わらず絡んでくる声は多かったが、その度に愛生が適当にあしらってくれたので負担は軽くなった。
緑のパラソルの間を通り抜け、陶器や香辛料の屋台を横目に見ながら歩いていると、色とりどりの果物をどっさりと山盛りにしているフルーツジュースの屋台が並ぶ通りに出た。
と、そこに──
「あっ……」
屋台の大きな車輪のところに寝転んでいる、一匹の猫と目が合った。
美しい模様の猫は顔だけ起こし、誘うような目線でこっちを見ている。
当然、その誘惑に勝てるはずもなく美佳は猫のもとへ行く。
「わあ……あなた、とっても美猫さんね」
しゃがみ込んで猫の眉間の辺りを撫でてやると、猫は気持ちよさげに目を細める。
「ベイビー、ベイビー!」
美佳の背後でふいに声がしたので振り返ると、紺色のエプロン姿の男性──屋台の店主のおじさんがいた。赤い短めのシェフハットを被ったおじさんは、美佳に屋台の奥の方を指差すと一緒に来るようにと促した。
「赤ちゃん? ……っていうことは……」
おじさんについていくと屋台の裏側にある荷物の間に毛布が敷かれていて、そこに四匹の子猫が寝ていた。
「あの美猫さんの……子供?」
「ああ、つい最近、生んだみたいだな」
美佳の後ろでおじさんの話を聞いていた愛生が補足する。
美佳は少しの間、静かに寝息を立てて夢の世界にいる子猫達を笑顔で眺めると、その眠りを妨げないよう静かに立ち上がって屋台の表に戻る。
「あなた、お母さんだったのね」
美佳は日差しの中でまどろんでいる母猫に優しく声をかける。
「子育ての間の休息ってところか……」
愛生の声に反応するように、猫は手足を伸ばしてみせた。
そろそろ行こうか、と美佳と愛生が目線を合わせた時──
「ジャパニーズ?」
おじさんが笑顔で問いかけてきた。
「イエス」
美佳が反応する。
子猫を紹介してくれた恩義? もあるので無視して立ち去るわけにもいかない。
おじさんは美佳と愛生に、屋台に積み上げられている果物を指差して何やら説明していた。
「なんて言ってるの?」
「とにかく飲んでみろって?」
愛生の翻訳に美佳は少し躊躇する。
「え、でも、これってもしかして……」
「これはタダみたいよ。飲んでみて気に入ったら買ってくれって」
昨日のヘナの一件もあって疑心暗鬼になっている美佳に、「大丈夫」というように説明した。
──愛生さんがそういうのなら……
美佳は覚悟を決めると、おじさんが差し出す小さなカップを受け取った。
何のジュースだろうか──微かに濃い黄色のジュースをそっと口の中に流し込む。
ほのかに甘い酸味が口の中に広がった。
「甘くてめっちゃ美味しい……」
うっとりと目を細める美佳の横で、愛生もジュースに口をつける。
「マンゴーだな……しみるよなー」
美味しそうに一気に飲み干すと、ふうっと満足げに溜息をついた。
二人が飲み終わった頃合いを見計らうように、おじさんが屋台の上に登ると手招きした。
「えっと……」
「一緒に写真撮ろうって」
「……あの上で?」
「みたいね、いってみよっか」
「うん!」
愛生を先頭に屋台の裏に回ると短めの階段がありそれを昇る。
と、そこには屋台の店員目線から見下ろすフナ広場が広がっていた。
「この屋台の前から、おじさんと一緒に撮るんだって」
「え? じゃあ誰がシャッターを……?」
美佳の疑問に答えるように、おじさんは隣のフルーツジュースの屋台に向かって声をかける。すると、そこの店主のお兄さんがさっと美佳達のところまで来て手を差し出す。
「えっと……」
「スマホだよ、スマホ。このお兄さんが、屋台の前まで行って撮ってくれるみたい」
愛生が男性にスマホを差し出すと美佳もそれにならった。
お兄さんが屋台の下に降りていくと、おじさんは二人に自分が被っているのと同じシェフハットを渡してくれた。
屋台の上の三人が赤いシェフハットで統一されると、屋台の下の男性が美佳のスマホを構える。
おじさんが右、美佳が真ん中、愛生が左と並ぶと、スマホを構えるお兄さんに向かって各自がポーズを取る。
と、次の瞬間──
スマホを手にしたまま、お兄さんが脱兎のごとく駆け出した。
「あっ!」
盗まれたと思い、美佳は焦った声を上げる。
が、お兄さんは数歩のところで急ブレーキで止まると、目を丸くしている美佳のリアクションを楽しむように笑い、戯けてみせた。
「…………」
それがお兄さんの迫真の演技──冗談だと理解すると安心したように息を吐きだす。
「見事に引っかかったな」
「びっくりしたぁ……私、本当に盗られちゃったのかと」
「さすがにこんな堂々とはやらないよ」
仕切り直しというように、お兄さんは再び美佳達にスマホを向けると、三秒前からのカウントダウンを始めた。
そしてゼロと同時に心地いいシャッターの音が鳴った。
続けて何枚か撮ると、屋台に上がってきたお兄さんからスリーショットの写真を見せてもらった。
赤や黄色、緑の果物の上で親指を立てるおじさん、その隣でピースサインの美佳、まっすぐにカメラを見て微笑んでいる愛生と三者三様の姿が写っていた。
「いいじゃん!」
愛生が満足げに声を上げた。
「ホントですね。でも、私だけ背が低いから、谷の真ん中みたいになってます……」
「あれだな、捕まえられた宇宙人ってところだな」
「なんですか、それー」
美佳は少し頬を膨らませる仕草をするが、愛生の指摘がわりと的を射ていたので可笑しくなり、不覚にも笑ってしまった。
「じゃあ、あたし達は行くから。マジョレル庭園から戻ってきたら、必ず寄ってジュースを買うよ」
「約束します!」
屋台から降りた二人は屋台の番号、三十九番をしっかりと目に焼き付けると笑顔で見送るおじさんに手を振った。
おじさんも屋台の上から笑顔で手を振って返す。
──モロッコの人って、とっても楽しい人ばかり……
昨日のヘナの件など忘れてしまったように、美佳はすっかりモロッコの人達に魅了され始めていた。
二人は屋台に背を向けるとバス停まで続く公園に足を向ける。
と、美佳がふと名案を思い付いたとばかりにおじさんを振り返る。
そして真っすぐに親指を突き立てると、世界一有名な別れの台詞を口にした。
「アイルビーバック!」
本家本元とは程遠いそれに、少し苦笑いしながら店主も親指を立てた。
「その言葉のチョイス……寒いからやめてくれよな」
愛生が少し呆れたようにぼそっと呟いた。
屋台をあとにした二人は、ヤシの木の生い茂る公園に入ると、並んでいる観光用の馬車の脇を通りながらバス停に向かう。
公園の入り口まで来た愛生は、いくつかある乗り場の中から迷いなくマジョレル庭園──新市街行のバス停を見つけると、到着したバスに「これだ」と指を差して乗り込む。
美佳は一ミリも疑うことなく彼女の後に続いた。
愛生が隣にいることで少し余裕が出来たのか、美佳はフナ広場にある屋台や店をゆっくりと眺めながら歩く。相変わらず絡んでくる声は多かったが、その度に愛生が適当にあしらってくれたので負担は軽くなった。
緑のパラソルの間を通り抜け、陶器や香辛料の屋台を横目に見ながら歩いていると、色とりどりの果物をどっさりと山盛りにしているフルーツジュースの屋台が並ぶ通りに出た。
と、そこに──
「あっ……」
屋台の大きな車輪のところに寝転んでいる、一匹の猫と目が合った。
美しい模様の猫は顔だけ起こし、誘うような目線でこっちを見ている。
当然、その誘惑に勝てるはずもなく美佳は猫のもとへ行く。
「わあ……あなた、とっても美猫さんね」
しゃがみ込んで猫の眉間の辺りを撫でてやると、猫は気持ちよさげに目を細める。
「ベイビー、ベイビー!」
美佳の背後でふいに声がしたので振り返ると、紺色のエプロン姿の男性──屋台の店主のおじさんがいた。赤い短めのシェフハットを被ったおじさんは、美佳に屋台の奥の方を指差すと一緒に来るようにと促した。
「赤ちゃん? ……っていうことは……」
おじさんについていくと屋台の裏側にある荷物の間に毛布が敷かれていて、そこに四匹の子猫が寝ていた。
「あの美猫さんの……子供?」
「ああ、つい最近、生んだみたいだな」
美佳の後ろでおじさんの話を聞いていた愛生が補足する。
美佳は少しの間、静かに寝息を立てて夢の世界にいる子猫達を笑顔で眺めると、その眠りを妨げないよう静かに立ち上がって屋台の表に戻る。
「あなた、お母さんだったのね」
美佳は日差しの中でまどろんでいる母猫に優しく声をかける。
「子育ての間の休息ってところか……」
愛生の声に反応するように、猫は手足を伸ばしてみせた。
そろそろ行こうか、と美佳と愛生が目線を合わせた時──
「ジャパニーズ?」
おじさんが笑顔で問いかけてきた。
「イエス」
美佳が反応する。
子猫を紹介してくれた恩義? もあるので無視して立ち去るわけにもいかない。
おじさんは美佳と愛生に、屋台に積み上げられている果物を指差して何やら説明していた。
「なんて言ってるの?」
「とにかく飲んでみろって?」
愛生の翻訳に美佳は少し躊躇する。
「え、でも、これってもしかして……」
「これはタダみたいよ。飲んでみて気に入ったら買ってくれって」
昨日のヘナの一件もあって疑心暗鬼になっている美佳に、「大丈夫」というように説明した。
──愛生さんがそういうのなら……
美佳は覚悟を決めると、おじさんが差し出す小さなカップを受け取った。
何のジュースだろうか──微かに濃い黄色のジュースをそっと口の中に流し込む。
ほのかに甘い酸味が口の中に広がった。
「甘くてめっちゃ美味しい……」
うっとりと目を細める美佳の横で、愛生もジュースに口をつける。
「マンゴーだな……しみるよなー」
美味しそうに一気に飲み干すと、ふうっと満足げに溜息をついた。
二人が飲み終わった頃合いを見計らうように、おじさんが屋台の上に登ると手招きした。
「えっと……」
「一緒に写真撮ろうって」
「……あの上で?」
「みたいね、いってみよっか」
「うん!」
愛生を先頭に屋台の裏に回ると短めの階段がありそれを昇る。
と、そこには屋台の店員目線から見下ろすフナ広場が広がっていた。
「この屋台の前から、おじさんと一緒に撮るんだって」
「え? じゃあ誰がシャッターを……?」
美佳の疑問に答えるように、おじさんは隣のフルーツジュースの屋台に向かって声をかける。すると、そこの店主のお兄さんがさっと美佳達のところまで来て手を差し出す。
「えっと……」
「スマホだよ、スマホ。このお兄さんが、屋台の前まで行って撮ってくれるみたい」
愛生が男性にスマホを差し出すと美佳もそれにならった。
お兄さんが屋台の下に降りていくと、おじさんは二人に自分が被っているのと同じシェフハットを渡してくれた。
屋台の上の三人が赤いシェフハットで統一されると、屋台の下の男性が美佳のスマホを構える。
おじさんが右、美佳が真ん中、愛生が左と並ぶと、スマホを構えるお兄さんに向かって各自がポーズを取る。
と、次の瞬間──
スマホを手にしたまま、お兄さんが脱兎のごとく駆け出した。
「あっ!」
盗まれたと思い、美佳は焦った声を上げる。
が、お兄さんは数歩のところで急ブレーキで止まると、目を丸くしている美佳のリアクションを楽しむように笑い、戯けてみせた。
「…………」
それがお兄さんの迫真の演技──冗談だと理解すると安心したように息を吐きだす。
「見事に引っかかったな」
「びっくりしたぁ……私、本当に盗られちゃったのかと」
「さすがにこんな堂々とはやらないよ」
仕切り直しというように、お兄さんは再び美佳達にスマホを向けると、三秒前からのカウントダウンを始めた。
そしてゼロと同時に心地いいシャッターの音が鳴った。
続けて何枚か撮ると、屋台に上がってきたお兄さんからスリーショットの写真を見せてもらった。
赤や黄色、緑の果物の上で親指を立てるおじさん、その隣でピースサインの美佳、まっすぐにカメラを見て微笑んでいる愛生と三者三様の姿が写っていた。
「いいじゃん!」
愛生が満足げに声を上げた。
「ホントですね。でも、私だけ背が低いから、谷の真ん中みたいになってます……」
「あれだな、捕まえられた宇宙人ってところだな」
「なんですか、それー」
美佳は少し頬を膨らませる仕草をするが、愛生の指摘がわりと的を射ていたので可笑しくなり、不覚にも笑ってしまった。
「じゃあ、あたし達は行くから。マジョレル庭園から戻ってきたら、必ず寄ってジュースを買うよ」
「約束します!」
屋台から降りた二人は屋台の番号、三十九番をしっかりと目に焼き付けると笑顔で見送るおじさんに手を振った。
おじさんも屋台の上から笑顔で手を振って返す。
──モロッコの人って、とっても楽しい人ばかり……
昨日のヘナの件など忘れてしまったように、美佳はすっかりモロッコの人達に魅了され始めていた。
二人は屋台に背を向けるとバス停まで続く公園に足を向ける。
と、美佳がふと名案を思い付いたとばかりにおじさんを振り返る。
そして真っすぐに親指を突き立てると、世界一有名な別れの台詞を口にした。
「アイルビーバック!」
本家本元とは程遠いそれに、少し苦笑いしながら店主も親指を立てた。
「その言葉のチョイス……寒いからやめてくれよな」
愛生が少し呆れたようにぼそっと呟いた。
屋台をあとにした二人は、ヤシの木の生い茂る公園に入ると、並んでいる観光用の馬車の脇を通りながらバス停に向かう。
公園の入り口まで来た愛生は、いくつかある乗り場の中から迷いなくマジョレル庭園──新市街行のバス停を見つけると、到着したバスに「これだ」と指を差して乗り込む。
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