『相川蓮翔』

くろだ

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「相川蓮翔」

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相川蓮翔(アイカワ レント)。
3月5日生まれ、魚座のO型。身長167cm、体重は60kgに届かないくらい。肩幅は広くなく、全体的にしなやかな線をしている。毛先は外へ流れる柔らかな質感で、前髪は長めに額へかかる。サイドは耳にかかる程度で、髪全体が軽やかに動く。猫のような軽快さを持ちながら、性格はどちらかというと犬っぽい。

大きめのアーモンド形の目は光をよく拾い、常に生き生きとして見える。笑うと目尻がやや下がり、優しい印象が強まる。表情は感情に合わせてよく動き、可愛らしさがある。考え事をするとき、口元を膨らませる癖がある。

勉強は得意な方で、特に数学が好きだが、英語は苦手。制服は基本的にきちんと着ており、5歳上の兄のお下がりを着用している。髪型も高校時代の兄を真似ている。小さい頃から何かと兄の真似をしてきた。

父は会社員、母は歯科衛生士のパート。両親のことは好きだが、姓名判断でつけられた名前は自分の見た目に合っていない気がして、少し恥ずかしく思っている。

部屋にはオカルトやホラーものの本やグッズが多い。好きな食べ物は甘いもの。中学まで母親の許可が無く甘いものを食べられなかった反動で、今は人一倍好きになっている。苦手な食べ物は「ない」と言っているが、実はネギが嫌いで、最後に飲み物で流し込んでいる。

中学時代は空手を習っていたが高校でやめ、部活には入らず美化委員会に所属。火曜日は花壇の水やりをしている。作業を終えるとスーパーのバイトに急いで向かう。自分の存在に気づかないほど、一生懸命働いている。

──そして、あの日が来た。

高校の入学式の日、俺はお前に出会った。
ただ家から一番遠い高校を選んだだけだったけれど、その選択に心から感謝している。

桜の花びらが舞う中で、誰かに向けて浮かべたお前の笑顔を見た瞬間、胸の奥が熱くなった。理由なんて要らなかった。ただ、目が離せなかった。それだけで十分だった。

その時に決めたんだ。
――この三年間で、必ずお前を俺のものにすると。

偶然じゃない。全部、俺が運命に変える。
お前が男の俺を好きになって戸惑っても、心配しなくていい。逃げなくていい。全部、俺が受け止める。

俺はお前を絶対に幸せにする。
だから信じてほしい。
俺のそばにいれば、何も怖いことなんてないんだから。
俺を信じろ。俺の言った通りにすれば、全部問題ないんだから
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