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婚約者の独占欲を引き出すドレスをデザインしました
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今日は婚約者と舞踏会に行くことになっています。
そのために新しいドレスを仕立てたのですが、これが婚約者には不満のようでありまして。
「なんで学院の制服を?」
制服そのものじゃありません。
制服を基にして改良したドレスです。
スカートは短く、袖は長く、靴下はスカートの丈くらいまで伸ばして、という容姿です。
これで顔の下から上目遣いをされたら、ほら、あざとく見えるでしょう。
「……その顔、他の男には見せないでね」
えー、どうしましょうかねー。
いやいや、冗談ですってば。
マジな顔になられても困りますって。
結局、舞踏会では婚約者と一度踊ったきりで終わりました。
後はずっと婚約者に後ろから抱きしめられて壁の華となっておりました。
そのために新しいドレスを仕立てたのですが、これが婚約者には不満のようでありまして。
「なんで学院の制服を?」
制服そのものじゃありません。
制服を基にして改良したドレスです。
スカートは短く、袖は長く、靴下はスカートの丈くらいまで伸ばして、という容姿です。
これで顔の下から上目遣いをされたら、ほら、あざとく見えるでしょう。
「……その顔、他の男には見せないでね」
えー、どうしましょうかねー。
いやいや、冗談ですってば。
マジな顔になられても困りますって。
結局、舞踏会では婚約者と一度踊ったきりで終わりました。
後はずっと婚約者に後ろから抱きしめられて壁の華となっておりました。
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