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お酒によわよわな婚約者は可愛いですね。私が守護らなくては……

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「乾杯」

 婚約者と二人でワインを飲みます。

 後は互いの使用人がいるだけの、私的な空間です。

 どうして二人でワインを飲んでいるのか。

 これには事情がありまして、婚約者が私の酒量限界を知っておきたいからとのこと。

「自身の限界以上に勧められることもある。断れる根拠を持っておきたんだよ。君が心配だからね」

 そんな感じらしいです。

 まあ、身を案じてくれるのは嬉しいですね。



 婚約者、ワインを一口飲んだだけで潰れました。熟睡です。

 公の場で婚約者に酒を飲ませてはいけませんね……あっという間に連れ去られてしまいますから。

 ちなみに私はザルでした。 
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